技文レポート

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.78”副館長より 2024/7/152024年07月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

ふと、英語で展示の道具のことを何と言うのか気になり、調べました。
特に気になったのが、ウチマルカンナ、ソトマルカンナです。
以前メールマガジンでも書かせていただきました。→こちら

ウチマルカンナは、桶の外側を削るために内側にへこんでいます。
ソトマルカンナは、桶の内側を削るために外側に丸くなっています。

英語ではウチマルカンナはHollow Plane(中空のカンナ)、
ソトマルカンナはRound Plane(丸いカンナ)でした。

英語は見た目通りの名前でわかりやすいです。
いや、よく考えたら日本語も見た目通りの名前なのか。
やはりどっちがどっちか混乱してしまいます。

大木佑介

くらし【技文レポート】2024年6月29日 完熟梅の梅しごと~2回目~2024年07月02日

ようやく関東も梅雨に入り、

梅雨明けはいつになるのか心配な今日この頃です。

 

5月から始まった梅しごと教室が、6月の最終土曜日にひと段落を迎えました。

この日は前回漬けた梅干しの紫蘇入れの準備と、

同じく赤紫蘇を使ったジュース作りを行いました。

 

講座のほとんどが紫蘇をむしる時間だったかもしれません。

大きいボールに一人一杯の赤紫蘇。

各テーブル4名が使っているので、山のようでした。

みなさん声を掛け合って、手伝いながら作業を進めていましたが、

先生の「今年は1トン400束分を用意しましたよ」とのお言葉に、

聞き間違いかとどよめいてしまいました。

塩もみしてアク抜きした紫蘇は、なんと片手に乗るほどの量になりました。

作業が終われば、次は気になる天日干しのお話です。

今日は手元に梅がなく、ご自宅に戻られてから紫蘇入れをしますので、

みなさん真剣に傾聴。

つぶれた梅の整え方や、ひっくり返すタイミング、保存の仕方など、

質問も交えながらの講義となりました。

 

大粒の梅は天日干しに三日三晩以上かかります。

そのため、お天気が三日以上続く日に天日干しを始めるのが理想です。

今年はまだ梅雨に入ったばかり。

美味しい梅干しの為にも、梅雨明けは例年通りに来て欲しいですね。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.77”館長より 2024/6/252024年06月25日

こんにちは。館長の山口です。
メルマガを受信いただきありがとうございます。

季節は夏至になり、例年より遅い梅雨入りとなりました。
梅雨入りした午前中は土砂降りでしたが、外出していました。
ツイていないなぁ....と思いつつ、雨に濡れても収穫がありました。
また、この日から「匠の小学校2024」の体験申込を開始しました。
今回は初めてPeatixというツールを使っての受付です。
10年前には往復はがきでの申込受付をしていましたから
時代は変わったものです(笑)
※匠の小学校2015レポート

翌日は梅しごと教室を開講しました。
こちらも10年続けている教室ですが、今年の梅は不作を通り越して凶作とのこと。
しかも、梅雨入り前に梅の収穫が終わることは滅多にないとのことで
講師の市原先生には大量の完熟梅を入手するのにご苦労いただきました。
ということで、今年つくった梅干しは貴重です!
※初回の梅しごと教室

昼の時間が長い夏至ですが、帰る時間には暗くなっています。
帰り道に撮った夜の技文画像も御覧ください。
それでは、次回「大暑」の頃、またお便りさせていただきます。

令和6年夏至 山口亜紀