【講座レポート】 2018/12/8(土) 和の小物づくり~巾着袋~

公開日 2018/12/25

水守マイスターによる初めての小物づくり講座です。
前回の「帯のリフォーム講座」で、
水守マイスターがさりげなく持っていた信玄袋(もちろんマイスターの手づくり)が
素敵だったので、巾着袋を作る講座をやってみたら、という話で盛り上がり
和の小物づくり講座を開催することになりました。
今回は帯の講座ではないけれど、巾着袋を作りながら水守マイスターの仕事を
多くの方に知っていただきたいという思いがありました。

水守マイスターが事前に準備された生地の組み合わせを
巾着袋に仕立てていきます。
マイスターのこだわりで、講座であっても良い生地を揃えていただきました。
絞り留袖縮緬大島紬、貴重な木綿など
柄の配置や色合わせはマイスターらしい粋な組み合わせです。
裏布も凝っていて細部まで配慮されているのは
プロの仕事を感じるところです。

どれも素敵で、選ぶ時からワクワクして楽しい。
触ってみると、手触りが気持ちよくてうっとりします。
ミシンで縫っていくのは初めは緊張しますが、
きちんとアイロンがけされた正絹はなめらかに針が進み
意外と苦労することなく仕立てていくことができました。

プロが作ったようにはいかないけれど
少しのゆがみもご愛嬌。
自分で作ったものだから、気兼ねなく使えるのが良いところです。
素敵なものができたと皆さん大変喜ばれていました。

マイスターが使っている道具、アイロンのかけ方
針の打ち方など、段差がでないような工夫など
講座も中でもプロの丁寧な仕事を垣間見ることができ
時々で気持ちが締まる思いがしました。

次は帯作りに挑戦したい!という声もありましたので
また企画したいと思います。

平成30年12月8日開講