【技文レポート】2022年9月30日 沖縄ごはん

公開日 2022/10/05

残暑の厳しい昼日向、朝夕の寒暖差につかれた体に栄養を!

ということで「沖縄ごはん」の講座を開講しました。

 

今年は朝ドラで沖縄料理が取り上げられたこともあり、関心が高まっています。

先生が教えて下さったのは、

イカ墨を入れた炊き込みご飯の「クリジューシー(イカ墨ジューシー)」

お麩の炒め物であるフーイリチー

さつま芋入りの芋くずアンダギー

そして沖縄風天ぷらのうちなー天ぷらです。

 

まず調理台にデンと置かれたイカ一杯。

墨袋を傷つけないように、そーっとワタと足を引っ張ります。

じっくり煮込んだら墨の入った袋をしごいて、イカ墨を投入。

見た目は黒くて怪しいですが、ふわふわと出汁のいい香りが漂ってきました。

沖縄料理では、とにかく出汁を大量に使います。鰹節の使用量は、なんと年間日本一。

クリジューシーだけでなく、フーイリチーにも使用。

お麩は卵液とカツオ出汁をたっぷりと吸っていて、噛むとじゅわっと染み出します。

 

沖縄料理では食材も調理法も独特です。

先生の指示も「シリシリーして!」「濃度を見て!」と、慣れないものばかり。

いつも当館の料理講座に出ていただいている参加者様も、なかなか苦戦されていました。

出来上がった料理は、講師持参のやちむん(沖縄の言葉で焼物)食器に盛り付けました。

先生の元気なお人柄もあって、賑やかな講座となりました。

 

また次回の開催をお待ちください。