技文レポート

会館【技文レポート】2022年8月7日 匠の小学校20222022年08月08日

匠の小学校2022を開催しました!

2019年以来3年ぶりの開催となりました。

今年はコロナ禍ということもあり、例年と異なる点がいくつもありました。

小学校へのチラシの配布と往復はがきでの申し込みをやめ、

メールでの申し込みに力を入れました。

初めてのことだらけでスタッフも毎日が反省と改善の連続。

イベントまでの2か月はとても慌ただしいものでした。

 

さて当日の様子を紹介します。

今年は9団体が参加、11種類の体験がありました。

当日は10時から体験スタートです。

時間が来ればこれは例年通り、上から下までの大騒ぎ。

職人さんからのお話を聞いて、質問したりヘルプを呼んだりと活気にあふれています。

 

カップとうふつくり 「豆腐が固まるのがおもしろかった」

2種のペイント体験 「すきないろをぬれた」

 

 

3種の裁縫体験 「先生がやさしくてないようがおもしろかった」

万能台づくり 「いっぱいくぎをうてて楽しかった」

 

 

銅板イニシャルレリーフづくり 「ふしぎな薬をぬってピカピカになった」

イグサのストラップづくり 「ストラップがたのしかった」

 

 

ミニタタミづくり 「タタミの大きなホチキスが楽しかった」

3色刷りトートバッグづくり 「えのぐをのばすところがたのしかった!」

 

 

カメラマン体験 「パパとママといっしょにとったのがうれしかったです」

親子でマッサージ体験 「子どももマッサージするんだ!とおどろいた。気持ちよかった」

 

 

一緒にご来場された保護者の皆さんも、時には子供たちとお話を聞いたり作業をしました。

親子マッサージやカメラマン体験では、一緒に体験に取り組まれました。

ニコニコの笑顔と大きな声で「ありがとうございました!!」と言ってもらえて、我々スタッフもとても嬉しかったです。

 

ケガ人や体調不良者もなく、無事に一日を終了することが出来ました。

ご来場くださった皆様、職人さんやスタッフの皆様、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました!

また来年の開催をお待ちください。

くらし【技文レポート】2022年7月30日 横浜野菜を使った“親子の旬野菜お料理教室”2022年08月02日

夏休みの親子料理教室を開催しました。

横浜で活躍している「野菜ソムリエ」が講師の料理教室は

美味しくたくさんの野菜を食べてもらう工夫がされたメニューです。

今回は10種類もの野菜スパイスが入ったカレー

ナンを生地から作りました。

 

包丁の扱い方、野菜の切り方など丁寧に教わり、

調理台ごとに協力して調理実習しました。

10種類もの野菜が入っているので切る作業もがんばりました!

カレーには4種類のスパイスを入れます。

匂いや色を確認しながら、入れていくので実験みたいで面白そう。

ナンは生地を捏ねる作業が気持ちよさそうで、低学年の子も

楽しいと言いながら作っていました。

発酵なしで簡単にできるのでお子さんと一緒に作るのにぴったりですね。

仕上げに調味料をいれて味見をすると、

「美味しい!!」という嬉しそうな声が聞こえました。

茄子が嫌いな子も、これなら美味しく食べれるとニコニコの笑顔。

こんな声を聴いたらお父さん、お母さんは嬉しいですよね!

 

今回は作ったものはお家にお持ち帰りです。

ぜひ夏休み中も、それぞれのご家庭で作ってほしいです。

次回の親子の旬野菜お料理教室は冬を予定していますので

またHPでご案内します。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.31”館長より 2022/7/252022年07月25日

暑中お見舞い申し上げます。

今年は戻り梅雨があり、二度目の梅雨が明け、
猛暑の期間も二度目に入ったように思います。

今は、8月7日(日)「匠の小学校」を目前に控え、ヒートアップ中です。
感染症と熱中症予防に努めて開会と閉会を迎えたいと思っています。

感染拡大中のため、利用者の皆さまの利用中止も増えてまいりました。
「支払期限延長」手続きを上手にご利用ください。

また、猛暑が続き、当館の電力使用もピークを迎えています。
節電対策として、2階ホール屋上の散水や、一部のトイレは人感照明などにしています。
皆さまにも、節電にご協力・ご理解いただけますと幸いです。

体に堪える暑さが続いていますので、皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。

令和4年大暑 山口亜紀

会館【季節】技文の坪庭2022年07月22日

当館の坪庭は月に一度植え替えを行っています。

季節の植物が植えられ、毎月違った雰囲気を見せてくれます。

植え替えた直後は、それぞれの植物がポツンポツンと植わっていて、スカスカして見えます。

しかし、2週間もすると土を覆い隠すほど葉や蔓が伸びてきて、

とても生き生きとした庭になるのです。

やはりプロの仕事は違うんだな、と思わされる瞬間です。

 

5月は桔梗やアズーロコンパクトといった、

紫から青の優しい色味をメインに据えた穏やかな印象の庭でした。

6月はマックスマムやガザニアといった、キク科の花が華やかな庭でした。

7月になり、今はまた植え替えたばかりです。緑の葉が目立っています。

特徴的なのは、丸々としたコキアの木でしょうか。

てっきり刈り込んでこういう形なのかと思いきや、

自然のままであり、この形のまま大きくなるのだそうです。

また庭の左側にあるのは、ハイビスカスとクルクマです。どちらもツヤツヤとした葉を持っています。

ハイビスカスには大きなつぼみがいくつもついていて、今から開花が楽しみです。

クルクマは夏に強い熱帯植物。真ん中にある茎が伸び、花をつけます。

 

