技文レポート

会館【技文レポート】短い梅雨の終わりの坪庭2024年07月16日

7月も植替えが行われ、坪庭はいっそうカラフルになりました。

とくにポーチュラカとケイトウは、

一株の中に何色もの花をつけていて目に華やかです。

 

ケイトウこれまでにも紹介したことがありました。

当館の坪庭ではすっかりお馴染みになりましたね。

色鮮やかな花房は、炎のような形をしていますが、

他の品種ですと、ビロードのような質感で

モコモコと丸い形のものもあります。

まさに鶏頭の名の通り、鶏のトサカのような見た目で、

一見して同じ植物だと思えませんでした。

植物の世界は奥が深いです。

 

ポーチュラカも色とりどりの花をつけています。

赤ピンクオレンジ黄色と、見ているだけで元気になりそうな

可愛らしい見た目の花です。

薄い花びらとは対照的に、葉や茎はプニプニと肉厚で面白いです。

暑さと乾燥に強い植物ということで、

夏のガーデニングには欠かせないんだとか。

花言葉は「いつも元気」

見た印象と同じで驚きました。

 

他にもキキョウサルビアなどの涼しげなお花も開花しています。

今後はハイビスカスのつぼみにも注目したいところです。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.78”副館長より 2024/7/152024年07月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

ふと、英語で展示の道具のことを何と言うのか気になり、調べました。
特に気になったのが、ウチマルカンナ、ソトマルカンナです。
以前メールマガジンでも書かせていただきました。→こちら

ウチマルカンナは、桶の外側を削るために内側にへこんでいます。
ソトマルカンナは、桶の内側を削るために外側に丸くなっています。

英語ではウチマルカンナはHollow Plane(中空のカンナ)、
ソトマルカンナはRound Plane(丸いカンナ)でした。

英語は見た目通りの名前でわかりやすいです。
いや、よく考えたら日本語も見た目通りの名前なのか。
やはりどっちがどっちか混乱してしまいます。

大木佑介

くらし【技文レポート】2024年6月29日 完熟梅の梅しごと~2回目~2024年07月02日

ようやく関東も梅雨に入り、

梅雨明けはいつになるのか心配な今日この頃です。

 

5月から始まった梅しごと教室が、6月の最終土曜日にひと段落を迎えました。

この日は前回漬けた梅干しの紫蘇入れの準備と、

同じく赤紫蘇を使ったジュース作りを行いました。

 

講座のほとんどが紫蘇をむしる時間だったかもしれません。

大きいボールに一人一杯の赤紫蘇。

各テーブル4名が使っているので、山のようでした。

みなさん声を掛け合って、手伝いながら作業を進めていましたが、

先生の「今年は1トン400束分を用意しましたよ」とのお言葉に、

聞き間違いかとどよめいてしまいました。

塩もみしてアク抜きした紫蘇は、なんと片手に乗るほどの量になりました。

作業が終われば、次は気になる天日干しのお話です。

今日は手元に梅がなく、ご自宅に戻られてから紫蘇入れをしますので、

みなさん真剣に傾聴。

つぶれた梅の整え方や、ひっくり返すタイミング、保存の仕方など、

質問も交えながらの講義となりました。

 

大粒の梅は天日干しに三日三晩以上かかります。

そのため、お天気が三日以上続く日に天日干しを始めるのが理想です。

今年はまだ梅雨に入ったばかり。

美味しい梅干しの為にも、梅雨明けは例年通りに来て欲しいですね。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.77”館長より 2024/6/252024年06月25日

こんにちは。館長の山口です。
メルマガを受信いただきありがとうございます。

季節は夏至になり、例年より遅い梅雨入りとなりました。
梅雨入りした午前中は土砂降りでしたが、外出していました。
ツイていないなぁ....と思いつつ、雨に濡れても収穫がありました。
また、この日から「匠の小学校2024」の体験申込を開始しました。
今回は初めてPeatixというツールを使っての受付です。
10年前には往復はがきでの申込受付をしていましたから
時代は変わったものです(笑)
※匠の小学校2015レポート

翌日は梅しごと教室を開講しました。
こちらも10年続けている教室ですが、今年の梅は不作を通り越して凶作とのこと。
しかも、梅雨入り前に梅の収穫が終わることは滅多にないとのことで
講師の市原先生には大量の完熟梅を入手するのにご苦労いただきました。
ということで、今年つくった梅干しは貴重です!
※初回の梅しごと教室

昼の時間が長い夏至ですが、帰る時間には暗くなっています。
帰り道に撮った夜の技文画像も御覧ください。
それでは、次回「大暑」の頃、またお便りさせていただきます。

令和6年夏至 山口亜紀

会館【講座レポート】2024年6月22日 完熟梅の梅しごと~第1回目~2024年06月24日

完熟梅の梅しごと教室の1回目を開催しました。

青梅が終わると、1カ月もしないうちに完熟梅で梅干しを作り始めます。

梅ジュースや梅ジャム、梅酒は青梅でも完熟梅でも

作ることができますが、「梅干し」だけは完熟梅でしか作れません。

毎年、梅干しを作る方はこの時期を逃すまい!と

完熟梅を心待ちにしていらっしゃる方は多いののではないでしょうか。

 

さて、今回は梅干しの仕込みと、完熟梅の梅ジャムを作りました。

完熟梅は香りが良いので、部屋いっぱいに梅の甘い香りに包まれながら

「梅しごと」をします。香りだけで、幸せな気分に!

