技文レポート

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.126”副館長より 2026/7/152026年07月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

匠プラザのガラスケース内に、錦絵のパネルが現在3枚展示されています。
これらは「衣喰住之内家職幼絵解ノ図」(いしょくじゅうのうちかしょくおさなえときのず)という作品の一部です。

「衣喰住之内家職幼絵解ノ図」は、家を建てる際の流れを説明した図絵です。
作者は二代歌川国輝、明治6年に作られた本です。
小学校に上がる前の子が、家を建てるためにどんな職人が関わっているかを学ぶための本だそうです。
当時のこども達はこれを見ることで職人に憧れをもっていたのかもしれません。

現代では幼いときにこういった職業を学ぶ機会はあるのでしょうか。
動物や植物の図鑑は小さい頃から見る機会はありますが、仕事図鑑といったようなものはあまり見ないですね。

そこで技文の夏のイベント『匠の小学校2026』ですよ。
横浜の職人さんが集まるこのイベントで、体験を通して色々な仕事があることを学べます。
まだ申込受付中です。皆様ぜひお越しください。

大木佑介

会館【技文レポート】梅しごと教室「完熟梅の梅しごと」6月13日、27日開催2026年07月10日

完熟梅の梅しごと教室を開催しました。
「完熟梅」の教室では2回に渡り、梅干しの作り方を丁寧に教わります。
赤紫蘇で染めて、赤い梅干しにします。
また、教室では梅干しの仕込みの他に、
完熟梅の梅ジャムと赤しそジュースも併せて作りました。


梅干しは完熟梅と塩、赤しそだけで作り、材料は
とてもシンプルです。
シンプルだからこそ、安心な材料でぜひ家庭で作りたい保存食ですね。


【梅+塩】で美味しい梅干し
【梅+砂糖】で酸味が効いた絶品梅ジャム

が出来て、

【赤しそ+塩】で梅干しを赤く染め
【赤しそ+砂糖と酢】で美しいジュース

が出来、合わせる材料で全く別の製品になるという
面白さと驚きがあります。
2回の講座で梅の魅力的を体感することができました。

今年は6月に台風が直撃したため、
台風が来る直前で、生産者が早めに収穫するという苦労があったとのことで
完熟梅の収穫が少ないそうです。

また、近年の気候の変動で梅の収穫に影響があるそうです。
消費者として考えさせられるお話ですね。


まもなく梅雨が明けたら、梅を天日に干します!!
愛情かけて仕込んだ皆さんの梅干しが、うまく完成しますように!


       

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.125”館長より 2026/6/252026年06月25日

こんにちは。館長の山口です。
皆さまにはメルマガをご受信いただき、誠にありがとうございます。
毎年書いているような気がしますが、じめじめした梅雨空ではありますが、
いつまでも空が明るい空を眺め続けたい「夏至」は好きな時季です。

さて、先月から館内の各フロアに黄色地のポスターを掲載しています。
4月から始まった5年間の運営を考えるにあたり、改めて「技文」を考えてみました。
その思いをカタチにしたものです。
このカタチを色々なものに展開していく予定です。
一斉にサッとパッとできれば素敵なのですが、そうもいきません。
少しずつ進めて行きますので、長い目で見てみてください。
以下、思いをお伝えいたします。
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手づくり、ものづくり、人づくり。
横浜市技能文化会館-gibun-は、
技能が交わり、人が育ち、まちと共にある文化拠点であり続けるために、
私たちは3つの”つくる”を軸に価値を届けていきます。
これは流行や時代の変化に左右されない、
gibunの揺るぎない指針です。
手づくりは、使う人を思い、
細部に心を尽くす姿勢。
ずっと守り続けたいgibunの原点です。
ものづくりは、その心を技として磨き、
知恵と技能を未来へ手渡す営み。
未来へつなぐその営みは、
人を通してしか実現できません。
人づくりは、挑戦と学びを育む時間。
gibunに関わるすべての人が、
自分の可能性をひらく場でありたいと願っています。

人が育ち、技が受け継がれ、価値がまちへひらく。
この循環こそが、gibunが社会から信頼され、
ありたい未来を共につくる原動力です。
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ひとつひとつ、思いをカタチにしていきたいと思います。
次回は「大暑」の頃、お便りさせていただきます。ごきげんよう。

令和8年夏至 山口亜紀