技文レポート

会館【技文レポート】2024年12月10日【横浜マイスター塾】オリジナルナッツケーゼづくり開催2024年12月18日


2024年12月10日(火曜) 

「横浜マイスター塾」

食肉加工の横浜マイスター中山一郎氏から教わる「オリジナルナッツケーゼづくり」講座を開催しました!

 

横浜マイスターを講師にお迎えする大人気の講座で、

午前の部・午後の部と早くからキャンセル待ちになるほど毎回大好評です。

 

中山マイスターはドイツやオランダで開催される食肉加工品の

コンテストで、金賞・銀賞を数多く受賞され、

豚肉に関する知識が豊富で、肉の味と食感を生かすハム・ソーセージ

作りをされています。

 

 

今回は、この季節の食卓にぴったりなナッツが入った「オリジナルナッツケーゼ」をつくりました。

 

お肉の中にたくさんのチーズとミックスナッツ、オレンジピールなどを入れて混ぜます。

各自でナッツをトッピングしてみたり、とっても美味しそうに素敵に仕上がりました! 😋

美味しいソーセージの試食で焼き時間を待ちながら、皆さん大満足でお帰りになりました♪ 

・・・来年もまたこの季節にと願いつつ、中山マイスターはじめ参加者の皆様、今年も一年ありがとうございました。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.88”副館長より 2024/12/152024年12月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

寒くなってまいりました。
収蔵品の中に何か暖を取る道具がないか探してみました。

見つけたのは火鉢。
「長火鉢」と「手あぶり火鉢」がありました。
長火鉢は時代劇でよく見る引き出しが付いた四角い火鉢で、「銅壺」が入っていました。
銅壺は火鉢の中に置くかまど型の湯沸かし器です。
手あぶり火鉢は一人用の小さな火鉢です。
収蔵されているものは金属製で、鶴と富士山が描かれていました。
よく見ると「記念品」と書かれているので、何かの際に贈られたものでしょうか。

しかしこれらは職人用の道具ではなく、何かの職人が使っていた物のようで、詳細は不明です。
味があっていいですが、現代の住居では炭を常に燃やしておく火鉢はなかなか使いにくいですね。

皆様も暖かくして新年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

大木佑介

会館【技文レポート】12月7日横浜野菜を使った親子の旬野菜お料理教室2024年12月14日

親子の旬野菜お料理教室を開催しました。
今回のテーマは「おせち料理」です。
「フライパンお煮しめ」「白玉お雑煮」「洋風栗きんとん」
の3品を親子で作りました。
野菜を切ったり、フライパンで炒めたり
たくさんの工程をこなしました。

お煮しめは人参、しいたけ、ごぼう、里芋、たけのこ、と
野菜がゴロゴロ。
苦手な子どもが多いのでは・・・
少し心配しました。
なので試食の時のみんなの反応にドキドキ。

さて反応は・・・
「美味しい~」と思わず声が出ていました!
出汁たっぷり含んで、柔らかく煮た野菜は子どもにも大人にも大好評。
美味しくておかわりしていた子もいました!

白玉のお雑煮は
意外と食べやすいと評判が良かったです。
白玉を丸めてゆでる作業が楽しいのでお子さまと作るにはうってつけですね!

きんとんは甘すぎず、さつまいもの味がしっかり。
ちょっとしたデコレーションで可愛く仕上げました。

試食後にお正月のクイズもしました。
子どもはクイズが得意ですね。楽しんでいる様子が微笑ましかったです。

お正月になるとスーパーなどではくちなしや赤い人参などこの時期ならではの素材が並びます。
もしお買物にいったら今日作ったことを思い出してほしいなと思います。


会館【技文レポ-ト】見た目にも美しい 酵素シロップ 2024.112024年12月09日

 

11月30日 (土曜日)  穏やかな晴天の午後

 

毎回大人気の「見た目にも美しい酵素シロップ」の講座を開催しました!

今回素材は"柑橘ミックス"🍋🍊

杉本先生がご用意してくださったフルーツは・・・

レモン、ヒメレモン、ゆず です。 

 その他に ナント!先生のご実家のムラサキイモも入りました!!

 

 

 

 

酵素シロップは毎回旬のフレッシュ素材を使って作ります。

今回は柑橘ミックスとのことでいろいろと組み合わさって、

色も味もどのような感じになるのか?

