技文レポート

会館【技文レポート】梅しごと教室「おせち料理」2025年12月22日

梅しごと教室「おせち料理」講座を開催しました


 

講師の市原先生は、横浜の品種の梅「杉田梅」の普及活動をされていて
当館の梅しごと教室の講師でもいらっしゃいます。
今回は杉田梅製品を利用して作るレシピで
きんとん、田作り、なます、黒豆の代表的なおせち料理を教わりました。


調理が始まると
もうすぐお正月が来るよ、という便りのように
柚子やごまめの香りが教室中に広がります。

日本文化のことやおせち料理のお話もたくさん伺い
改めて、おせち料理は大切にしたい文化だと感じました。


 

おせち料理は忙しく余裕のない中で用意するので大変!と思いがちですが
楽しいわ♪ニコニコして準備するのがおすすめだそうです♪♪
まさに“笑う門には福来る”ですね。


大勢で作ったので、活気があり楽しい教室でした。
2026年が良い年になりますように🌸


会館【横浜マイスター塾】中山マイスターのオリジナルナッツケーゼづくり2025年12月21日

 【横浜マイスター塾】 食肉加工の中山一郎氏を講師にお迎えし

----オリジナルナッツケーゼ講座を行いました!!----

🎄クリスマスシーズンにピッタリ🎄 ★大人気の講座です★

中山マイスターのデモンストレーションを皆さんで拝見します。

昔使っていた調理器具の紹介、料理に合わせた塩の選び方、などなど

興味深いお話が沢山!

デモンストレーションの後は、いよいよ皆さんで作ります。

中に入れる具材は好みのものをそれぞれ選びます。何をいれてもOK!!楽しいですね★

フードプロセッサーでひき肉を引いていきます。

温度が高くならないように一工夫。

選んだ具材とざっくり混ぜて型へ。おいしさの秘密は、マイスターのオリジナルスパイス!!

いよいよ焼き上げます。中心温度に気を配りオーブンへ。

焼き上がりまで試食をいただきました! お店(シュタットシンケン)の出張販売もあり、

お楽しみのお買い物も!

マイスターと中村さんのお人柄がなごやかで、参加された方々の💛笑顔💛が印象的でした。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!次の機会をお楽しみに!

(中山マイスターと栄養士の中村さん)

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.112”副館長より 2025/12/152025年12月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今年もまた年末がやってまいりました。
そこで、12月や冬に関係する収蔵品を探しました。

出てきたのは『新撰早引匠家雛形』という本。
その序文に「嘉永辛亥季冬(かえいかのといきとう)」とありました。
「嘉永辛亥季冬」とは「嘉永4年12月(旧暦)」と言う意味だとのこと。
西暦で言うと1851年にあたり、今から174年前に初版が書かれた本です。
残念ながら上巻のみで下巻が収蔵されておらず、何年の版かは不明です。
おそらく明治期ではないかと思われます。

こちらは宮大工さんがお持ちになられていた本で、
神社仏閣の建築方法が挿絵とともに書かれています。
当たり前ですが、鳥居の立て方の教科書なんてものがあるのですね。

もしかしたら皆様もこの本を見た職人さんに建てられたお寺や神社に参拝されるかもしれません。
皆様良いお年をお迎えください。

大木佑介