梅干しを仕込むのはシンプルなので、それほど難しくはありません。

1キロの梅をジップロックで仕込みます。特別な道具を用意する必要がない

ので、とても手軽にできるのが良いですね。

 

梅ジャムづくりはみなさま和気あいあいと楽しそう。

出来たばかりの梅ジャムを味見して、「美味しーい!」

みなさん歓声をあげていらっしゃいました。

まさに一瞬で梅ジャムのファンです。

市原先生の梅ジャムは、本当に美味しいです。

そして、透き通るようなオレンジの色が美しくて惚れ惚れ!

(技能文化会館の1階にある技文市で販売もしてるのでぜひ食べてみてください)

 

ジップックで仕込んだ梅干しの方は

2日もすれば1番最初の画像の通り、梅酢がたっぷりあがり、タプタプに浸かっています。

自分で仕込んだ梅の様子は愛おしいですね。

来週の2回目の梅しごと教室では、真っ赤な梅干しにするために紫蘇の準備をします。

また「梅しごと」のレポートいたします!

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.76”副館長より 2024/6/152024年06月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

6月7日~9日に横浜市役所アトリウムで「よこはま匠フェスティバル」が開催されました。
このイベントは県内の家具職人の技術を披露するイベントです。
神奈川県家具協同組合の主催で、昨年に続き2回目の開催となりました。

家具の販売や展示、ステージイベントでの実演等が行われ、たくさんの方がご来場されていました。
普段なかなか見ることのない家具職人の技を間近で見ることができ、お手頃価格で入手もできます。

会館スタッフの中で話題になっているのが、昨年も行われていた木製の巨大ガラポンです。
何が当たるかわかりませんが、500円で職人技の品物を手に入れることができます。

昨年私は大きなクッションが当たり、今回も必ず回そうと意気込んで参加しました。
そんな中、今回当たったのは木製のトレイでした!

普段トレイに乗せて食事をしたりする習慣がないのですが、
せっかく素敵なトレイが手に入ったので試してみたいと思います。

大木佑介

くらし【講座レポート】2024年5月25日 青梅の梅しごと2024年06月06日

スーパーや青果店に梅の実が並ぶ季節がやってきました。

当館でも、今年の梅しごと教室が始まりました。

 

毎年スタッフも梅の実の下処理をお手伝いしています。

そのため、この季節は頭の中が「梅」一色。

今年の梅はどうだろう。豊作かな?不作かな?

梅の実はいつ届くんだろう。前日までに冷蔵庫を空っぽにしなくちゃ!

など、心配事がつきません。

 

なんといっても季節のものですから、少しでも時期がずれると

熟しすぎてしまったり、落ちてしまったりと変動があります。

まずは無事に講座がスタートしたことに一安心です。

 

大粒で香りが良い「杉田梅」は、梅酒づくりに最適の品種。

通常のレシピでは、梅・氷砂糖・酒を1:1:1にしますが、

先生は“梅リッチ”を推奨されています。

梅をたっぷり使うため、よりエキスが出て美味しく仕上がります。

 

梅酒は1年、梅味噌は2週間、梅ジュースは1週間と、それぞれ時間は異なりますが、

「待つ時間も楽しんでね」というお言葉が印象的でした。

次回は完熟梅です。

またレポートをお待ちください。

くらし【技文レポート】2024年5月24日 見た目にも美しい酵素シロップづくり2024年06月04日

 

毎回大好評の酵素シロップづくりの講座を

5月も開催しました。

徳島県産の小梅をメインに、

「梅のスパイシーシロップ」に挑戦しました。

 

酵素シロップに欠かせないスパイスとハーブですが、

今回先生が用意して下さったのは、

カルダモン

ナツメグ

ローリエ

シナモンなどなど。

まるでカレーのレシピのようですが、

この複雑な組み合わせがスパイシーな味わいの要です。

 

実は以前に、同じスパイスセットを使ったことがありました。

その時はコーラの味と香りを再現するのにスパイスを使用しました。

どちらも出席された方は、ぜひ味比べをして感想を教えて欲しいです。

 

暖かいからか、梅の発酵する力が強いのか、

仕込んでから三日で泡が出てきてしまったようですが、

果物のエキスをしっかり出すためには、

1週間は置いておきたいところです。

 

もうすぐ梅雨がやってきます。

雨が続くと滅入ってしまう事もありますが、

梅のシロップを飲んで、元気に爽やかに過ごしたいですね。

 

くらし会館【技文レポート】2024年5月25日「男の料理教室」2024年05月30日

「男の料理教室」2回目)のレシピは中華

みずみずしいお野菜に

表面に光沢があり、見るからに新鮮で美味しそうなお肉

どのように変身するかな?・・・・・・

   

●1品目 人参のナムル● 

常備していることの多い人参。栄養満点の人参。

沖縄では一家に一台シリシリ器で人参を皮ごとシリシリ。

シンプルながらも風味豊かで人参の自然な甘さとごま油の香ばしさに

すりごまが加わり、どんな料理とも合わせやすいかと思います。

 

    かんたん激うま!やみつき!

