【技文レポート】秋の坪庭

公開日 2022/10/11

台風とともに一気に秋がやってきました。

急に冷え込んだり暖かい日が差したりと、気候の変化にまいってしまいます。

さて、坪庭もすっかり秋使用になっていますのでご紹介します。

 

真っ先に目を奪われるのはケイトウでしょうか。

ふさふさとしていて、暖かそうな見た目をしています。

茎も葉も見事な赤!

花に見える部分は、茎が変形した花序(かじょ)、もしくは花穂といいます。

シュウメイギクもちょうど見ごろを迎えました。

くすんだ濃いピンク色は、いかにも秋にピッタリです。

その手前に咲いているコレオプシスも菊の仲間です。

こちらは小さくて可憐な雰囲気。

 

また、今後の成長が楽しみなのはダリアとオタフクナンテンです。

ダリアはこの秋に植えられた新人さん。

ダリアと言えば、一重咲き・スイレン咲き・ボール咲きなど、花の種類がたくさんあります。

当館のダリアはどんな形をしているでしょうか。開花が待ち遠しいですね。

 

オタフクナンテンは、奥のほうにある、少し背の高い植物です。

秋になると紅葉して、葉が赤くなるとのことで、こちらも楽しみに時期を待ちたいと思います。

実はオタフクナンテンは以前から植えられていて、初夏~夏はさわやかな薄いミドリの葉をしていました。

季節による変化も計算のうちで植えられている、プロの庭づくりに感心しきりです。

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