大暑を超えれば夏本番。

夏の庭がどんなものになるのか、楽しみに待ちたいと思います。

 

くらし【技文レポート】2022年7月7日 マヌルパンとフォカッチャ2022年07月16日

いつもは息が上がるほど生地をこねるパン教室ですが、今回は少し様子が違いました。

梅雨明けの猛暑続き、冷房が入っているとはいえ、換気のため窓は開いています。

こういった環境でいつものようにパン生地をこねたら熱中症になってしまう!

ということで、講師の石毛先生ができるだけこねずに作れるレシピを

紹介してくださいました。

生地はいつもより柔らかく、扱いも難しい、優しくそっと包み込むように

丸める作業に、戸惑う参加者も多かったようです。

カットした断面や人が触った部分の生地は傷んでしまい、発酵にも時間がかかってしまいます。

「手数は少なく!5回くらいで丸めて!」と注意されますが、

なかなか皆さん苦戦されていました。

 

今回作ったのは韓国発のグルメ「マヌルパン」と、

イタリアのテーブルパン「フォカッチャ」です。

「悪魔的なおいしさ」と言われるマヌルパンは、シンプルな丸パンに味付けをしたもの。

切り込みを入れたら甘いクリームチーズを挟み込み、

溶かしバターとガーリックソースにくぐらせ、さらに焼き上げます。

レシピを解説する中で、ガーリック!バター!クリームチーズ!と、

参加者の皆さんからはどよめきが起こりました。

 

フォカッチャもシンプルなパンです。

生地に穴を開けたら、好みのハーブを差し込んで焼き上げる。

今回は、先生が用意してくれたオリーブとニンニクを挿し込みました。

これからの季節はドライトマトを入れたり、アスパラやズッキーニ、

ベーコンを載せればそれだけで食事パンになります。

スライスしたものをサンドイッチにしてもいい、

とても便利なパンだと先生はおっしゃいました。

教室中にガーリックの香りが漂い、なんとも食欲のそそられる講座となりました。

 

まだまだこねたりない!次はパン生地をこねたい!というお声にお応えして、

次回はしっかりと生地をこねるパンになりそうです。

次回のパン教室は2か月後となります。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.30”副館長より 2022/7/152022年07月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

梅雨も早々に終わり、毎日暑い日が続いています。
夏の暑さは、屋外で活動する職人の皆さんにはとてもつらいことだと思います。

主に建築関係の職人は空調のない屋外でのお仕事です。
ただ、職人はそのほとんどが長袖で活動しています。
理由としては、肌が露出していると危険だから、ということはもちろんですが、
袖が汗を吸って水分の気化熱で涼しい、直射日光に当たらないので体温が上がりにくい等、
逆に長袖でいることが涼しいということもあるようです。

また最近ほとんどの現場で見るようになったファン付き作業着。
小さなファンで内側に空気を送り込むあの作業着は画期的ですね。
職人さんの中には、あれがないともう外で作業はできないと仰っている方もいました。

まだまだ夏も序盤。
職人さんを見習ってファンのついた服を着て暑さを乗り切るのも手かもしれません。

大木佑介

会館【季節】梅雨明け2022年06月29日

じめじめと憂鬱だった梅雨があっという間に開けてしまいました。

なんと例年よりも20日以上も早いとのこと。

洗濯物は乾きやすくなりましたが、

あまりに強い日差しにクラクラしてしまいます。

梅雨明けが早いと、猛暑の期間が長くなる傾向があり、

体調不良や熱中症のリスクを高めるそうです。

当館にいらっしゃる際は、帽子や日傘などで日陰を作り、

こまめな水分補給をしてくださいね。

 

また、今後は「戻り梅雨」という状態が予想されています。

「戻り梅雨」とはその名の通り、梅雨のような天気に戻ってしまうこと。

大雨が降ることもあるそうなので、天気予報とのにらめっこがつづきそうですね。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.29”館長より 2022/6/252022年06月25日

季節は芒種から夏至に変わりました。
1年の中で昼間の時間が最も長い時期です。
確かに、窓口営業を終了した19時の時点では、まだまだ明るさの残る空色です。
夏至から半年後の冬至に向けて、日々昼間の時間が短くなっていきます。
東京では、夏至と冬至では日照時間が5時間程度違うそうです。
空色もかなり違っていきますね。
曇り空が続き、キレイな夕暮れ後の夏至の空を見ることが出来ていませんが
本日(6月24日)あたり、期待したいところです。※画像は6月25日19:30の東の空

先月から1か月の間に、夏から秋口にかけてのイベント企画をしました。
8月7日(日)の「匠の小学校」と、9月23日の「手づくり市」です。
チラシも出来上がり、HPにも掲載していますので、ご確認いただけると幸いです。