皆さん、ワクワクしながら、真剣に話を聞いていました 🤩

 

 

 

リピーターの方も多く、手際よくきれいに仕上がりました♪♪

 

酵素シロップは腸内環境を整えてくれたり、免疫力アップにもつながるといわれています。

これからの寒い季節に酵素シロップを美味しくいただいて、体のメンテナンスしたいですね~。

次回は3月に開催いたします!

 

 

会館【技文レポート】2024年きもの着付け教室 全4回2024年11月30日

きもの着付け教室全4回を開催しました。

 

着物を自分で着るというのは日本の美しい文化を

まさに、身を持って味わうのでとても楽しいです。

着物をよく着る方は、その奥深さを楽しみ、

初めて着物に挑戦する方は、難しいけれど、徐々に理解して

着ることの達成感があり、知らないことを知れるのが楽しくなります。

最終回は着物を着てお帰りになる方がたくさんいらして

とてもうれしかったです!!

 

会館のきもの着付け教室は気軽にご参加いただけますので

  はじめて習うので、不安な気持ちが大きい

  手持ちのものだけで、着れるようにしたい

  着物を着られるけれど、自信のない方

  入園・入学などセレモニーに着物を着たい

という方におすすめです。

次回の開催は2025年2月、3月です。ぜひご参加ください♪

2025年2月3月きもの着付け教室全4回の詳細・お申込みはこちら

和の装いを学ぶ きもの着付け教室 2024年度 | 横浜技能文化会館

 

  

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.87”館長より 2024/11/252024年11月25日

こんにちは。館長の山口です。
メルマガをご受信いただき、ありがとうございます。

季節は「小雪(しょうせつ)」となり、冬の入口ですが、
入口というより中に入った感じがします。
寒暖差は服装で調節するようにしていますが、
スカーフやストール、薄手のマフラー、カラータイツ、
そしてマスクが活躍し始めました。

11月は毎年「酉の市」を楽しみにしています。
今年は、11月5日(月)、17日(日)、29日(金)の3日です。
善は急げ!?で、早速5日に出掛け、新しい縁起物を買い求め
1階受付カウンターに設置していますので、福々しいお多福さんや
招き猫など眺めてみてください。

長い長い夏、なかったような秋、気付けば師走になります。
何かと気忙しなりますので、くれぐれもご自愛くださいませ。
次回は冬至の頃、年末のご挨拶をさせていただきます。

令和6年小雪 山口亜紀

会館【技文レポート】秋の陶芸教室を開催しました!2024年11月23日

の陶芸教室 】全6回が終了しました。

4日間かけて自由に作陶をし、作りたいものを自由に作っていきます。

赤土、白土をそれぞれ練ることから始め、

道具や電動ろくろを使って成形し、

素焼きにかけます。

素焼き後は釉薬をかけて、

ついに本焼き。

窯に火を入れるときは先生方と一緒に、「上手に焼けますように!」とお願いしています。

 

最終日には作品を取り出し、皆さんでお披露目します。

 

次回の【冬の陶芸教室】のお申込みは11月25日(月)より開始します。

初心者の方のご参加大歓迎です♪

一緒に作陶を楽しみましょう。

会館【技文レポート】2024.11.15京白味噌づくり・手づくり高級味噌2024年11月18日

今年も恒例の小泉麹屋「味噌づくり講習会」を開催しました。

毎年人気の味噌づくり講座ですが、今年も初めての方からリピーターまで、満席での開催でした!

「京白味噌」と麹たっぷりの「超高級味噌」の2種類の味噌づくり講座があり、11月から2月の間に月1回ずつ開催します。

まずは、講師から味噌づくりの基礎を学び、大豆をつぶし、麹と塩を混ぜ合わせ、楽しく仕込み作業を行いました。  

 

仕込んだ味噌は熟成させ、3ヶ月~半年後には美味しい手づくり味噌が完成します。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.86”副館長より 2024/11/152024年11月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今までこのメルマガにおいて、何回か道具の紹介をさせていただきました。
私の好みで選んだ道具を、私の独自の見解で述べたものです。
せっかくなので、技文のHPにまとめて掲載することになりました。
トップページの 「職人道具紹介」 からご覧ください。

また、HPの 「職人カタログ」 のコーナーも合わせて更新しています。
子ども向けの職種の紹介冊子も6職種追加いたしました。
実は意外と?この職人カタログは閲覧数が多く、活用されているようです。

