公開日 2024/03/01
帯専門の仕立てをされる水守氏から教わる
「リメイクで楽しむ半幅帯の仕立て」講座 (全4回)
無事に終了しました。
1回目はオリエンテーション(1F 匠プラザにて)
思い入れのある着物・羽織・服地などをお持ちになった方。
反物を購入された方。それぞれの生地を見ながらマイスターに相談。
「この生地でできますか?」「こんな半幅帯をつくりたい!」
「本当に帯が作れるのかな???」などなど
不安いっぱいの皆さんの思いに水守マイスターは、
「どんな生地でも帯にできます」
「私が責任もって、完成させてあげます」
「ただ作業を進めるのではなく、常に考えてやることが大事」ですよ。
とおっしゃっていました。
2~4回目は実習。(7F 和室にて)
実習の中でも皆さんがため息炸裂だったのが3回目の帯芯入れでした。
畳の上に生地が”ずら~っと”並び、
帯芯をはさみ3Ⅿ以上、腰をかがめながらの作業。
うまく縫えなかったり、間違えたり、何度もやり直しをされた方も・・・
「あと1回で完成するのかな?私はもう完成しない。無理。
ため息+諦めの声が・・・
しかし、マイスターから大丈夫!出来ます。と、力強いお言葉と
皆さんで励まし合いながら取り組んだ結果、本当に素敵な半幅帯が9本完成しました。
色とりどりの糸や美しい生地を手に取り自分のアイデアを形にしていく”わくわく感”から始まり、
その過程でミスを試行錯誤があっても、それが作品の魅力となり、また、伝統的な技術と
クリエイティビティが交わる素晴らしい経験だったのではないかと思います。
水守マイスター、ご参加のみなさま ありがとうごいました
水守マイスターの記事が、2/20発売 美しいキモノ(春号)掲載されています。