個人的には、「梅の酵素シロップ」と「梅ジュース」をつくり、旬を楽しみました。
我ながら美味しく出来た!と喜んでおります。

次回は大暑の頃です。
「匠の小学校」を目前に控え、ヒートアップ!?しているかもしれません。
熱中症予防に努めて過ごしたいと思います。

皆さまも時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。

令和4年夏至 山口亜紀

くらし【技文レポート】2022年6月11日 きもの着付け教室2022年06月16日

4月から始まった『きもの着付け教室』3回目が終了しました。

着物は着方も知識もよく分からないというのがスタートでしたが、

自分で着て楽しみたいという共通の思いで繰り返し練習しました。

 

少人数の教室ですので、分からないことも先生に聞きやすく、

1人が分からないことを皆で共有したり、情報交換をしたりして、

活気のある内容の濃いレッスンとなりました。

そして写真の通り、3回目は全員素敵に着物を着ることができました。

着物の奥の深さにワクワクし、

もっと自分なりに楽しみたいという

夢中になる気持ちに溢れていました!

 

7月は『ゆかた着付け教室』を開催します。

ゆかた姿で夏のイベントやお出掛けを楽しみませんか。

秋からも『きもの着付け教室』を開講予定なので

これから着付けを学びたいという方にもおすすめです。

ゆかた着付け教室』の詳細はこちら

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.28”副館長より 2022/6/152022年06月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今回はまた個人的に好きな道具を紹介いたします。
今回は『エンマ』です。

エンマはヤットコの一種です。
ヤットコとは交差させた金属で物を挟む、いわゆるペンチみたいなものです。
エンマは先端の挟む部分が幅広で薄く、支点に近いため強い力で物を掴むことができます。

大工では釘の頭を掴んで引き抜くために使われていました。
エンマを使用する職種は多岐にわたり、大工のような木材加工の職種の他に彫金、革細工などでも使われています。
「細く小さい物をしっかりと掴む」ということに特化した機能美が素敵です。

名前の由来は、地獄の閻魔(えんま)様が嘘をついた人の舌を引き抜くのに使う道具だからとされています。
ちなみにエンマの先端が刃になっている道具は『喰い切り』と言う恐ろしい名前がついています。
嘘じゃないですよ。

エンマや喰い切りの様に、その力強さが想像できる名前も魅力に感じます。

大木佑介

くらし【技文レポート】2022年6月2日 美味しいデリ風作り置き教室2022年06月07日

 

6月2日は「美味しいデリ風作り置き教室」を開催しました!

一品10分程度でサクサクと作れる、簡単で便利なレシピが満載の料理教室です。

 

6月のメニューは

カリカリ梅のじゃこご飯

鮭の南蛮漬け

プチトマトのマリネ

ズッキーニのジョン

竹輪のカレー磯部炒め

プチトマト・ピーマン・ズッキーニ、そしてシソとミョウガ。

夏野菜をたっぷり使ったメニューでした。

石毛先生の教室では、旬の野菜をたくさん使います。

レシピに載っていない情報もバンバン飛び出しますので、

調理をしながらも生徒の皆さんはしっかりメモを取っていらっしゃいました!!

 

調理中に先生が教えてくださったことを、少し紹介します。

竹輪のカレー磯辺炒めでは、

カレー粉のほかに香りと味付けアップのためにガラムマサラを使用します。

メーカーによってスパイスの配合が変わるので、

いろいろと試してみてね!とのことでした。

使用したズッキーニは、横浜では6月ごろから出始めて7月が旬のピーク。

小ぶりなものは味が詰まっていて美味しく、

オリーブオイルと塩で炒めるだけで、夏のごちそうに。

プチトマトのマリネは非常にシンプルな料理です。

マリネ液が余ったら、炭酸水を入れて飲めば夏の水分補給にぴったり。

など・・・お伝えしきれないほど内容盛りだくさんで、先生のお話を聞くのも楽しみの一つです。

 

すべての料理の味付けが、しっかりしていて美味しいので、

次はこの食材を使ってみたら?こういう風にアレンジしても美味しそう!

と、考えるのも楽しいところ!

5品のお料理を二人分ずつ保存容器に入れて、大満足で教室は終わりました。

 

石毛先生の料理講座は、次回は7月のパン教室でマヌルパンとフォカッチャを作ります。

作り置き教室は9月を予定しております。

次回も楽しみにお待ちください。

くらし【技文レポート】2022年5月28日 梅しごと教室①青梅の梅しごと2022年05月31日

今年も「梅しごと」の季節がやってまいりました!

講師は料理研究家であり、「杉田梅」の普及活動もしておられる市原先生です。

 

5月28日(土)は青梅をつかって梅酒と梅味噌、梅ジュースの仕込みを行いました。

使用している梅はもちろん「杉田梅」。現在の横浜市磯子区を原産とする品種です。

今年は梅が不作だったとのことですが、先生自ら農家さんに赴き収穫されたとのこと。

梅酒を作る際の比率は梅1:氷砂糖1:酒1と言われるそうですが、

先生は「私は梅が大好きだから、梅リッチなの!」と通常の1.5倍の梅を入れた

レシピを紹介してくださいました。

 

講座の合間に、梅味噌のおいしい食べ方や、

ウォッカ・ジン・ワインを使用した梅酒など、

試したくなるお話をたくさんしていただきました。

生徒のみなさんもメモを書いたり動画を撮ったりと、とても熱心な様子でした。

 