これからもこういった技能職に関する情報をHP等で発信してまいります。
またご覧いただければ幸いです。

大木佑介

会館【技文レポート】第27回 横浜マイスターまつりが開催されました!2024年11月14日

11月10日(日)に、当会館にて
【第27回横浜マイスターまつり】が開催されました。
横浜マイスター】は、市民の生活・文化に寄与する優れた技能職者で横浜市が選定しています。
横浜マイスターが行う活動を通して、技能職の後進育成及び貴重な技能の継承を含む横浜市における
技能職の振興を図ることを目的にとしているため、過去の功績だけでなく、将来の活動を期待して
選定されています。
令和6年度(第29期)の横浜マイスターに選定された建具製作の野口 正男氏がご紹介されました。

各ブースでは横浜マイスターによる実演や、

技能体験教室が開催され、

大通り公園では食肉加工の中山マイスターによる、ジャーマンホットドッグの販売などもありました。

また、8階の後継者育成コーナーでは、帯仕立て、ステンドグラス、染織、洋服裁縫師の作品展示や

販売がされていました。


当会館では横浜マイスターを講師に迎え、「横浜マイスター塾」という講座を予定しています。
確かな技能を学びに、ぜひご参加ください。

会館【技文レポート】第43回 よこはま技能まつりが開催されました!2024年11月14日

11月3日(日・祝)に秋晴れの晴天の中、当会館にて

横浜市技能職団体連絡協議会(ハマ技連)主催、横浜市共催の
【第43回 よこはま技能まつり】が開催されました。

開会にあたっては、横浜市鳶工業連合会の皆さまによる勇壮な【木遣り】で始まり、
2階ホールのステージでは、「着付けの実演」「椅子張り披露」「アイロンがけの実演」など
多彩なステージイベントが催されました。

館内では13団体による講演・実演・体験・販売、大通り公園では3団体の体験、販売が行われました。

【館内のイベントの様子】


8月4日(日)開催の【匠の小学校】では小学生のみの参加でしたが、「技能まつり」では大人の方も
参加できるので、親子での参加も多く見受けられ、皆さん楽しまれている様子でした。

【1階喫茶スペースや大通り公園でのイベントブースの様子】

横浜豆腐商工業協同組合のテントでは「がんもどきの鉄板焼き」や「豆乳おからドーナツ」などの

手づくり豆腐製品の販売、会館1階喫茶スペースでは全日本司厨士協会神奈川県本部による

「ホテル特製ビーフカレー」は列をなす大人気ぶりでした!

普段は中々関わることのできないハマの職人さんと出会い、交流し、親交を深められる
とても賑やかな一日となりました♪

また、今回は関東学院大学関内キャンパスの「関キャンFes.2024」も学内及び大通り公園で

行われ、参加型体験企画「沖縄与那原町名物の大綱曳」も行われ、大賑わいでした!

来年もお楽しみに!

来週11月10日には【第27回 横浜マイスターまつりが開催されます。

皆さまのご来館をお待ちしています!

くらし会館【技文レポート】2024年10月29日 リフォームで楽しむ帯の丈直し2024年11月01日

横浜マイスターによる卓越した技能を体験できる横浜マイスター塾

帯仕立ての水守マイスターによる「リフォームで楽しむ帯の丈直し」講座を開催しました。

 

初回はみなさんがお持ちくださった帯を先生に帯芯の状態、縫い方などを確認ししていただきました。

   

2回目~5回目は和室で仕立て実習

  

難しい部分も多かったかと思いますが、その分完成した帯の美しさがさらに輝いているように感じます。

細部まで心を込めて仕上げた作品です

  

水守マイスター、ご参加くださった皆さまありがとうございました。

 

【お知らせ】

第43回よこはま技能まつり                

日時:令和6年11月3日(日・祝)10時~15時30分

場所:横浜市技能文化会館

第27回横浜マイスターまつり

日時:令和6年11月10日(日)10時~16時

場所:横浜市技能文化会館

 

 

 

 

 

 

 

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.85”館長より 2024/10/252024年10月25日

こんにちは。館長の山口です。
メルマガをご受信いただき、ありがとうございます。

メルマガを見て!と講座のお申込みや、イベントのご来場、技文市でのお買い物にご来館いただく事があります。
とっても嬉しく、励みになります。
重ねて御礼申し上げます。

さて、季節は霜降です。
原稿を書いている本日は夏日で、少し動くと汗ばみます。

来週になると、
11月3日(日)のよこはま技能まつり、
11月10日(日)の横浜マイスターまつりが開催されます。
よこはま技能まつりはご近所の関東学院大学さんとの初連携で、館内外で実施されます。
大通り公園にもテントが並び、イベントや物販、ワークショップ、
キッチンカーも予定されているそうですので、ぜひお越しくださいませ。

