技文便り「館長より」
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□■□技文便り□■□”Vol.72”館長より 2016/3/10
「進む力」
啓蟄が過ぎ、一雨ごとに気温が上がり暖かく
なってきました。
とはいえ、慌てて書いている本日は冬の寒さです。
みなさまにはいつも当館をご利用いただき
誠にありがとうございます。
このひと月も、色々な方々にお目にかかり交流させて
いただく機会がありました。
その度に「知恵」を感じさせられました。
「知識」があっての「知恵」もありましたが、
「体験」による「知恵」もありました。
私自身は後者タイプでして、知恵のもとは、
「聞く」から始まっているように思えます。
私の場合は、「聞く」「見る」「調べる」「考える」
「落とし込む」「動く」という順番です。
また、聞くためには様々な人から色々な話を聞く機会を
つくる=「動く」となります。
「聞く」から「動く」までを毎日ぐるぐる回している
印象です。
この話を知人にしたら、
「人と会う、話を聞く、話をするということも大変ですね。」と
言われました。
言われて「考えて」みたところ、それによって「進む」ことが
好きであることに気づきました。
「進む」中には、見極めや諦めもあります。
しかし、「つながる」ことや「拡がる」ことも多々あります。
そして、「進む」ためにはたくさんの「知恵」が必要です。
こんなことを考えて、まさに啓蟄は動き出す頃なんだな、と
落とし込んだこの頃でした。
次回は春先の生き生きとした頃、清明となります。
花粉も盛んに動いています。みなさまにはご自愛いただき、
桜の咲く頃、またお便りさせていただきます。
平成28年 啓蟄
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀 -
□■□技文便り□■□”Vol.71”館長より 2016/2/10
『伝える力』
立春が過ぎましたが、余寒のこの頃は
三寒四温を繰り返しながら春に向かっていっている
空気を感じます。
みなさまにはいつも当館をご利用いただき
誠にありがとうございます。
メルマガ原稿を書きながら、いつも、言葉の使い方と
伝え方の難しさを感じています。
口頭で伝えることも難しいですが、表情や態度で読み取る
ことができる分、伝わりやすいように思います。
その反対もあり、伝えづらいことは口頭より文章のほうが
伝えやすいのかもしれません。
また、それ以前に、言葉は知っていそうで知らないものだと
つくづく感じています。
頭の中には、たくさんの単語が入っています。
最近では、その単語も省略して「あれ」「これ」で
済ませがちになっていて、反省させられることが多いです。
「言った」と「伝わった」
「聞いた」と「理解した」
「理解した」と「納得した」
「言った」から「納得した」まで
丁寧にステップを踏んで、伝えたいと思います。
そんなことを考えながら、書きましたが、
伝わりましたでしょうか?
最後にご紹介です。
2月20日(土)に「手づくり市」を2階ホールにおいて開催します。
フェイスブックでもご案内していますが、多数の方にお申込み
いただいており、私自身もとても楽しみにしています。
作り手と手づくり品の温かさに触れに
みなさまも、ぜひご来場くださいませ。
本格的な春の訪れにはまだまだ遠い時期です。
くれぐれもご自愛ください。
次回、啓蟄の頃にまたお便りさせていただきます。
平成28年 立春
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀 -
□■□技文便り□■□”Vol.70”館長より 2016/1/10
館長より 『応援と感謝』
松の内も過ぎ、寒の入りとなりました。
横浜の年末年始は晴天が続き、穏やかでした。
みなさまはいかがお過ごしでしたでしょうか。私はお蔭様でのんびりと過ごせた年末年始でした。
テレビや新聞では様々な特集が組まれ、
気が向くままに観賞、観戦を楽しみ、読書もしました。
加えて、飲み食いも楽しみました。(笑)毎年楽しみなのは箱根駅伝です。
選手達が一所懸命走る姿に「ガンバレ!」の声援が、
監督やコーチが乗車している運営車からは
様々な指示や叱咤激励が飛びます。
走る彼らの耳には、どんな声が届くのか、響くのかわかりません。
ただ、みんなに応援されていることは伝わっていると思います。
「応援される」ことは何よりの力になるだろうと思いますし、
それぞれの何かのために、頑張る姿は思わず応援したくなります。そして本を読みました。
「人は仕事で成長する」
「何かに熱中すれば、必ず実りがある」
そんなエールのような言葉があり、背中を押された気持ちになります。飲み食いの中には、「おせち料理」もありました。
昨年末で3年目になった「梅おせち教室」は毎回大好評です。
午前午後の2回開催は、正直言ってヘトヘトになります。
でも、そのおせちを見て、食べて、とても満足しました。
ご指導いただいている市原先生に大感謝です。ということで、新年の休暇は日頃できないこと
見過ごしてしまうことを、改めて見て感じることができる
貴重な時間となりました。
「応援」と「感謝」、新年らしい気持ちになりました。最後にご紹介です。
2月は平成27年度に新たに選定された5人の
横浜マイスターによる各講座が開催されます。ぜひ、ご参加ください。
お申込みはこちらまで↓
http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/koyo/kinpuku/meister/pdf/27kouza.pdf本年もスタッフ一同、みなさまのご来館を心よりお待ちしています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。暖冬ですが、これからが寒さの本番です。