ところで市原先生は、杉田梅の普及活動をしていると紹介しました。

講座の最初に、先生は「杉田」という梅の品種の紹介と、

その歴史について解説してくださいました。

かつて横浜には広大な梅林があったこと。長い歴史の中で焼失してしまったこと。

そして現在にわずかに残った「杉田」を横浜に戻したいこと。

「おいしいのは大前提として、どんな由来があるのか知ってほしい」

と先生はおっしゃいます。

土地や農家さんの関係で、横浜に梅林はもう作れない。

でも杉田に行くとあちらこちらに梅が植わっている町にしたい。

50年後くらいかな?とニコニコと笑って話してくださいました。

「おいしい」以上のたくさんの魅力が『梅しごと教室』の人気の秘訣です。

和気あいあいと梅しごとをした後は、みなさんニコニコの笑顔でお帰りになりました。

次の梅しごとは完熟梅!またレポートをお届けします。

 

市原由貴子先生のHPはこちら

横浜 旬・菜・果

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.27”館長より 2022/5/252022年05月25日

季節は小満になりました。万物がすくすくと成長する頃です。
技文の坪庭でも植物たちが、いきいき、のびのび育っていますが、
最近は、梅雨の走りを感じる日もありますね。
いつまで経っても衣替えが進みません・・・。

本日(23日)週末に開講する「梅しごと教室」の青梅が届きました。
そんなに早く?!と思われると思いますが、下処理をして冷凍保存します。
ちなみにこれは梅ジュースのみの手法です。

今年は梅の生育が遅いそうで、例年より小粒で可愛らしい青梅です。
小さいながらも、いきいきと眩しい青さをお知らせしたいと思い、
画像をHPに貼り付けますので、ぜひ御覧ください。

今の時期は、梅しごとの楽しみもありつつ
昨年度の事業報告を仕上げる時期でもあります。
毎年、同じことをしているようでも、省略することもあれば
進化させていることもあります。
季節を振り返りつつ、昨年の梅の実は大きかった!と思い出しました!
粒は小さくても、今年も美味しいジュースやシロップ、梅干しを
つくりたいと思います。

時節柄、体調を崩されませんよう、くれぐれもご自愛ください。
次回は夏至の頃、お便りさせていただきます。

令和4年小満 山口亜紀

会館【技文レポート】ポテトサラダの編み込みパン&ポンデケージョ2022年05月23日



二か月おきに開催されています大人気のパン教室♪

5月12日開催されました教室のメニューは、
ポテトサラダの編み込みパンとポンデケージョでした。

今回は発酵の待ち時間を使い二種類とも生地から作りました。

 

 

 

1種類目のポテトサラダの編み込みパンは、具にコーンやひき肉、
炒め玉ねぎが入ったポテトサラダが詰まったボリュームあるおかずパン。
先生いわく、生地の粉の配分は作るパンの種類によって変えているとのことで
今回は強力粉100パーセントの特にしっかりと捏ねるタイプの生地でした。
初めて参加された方もリピーターの方々も先生のサポートのもとひたすら捏ねの作業を行いました!
生地にたっぷりのポテトサラダを置いたらパンを丁寧に編み込みます。
難しいと思いきや皆さんそれぞれに美しい編み込みのパンを焼き上げて
いらっしゃいました。
具材のポテトサラダはコロッケを思わせるようなお味で
「美味しいデリ風作り置き教室」の講師でもある石毛先生ならではの納得の
美味しさでした♪

 

2種類目のポンデケージョは、ほとんど混ぜるだけで簡単にできてしまうのに
本格的な焼き上がり!香ばしいチーズの香りが食欲をそそり、表面がカリッと中は
モチモチの病みつきになる食感でちょっとした時間に作れてしまう手軽さが魅力です。プレゼントや持ち寄りにも自慢できる一品だなと感じました♪


次回7月7日(木)開催のパン教室のメニューはマヌルパンとフォカッチャです。
ガーリックバターとクリームチーズを挟んだ、今話題のマヌルパンと
アレンジも効きそうな定番のフォカッチャを一緒に作ってみませんか?
お申込みはこちらからどうぞぜ!

石毛先生の美味しいデリ風作り置き教室も好評です!!詳細はこちら!!

 

 

 

 

 

 

会館季節の植物 2022/5/212022年05月21日

大通り公園から、にぎやかな声が聞こえてくるようになりました。

過ごしやすく、散歩にちょうどよい気候になってきましたね。

当館の植栽でも、お花が見ごろを迎えていますので、いくつかご紹介いたします。

 

フランネルフラワー

優しげな白いお花です。

フランネルとは毛織物の一種のこと。

細かい毛が密集した触り心地の良い葉を持っています。

 

桔梗

万葉集では秋の七草に選ばれています。

食用の春の七草と違い、秋の七草は鑑賞が目的です。

星形の特徴的な形と、みずみずしい紫色が目印です。

 

エニシダ

黄色い花がよく目立っています。

細い枝で箒が作られることから、英名をbroom(箒)と言います。

魔女の空飛ぶ箒は、エニシダ製という逸話も。

 

ライスフラワー

白くてつぶつぶした特徴的な花を咲かせます。

その見た目がお米に似ていることから名づけられました。

花もちがよくドライフラワーとしても人気があります。

 

植物は日々変化があって面白いですね。

ぜひお立ち寄りいただき、見てみてください。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.26”副館長より 2022/5/152022年05月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