という事で大変ながらも、楽しみが続く霜月になりそうです!
皆さまのご来場を心よりお待ちしています。

令和6年霜降 山口亜紀

会館【技文レポート】秋晴れの今日この頃2024年10月24日

夏の暑さもすっかり過ぎ去り、季節は秋。

寒暖差に頭を悩ませながらも、すごしやすい気候になりました。

 

 

まだ暑さの残る時期に植えられた

アカバセンニチコウと葉鶏頭。

ぐんぐんと成長し、日に日に存在感が増しています。

紅葉とは違いますが、どちらも赤い葉が印象的です。

 

 

中央にはダリアの花が植えられました。

今まさに大輪の花を咲かせています。

ダリアは品種改良が豊富で、

坪庭に咲いているような大輪種はもちろん、

小輪種や一重咲きもあるそうです。

当館のダリアは大きくて豪華。

庭園の主役のように目を引きます。

 

 

そして注目したいのはコットン。

コットン?

コットンってあのコットンでしょうか。

フワフワができるのでしょうか。

 

調べたところ、開花してしぼんで、

しばらくたつと、あのフワフワの綿花になるんだとか。

 

植えられたのは先月で、つぼみもずいぶん大きくなりました。

これからの変化に期待大です。

 

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.84”副館長より 2024/10/152024年10月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今年度の横浜マイスターが選定されました。
横浜マイスターは、横浜市が選定する卓越した技を持った技能職者の方です。

今年度の横浜マイスターは建具製作の野口正男さんです。 →こちら
建具とは建物の戸や窓、ふすま、障子などの総称です。
建具職人はそれらの周りの鴨居や敷居などの枠も含めて技術を競っています。

野口マイスターは、同じく建具製作で平成27年に選定された田中利男マイスターから技術を教わったとのこと。
職人の技は脈々と受け継がれていっています。

11月10日には当館で横浜マイスターまつりが開催されます。 →こちら
特別な横浜の職人技を見にいらしてください。

大木佑介

くらし【技文レポート】2024年9月20日 見た目にも美しい酵素シロップ2024年10月11日

まずは新商品のご紹介から。

杉本先生の酵素シロップを技文市で販売中です。

●「SUN」 赤いもの(ハイビスカスやサクランボなど)を集め、

      元気になるイメージでブレンド。

●「TANE」カルダモンやクローブなど8種類のスパイスを使用。

      心を落ち着かせたい時に。

どちらも「梅」を使った酵素シロップです。

 

それでは9月に開催した

「見た目にも美しい酵素シロップ」の様子をお届けします。

 

9月はリンゴのシロップを作りました。

使用したリンゴは2種類。

一つはブラムリーズシードリングという青りんご。

そして小さくて酸っぱいメイポールです。

日本ではなかなか聞きなれない品種ですが、

ヨーロッパでは加工や調理をしていただくリンゴなのだとか。

(クッキングアップルというそうです)

 

リンゴは皮やヘタもつけたままカットします。

スタンダードに串切りか、

思い切って輪切りでもOK。

メイポールは中身も赤くてきれいなので、

外側に向けたいところ。

今回はハイビスカスコーンフラワーマリーゴールドと、

お花も赤・青・黄色そろって、ひときわ華やかに仕上がりました。

 

寒暖差が激しく調子を崩しがちな季節です。

酵素シロップをおいしくいただいて、

楽しく体をメンテナンスしてくださいね。

次回は11月に開催いたします。

会館【技文レポート】2024年9月23日 親子の旬野菜お料理教室2024年09月27日

9月の後半3連休に、親子の旬野菜お料理教室を開催しました。
小学校1年生から6年生のお子さまと保護者が参加してくれました。

今回のメニューは
マーボーなす丼
中華スープ
ぶどうゼリー

料理は順番も大事!
まずは冷やした方が美味しいデザートから作ります。
横浜産のシャインマスカットが入ったゼリーです!

