公開日 2023/03/15
こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
会館の受付がある匠プラザ。
その入口の横に大きな版画が掲示されています。
職人道具を展示している匠プラザの目的を書いてあるこの版画。
たまたま会館の図面を見ていたところ、手掛けたのは版画家の原田維夫氏だということがわかりました。
原田氏は1964年の東京オリンピックのピクトグラムデザインに携わり、
様々な時代小説等の表紙や新聞連載小説の挿絵を担当したりと活躍する版画家です。
図面にあったコンセプトには、
「かつて商業デザインに携わっていたことがあるので、展示訴求上の条件をよく理解し、
最も効果的な構想の展開を期待できる作家である」とありました。
こんなに身近に有名な方の作品があるとは思いませんでした。
意外な発見があった今日この頃です。
大木佑介