農園【技文レポート】春の気配2024年01月24日
年が明けてから一段と冷え込む日々が続いています。
いつまで寒さが続くのか、と気が遠くなる毎日ですが、
1月の植替えが行われ、当館の坪庭には一足早い春が訪れました。
ピンと姿勢よく並んでいる水仙は、白い花をつける背の高いもの、
黄色い花の小柄なものと、2種類が植えられました。
水仙の花を見ると、たちまち春を感じてしまいますね。
ほかにも、ビオラ、マーガレット、サイネリアは満開を迎えています。
ビオラは冬の間も坪庭をにぎやかしてくれましたが、
こうやって周囲の植物が変わると、一気に印象が変わります。
今回植えられた中では、マーガレットやサイネリアは
葉も茂っていてボリュームがあります。
冬の植物たちは、開花するものもありますが、葉は伸ばさずに
縮こまった印象があります。
日に日に葉や蔓をのばして、坪庭全体がボリュームアップする夏が
懐かしくなりました。
目先の寒さにばかり頭がいっていましたが、
植物の様子を見ることで、少し先の季節が待ち遠しくなってきました。
当館の坪庭は、大通り公園に面した場所にあります。
いつもは通り過ぎる方も、少しだけ足を止めてみてください。