会館

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.104”館長より 2025/8/152025年08月15日

館長の山口です。今月は副館長と担当を交代しております。
メルマガをご受信いただき誠にありがとうございます。

残暑お見舞い申し上げます。
季節は「立秋」になりました。
ご挨拶の最初に「暦のうえでは秋となりました」というフレーズがよく用いられます。
先日開催した「二十四節気で楽しむ季節の移ろい」の加藤先生のお話では
「立秋は暑さの頂点」と聴き、納得いたしました。
今年の立秋は8月7日~22日。まだ頂点の期間中ですから厳しい「残暑」なのです。
ただし、日の出、日の入りの時間は変わりました。
少し前までは19時を過ぎてもまだ明るさがあり、最近は大分薄暗くなっています。

前号より今号までの間に◆匠の小学校の開催 ◆メルマガ100号記念粗品進呈をいたしました。

前号では、匠の小学校の準備が整わず焦っている、と書いておりましたがそれは当日まで続きました。
しかし、関わった全ての皆さまに助けられ、無事終了することができました。
毎年、このイベントが終わると夏が終わり、少し大袈裟ですが今年の終わりを感じます。
ちなみに「夏の思い出」ではありませんが、前日に横浜市写真師会に集合写真を撮っていただきました。
技文レポートに掲載しますので、見てみてください。

メルマガも多くの方にご受信のうえ、温かいお言葉もいただき改めて御礼申し上げます。
お申込みいただいた方に粗品をお送りしましたので、お使いいただければ幸いです。

大きなイベントが終わりホッとしながらも「次」を考え始めております。
匠の小学校で感じたことや、講師の先生方とお話したり、他で実施されている
講座やセミナーに参加してみたりと、インプットと整理をしています。
会館に夏休みはありませんが、8月は夏休みの自由学習のような期間なのかなと思っています。

厳しい残暑が続きます。
みなさまもくれぐれもご自愛のうえお過ごしください。
それでは、次回「秋分」の頃、またお便りさせていただきます。

2025年立秋 山口亜紀

会館【技文レポート】2025年8月3日(日) 匠の小学校20252025年08月11日

8月3日(日)匠の小学校2025を開催しました!

「匠の小学校」は夏休みに開催の技能文化会館の一大イベントです。

90名近くのハマの職人さんから手づくり、ものづくりの技能を直接教えてもらえる

毎年人気のイベントで、今年で11回目となりました。

開催日前日は台風の影響も懸念していましたが、当日は快晴の夏空!準備万全です!

14の体験が各室で行われ、体験数はのべ556名!

約1300名の方にご来場いただき、会館全体が沸いた暑い1日となりました!

猛暑の中、ご来場いただき誠にありがとうございました!


各体験の様子とアンケートの一部をご紹介します。

【6階】①かんたん!カップでとうふづくり
アンケートでは、「初めての体験で楽しかった」                             「おいしいとうふがつくれました」と楽しさが伝わってきました。
美味しくできて、良かったですね。

【6階】②ペン立てのペイント体験
「いままで知らない色もだせてよかったです」
「じぶんだけのペン立てを作れてうれしい」と
新しい発見と喜びが伝わってきました。
お気に入りの文房具を入れて大切にしてくださいね。




 

【6階】③手ぬいのお手玉人形づくり
「職人さんとワンツーマンで体験できてよかった」
「趣味の手芸ができてよかった」と職人さんの
優しさが伝わってきました。
パンダがとってもかわいいですね。


 


 

【2階・工房】④プリント体験3色刷りトートバッグづくり
「本格的な体験ができてよかった」
「ていねいにやさしく教えてもらえた」など
初めての挑戦でも職人さんの優しいサポートが
伝わってきました。
学校に持っていくのが待ち遠しいですね。

 

【2階・ラウンジ】⑤カンナ削りでおはしづくり
「ひのきの良い香りが良かった」
「むずかしかったけど、面白かった」
と作る工程も楽しんでいました。
辺りには木くずの良い香りが立ち込めていました。

 


 