実は去年の5月、“ギックリ背中”というのになっていました。
ギックリ腰の背中版といったものです。

その日は朝から背中が痛く、治る様子もなかったので、鍼灸院に行きました。
この鍼の先生は鍼灸マッサージ師という国家資格を持ったお医者さんです。
また、それに加えて技能職団体に名を連ねる職人でもあります。

鍼・灸・あん摩は約3000年も昔の中国で始まりました。
長年の経験と手の感触で症状を読み取る鍼灸マッサージ師は、まさに職人といえます。

その時私はどうしたかというと、ギックリ背中と診断を受け、鍼を打ってもらいました。
その後先生の言う通りに痛みが一気に押し寄せ、当日は眠れないほどでした。
しかし、2日後には嘘のように痛みがなくなっていました。

症状や個人によって差はあるかと思いますが、職人のすごさを体感した出来事でした。
でももうあの痛みは体感したくありません…

大木佑介

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.25”館長より 2022/4/252022年04月25日

いつも当館をご利用いただき誠にありがとうございます。
季節は穀雨から立夏に進もうとしています。
雨が多い最近ですが、夏日の日もあり、陽射しも強くなってきています。
何より、新緑が眩しく美しい季節ですね。

前号で副館長が「桜」について書いていたので、「花」繋がりで!と思い、
数日前に横浜公園にチューリップを観に行きました。
終盤の様子でしたが赤白黄色の花たちに楽しませてもらいました。

さて、先日体験したことをお伝えしたくなりました!
以前お世話になった方に紹介されたワークショップに参加してきました。
テーマは「自分の支え」になるものを再認識、再発見するというものでした。
最初に、思い浮かぶ漢字一文字を4つ書くことからスタートし、
書いた漢字は「想」「愉」「感」「忘」でした。
3つ目まではさらさらと書き、最後の1つは少し考えて書きました。
気づいてみれば、どの漢字にも「心」が入っていることが発見でした。

ワークショップを進めていき、最後に残ったキーワードが
「今」「未来」「人」「事」でした。
ウン十年前の社会人スタートは人事部だったことを懐かしく思いました。
自分の内外で繋がっていることなのだろう・・・と思った体験でした。

これらは、参加者の皆さんも同様に体験し、共有し合いますが、
全く異なっていたり、かなり近寄っていたりします。これも不思議なことです。

ちなみに、会場はお寺でした。なぜお寺?と思い、興味を引かれました。
技文にも立派な和室がありますので、着付け教室以外の講座も和室で行うことで
心が落ち着いて良いのかもしれない、などと思いました。

いつもと違う体験は新鮮です。感じることや気づくことがあります。
重い腰を上げやすい気候の季節に、また何か新しい体験をしてみたいと思いました。

令和4年穀雨 山口亜紀

くらし会館【技文レポート】きもの着付け教室2022年04月23日

4月~6月の3回コースきもの着付け教室の1回目を開講しました。
全く初めての方、以前習ったことがある方とさまざまです。
着物の知識が全くないから恥ずかしいと思う方もいらっしゃいますが
当館のきもの着付け教室はどんな方もウェルカムです


初回は、一通りの着物の着方の流れをボディを使って
デモンストレーションします。
はじめての方は、「こんなに大変なの!?」と自分が着る前から驚きです。
それだけ、着物は日常の生活では馴染みがない装いです。
(着物の知識がないのは当然ですね!)
それでも、「着物が好き」とか「着物を素敵」と感じるのは
和文化への親しみや、着物が持つ品格や美しさが魅力なのだと思います。


初回ですが、“自分で着物を着ること”を体験していただくために、帯まで締めていただきました。
慣れない動きで大変だったとと思いますが、皆さま素敵な着物姿になりました。

着物を着ると気分もウキウキしてお部屋の雰囲気も明るくなります。楽しい2時間半の教室になりました♪


7月にはゆかた着付け教室を行います。
お申込み受付中ですので、興味のある方はぜひお申込みください。

7月16日(土)ゆかた着付け教室の詳細はこちら

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.24”副館長より 2022/4/152022年04月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

横浜はもうほとんど桜は散ってしまっているかと思います。
唐突ですが、昨年9月に会館内で秋らしいものを探したように、会館内で桜を探してみました。

もちろん会館に桜の木はありません。
もしかしたら桜の木材を使ったものがあるかもしれませんが、私には見分けがつきません。
色々探して見つけたのが、匠プラザに展示している組子のランプです。

このランプは横浜マイスターである建具職人の田中利男氏の作品です。
建具職人の卓越した木材加工技術で作られた組子細工のランプの中に、
「桜」と名付けられている紋様が使われています。
花びらの数は違うようですが、言われてみればなるほど桜です。

技文には職人の技術によって一年中桜が咲いていました。
ぜひ一度実物をご覧ください。

大木佑介

会館【技文レポート】美味しいデリ風作り置き教室~4月~2022年04月14日

今年度最初の『美味しいデリ風作り置き教室』
が開催されました。

今回は5名と少人数となりましたが和気あいあいと楽しく
沢山のお料理を作ってお持ち帰りいただきました!