●二品目 中華スープ●

具材は青梗菜、生黒きくらげ、卵

乾燥きくらげでもOK。しかし、肉厚感が生きくらげの方が

食感が良いそうです。

卵がふわふわになるポイント・・・

水溶き片栗粉でとろみをつけてから

溶き卵を入れるとふわっふわっになります。

   短時間であっという間に完成!

●三品目 チンジャオロース(青椒肉絲)●

ピーマン(青椒)、肉、筍などの食材を細切りにし炒めた料理ですが、

今回はパプリカ赤をプラスしました。

日本ではお肉は牛肉を使用することが多いですが、

中国では豚肉を使用するそうです。

ポイント・・・ピーマン、筍もシャキシャキとした食感が楽しめるように

短時間で炒めるのがGOOD。

   色どりもよくおいしそう~

で・き・あ・が・り( ^ω^)・・・

スタッフもいただきました\(^o^)/人参ナムルはやみつきです。あと10皿は食べられました。

中華スープ・・・ふわっトロふわっ、とっても優しいスープでした。

チンジャオロース・・・もう最高!ご飯がすすむ!すすむ!

美味しかった~。ごちそうさまでした。  

みなさま、お疲れ様でした。

次回(3回目)は鶏肉のチーズパン粉焼き・グリーンサラダ・ミネストローネです。

会館【技文レポート】初夏の坪庭2024年05月25日

5月になり横浜ではバラの季節となりました。

日本大通公園内でも、色とりどりのバラが目を楽しませてくれます。

当館の坪庭も、季節に合わせて大きく姿を変えました。

 

中央に咲く目立つ花はカラーです。

切り花ではよく見ますが、こうやって植わっているところは初めて見ました。

赤紫の大きな花、太い茎、流れるような葉はどれも存在感があります。

その後ろには薄いピンク色のゴデチアが咲いています。

こちらの花も大きいですが、ひらひらと風にそよぐ花びらは透明感があり

チュールのスカートのような繊細さ。

 

坪庭の右側手前は、サンクエール金魚草でボリュームがあります。

サンクエールは2か月ほど植わっていると思うのですが、暖かくなって急成長しました。

白い小さな花がワッと満開になっており、なんだか迫力があります。

 

他にも色鮮やかな葉をもつヒューケラや、

花の時期は終わってしまいましたがエニシダなど、葉っぱも元気いっぱいです。

初夏は葉の色もみずみずしくてきれいですよね。

 

小さな庭ですが、本当にたくさんの植物が植えられています。

ご興味のある方は、ネームプレートで名前を確かめてみてください。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.75”館長より 2024/5/252024年05月25日

季節は「小満」になりました。
陽気がよくなり草木も成長し、田植えの準備を始める頃です。
最近は陽気が良すぎて、夏?と思う日が続いています。
今年は「高温、多湿、多雨」の長い夏のようです。

最近は、「事業報告」資料を作成する日々でした。
なかなか骨の折れる作業ですが、
1年間を振り返り、自分達が何をしてきたか、
何ができなかったかを整理し、次に繋げるための時間と思っています。
しばらくしますと、横浜市のHPにも掲載されますので、
よろしければ御覧になってみてください。
あれ? そうだったの? 知らなかった。と言うことも多々あると思います。
ちなみに、5月中に人気の高い701.702.703の室内椅子を交換しています。
お気づきでしょうか?

「小満」には秋に撒いた麦の穂が付く頃で安心し「少し満足する」
という意味もあるようです。
事業報告で少し満足し、夏のイベント(匠の小学校)に向けて歩を進める
時期です。長く暑い夏にバテないように、少しずつ頑張りたいと思います。

それでは、次回、夏至の頃、またお便りさせていただきます。

令和6年小満 山口亜紀

くらし【技文レポート】2024年5月10日 沖縄ごはん2024年05月17日

季節は初夏。

半年ぶりの沖縄ごはんでは、夏に食べたいゴーヤ

魅力が満載の講座となりました。

メニューはこちら

●ゴーヤーチャンプルー

●ジューシー(焚き込みご飯)

●モズクにんにくのスープ

●ゴーヤージュース

モズクは今が旬。なんと先生自ら採ってきてくださいました。

 

メニューを見ればひときわ気になるゴーヤージュース

ゴーヤってジュースになるの?と思われるかもしれませんが、

これがとても美味しくて新しい発見でした。

 

絞ったゴーヤ果汁にシークワーサージュースと

シロップを加え、水や炭酸水で割ります。

最初に広がるのはシークワーサーのさわやかな甘酸っぱさ。

「あれ?苦くない?」と思ったところでやってくるゴーヤの渋み!

ですがこのグーッと追いかけてくる渋さが不思議とクセになる、

唯一無二の味わいです。

余った実の部分は煮物、搾りかすは卵焼きと、

ゴーヤを丸ごと食べられるアレンジも教えていただきました。

 

チャンプルーのコツはそこが丸い鍋を使うこと。

普通のフライパンを用意していましたが、中華鍋にチェンジして調理スタート。

強火でザッと炒めると水っぽくならずにおいしく仕上がります。

 

ゴーヤは体を冷やす効果があり、熱中症予防が期待できるそうです。

最近はグリーンカーテンとして家庭でゴーヤを育てる方も多いと思います。

たくさん取り入れて、夏を元気に過ごしたいですね。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.74”副館長より 2024/5/152024年05月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

