会館

会館【技文レポート】夏の陶芸教室20252025年09月07日

「夏の陶芸教室」全6回が終了しました!! 

 

春の陶芸教室から引き続き、大野和之先生・大野かんな先生を講師にお迎えし開催しました。

 

初心者の方からベテランの方まで、それぞれのペースに合わせて様々な技法

(電動ロクロ・手びねり・象嵌技法・ドーナツ挽き・絵付け・釉薬掛け)を先生より教えていただきました。

 

皆さんそれぞれ陶芸楽しんでいます。制作ノート、下書きスケッチを持参する熱心な方もいます。

毎回あっという間に時間が過ぎていきます。

 

最終日は全員で作品の窯出しを行い、先生に講評していただきながら作品鑑賞会!!

窯出しの日は皆さん毎回ワクワク・ドキドキの日です♪

是非、ご家庭の食卓で器を使用して楽しんでください!

 

10月から始まる【秋の陶芸教室】は現在お申込み受付中です。

初めての方もお気軽にご参加ください。皆様のご参加を心よりお持ちしています!!

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.105”副館長より 2025/8/252025年08月25日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
今月は館長と担当日を交代して配信しています。

8月末となりましたが、まだまだ夏は続く気配です。
収蔵品の中に「夏」に関係する物はないか探してみました。
見つけたのは、和菓子屋さんの「ヤキガタ(常夏)」です。

こちらはかつて伊勢佐木モールにあった老舗の和菓子屋さん、
全国的に有名な「花見煎餅吾妻屋総本店」様から寄贈された道具です。

おそらく瓦煎餅のようなものを焼いていたと思われる焼き型で、
片面に「常𭐢(𭐢は夏の俗字)」の字とうちわと何かの花、
もう片面にはお店の名前の「花見」とあります。

他にも同じシリーズで「須广」「東屋」「うき船」などの焼き型もありました。
実はこれらは全て源氏物語の巻名で、右上の5本の線もそれぞれの巻名を表す図柄です。
なかなか雅なお菓子ですね。

なんだか夏にあまり関係ない流れになってしまいました。
まあ源氏物語の「常夏」もちゃんと夏のお話のようなのでよしとします。

大木佑介

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.104”館長より 2025/8/152025年08月15日

館長の山口です。今月は副館長と担当を交代しております。
メルマガをご受信いただき誠にありがとうございます。

残暑お見舞い申し上げます。
季節は「立秋」になりました。
ご挨拶の最初に「暦のうえでは秋となりました」というフレーズがよく用いられます。
先日開催した「二十四節気で楽しむ季節の移ろい」の加藤先生のお話では
「立秋は暑さの頂点」と聴き、納得いたしました。
今年の立秋は8月7日~22日。まだ頂点の期間中ですから厳しい「残暑」なのです。
ただし、日の出、日の入りの時間は変わりました。
少し前までは19時を過ぎてもまだ明るさがあり、最近は大分薄暗くなっています。

前号より今号までの間に◆匠の小学校の開催 ◆メルマガ100号記念粗品進呈をいたしました。

前号では、匠の小学校の準備が整わず焦っている、と書いておりましたがそれは当日まで続きました。
しかし、関わった全ての皆さまに助けられ、無事終了することができました。
毎年、このイベントが終わると夏が終わり、少し大袈裟ですが今年の終わりを感じます。
ちなみに「夏の思い出」ではありませんが、前日に横浜市写真師会に集合写真を撮っていただきました。
技文レポートに掲載しますので、見てみてください。

メルマガも多くの方にご受信のうえ、温かいお言葉もいただき改めて御礼申し上げます。
お申込みいただいた方に粗品をお送りしましたので、お使いいただければ幸いです。

大きなイベントが終わりホッとしながらも「次」を考え始めております。
匠の小学校で感じたことや、講師の先生方とお話したり、他で実施されている
講座やセミナーに参加してみたりと、インプットと整理をしています。
会館に夏休みはありませんが、8月は夏休みの自由学習のような期間なのかなと思っています。

厳しい残暑が続きます。
みなさまもくれぐれもご自愛のうえお過ごしください。
それでは、次回「秋分」の頃、またお便りさせていただきます。

2025年立秋 山口亜紀