メニューはこちら↓↓
・ちまき風炊き込みご飯
・鶏胸肉とえのきのバター醤油炒め
・春キャベツと厚揚げの味噌炒め
・糸こん甘辛鶏そぼろ
・卵と高野豆腐のトマトソテー

 

 

石毛先生のレシピは身近な食材を使い簡単に美味しく作れるものばかりです♪
ちまきを家で作るとなると敷居が高いですが先生のちまき風炊き込みご飯なら
作ってみよう!!と思えそうです。今回は市販のメンマやうずらの玉子、
甘栗を使用して具沢山でとても豪華でした。

鶏胸肉の炒めものも麴漬けなのでパサパサとした感じもなくしっとりと
しており弁当にもピッタリです。

出来立てよりも少し置いた方が味が染みて美味しいメニューは作り置きの定番!!
これさえあれば毎日真面目にご飯を作らなくても大丈夫です^^
お弁当も詰めるだけと忙しい朝にも大助かりです!!
手作りだから身体にも優しいので安心です。

 

今回は外国の方にもご参加いただきました。
日本語がとてもお上手だったことと、高野豆腐の味付けの味見で
「さっぱりとしていて丁度いいです!」という日本人と同じような返答にも驚きました。

国籍も関係なく、どなたでも楽しんでいただけるお教室です。
次回6月2日のお教室の申し込みをお持ちしております♪
詳細はこちらからどうぞ

 

 

 

 

 

 

会館【技文レポート】横浜野菜を使った「親子の旬野菜お料理教室」~春~2022年04月06日

 

 

 

春の旬野菜を使った、親子で楽しむお料理教室を学校の春休みに開催しました。
今回のテーマ野菜は「春キャベツ」です。

「野菜ソムリエ上級プロ」の資格を持つ講師が
野菜をたっぷり使いながらも、子どもが喜びそうなメニューを考えてくださいました!

 

作ったメニューは
☆春キャベツのスコップメンチ
☆コールスロー
☆米粉の蒸しパン


子どもたちは慣れない包丁を使って一生懸命キャベツを千切りにしたり
ピーラーで人参を剥いたり、たくさん調理に参加しました。

楽しそうだったのは
メンチのタネを袋で揉みもみ♪
コールスローを袋で揉みもみ♪♪
小さなお子さまもこの方法ならなら思いっきり調理に参加できますね!

驚いたのは、子どもたちの集中力!
講師が作り方や野菜の切り方や説明しているときは、みんな集中して
お話をききます。みんな先生のお話をよく聞いているから調理がスムーズでした!


最初は緊張していた子も、終わるときは、「楽しかった!」とニコニ笑顔♪
きっと、スーパーに並んでいる「春キャベツ」を見て今回の料理教室のことを思い出しているかな。

次回は夏休み期間に開催予定です!

会館【技文レポート】男の家庭料理教室⑥2022年03月29日

男の家庭料理教室⑥が開催されました。

男の家庭料理教室は和食・洋食・中華の順に2回転し、
全6回のお教室となっております。
お好きな回にだけ参加いただくこともできますが連続で
参加される方の多い人気のお教室です。
今回は最終回ということもあり6回連続で参加いただいた方に皆勤賞がありました!!
このような状況下ではありましたがお二人の方が受賞されて嬉しい限りです^^
お教室の終わりに授与式を行い、いつもながら和やかムード満載で締めくくりました♪

 

 

今回は中華2回目 メニューは鮭チャーハン・バンバンジー・春雨サラダでした。
当会館の梅しごと教室の講師もされていらっしゃる市原先生のレシピには要所要所に
梅製品が登場します。中華料理に梅?と思う方もいらっしゃるとは思いますが
今回の3メニューにも全て使用しております!!
チャーハンには卵をふんわり仕上げるために梅酢を使用しました。
バンバンジーは鶏肉を蒸す際に梅酒、春雨サラダはお酢と梅酢を半々で使用しました。
それぞれのメニューに梅の効果を取り入れられており、より美味しく健康的なレシピとなっております。
デモンストレーション時にこうした効果の詳しい解説があるのも魅力的でレシピにびっしりとメモをとっている
リピーターさんもいらっしゃいます^^   


4月より9月まで全6回のお教室が新たに開催いたします。
現在は既に満席となっておりますがキャンセル待ちでのお申込みが
可能となっております。
同講師の梅しごと教室も募集開始いたしました!
こちらのお申込みもお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.23”館長より 2022/3/252022年03月25日

季節は春分になりました。
昼夜の長さがほぼ同じ、「暑さ寒さも彼岸まで」で寒さも和らぐ季節です。
とはいえ、つい先日は冷たい雨に凍えました。油断は禁物ですね。
それでも、ソメイヨシノが咲き始めましたし、春が始まった印象です。

2年前の3月は、初めての休館になりました。
突然の事で、どうなるのか?と不安の思いを持ちながらも
予約をいただいている方々にとにかく電話連絡をし続けました。
1年前の3月は、指定管理者の変更で膨大な業務の引継ぎが行われ、
毎日毎日「終わることができるのか?」「始めることができるのか?」と追われていました。
そして、今年の3月はメルマガ原稿締切に追われています(笑)
いずれにしても「どうなる?!」という状態が多いようです。

今は原稿を書きながら1年半ぶりの「手づくり市」が楽しみ~と思っています。
今回は、グランドピアノを自由に弾ける「みんなのピアノ」や
リユース品を集めた「SDGsリユースマーケット」も初めて併催しますので、
どうなることか・・・が楽しみです!