日本では木工作業を行う技能職が多くあります。
木を加工する道具で一番種類が多いと言われているのが「ノミ(鑿)」です。

木工でのノミは木に穴をあけたり、溝を彫ったり細かい彫刻をしたりと多様な使い方をします。
その分種類も豊富で、大きいもの小さいもの、刃が広いもの細いものなど数百種類あるようです。

会館の収蔵品約3,500点の中でもノミが一番多く、約400点ほどあります。
匠プラザでもたくさんのノミを展示していますが、全部は展示しきれていません。

見ていると、正直どう使っていたのか想像がつかないノミもあります。
本当に多種多様のノミがありますので、匠プラザでその種類の多さをご覧ください。

大木佑介

くらし【技文レポート】2024年5月6日 親子の旬野菜お料理教室2024年05月10日

今年のGWは最大で10連休になる方もいらっしゃったとか。

なかなか気温や天候も落ち着きませんでしたが、

みなさんはどう過ごされたでしょうか。

当館ではGW最終日である5月6日(月振休)に、

「親子の旬野菜お料理教室」を開催しました。

 

メニューは  オムライス & 野菜のソテー 

オムライスはトマトソースから作る本格派。

初夏に食べたい旬の野菜も盛り沢山です。

 

親子でおそろいのエプロンやバンダナをつけて準備は万端。

今回はオムライス用とソテー用と、野菜を切る作業がとても多かったです。

固いニンジンやつぶれやすいトマト、食材によって切り方も違います。

今日はじめて包丁を握る子もいました。

手を切らないように丸くして、お父さんお母さんと一緒に作業。

新玉ねぎのみじん切りも上手にできました。

 

そしてオムライスと言えば最後はたまご!

家庭によって一番違いが出るところだと思いますが、

今日は牛乳を入れてフワフワに仕上げます。

先生に教わった通り、バターの上に卵液を落として火加減を確認。

たまごをチキンライスの上に乗せた瞬間、みんなパッと笑顔になったのが印象的でした。

 

GWの楽しい思い出になれたなら嬉しいです。

また次回の開催をお待ちください。

くらし【技文レポート】2024年4月27日 男の家庭料理教室2024年05月07日

 

2024年度 男の家庭料理教室 上期がスタートしました

4月~9月まで和食、洋食、中華のテーマごとのメニューを作ります。

第一回目のメニューは春の食材を使った和食の3品、

「鳥の唐揚げ」「あさりの味噌汁」「春キャベツの甘酢付け」です。

食材の話、取り扱い方、調理の仕方、

デモンストレーションを加えての市原先生の説明は丁寧でわかりやすく、

初めて参加の方にも大好評です!

 

今日の実習は時間に余裕が出来たので、                

いつもより先生のお話しがたっぷり聞けてラッキーです♪

お米の栄養素や、出汁の種類、味噌の地域性などなど

様々な話題に興味深くみなさんメモを取っていらっしゃいます。
 

今回参加されたみなさんは、お米を研ぐのも初めての方、

自己流なので基本を教わりたい方、家族のために手づくりの料理を振舞いたい方,

など参加の動機は色々ですが、みなさん生き生きと楽しそうです。

お米のとぎ方も上手です!

 

さて、実習の内容に話しを戻しましょう~

鶏の唐揚げは白梅酢をふっておくと余分な水分がでて柔らかく仕上がります。

油の温度も最初は低め→最後は高くする。一度にたくさん入れないように。

すると中はジューシー。外は衣がカラっとあがります。揚げ物の種類や特徴、コツもじっくり教わりました!

今回『国産のあさり』をご準備いただいたのですが、とても大きくて立派なあさりでした。

あさりは、水から火をかけます。

ゆらゆらと「あさりが良い気分」になるとしっかりだしが出ていい具合に殻が開くそうです。

2枚貝は春に産卵をむかえるので春が美味しいそう~その通りに、

だしがよく出たおいしいお味噌汁が作れました

 

この季節、春キャベツもたくさん店頭に出回っています。

甘酢漬けでさっぱりと、丸ごと1玉買っても作り置きしておけば、美味しく食べきれちゃいますね。

 

実習後は試食の時間が待っています。作りたてをみんなで囲む食事は美味しさ倍増です。

「おいしいね!」とあちこちから聞こえてきて、会話も弾みます♪

次回5月のテーマは中華になります。お楽しみに!

会館【技文レポート】2024年4月20日 第20回GIBUN手づくり市!2024年04月26日

4月20日(土)に第20回GIBUN手づくり市を開催しました。

 

記念すべき20回目ということで、いつも以上に盛り上げたい!

という思いのもと、ゲスト作家さんをお招きしてのワークショップと、

ハズレなし抽選会を企画しました。

 

広報面にも力を入れ、初の試みとして市営地下鉄に中吊り広告を掲載しました。

ご覧になった方いらっしゃるでしょうか?

その甲斐あってか、来場者の数はなんといつもの2倍!

約730名の方にご来場いただきました。

 

ゲストとしてお招きしたのは、以前から技文とかかわりのある3名の先生です。

和紙と針金で立体的なリンドウの花をつくる折紙を楽しむ会。

 

中国発の書道&アート「花文字」を描く福々花文字。

 

アトリエMuでは、リボンを編み込んでつくるハワイアンレイをストラップに。

2階ホール前のホワイエにワークショップブースを設けたことで

イベント会場全体がボリュームUPし、賑やかになりました。

展示された作品が通りがかりに興味を引いたのか、

イベントに立ち寄ったり声をかけて下さる方も多かったです。

 

午後からは抽選くじも盛り上がりました。ピーク時は列ができるほど!

