技文レポート

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.112”副館長より 2025/12/152025年12月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今年もまた年末がやってまいりました。
そこで、12月や冬に関係する収蔵品を探しました。

出てきたのは『新撰早引匠家雛形』という本。
その序文に「嘉永辛亥季冬(かえいかのといきとう)」とありました。
「嘉永辛亥季冬」とは「嘉永4年12月(旧暦)」と言う意味だとのこと。
西暦で言うと1851年にあたり、今から174年前に初版が書かれた本です。
残念ながら上巻のみで下巻が収蔵されておらず、何年の版かは不明です。
おそらく明治期ではないかと思われます。

こちらは宮大工さんがお持ちになられていた本で、
神社仏閣の建築方法が挿絵とともに書かれています。
当たり前ですが、鳥居の立て方の教科書なんてものがあるのですね。

もしかしたら皆様もこの本を見た職人さんに建てられたお寺や神社に参拝されるかもしれません。
皆様良いお年をお迎えください。

大木佑介

会館横浜野菜を使った‘‘親子の旬野菜お料理教室”  ~おせち料理~2025年12月15日

🌸横浜野菜を使った「親子の旬野菜お料理教室」を開催しました🌸

横浜の食材、野菜をたくさん使った親子のお料理教室です。

今回は「おせち料理」を教わりました。

・横浜卵のだて巻き
・カラフルピーラー大根なます
・松風蒸し
・小松菜のおすまし

を作りました。

先生のデモンストレーションを見る様子からは

よく見て、しっかり聞くぞ!!というオーラが見えて、子どもたちの姿に感心です✨✨

 

お料理はたくさんの作業があるので大変だけど一生懸命つくり、

とても見栄えのよいおせちができました🌸

手づくりならではの優しい味なので、子どもたちはもりもり食べていました。

食後に行ったワークショップではいろんな種類の大根があること教わりました。

珍しいカラフルな大根に興味しんしん!実物に触れるっていいことですね。

 

1品でも2品でも、家族の健康と幸せを願って手づくりのおせち料理があると

温かいお正月が迎えられそうですね。今年も残りが少なくなってきましたので

元気に過ごし、良いお正月を迎えてくださいね。

次回は春以降になります。お楽しみに!
 

会館【技文レポート】洋装組合+洋裁クラブ 作品ショーを開催しました♪2025年12月12日

11月30日(日)に、神奈川県洋装組合連合会と横浜市技能文化会館の初共催企画の
「作品ショー」を多目的ホールにて開催しました。

神奈川県洋装組合連合会より43名と【匠の学校】洋裁クラブから9名の受講者が、
手仕事で仕上げたお気に入りの作品を、緊張しながらも楽しく紹介してくれました。
洋装組合の講師の方々も素敵な装いで、とても良い作品ショーになりました。

自分の作品を着用し、作品のポイント解説に合わせて順番で歩き
披露していただきました。
そして、ショー終了後はティータイムで、作品についてなどの話で盛り上がり、
洋裁好きの方がたくさん集まった素敵な交流の場になりました。

参加者アンケート(抜粋)

 ●作品に対する思い入れが全面に出ていて楽しいショーになっていました 

 ●いろいろな教室の方の作品を見て感心しつつ、また頑張れそうです 

 ●アットホームな感じが良かったです

 ●他の方の作品を観られて勉強になり、もっと洋服づくりを楽しみたいと思いました

●明るくて広々としていて良かった

●それぞれの方がご自分にあっている服をお作りになっていて、とても楽しいショーでした

●皆様の作品を拝見することができ、とても楽しく、また制作意欲が湧きました。とても素敵なショーでした。ありがとうございます

●他の方の作品はプラスになりますしこれからの作品づくりに対してもっと縫った作品の説明を聞きたかった。

●皆さんの見れて作る意欲が出ました 

 ●皆の工夫した素晴らしい作品を見せてもらったこと

●気取らない感じで肩がこらずに参加できてよかった

●皆さんの作品が見れて良かった。手作りのすばらしさを感じました。

 ●一人ずつの紹介があったこと