公開日 2021/12/15
こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
もう年末ですね。
師走と言われるくらいですので、皆様忙しくされているかと思います。
職人さんも年末は忙しいものですが、特に忙しいのは洋菓子職人でしょうか。
クリスマスに食べるクリスマスケーキの最盛期です。
日本でクリスマスにケーキを食べる習慣が広まったのは、横浜からです。
不二家の創業者、藤井林右衛門さんが最初に元町に洋菓子店を開き、
すぐにクリスマスに向けてイチゴのショートケーキを発売したそうです。
1910年(明治43年)のことだそうで、かなり歴史は長いですね。
私も昔、クリスマスケーキ工場のアルバイトをしたことがあります。
夜中、延々とベルトコンベアを流れてくるケーキにイチゴを乗せていました。
最初は流れに追いつくのに必死でしたが、熟練すると遅く感じて余裕があったのを憶えています。
あれを洋菓子職人とは言い難いですが、当時の私はなかなかのイチゴ乗せ職人でした。
それでは皆様よいお年を。
大木佑介