会館

会館【技文レポート】短い梅雨の終わりの坪庭2024年07月16日

7月も植替えが行われ、坪庭はいっそうカラフルになりました。

とくにポーチュラカとケイトウは、

一株の中に何色もの花をつけていて目に華やかです。

 

ケイトウこれまでにも紹介したことがありました。

当館の坪庭ではすっかりお馴染みになりましたね。

色鮮やかな花房は、炎のような形をしていますが、

他の品種ですと、ビロードのような質感で

モコモコと丸い形のものもあります。

まさに鶏頭の名の通り、鶏のトサカのような見た目で、

一見して同じ植物だと思えませんでした。

植物の世界は奥が深いです。

 

ポーチュラカも色とりどりの花をつけています。

赤ピンクオレンジ黄色と、見ているだけで元気になりそうな

可愛らしい見た目の花です。

薄い花びらとは対照的に、葉や茎はプニプニと肉厚で面白いです。

暑さと乾燥に強い植物ということで、

夏のガーデニングには欠かせないんだとか。

花言葉は「いつも元気」

見た印象と同じで驚きました。

 

他にもキキョウサルビアなどの涼しげなお花も開花しています。

今後はハイビスカスのつぼみにも注目したいところです。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.78”副館長より 2024/7/152024年07月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

ふと、英語で展示の道具のことを何と言うのか気になり、調べました。
特に気になったのが、ウチマルカンナ、ソトマルカンナです。
以前メールマガジンでも書かせていただきました。→こちら

ウチマルカンナは、桶の外側を削るために内側にへこんでいます。
ソトマルカンナは、桶の内側を削るために外側に丸くなっています。

英語ではウチマルカンナはHollow Plane(中空のカンナ)、
ソトマルカンナはRound Plane(丸いカンナ)でした。

英語は見た目通りの名前でわかりやすいです。
いや、よく考えたら日本語も見た目通りの名前なのか。
やはりどっちがどっちか混乱してしまいます。

大木佑介

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.77”館長より 2024/6/252024年06月25日

こんにちは。館長の山口です。
メルマガを受信いただきありがとうございます。

季節は夏至になり、例年より遅い梅雨入りとなりました。
梅雨入りした午前中は土砂降りでしたが、外出していました。
ツイていないなぁ....と思いつつ、雨に濡れても収穫がありました。
また、この日から「匠の小学校2024」の体験申込を開始しました。
今回は初めてPeatixというツールを使っての受付です。
10年前には往復はがきでの申込受付をしていましたから
時代は変わったものです(笑)
※匠の小学校2015レポート

翌日は梅しごと教室を開講しました。
こちらも10年続けている教室ですが、今年の梅は不作を通り越して凶作とのこと。
しかも、梅雨入り前に梅の収穫が終わることは滅多にないとのことで
講師の市原先生には大量の完熟梅を入手するのにご苦労いただきました。
ということで、今年つくった梅干しは貴重です!
※初回の梅しごと教室

昼の時間が長い夏至ですが、帰る時間には暗くなっています。
帰り道に撮った夜の技文画像も御覧ください。
それでは、次回「大暑」の頃、またお便りさせていただきます。

令和6年夏至 山口亜紀