景品は技文オリジナルグッズや職人さんの作品などでした。

喜んでいただけてうれしかったです。

 

アットホームと評判なGIBUN手づくり市ですが、常連となった出店者さんが

紹介してくださったり、以前遊びに来てくれた方が出店してくださったり、

だんだんと輪が広がっていくのを感じます。

今回も、何名かの方に出店方法を質問されました。

次回の開催は9月を予定しております。6月ごろから

募集を開始いたしますのでお待ちください。

 

ハワイアンリボンレイのストラップ作りに参加したスタッフのお子さんが、

「もう一個作りたい!」とお家でも挑戦してくれました。

複雑な作りなのにすごい!😊

 

工作や手芸がお好きなお子さんは、きっと楽しめるイベントです。

ぜひ一度遊びに来て下さい。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.73”館長より 2024/4/252024年04月25日

季節は「穀雨」になりました。
春の長雨、菜種梅雨と言われていますが、確かに4月中は
スッキリしないお天気の日が多かったように思います。
あと10日もすると立夏、これから爽やかな陽気を期待したいですね。

4月20日(土)に20回目の「手づくり市」を開催しました。
元々は2012年9月にフリーマーケットから始まり
1年後に「フリマ&手づくり市」として1回目となり、
その後「手づくり市」にして、通算20回目の開催でした。
コロナ禍で2年間お休みしましたが「継続は力」を実感した20回目でした!

近年では、フリマの要素も取り入れ、リユースマーケットも併設していますし、
ストリートピアノならぬ「みんなのピアノ」も好評いただいています。
また、20回記念のためゲスト作家によるワークショップコーナーも設置しました。
2階のラウンジには常に人がいて、賑やかな1日となりました。
皆さまのご参加、ご来場に心より感謝申し上げます。

2階のラウンジと言えば、先日、丸テーブルを追加設置しラウンジらしく
してみました。写真を撮ってみると中々ステキです♪
一休みにご利用くださいませ。

今年のGWは10連休の方もいらっしゃるとのこと。
会館も静かでゆったりしており、穴場の期間ですので、
ご利用をお待ちしています。

それでは、次回、小満の頃、またお便りさせていただきます。

令和6年穀雨 山口亜紀

くらし会館【技文レポート】4月9日【期間限定】もち麦味噌づくり2024年04月22日

初開催

4月9日に初めて開催された『もち麦味噌づくり』講座

雨・風に電車の遅れなどの中、みなさまお越しいただきまして

ありがとうございました。

 

今回のもち麦麹は、小泉社長が研究に研究を重ねてできたそうです。

 

お味噌づくりの前に、小泉社長 とスタッフの方から、

もち麦や麹のお話しです。

もち麦は、通常の大豆よりたんぱく質が豊富で食物繊維も多く含まれていて、

また、ビタミン、ミネラルも豊富=健康・美容にgood

もち麦は特有の甘味・コクがあり風味のgood

そして、もち麦は他の麹と比べて発酵が早く進むので、

仕込んだお味噌は、3ヶ月後に出来上がるそうです。

いよいよもち麦味噌づくりスタート

大豆(北海道産のとよむすめ)を全身を使ってつぶすこと5分~10分

しっかりつぶれた大豆の中に、もち麦麹と塩を混ぜ投入。

大豆ともち麦麹を混ぜ、大豆の煮汁を加え固さ調整。

ここからが、小泉麹屋さんでしか経験できない空気抜きです。

(一般的におにぎりの大きさに丸め、みそ玉を作り空気を抜く)

お味噌づくり用のビニールに入ったみそ玉を頭のあたりまで上げて、

みそ玉を整えます。(二の腕すっきりなったかな?)

そして、大きなみそ玉を容器へ・・・

しっかりとみそ玉を容器に詰込み、表面をならし、

ラップを落とし(ここでも小泉麴屋さんの技あり)

しっかり空気を抜く・・・・3ヶ月発酵熟成させると完成。

少し力のいる味噌づくりでしたが、仕込み後も皆さん笑顔でした。

それと・・・

今回も小泉麹屋さん自慢の商品をたくさん持ってきてくださいましたが、

ほとんど、売れてしまいました。どれも美味しんです。

 

毎年、11月から味噌づくり講座を開催しています。

メルマガ登録していただくことで、新しい情報が早く知ることができます。

ぜひ、ご登録くださいませ。よろしくお願いします。

 

小泉社長・スタッフ方々

講座にご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

また、お会いできることを楽しみにしております。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.72”副館長より 2024/4/152024年04月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

当館にある技文市で「活字」の販売を始めました。
活字とは活版印刷に使用する、金属の文字の型です。
昔は大量の活字を並べ、新聞や本を印刷していました。

令和4年度に横浜マイスターに選定された、活字鋳造の大松マイスターの作品です。
実際に活字を作成している現場を見学させていただいたことがあります。
複雑な機械に微妙な調整を行って大量の活字を鋳造していました。

その機械がとてもかっこいいのです。
キレイに整備された古い機械が動く様子はワクワクします。
SF的に言うとスチームパンクな雰囲気を感じます。
→大松マイスターのご紹介動画

