技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.96”副館長より 2025/4/152025年04月15日
こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
来月5月17日に、当館で「あんこづくり教室」を開催いたします。
歴史の古いあんこ、和菓子ですが、匠プラザにも和菓子職人の道具が収蔵されています。
見つけたのはあずき色で印刷された「アンコアメ包装紙」です。
おそらくあんこを飴で包んだ、昔ながらのあんこ飴のことでしょう。
記録には「少し長く切ったアンコアメにオブラートをかけてから包んだ」とあります。
この包装紙には、星が散りばめられた中に変体仮名で「あんこ飴」とあり、
「榮養百パーセント」「美味」と謳い文句が書かれています。
上下には湯気の立つお茶の絵が描かれていて、なかなか思いつかないデザインです。
以前お伝えした「ダルマアメ包装紙」同様、とても味がありますね。
ちなみに私は甘党であんこも好きですが、一番好きな和菓子はすあまです。
大木佑介