【2階・ホール】⑥銅板のイニシャルレリーフづくり
「イニシャルレリーフをつくるのが楽しかった」
「ていねいにおしえてくれてふだんできない体験ができた」
と初めての体験を楽しんでいました。
おまけのコイン磨きも集中して頑張っていました。

 


 

【2階・ホール】⑦家族をモデルにカメラマン体験
「思い出にできるものをつくれた」
「きれいな写真がもらえてうれしかった」と
出来上がった作品に大変満足されていました。
すごく幸せな雰囲気に包まれた会場でした。


 


 

【2階・ホール】⑧ミニ畳づくり
「優しく教えてもらってうれしかった」
「良い体験ができてよかった」と
馴染みのある畳に愛着を感じていました。
ぜひ特別な置物を飾ってくださいね。


 


 

【2階・ホール】⑨たたみ屋さんのストラップづくり
「初めてストラップをつくることができて楽しかった」
「スタッフがやさしかった」と
ボランティアスタッフさんが大活躍でした。
終日、大人気のイベントでした。


 


 

【2階・ホール】⑩丈夫な木のイスづくり
「ちゃんと指導してもらえてうれしかった」
「普段できないことを楽しくやれた」と
職人さんのすごさを改めて実感した様子でした。
出来上がったイスを持って、誇らしげな姿が印象的でした。


 


 

【1階・匠プラザ】⑪ミシンでぬう巾着袋づくり
「ふだんお家で出来ない体験がイベントでできてよかった」    「はじめて一人で上手に巾着をつくれた」と
ミシンの楽しさを再発見できましたね。
お母さんが娘さんの手つきを微笑ましく見守っていたのが
印象的でした。



 

【1階・喫茶スペース】⑫お家の貯金箱づくり
「むずかしいところも楽しいところもあって満足」
「やり方をしっかり教えてくれてうれしかった」と
出来上がりに大満足です。
出来上がった作品を見て、満面の笑顔です。


 


 

【地下1階】⑬親子でマッサージ体験
「お母さんがかたコリコリしなくなってよかった」
「気持ちよかった」と愛情のあるスキンシップが
感じられました。
お家でもぜひマッサージしてくださいね。

【地下1階】⑭光る!どろだんごづくり
「磨いて光るのが楽しかった」
「自由研究に悩むけどこういうイベントがあってよかった」と好奇心を寄せていました。
がんばって磨いて、ピカピカになりましたね!


 

                
      

1階匠プラザでは、ミニミニ縁日のヨーヨーつりや

お菓子つり、おりがみコーナーなど1日大賑わいでした。

お豆腐屋さんに当日持参いただいた、豆腐製品も完売です!

1階カウンターには作品を展示し、立ち止まって見入る方も多数いらっしゃいました。

6階では、落書きコーナーを新設し、子どもたちが想像力豊かにお絵描きを楽しんでいました。

各会場では職人さんの頼もしさや、ものづくりをしている子どもたちを見守りつつ 

一緒に楽しんでいるご家族の姿がたくさんありました。

匠の小学校開催に向けて、私たちスタッフも大忙しの日々でしたが、

みなさんの笑顔を見ることができ、とても嬉しかったです。

また、多くのボランティアスタッフの皆さんにご協力をいただき、心から感謝いたします。

来年も匠の小学校を開催します。

一回り大きくなった子どもたちに会えることを、スタッフ一同お待ちしています。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.103”館長より 2025/7/262025年07月26日

こんにちは。館長の山口です。
季節は「大暑」です。まさに大いに暑い日々が続いています。

今は8月3日(日)の匠の小学校が目前となり焦っています。
毎年開催しており、今回は11回目ですが、毎年焦ります。
焦っているのは準備が整っていないからです。
なぜ準備が整っていないのか、それが問題です。
そして、問題は多方面に渡ってあります。
そのため、とにかく「ひとつひとつ」と言い聞かせて進めています。
そして「ひとつひとつ」が上手く繋がっていくことを願い、
気持ちは焦っても、丁寧に進めていきたいと思っています。
その結果は当日、そして事後にわかります。
さて、どうなることやら。とにかく進みます!

猛暑が続いています。熱中症にご注意いただき、ご自愛ください。
次号は「処暑」の頃、お便りさせていただきます。

令和7年大暑 山口亜紀