何に使うかはともかく、単純に欲しくなってしまいます。
私も自分の名前を購入しました。

大木佑介

くらし【技文レポート】2024年3月28日 見た目にも美しい酵素シロップ2024年04月11日

3月の酵素シロップ講座では、春の味覚イチゴを使って

甘酸っぱく華やかなシロップを作りました。

 

毎回、杉本先生はこだわりの食材をお持ちくださいます。

そのどれもが国産で、なかには関東ではめずらしいものも。

酵素シロップの作り方自体はとてもシンプルですが、

参加される方にリピーターが多いのは、こういったところが

ポイントになっているのかもしれません。

 

今回は大小さまざまなレモン、そしてイチゴがメイン。

切って並べてあるだけで可愛らしいですが、

みなさん見た目にこだわって作業を進めていらっしゃいました。

まさにタイトル通り、「見た目にも美しい酵素シロップ」が完成です。

 

暖かくなってきて事もあり、発酵がとても速く、

3日目にはブクブクと泡立ってきました。イチゴの赤がよく出てとてもきれいです。

 

さて、講座では先生が様々なハーブや野草を持ってきてくださいますが、

自宅で作りたいときは?という解説をいただきました。

簡単なのはハーブティーのティーバッグをそのまま入れるというものです。

野草や花はエディブルフラワー、つまり食べられるものなら何でもOK。

3月のレシピではドクダミを入れました。

香りや味は大丈夫なの?!と思ったのですが、大量に入れなければ問題ないようです。

ハーブやスパイスは味や風味の調整役。色々と試してみたいですね。

 

次回は5月に開催いたします。

【梅の酵素シロップづくりの詳細・申込はこちら】

会館杉田梅が横濱001に認定されました!2024年04月08日

みなさんに嬉しいご報告です!

当館ではお馴染みとなった杉田梅製品が、

第20期のヨコハマ・グッズ横浜001に認定されました!

 

杉田梅と言えば、かつて磯子区で栽培されていた“幻の品種”で、

現在は市原由貴子先生を始めとした地元の方々によって、

普及活動が行われています。

 

市原先生は、当館の「男の家庭料理教室」や、

初夏に開催する「梅しごと教室」の講師としても活躍されています。

今回受賞したのは、市原先生が代表を務める横浜旬・菜・果杉田梅ギフトセット

そして、武居商店さんとのコラボ商品である杉田梅ドレッシングは審査員特別賞に選ばれました。

杉田梅の白漬けシソ漬け杉田梅ドレッシングは、当館一階の技文市で販売中です。

どうぞお立ち寄りください。

 

ヨコハマ・グッズ横濱001とは?

横浜001とは、クラフトマンシップを大切にする地域ブランドの総称。

1989年に開催された「横浜博覧会YES’89」を契機に、

良質な横浜みやげを開発するという意図のもとで始まり、

2019年に創立30周年を迎えた。

【ヨコハマ・グッズ横濱001のHPはこちらから】
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くらし会館【技文レポート】2023年度「男の家庭料理教室」中華 最終回2024年04月01日

みなさん、こんにちは。

年度末最後の「男の家庭料理教室」講座は中華料理でした。

・回鍋肉

・新玉ねぎと卵の中華スープ

・中華サラダ(菜の花・ロースハム・黒木耳)

 

はじめに市原先生から本場?の味を再現するために秘訣やコツを学びました。

調味料の使い方など中華料理の魅力に迫る重要ポイントを押さえることができたのではないでしょうか・・

鍋を振る舞う楽しさや香り高い調味料などを使った料理のアレンジに参加者のみなさんも

大満足の表情に見えました。また、中華料理の香りと味わいに包まれながら、

参加者同士が料理のことや日常の話題で盛り上がり

笑顔で楽しいひとときを過ごされたかと思います。

         

そして、講座に休みなくいらして下さった方々への皆勤賞も発表しました。

皆勤賞を受賞された方々、本当におめでとうございます。

     

 

みなさんが満足された味をスタッフもいただいてしまいました。

回鍋肉はお肉が柔らかく、甘辛いソースが肉と野菜によく絡み合い調味料の風味が口の中に広がり美味しかったです。

新玉ねぎと卵の中華スープは玉ねぎの風味がスープ全体に広がり、卵の滑らかな口当たりを与え、優しい味わいでした。

中華サラダは、菜の花の爽やかな苦みクリスピーな食感が最高でした。

 

ご参加者のみなさん、最後まで楽しく料理に取り組んでくださり、本当にありがとうございました。

そして、市原先生ありがとうございました。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.71”館長より 2024/3/252024年03月25日

季節は「春分」、昼夜の長さがほぼ等しくなりました。
今年は気温の上下や風の強弱がある日が多く
例年ですと桜の開花の知らせが届く頃ですが、
桜も足踏みしているようですね。

先日、会館前の「大通り公園」で演劇公演をするため、
13日間、テント設営・リハーサル・公演本番・解体等の
一連の活動を行います、と主催者の方が来館されました。

野外の劇場ってどんな感じなのだろう?と毎日様子を見ていました。
2日間で「劇場入口」の看板が付いた青いシートのテントが出来上がりました。
リハーサルと本番の8日間は、開始時間の夕方になると
大きな声や音が聴こえてきます。
特に上階の事務所にいる時には、「あ、始まった!」とわかり、
遠目で見ても、演者のみなさんが体中で表現をされている躍動感が伝わってきます。

