公開日 2023/05/02
桜の季節は終わりましたが、春はやっぱりお花の季節です。
当館の坪庭が植え替えられ、色とりどりの植物が目を楽しませてくれています。
パンジー
庭園の人気者・パンジーは春に咲きますが、上手に育てれば半年以上も開花するとか。
色合いも豊富で、春の庭先には欠かせない存在です。
食べられるお花「エディブルフラワー」としても人気で、
ケーキの上に登場することも。
坪庭のパンジーはつまみ食いせずに、そっと見守って下さいね。
デージー
ふさふさとした花びらがかわいいデージー。
「day’s eye」が名前の由来とも言われています。
太陽の光に反応して黄色い花芯を見せ、夜は花びらをすぼめるところから
「日の目」だそうです。
金魚草
ひらひらとした花の形が、金魚に似ていることから名づけられました。
当館の金魚草は真っ赤なので、まさしく金魚のようです。
しかし英名は「snap dragon」。なんと「嚙みつきドラゴン」!
同じ生き物にしてもずいぶん印象が違いますね。
蜜を取りに来たハチが、花びらに噛みつかれているように見えるそうです。
ネモフィラ
近年、SNSなどで注目されているネモフィラは、各地に名所があるとか。
一面に広がっている印象が強いので、庭園で育てられることに少し驚きました。
春の空をそのまま花びらにしたような、鮮やかで透明感のある青が特徴です。
4月もまた、職人さんたちのお仕事中にお邪魔しました。
植物の状態を見ながら、葉を除いたり活かしたり…。
いつもありがとうございます。![]()
また当館の坪庭のお手入れをして下さっている、造園のマイスター木下氏の書籍は、
当館1階「技文市」でも販売中です。ぜひ一度お手に取って下さい。
今回紹介した以外にも、坪庭ではルピナスなどが見ごろです。
大通り公園ではバラのシーズンを迎えています。
ゴールデンウィークに、花をめぐるお散歩などいかがでしょうか。