次にメインのマーボーなすと
中華スープに入る野菜を一気に切ります。
デモンストレーションで包丁の使い方を見てから、
実際に具材を切りました。
みんなそれぞれ、包丁の切り方を先生に見てもらい、上達していました♪
同じ調理台のお友達と協力して、
美味しそうに仕上げていきます。

 

  

 

それでは、いただきます!
なすが苦手な子もちらほらいましたが、なんとみんな完食!
スープにもたくさん野菜が入っていたので、
みんな野菜をたっぷり食べました♪
今回使った横浜産の農作物は
お米、なす、おくら、シャインマスカット
なすやおくらはシーズン最後になりますが、
これからも、横浜産の野菜を見つけたら
ぜひ手に取って、お料理したいですね。


食後は、野菜ソムリエの講師ならではの野菜のミニワークをしました。
クイズ形式で行い、盛り上がりました。
さて、ぶどうの一番甘い部分はどこか分かりますか?
ぜひ調べてみてください!

次回は12月7日(土) お正月料理を親子で作ります♪
お申込みは10月10日前後を予定しています。
ご参加お待ちしております。

くらし会館【技文レポート】2024.9.21男の家庭料理教室2024年09月25日

まだ夏の暑さが残る中、「男の家庭料理教室」を開催しました。

2024年4月~9月に月1回開催し、本日は連続6回の最終回

テーマは和食の2回目。秋の食材が盛りだくさんのメニューは・・・

・鯵の南蛮漬け

・けんちん汁

・さつま芋の煮物

横浜 旬・菜・果代表。料理研究家の市原先生はレシピに

梅製品をプラスされることが多く、今回は白梅酢と梅干し。

白梅酢は、鯵にふりかけ、

梅干しは、けんちん汁とさつま芋の煮物のだし汁を取るときに使いました。

だし汁を取ったあとの鰹節と昆布や梅干しは捨てることなく、ふりかけにしました。

ひと工夫でご飯にぴったりの1品になりました。

味付けは薄味ながらも、食材そのもののうまみを活かしており、

飽きのこない美味しさでした。

今回は最終回ということで、6回連続で参加された方には会館から感謝の気持ちを込めて

皆勤賞でお祝いしました。市原先生からも参加のみなさんからも拍手が👏

今回は、なんと6名の方が皆勤です!嬉しい限りです。

次回は10月19日から毎月開催いたします。

1回目のメニューは・・・

和食!魚の西京焼き・茶碗蒸し・ほうれん草の胡麻和え・新米ごはんの予定です。

みなさん、お楽しみに。また来月お会いしましょう♪

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.83”館長より 2024/9/252024年09月25日

こんにちは。館長の山口です。
メルマガをご受信いただきありがとうございます。

季節は「秋分」になりました。
今年は半年くらい夏のようでしたが、少しずつ日が短くなってきたと
感じています。ようやく夏の終わりでしょうか。

前号でお伝えしましたが、9月14日に「手づくり市」を開催し、
多くの方にご来場いただきました。ありがとうございました!
技文レポートにも掲載していますので、ぜひご一読ください。

私事ですが、9月は技文で働き始めた月です。
13年前のことになります。そして、館長として10年が経ちます。
同じ職場(同じ仕事)を続けているわけですが、
長い社会人生活の中でも貴重な時間、体験と思っています。

日々色々なことがあり、様々な方々と接し、毎日が瞬く間に過ぎたと言っても
大袈裟ではなく、お陰様で飽きることなどありません。
これでいいのだろうか?と思いつつ、行ったり来たりしながら、少しずつ進みながらの日々です。
今後はどうなのか?わかりかねますが「今」を大切に積み重ねていきたいと思っています。

季節の変わり目、くれぐれもご自愛されてください。
霜降の頃、またお便りさせていただきます。

令和6年秋分 山口亜紀

会館【技文レポート】2024年9月14日 第21回GIBUN手づくり市2024年09月17日

第21回GIBUN手づくり市を開催しました!

9月も半ばとはいえ、まだまだ暑い土曜日の開催となりました。

今回初の試みとして、抽選で出店者を決めさせていただきました。

たくさんの方にご応募いただきまして、本当にありがとうございました。

 

当日は、予想外の大盛況。

なんと30分以上前から開会を待っている方がいらっしゃいました。

気になって声をかけたところ、お目当てのサークルがあったようです。

今回初出店の方で、ぬいぐるみの着せ替え服が人気の様子。

手が込んでいて、とてもかわいかったです。

遠方から来てくださった方もおり、ハンドメイド作品への熱量に驚かされました。

 

好評企画「みんなのピアノ♪」では、

小学生の男の子がジャジーな演奏をして注目の的に。

会場からも思わず拍手が上がりました。

YOUTUBEで聞いた曲を練習しているのだとか。

自由に演奏していただく企画なので、

毎回「思いもよらない演奏」が出てくるのが面白いです。

 