今は当会館の2階ホールでオーケストラの団体のみなさんが練習をされていて
ティンパニの音が効果音のように響いて聴こえてきます。

1週間もすれば4月になり、春は変化やスタートの季節です。
皆さまに技文をご利用いただき、活発な活動で活気づくことを楽しみにしています。

令和6年春分 山口亜紀

くらし【技文レポート】きもの着付け教室(2023.10月~2024.3月)2024年03月19日

3月のきもの着付け教室を開催いたしました。 

今年の1月から3回通った方、昨年の10月から6回通った方も

3月で1度区切りの最終回となります。

 

着物を着るのは、慣れないことなので

手順に混乱したり、思った以上に難しく感じるところが

あったと思いますが、

着物を着るということの魅力を実感されたのではないでしょうか。

日本ならではの美しさに触れることの喜びや

着ることで、気分をがらっと変えることができる面白さ

があり、着物を前よりも好きになった思います。

先生にたくさん質問したり、情報を共有したりと

みなさん楽しそうに参加されていました。


最終回は参加者の全員がお着物姿で帰られました。

今後、お茶会に参加する方、お子さまの七五三のお祝いで着たいという方、

イベントに着物で参加したいという方、お子さまに着せたいという方

各々目標があり、

今回の教室が楽しい学びになり、

これからも着物を楽しんでくださると思うと嬉しくなります。

ご参加くださりありがとうございました。

 

夏はゆかたの着付け教室を予定しております。

ゆかたは、着物より気軽に和装を楽しむことができます。

4月初旬にお申込みを開始いたします!お申込みをお待ちしております。

会館和室の畳の張替えを行いました!2024年03月15日

当館7階にあります和室のを張替えました。

新品は薄緑色をしていて、和室全体にイグサのいい香りが漂っています。

また、匠プラザ内に設置している畳ベンチも

一緒に張替えていただきました。

縁は色違いの金魚柄で、可愛らしく華やかになりました。

 

最近ではご自宅に和室がない方も多いかと思います。

少しだけ、畳の優れた機能についてお話します。

1.調湿作用

畳には室内の水分を吸収・放出する効果があります。

畳一枚の吸湿量は、なんと500ml!

梅雨から始まる長い長い夏の高温多湿な気候にピッタリな床材です。

2.断熱効果

畳特有の厚みが、室内の空気を外部に逃さないため、

冬は暖かく夏は涼しく過ごすことができます。

3.防音効果

空気をたっぷり含んだ構造は、音を吸収し、

フローリングなどの他の床材よりも防音効果に優れています。

 

新しくなった畳はとても気持ちいいですよ。

ぜひ和室を利用してみてください。

【貸室案内・ご予約はこちらをクリック!】


 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.70”副館長より 2024/3/152024年03月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

昨日、会館7階の和室の畳の張り替えを行いました。
横浜畳組合連合会の、横浜の畳職人の皆さまにお願いしました。

当館の和室は30畳プラス水屋の3畳の33畳あります。
搬入搬出で運ぶのは人力なので、まずそこが大変そうでした。
畳の張り替えは、畳表(タタミオモテ)と言われる表面の部分を交換します。
ヘリをほどき、古い畳表を剥がして新しいものを張り直します。
これがいぐさのいい匂いがするのです。

合わせて匠プラザにある畳ベンチの畳表も張り替えました。
このベンチ用の畳のヘリは、珍しい金魚柄にしていただきました。
ご来館の際はぜひかわいらしい金魚をご覧ください。

大木佑介

 

 

くらし【技文レポート】2024年2月15日 パン教室2024年03月05日

クランベリーとホワイトチョコのライ麦パン
&野菜たっぷりおかずマフィン!! 

3回連続パン教室が11月で終了しましたが
2月に単発のパン教室が開催されました。

今回はクランベリーとホワイトチョコのライ麦パン
パンではないですが簡単で美味しいので皆さんにお伝えしたい!
という講師の石毛先生推しの野菜たっぷりのおかずマフィンを作りました。

ドイツの伝統的なライ麦パンはライ麦粉を長時間発酵させた「サワー種」と
いうものを使用しておりますが、それでは家庭で気軽には作れないので
今回はフォルサワーを使用し、簡単に通常のパン作りと変わらずに作れるような
レシピで行われました。
ライ麦を使用すると小麦粉だけで作るよりもべとつかず捏ねやすいようでした

そして生地のお味はライ麦ならではの風味とあじわいがあり、
硬すぎることなく日本人好みのちょうどいい硬さ
その中に贅沢にもクランベリーとホワイトチョコがたっぷり入っていますから 
甘酸っぱい+ミルキーで優しい甘味+ライ麦の風味・・

 
想像しても美味しさ伝わるのではないでしょうか

 

野菜たっぷりのおかずマフィンは材料を混ぜるだけと
簡単なのにとても美味しいです!
今回はトマト、ブロッコリー、ほうれん草、ウインナー、チーズを
入れて焼きましたが冷蔵庫の残り野菜でも出来てしまいますので
アレンジは自在です。野菜がたくさん入っているけど
マフィンなのでほんのり甘く、子供のおやつや朝食にも
活用できそうです。

