公開日 2017/07/11
大好評の「手打ちそば教室」。今年も開講しました!
教えてくださるのは日本そば打ち名人会の先生方。
豆知識や海外から習いに来た生徒さんのことなど、興味深いお話を聞かせてくださいました。
そば打ちは大きく分けて3工程。当日は料理研修室を3つのコーナーに分けました。
そば粉を水でまとめる場所。そばを伸して打つ作業台。最後に、そばを切る台です。
参加者の皆さんは、自分のそばを持って料理室をあっちこっちと移動しながら教わりました。
皆さん苦戦しておられたのが、そばを伸す作業。
丸く小さくまとめたそばを、座布団ほどに大きく広げていきます。
これが全身運動のようで、小柄な方は跳ねるように体重をかけますが、なかなか広がりません。
先生がやるとするすると伸びていくのが不思議です。
伸ばしたそばは棒に巻きつけて、トントントン!と台に打ちつけます。
これがあるからそばは「打つ」と言うのだとか。
ちぎれないように細く細く、慎重に切ったあとは、お待ちかねの実食タイム。
一人前だけ茹でて、残りはお土産です。
先生が教えてくれたおそばの食べ方ですが、まずはそのまま麺を食べる。
次に少量の塩をつけて。それから麺つゆでいただくと、そばの味がしっかりと分るのだそうです。
先生方はサービス精神旺盛で、鰹ぶしとそばの実のふりかけや、
そばのお粥など、ちょっとした時間に作っては振舞ってくれました。
作って食べて、大満足の一日となりました。
平成29年6月17日(土)開講