前回から引き続き、ラウンジでのワークショップリユースマーケット

ハズレなし抽選くじもイベントを盛り上げてくれました。

ホールの中も外も人があふれていて、とても賑やかで楽しい一日となりました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

次回の開催は、4月を予定しています。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.82”副館長より 2024/9/152024年09月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

匠プラザの木型職人道具のコーナーに定規がたくさん並んでいます。
同じものばかり展示しなくてもいいのに、と思うかもしれませんが、全部違うものです。

この定規は鋳物尺(いものじゃく)と言って、金属の鋳物の原型を作るときに使う定規です。
金属は固まるときに収縮するので、その縮み幅を考えて原型を大きめに作らなければなりません。
その縮み幅の分、あらかじめ少し長くしてあるのがこの鋳物尺です。

金属の種類によって縮み幅が違うので、それぞれの金属の種類にあった鋳物尺があります。
その種類は10/1000や22/1000と表記されていて、
1000mmの定規が実際は1010mmや1022mmで作られています。
途中で別の種類の鋳物尺と取り違えてしまうと大変なことになりますね。

このように、一見同じものがたくさん並んでいるようでも、みんな微妙に違っています。
何が違っているのか、間違い探しのように楽しんでみてください。

大木佑介

会館【技文市】技文オリジナルバッグ販売中2024年08月26日

技文市ではエコバッグとしてお使いいただける

2種類のバッグを販売中です。

 

1つは以前に大好評をいただき、

即完売となったお買い物用バッグ

不織布製で軽く丈夫。汚れにも強いので、

お買い物にお役立てください。

 

2つ目は今回初登場の保冷バッグです。

技文オリジナルデザインのこちらは、

ランチバッグより少し大きい目のサイズ。

こちらも軽く、エコバッグとして忍ばせておけば

冷蔵品のお持ち運びに便利な一品です。

 

どちらも当館1階・技文市にて販売中です。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.81”館長より 2024/8/252024年08月25日

こんにちは。館長の山口です。
メルマガを受信いただきありがとうございます。

季節は処暑となりました。
暑さが和らぎ、蝉の声から虫の声に変わる頃になります。
確かに夜の帰り道は、蝉の大合唱が小声になってきました。

前号で副館長が「匠の小学校」について書いていますが、
私自身も夏の思い出!?と言えば、「匠の小学校」です。
このイベントが終わると夏が終わった気にさえなります。
技文レポートに報告してありますので、ご一読いただけますと幸いです。
→こちら

次のイベントは9月14日(土)の「第21回手づくり市」です。
出店者の皆さまをお迎えし、各店を覗き、
皆さんの手仕事、工夫、器用さに感心し、
お買い物をすることをとても楽しみにしています。
ちなみに、私の担当は「SDGsリユースマーケット」です。
現在、断捨離?をしながら、出品の物色中です。
掘り出し物もあるかもしれません。ぜひお立ち寄りくださいませ!

厳しい残暑が続きますので、くれぐれもご自愛いただき、
みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

令和6年処暑 山口亜紀

くらし【技文レポート】2024年8月17日 男の家庭料理教室2024年08月24日

台風一過で暑かったこの日、男の家庭料理教室 中華の2回目が開催されました。

メニューは

 ・海老チリ

 ・きのこ入り中華スープ

 ・にらまんじゅう
いつものように本日のメニューの説明から始まります。

「食品」「栄養」「季節」様々なお話しを取り混ぜながら進めていくのが市原先生流。

本日のメニューでは~

きのこ入り中華スープに付けたとろみについて。

「今日のように暑い日は、とろみを薄くしのど越し良く。

寒い日は、とろみを濃くします。それは冷めにくく体が温まるのよ。」と。

同じ料理でも、季節によって変化をつけるそうです。

年齢の違いでも、それぞれが食べやすいように、形、大きさ、味も変化をつけます。

「料理は、愛情ね。」と。こういうコメントからも料理の楽しさ、大切さを学びます。

 

にらまんじゅうは、餃子の皮2枚を使って包みます。

中身のあんは、餃子とほぼ同じ材料で作りましたが、

たくさんあんが詰まっていて、肉汁をたっぷりと味わえて◎

海老チリは、海老に片栗粉をふりよくもみ、水で洗い流します。

水気を良く拭き取ったら下味をつけ、卵白を少しずつ加えてよくもみ込みます。

するとプリプリの食感になり、美味しい海老チリに!