受講者の方からも早速子供の遠足に作ってみる!
これなら自信を持って作れそうです!
というお声が上がていました♪

マフィンは1人4個作りましたが2個を1つ分にまとめて作った方がおり
焼き上がりは膨らんでモコモコ、ド迫力マフィンが出来上がりました

とても満足げな笑顔とド迫力な男前マフィンが印象的でした

会館【技文レポート】2024年1月29日横浜マイスター塾「リメイクで楽しむ半幅帯の仕立て」最終回2024年03月01日

 帯専門の仕立てをされる水守氏から教わる巾着のイラスト巾着のイラスト

「リメイクで楽しむ半幅帯の仕立て」講座 (全4回)

      無事に終了しました。

 

 1回目はオリエンテーション(1F 匠プラザにて)

 思い入れのある着物・羽織・服地などをお持ちになった方。

 反物を購入された方。それぞれの生地を見ながらマイスターに相談。

「この生地でできますか?」「こんな半幅帯をつくりたい!」

「本当に帯が作れるのかな???」などなど

 不安いっぱいの皆さんの思いに水守マイスターは、

「どんな生地でも帯にできます」

「私が責任もって、完成させてあげます」

「ただ作業を進めるのではなく、常に考えてやることが大事」ですよ。

 とおっしゃっていました。

 

 2~4回目は実習。(7F 和室にて)

 実習の中でも皆さんがため息炸裂だったのが3回目の帯芯入れでした。うんざりしている人のイラスト(女性)

 畳の上に生地が”ずら~っと”並び、

 帯芯をはさみ3Ⅿ以上、腰をかがめながらの作業。

 うまく縫えなかったり、間違えたり、何度もやり直しをされた方も・・・

 「あと1回で完成するのかな?私はもう完成しない。無理。

 ため息+諦めの声が・・・

 しかし、マイスターから大丈夫!出来ます。と、力強いお言葉と

 皆さんで励まし合いながら取り組んだ結果、本当に素敵な半幅帯が9本完成しました。

 

色とりどりの糸や美しい生地を手に取り自分のアイデアを形にしていく”わくわく感”から始まり、

その過程でミスを試行錯誤があっても、それが作品の魅力となり、また、伝統的な技術と

クリエイティビティが交わる素晴らしい経験だったのではないかと思います。

巾着のイラスト 水守マイスター、ご参加のみなさま ありがとうごいました 梅のイラスト「梅の花」

 

 水守マイスターの記事が、2/20発売 美しいキモノ(春号)掲載されています。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.69”館長より 2024/2/252024年02月25日

季節は「雨水」になりました。
雪から雨へと変わり、降り積もった雪も溶けだす頃ですが、
今年は既に初夏のような日もあれば、氷雨の降る日もあり
朝昼の寒暖差が堪える日が多いですね。
とはいえ、早春らしい時期で少しずつ春めきも感じています。

さて、1階の匠プラザでは横浜建築高等職業訓練校の「第59回製図コンクール」
として優秀作品の展示をしています。
製図に加え、
1年生「浴用椅子」、2年生「片方転び踏み台」、3年生「四方転び踏み台」
も展示しています。ステップアップしていく様子を感じることが出来ます。
製図は鉛筆書きで、時間をかけて苦労して書いたのではないかと思われます。
間取り図を見ていると、家や部屋には夢があるなぁ、と感じます。
思わず、これだけ広い家だったらゆとりを持てる!けれど掃除は大変?!
などと空想しながら眺めました。
ぜひ匠プラザにお立ち寄りください。

周囲に風邪をひいている方や、ひきそうな方もいたり、
インフルエンザやコロナに感染という話も耳にします。
くれぐれもご自愛くださいませ。

令和6年雨水 山口亜紀

くらし【技文レポート】2024年2月10日 味噌仕込み教室2024年02月24日

11月から毎月開催しておりました

「味噌仕込み」の講座が2月に無事終了しました。

当館では秋冬の恒例となっており、味噌の種をまとめるための

激しい“味噌エクササイズ”もお馴染みの光景となっています。

 

最終回となりました2月10日の回には

お子さんも多く参加されていました。

全身をつかって一所懸命に大豆をつぶしていました。

白味噌教室で1kg高級味噌教室では2kgの味噌を仕込みます。

茹でた大豆はずしんと重く、塩きり麹を加えて混ぜるのも一苦労です。

「いい運動になる!」「着こみすぎて暑い!」

といったお声も聞こえてくるほどです。

 

さて、大豆と麹の割合を「麹歩合」といい、当館の味噌仕込み教室では、

麹歩合12(白味噌教室では麹歩合20)の超高級味噌が出来上がります。

その美味しさは、「もうほかの味噌は食べられない」と、

毎年申し込まれる方がいるほどです。

初参加の方ももちろんいらっしゃいますが、

リピーターの方と一緒に、和気あいあいと味噌エクササイズに取り組まれていました。

味噌エクササイズをして打ち解け合うのも、毎年恒例ですね。

 

仕込みが終わればあとは熟成の時間です。

中身が気になる所ですが、夏になるまでじっと我慢。

梅雨が過ぎ、おいしいお味噌が食べられるのを楽しみに待ちたいと思います。

 

講師の小泉麹屋さんから、期間限定の味噌仕込み教室のお知らせです。

【もち麦味噌づくり】

会館初となる「もち麦麹」を使った味噌仕込み教室。

普段の米麹味噌とはまた違った味わいが楽しめるとか。

お申込みをお待ちしております。