季節と同じように、どうなるかわからないことが多い3月ですが、
変化の中でも確実に進んで行きます。それが春らしいのかもしれません。

季節の変わり目、ご自愛のうえお過ごしください。

令和4年 春分 山口亜紀
 

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.22”副館長より 2022/3/152022年03月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

久しぶりに匠プラザの道具紹介をさせていただきます。
今回も個人的に好きな道具の紹介です。

石工(いしく)の道具、「ビシャン」です。
石工とは、建築用の石材や墓石などの石を加工する職人のことです。
割った石材の表面を平らにしたり、独特な模様をつけたりする際にビシャンを使います。
見た目は柄の先に四角い金属が付いたような形で、
ちょうどお肉を柔らかくするために使う「肉たたき」とそっくりです。

どこが好きなのかというと、ビシャンで石の表面を何百回何千回と叩く時の音、
『チャンチャンチャンチャン…』という音が心地良いのです。
ビシャンという名前はこの音から付けられたのだと勝手に思っていたのですが、
英語の「Bush hammer」が語源だそうです。
結構新しい道具なのですね。

今ではほとんど電動工具に置き換わっているため、あまりあの音を聞く機会はなさそうです。

当館1階匠プラザにて展示していますので、ご来館の際はぜひご覧ください。

大木佑介

会館【技文レポート】全粒粉パンとマリトッツォ2022年03月14日

全粒粉パンマリトッツォを作りました!!

全粒粉パンを生地から作り、その発酵時間を利用して
マリトッツォは講師の仕込んできた生地を使用して形成から行いました。
形成からと言いましても生地を6等分にして丸めて二次発酵を行い・・
生クリームを泡立て、果物等をサンドして・・と
やることは盛り沢山!!
泡立てた生クリームは1班3人で200ML×3個とかなり多め。
この量の生クリームを扱うこともそうないのではないでしょうか?!
ブリオッシュパンに生クリームとフルーツ、あんこ等を詰めて

オリジナルのマリトッツォを作る様子はとても楽しそうで印象的でした^^
 

 

 

見た目の華やかなマリトッツォに目がいきますが
実は生地から作りました全粒粉パンがまた凄く美味しかったです!!
もっちり、ふんわりとした食感に感動しまして
家で作ってみたくなりました。

講師の石毛先生のレシピは季節やその日の天候などに合わせて作られており、
みんなが手ごねしやすく楽しめるようにと調整してくださっているのも
魅力的です。

お教室は初めにデモンストレーションを行い、
作業中は講師が個々に回って見てくださいますので
初めての方も安心です!

次回のパン教室は5月になります。
お申込みは15日を予定しておりますのでホームページをご確認いただき
お申込みいただけると幸いです。

会館【技文レポート】2月の『男の家庭料理教室』2022年03月02日

『男の家庭料理教室』洋食2回目が開催されました。

1回目から継続で参加されている方が多いこともあり
5回目ともなるとすっかり慣れた親しみ和気あいあいとし、
上手く分業しながら手際よくこなしており、いい雰囲気でした♪
新たに参加された方もおりましたが
先輩方がリードしてくださったので安心しでした^^

今回のメニューはこちら↓

・魚のムニエル

・ポテトサラダ

・サーモンのマリネ

 

ムニエルは今が旬の鱈を使いました。
食材は市場で先生が仕入れてきて下さるのでいつも新鮮!
今回の鱈も立派な切り身でした!
焼く前に梅酢で臭みをとるのがポイントでした。
ジャガイモとニンジンを蒸してポテトサラダは作り
マリネにはこちらも梅酢を使用し爽やかで絶妙な味加減でした!!

家庭料理ではありますが市原先生のお教室では基本を大切とし
とても丁寧に作っていきますので男性や初心者だけでなく
家庭の主婦が受講しても興味深く面白いお話が聞けますので
是非ともお薦めいたします。

次回は3月で最終回となり既にキャンセル待ちとなっておりますが
4月から新たに全6回でスタートいたします。
こちらはまだ少し空きがございますのでお申込みをお待ちしております。

4月からの『男の家庭料理教室』の詳細・お申込みはこちら
男の家庭料理教室 4月-9月 | 横浜市技能文化会館 (gibun.jp)

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.21”館長より 2022/2/262022年02月26日

 
 
 
 
 
 

季節は「雨水」です。
降る雪が雨に変わり、氷が水になり、雪解けが始まる頃のようですが、
今年は大雪に見舞われている地方が多く、雪解けはまだ先のようですね。

このひと月の間の変化をお知らせします。

◆書初めコーナー
 投票結果を匠プラザに展示しています。ぜひご覧ください。

 ・館長賞「愛」
  美しい書きっぷりで「愛」が詰まっている印象です。
  また、書初めコーナーを初めて利用いただき有難かったです。
 ・スタッフ賞「春迎」
  新年らしい言葉と絵が描かれています。
  しかも、さらさら~と書き上げてしまったところがとても素敵でした!
 ・ユニーク賞「横浜」
  船の絵も描かれていて「港ヨコハマ」らしい海と風を感じます。
       「@」
  渦のような◎(二重丸)のような…渦かなぁ。
  まさに今!と言った印象で、ハッとする感度の高い作品と感じました!

