公開日 2022/10/05
残暑の厳しい昼日向、朝夕の寒暖差につかれた体に栄養を!
ということで「沖縄ごはん」の講座を開講しました。
今年は朝ドラで沖縄料理が取り上げられたこともあり、関心が高まっています。
先生が教えて下さったのは、
イカ墨を入れた炊き込みご飯の「クリジューシー(イカ墨ジューシー)」、
お麩の炒め物である「フーイリチー」、
さつま芋入りの「芋くずアンダギー」、
そして沖縄風天ぷらの「うちなー天ぷら」です。
まず調理台にデンと置かれたイカ一杯。
墨袋を傷つけないように、そーっとワタと足を引っ張ります。
じっくり煮込んだら墨の入った袋をしごいて、イカ墨を投入。
見た目は黒くて怪しいですが、ふわふわと出汁のいい香りが漂ってきました。
沖縄料理では、とにかく出汁を大量に使います。鰹節の使用量は、なんと年間日本一。
クリジューシーだけでなく、フーイリチーにも使用。
お麩は卵液とカツオ出汁をたっぷりと吸っていて、噛むとじゅわっと染み出します。
沖縄料理では食材も調理法も独特です。
先生の指示も「シリシリーして!」「濃度を見て!」と、慣れないものばかり。
いつも当館の料理講座に出ていただいている参加者様も、なかなか苦戦されていました。
出来上がった料理は、講師持参のやちむん(沖縄の言葉で焼物)食器に盛り付けました。
先生の元気なお人柄もあって、賑やかな講座となりました。
また次回の開催をお待ちください。