実習後は、みなさんで試食タイム♪

愛情たっぷりの料理を目の前にして会話もはずみます。


10月からの教室は早くもキャンセル待ちとなっていますが、まだ受付中ですので、

ご興味のある方はキャンセル待ちでお申込みをしてみてはいかがでしょう。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.80”副館長より 2024/8/152024年08月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

8月4日に今年も「匠の小学校」を開催いたしました。
皆さまたくさんのご来場ありがとうございました。
また、職人の皆さま、ボランティアの皆さまありがとうございました。

今回は申込方法やお支払い方法で新しい取り組みを行いました。
外部のイベント申込受付サイトを利用し、お支払いもオンライン決済でした。
慣れない分不安でしたが、作業効率や当日の受付手順も簡略化され、大成功でした。
今後ともオンラインの利用やキャッシュレス化を進めて行こうと思います。

ちなみに毎年8月のメルマガは匠の小学校について書かせていただいています。
きっと来年もまた匠の小学校について書いていることでしょう。
来年もよろしくお願いいたします。

大木佑介

会館【技文レポート】2024年8月4日(日) 匠の小学校20242024年08月06日

匠の小学校2024を開催しました!

匠の小学校は夏休みに開催の技能文化会館の一大イベント。

技能文化会館の各部屋で13の体験を1日で同時に開催します。

今年はお子さまの総体験450名!

約1,000人の方のご来場いただきました。

皆さま、暑い中ご来場くださりありがとうございました!!

 

匠の小学校の特徴は講師がハマのプロの職人さんということ。

職人さんが使う本物の道具と材料を使うことができるのが大きな魅力です。

スクリーン印刷の大きな器具

ペイントの塗料や道具

おとうふ屋さんの豆乳とにがり

子どもにとっては重くて大きいかなづちやのこぎりやさしがね

いい香りの国産イグサのタタミ

銅板の色を変色させる特殊な薬品

本物のカメラと笑顔を引き出す技

木を薄く削るカンナ

和裁ならではのコテ(アイロン)

どろだんごをピカピカにする技

親子のコミュニケーションが素敵なマッサージ方法

 

一生懸命に作品を作る姿や、やる気が溢れる表情から

面白いと感じてくれているようでした。

 

子どもたちが書いてくれたアンケートの感想には

・かわいい作品が出来てうれしかった

・ていねいに教えてもらったのでよかった

・色々な体験ができておもしろかった

・また来たい

・はじめて作れたから満足

・すごく楽しかった。いい思い出になった。

というコメントがたくさんありました。

来年も楽しみです!と保護者の方の声もいただきました。

 

体験を終えた子どもたちの素敵な笑顔から、本当に良い体験が出来たのだなと感じました。

この経験が宝物になると良いなと思います。

 

最後に、このような大きなイベントは技能文化会館のスタッフだけではできません。

職人さんは今回のイベントのために80名お集まりくださいました。

当日は25名のボランティアスタッフが笑顔でサポートくださりスムーズな運営をすることが出来ました。

その他にも多くの方にご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

また来年も開催を予定しています。また来年を楽しみにしてください。

 

 

 

 

 

 

くらし【技文レポート】2024年7月20日 男の家庭料理~7月~2024年07月25日

今回の講座で学んだメニューは・・・

●バジルペースト           

●バジルトースト

●豚肉のマスタード焼き

●野菜スープ

●バジルペースト&バジルトースト●・・ナッツはクルミを入れました。松の実、アーモンド、カシュナッツなどもOK

どのナッツを入れてもバジルが強いので味はあまり変わらないそうです。色々なナッツで試してみて下さい。

💛ナッツはフライパンで気長に煎ると香ばしい香りがしてgoodです。💛

出来上がったペーストはバケットに塗り、パルメザンチーズをふりオーブンへ。

トーストのカリカリとした食感と、バジルの香りが組み合わさってシンプルながらも

とてもおいしかったです。

💛バジルの保存方法💛

ペーストをビンに入れオリーブオイルでペーストにフタをします。乾燥が防げてカビがつかないそうです。

●豚肉のマスタード焼き●

マスタードの香りと味が食欲を刺激し、食欲が落ちやすいこの時期でも美味しく食べられました。

マスタードソースは、どの食材でもOK。

●野菜スープ(トマト・玉ねぎ・レタス)●

さっぱりとしたさわやかな味わい。トマトの酸味と甘み、玉ねぎの甘み、レタスのシャキシャキした食感が

とても美味しかったです。

💛玉ねぎの切り方「繊維の方向」が大切💛

繊維に沿って切る(たて切り)・・・加熱しても形がくずれずにシャキシャキとした食感が残る。

繊維を断ち切る(横切り)・・・加熱するときに繊維が崩れやすく、やわらかい(クタクタ)食感になる。

目的に応じて切り方を選ぶとお料理がより一層美味しくなるそうです。

 

多めに作ったバジルペースト!!!

