□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.98”副館長より 2025/5/15

公開日 2025/05/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今回は左官屋さんの「コテ(鏝)」を紹介します。

コテは皆さんが左官屋さんを思い浮かべると必ず出てくるであろう道具です。
薄い金属の板に取っ手が付いているあの形。
昔は木製だったそうですが、形はほとんど変わらずにあのままです
左官屋さんのコテは世界中見ても大体あの形をしていますが、その種類はたくさんあります。
特に日本は種類が多くあり、中にはどういう場面で使うのかわからないものもあります。
会館にも100点ほどのコテが収蔵されています。

なんとなく既視感を感じたので、過去のコメントを調べてみたところ、
ちょうど1年前の5月に「ノミ」についてもほぼ同じようなことを言っていました。→こちら

どんな場面でも対応できるよう、道具の種類は膨大なものになります。
どの職人さんの道具にも、完璧を求めるこだわりを感じられます。

大木佑介