7/18(木) 技文農園にはさつまいもが埋まっています。

公開日 2013/07/18

さつまいもの葉

当館の駐車場並びにある側に
さつまいもの葉が大きく育っています。
6月には、ほんの数枚程度だった葉が、
7月の猛暑日に入った途端、
驚くべき速度で広がっていました。

さつまいもは、
江戸時代の享保の大飢饉(1732年)のときに、
青木昆陽が西日本から関東に
広めたことで有名です。

技文農園(当館の駐車場並びにある側)

調べてみると、
宮古島の役人が沖縄からの帰路で
逆風のため中国に漂着してしまい
1597年に中国から宮古島に
苗を持ち帰ったということです。
1600年が関ヶ原の戦いですから、
戦国時代末期ということになります。
一方、名前の由来ともなった
薩摩(現在の鹿児島県)に
伝わったのが、1705年です。

さつまいも

関東では、焼き芋売りが
「栗よりうまい十三里」と
言いながら売り歩いていました。
栗は九里にかけ、
よりは四里にかけられていて、
9に4を足して13里、
江戸から13理(約50Km)の
距離にある川越の名産である
甘藷をさし、
「栗よりおいしい川越名産のサツマイモ」
という洒落でした。

技文農園では、
晩秋の収穫を目指しています。