市原先生の提案でジャンケン大会でゲットする方を決めることになり、大いに盛り上がりました。

本日の講座もみなさんの楽しそうにお料理を作る姿、和気あいあいとした雰囲気、テキパキと動く姿

とても素敵な時間になりました。ありがとうございました。

次回(5回目)のメニューは・・・

エビのチリソース / ニラ饅頭 / きのこの中華スープ

 

※オクラに含まれる成分を「ムチン」と表記していましたが、ご指摘を受け誤りであることが判明しました。お詫びして該当箇所を削除します。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.79”館長より 2024/7/252024年07月25日

こんにちは。館長の山口です。
メルマガを受信いただきありがとうございます。

季節は大暑となり、暑さ本番!の日々が続いています。
以前は「夏は暑くなくちゃ!」「暑くなってこそ夏!」などと言っていたように
思いますが、最近は猛暑が続き「危険な暑さ」となっています。
加えて、夏風邪や感染症も流行中、熱中症の心配もあり「暑すぎる夏」に悲鳴
と言ったところでしょうか。

今は、8月4日(日)の「匠の小学校」開催準備に気忙しくしています。
「準備8割」と実感していますので、前日までにいかに準備を整えることが
出来るのか、にかかっていると思っています。
と、頭でわかっていても、私自身は、まだまだやらなければならないことが
山積み状態で4割程度しか進んでおらず、こちらはこちらで自分自身に悲鳴です。

さ!嘆いていないで、進んでいきます!(と自分に掛け声)

皆さまには、会館へお越しの際は時間に余裕を持たれ、
いらしたら1階匠プラザで涼んでください。
暑い暑い今夏を乗り切るために、くれぐれもご自愛いただき、お過ごしください。

※TVK(テレビ神奈川)のハマナビ「ハマの自由研究特集」で匠の小学校を取り上げて
いただきました。お豆腐屋さんを訪ねた映像もありますので、ぜひ御覧ください。

令和6年大暑 山口亜紀

会館【技文レポート】短い梅雨の終わりの坪庭2024年07月16日

7月も植替えが行われ、坪庭はいっそうカラフルになりました。

とくにポーチュラカとケイトウは、

一株の中に何色もの花をつけていて目に華やかです。

 

ケイトウこれまでにも紹介したことがありました。

当館の坪庭ではすっかりお馴染みになりましたね。

色鮮やかな花房は、炎のような形をしていますが、

他の品種ですと、ビロードのような質感で

モコモコと丸い形のものもあります。

まさに鶏頭の名の通り、鶏のトサカのような見た目で、

一見して同じ植物だと思えませんでした。

植物の世界は奥が深いです。

 

ポーチュラカも色とりどりの花をつけています。

赤ピンクオレンジ黄色と、見ているだけで元気になりそうな

可愛らしい見た目の花です。

薄い花びらとは対照的に、葉や茎はプニプニと肉厚で面白いです。

暑さと乾燥に強い植物ということで、

夏のガーデニングには欠かせないんだとか。

花言葉は「いつも元気」

見た印象と同じで驚きました。

 

他にもキキョウサルビアなどの涼しげなお花も開花しています。

今後はハイビスカスのつぼみにも注目したいところです。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.78”副館長より 2024/7/152024年07月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

ふと、英語で展示の道具のことを何と言うのか気になり、調べました。
特に気になったのが、ウチマルカンナ、ソトマルカンナです。
以前メールマガジンでも書かせていただきました。→こちら

ウチマルカンナは、桶の外側を削るために内側にへこんでいます。
ソトマルカンナは、桶の内側を削るために外側に丸くなっています。

英語ではウチマルカンナはHollow Plane(中空のカンナ)、
ソトマルカンナはRound Plane(丸いカンナ)でした。

英語は見た目通りの名前でわかりやすいです。
いや、よく考えたら日本語も見た目通りの名前なのか。
やはりどっちがどっちか混乱してしまいます。

大木佑介