 皆さま、ご協力ありがとうございました!また来年!

◆屋外の植栽スペース
 前号で副館長からもお知らせがありましたが、
 技文レポートに工事の様子を詳しく掲載しています。→こちら
 造園家の木下マイスターのYoutubeもぜひご覧ください。→こちら

 生まれ変わった植栽スペースには、多くの技能と技術とアイディアが詰まっています。
 小さな庭ですが、夜になるとライトアップされ、静かに癒される美しい空間です。
 今のままの空間を維持していきたいと思います。


 

次回は春分の頃ですが、今年は桜の開花が早いとの予想ですので、
近くの厳島神社(横浜弁天)の桜も開花しているかもしれませんね。
週末からは暖かくなるようです。
季節の変わり目、くれぐれもご自愛ください。

令和4年 雨水 山口亜紀

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.20”副館長より 2022/2/152022年02月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

技文のある万代町2丁目の交差点の角に植栽があるのをご存じでしょうか。
駐車場の看板が立っていて、荒れ放題だった植栽がリニューアルされました。

前年度にマイスターに認定された
造園の木下透マイスターにリニューアルを依頼したところ、
今月ついに完成し、技文の新しい顔が誕生いたしました。
特にライトアップされる夜間が素敵です。
また、木下マイスターはYoutubeでもご活躍されています。
Youtubeでは今回の工事の様子も紹介されていますので、ぜひご覧ください。→コチラ

何か造園について書こうと思いましたが、
あまり知識がないことに気付きました。
握りの部分が大きな輪になっている植木鋏の形状はとてもかっこいい!
と、それくらいの知識です...すみません。

私もマイスターの動画を見て勉強します。

大木佑介

会館【技文レポート】美味しいデリ風作り置き教室~2月~2022年02月13日

雪まじりの天候の中『美味しいデリ風作り置き教室』が開催されました。

週間天気予報が雪となってからは降らないようにと願う毎日でした。
講師の石毛先生は受講者の方々の安全な帰宅を考えると前日眠れなかったそうです。
当日は早い時間から先生が準備にいらしてくださいましたので、
入念に打ち合わせ準備を行うことができたこともあり、
講座終了時間前にスムーズに終えることができました。
先生のお気持ちに感謝です。
そして、そんな天候の中いらしてくださった受講者の方々にも感謝です!

今回作った物はこちら↓↓
・タンドリーチキン
・こんにゃくの当座煮
・焼きネギのおかか醤油和え
・白菜の甘酢漬け
・メキシカンライス

出来立ても美味しいですが
時間をおくと味がしみて美味しくなるものばかりで、
作り置きにピッタリメニューでした!!
作った物は2人分お持ち帰りですが、今回も
作り置き講座あるある
『出来たものが容器に全て入らないかも!』事件がおきました(笑)
気合で詰め込んでいただきました^^

食材の扱い方やメニューのアレンジ、どのくらい保存できるかなど、
普段に役立つ情報を聞けるのもこの講座の魅力のひとつです。
みなさんはネギの根っこが食べられることを知っていますか?
実はとっても味が濃いんです!
今回はそんなお話もありました^^

次回開講は4月を予定しております。
ホームページでのお申込み開始は2/25を予定しておりますので
お申込み、お問い合わせをお持ちしております♪

会館横浜マイスターに植栽をリフォームしていただきました!2022年02月07日

先月より約10日間かけて植栽のリフォームを行いました。
お願いしたのは昨年度にマイスターに認定された、造園の木下透マイスターです。


この植栽は中に点検用のマンホールがあるため、
花壇として使用することも難しく、荒れた状態となっていました。
マイスターにはそういった点検口を保持しつつ目隠しをし、
技能文化会館らしい伝統技術をイメージした植栽を作り上げていただきました。

 

木下マイスターからのコメント
今回の造園のポイントは「手があまりかからない植栽」です。
点検口が沢山あり木を植えることもできないため、
取り外しのしやすい竹のスノコで覆いました。
また、壁面には伝統的な網代垣を配置しています。
実はこのスノコも竹垣も人工的な材料でできているので劣化しにくく、手がかかりません。
竹垣の下部にはミラーを設置し、奥行きが感じられるようにしました。
夜にはミラーの前のボールライトが映り、とても良い雰囲気になります。
もともとあった土がとてもいいものだったため、一部に植栽をしています。
ここもあまり手のかからない植物を中心に植えました。
駐車場側は雑草が生えないように手を加え、既存の石を活用して組みました。
石の並べ方には造園の伝統的な考え方が活かされています。
現代的な材料で、伝統的な様式を使った造園を楽しんでいただけたらと思います。

マイスターが作業されている間、とても多くの方に話しかけられたそうです。
「ミラーとボールライトに感激した」
「この材料はどこで買えるのか」
「とても素敵なのでうちの庭もやって欲しい」

などなど、大変注目の的だったようです。
そんなマイスターが作り上げた技文の新しい顔をぜひご覧ください。
夜にライトアップされた時も素敵なので、合わせてお楽しみください。

※2月14日追記
木下マイスターが技文での工事の様子をYoutubeにアップされました!
https://youtu.be/40s8FfAFJLU

木下庭園管理:https://k-tk.org/
マイスターのYoutubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/ktkzouenya
 

Before


  

After