くれぐれもご自愛ください。
次回、立春の頃にまたお便りさせていただきます。平成28年 小寒
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀 -
□■□技文便り□■□”Vol.69”館長より 2015/12/10
『今年の流行語』
いつも当館をご利用いただき、誠にありがとうございます。
昨日は第2水曜日で当館の休館日。
恒例の大掃除を実施し、本日は腕や足に若干の筋肉痛が
発生しています(苦笑)
大掃除のブログはこちら
さて、師走になり流行語大賞が発表されました。
第32回目だそうですが、継続は力と感じます。
今年は年間大賞が『爆買い』と『トリプルスリー』でした。
当館の1階匠プラザにはワゴンが2台あり、「技文市」として
『職人発!横浜発!老舗発!』の商品を販売しています。
ちょうど先日、1階受付メンバーから
「ご利用者の方が『爆買い』してくださった!」と
聞きました。
最少額が100円(おかき)、最高額が2800円(ゴザ)のショップですので、
流行語に用いられる爆買いとはちょっと異なると思いますが、
気になる商品を多点『大人買い』していただけたようです。
大変有難く思いました。
また「広報よこはま12月号」のトップページに
「ヨコハマハイカラレーベル」のご紹介がありました。
紹介ページはこちら
「港町・横浜で育まれた歴史薫る洗練された商品」
「大切な人に贈りたくなるとっておきの一品」
その中に、技文市で取り扱っている「金岩井純正胡麻油」が
掲載されていて、とても嬉しく思いました。
ご来館の皆さまにも、ぜひ一度各商品を手に取っていただき、
帰省の際に、忘年や新年の集いの際に、ご利用いただければ幸いです。
末筆ではございますが、今年も当館をご愛顧いただき
ありがとうございました。
年内営業は28日(月)までとなります。
1階の貸室受付、3階の横浜しごと支援センター、4階の会館事務所
の3つの職場で力を合わせた『トリプルスリー』で
より愛着をもって会館・センター運営を続けていきますので、
どうぞご期待ください。
暖冬と聞いていますが、寒暖差がある日が続いています。
皆さまにはくれぐれもご自愛いただき、
来年も当館でお目にかかれますこと、
楽しみにお待ちしております。
平成27年 大雪
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀 -
□■□技文便り□■□”Vol.68”館長より 2015/11/10
『技能文化』
いつも当館をご利用いただき、またメルマガをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
ひと月の間に朝夕が冷え込み、日中の陽射しも弱まり、
冬がそこまで来ていると感じる季節になりました。
先日の文化の日に文化勲章が発表されました。
県内受賞者の確認をしていましたところ、
当館でお世話になっている技能職者の方々のお名前を見つけました。
とても嬉しく感じたと同時に、当館と関わっていただいていることを
大変有難く思いました。
とある日曜日のこと。
私は料理教室を担当しており、6階の料理室にいました。
室内の皆さんは男女ともにエプロン・三角巾姿です。
廊下には香ばしい匂いが漂っています。
お隣の工芸室からは、拍手が聞こえてきます。
室内にいる方々や作品などのご紹介をされているのかなぁ、
と想像しました。
他階に行ってみると、歌声が聞こえてきました。
エレベーターの中では、競技ダンスをされている
タキシード姿の男性、煌びやかなダンスドレスを
身に付けた女性の皆さまに遭遇しました。
ドキドキするほど素敵な姿です。
正面玄関には、着物姿のご婦人が大勢いらっしゃり
ドレスも素敵だけれど、着物もいいなぁ、と思いました。
そして、全て「文化」だな、と思いました。
各々の文化活動をするために、皆さまが当館に集まり、
活動を楽しんでいらっしゃることを想像すると
とても嬉しく有難く思います。
「技能」と「文化」の「技能文化会館」
スタッフの間では愛着を持って「技文」と呼んでいます。
ですので、当館HPアドレスも「gibun.jp」です。
皆さまにも「技文で〇〇しましょう」とお出かけいただけると
嬉しいです。
次の日曜日11月15日は、当館で「横浜マイスターまつり」が
開催されます。
横浜マイスターの皆さまの心のこもった確かな技能と文化に
触れてみませんか?ぜひお出かけください。
空気が乾燥し、風邪やインフルエンザの季節でもあります。
くれぐれもご自愛ください。
次回、大雪の頃、またお便りさせていただきます。
平成27年 立冬
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀 -
□■□技文便り□■□”Vol.67”館長より 2015/10/10
『ルーティン』
いつも当館をご利用いただき、またメルマガをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
季節はめぐり、澄みきった青空に秋を感じるこの頃です。
先月からのひと月は、実に様々なことがあった時でした。
一進一退だったり、一喜一憂だったり、秋の空のようでした。
そんな中ですが、ラグビーの試合には釘付けになりました。
ラグビーのルールなど何もわからない私ですが、
テレビ観戦していました。
気づくと固唾を呑んで観ており、展開が変わる度に
ふーっ はーっ と大きなため息をついていました。
その試合の中で度々「ルーティン」が用いられます。
(ルーティンなることも今回初めて知りました。)
決められた動作により精神を安定させ、いつも通りのことが
できるようになるそうですが、確かに・・と関心しました。
今まで、ルーティンと聞いて思い浮かぶことは
「ルーチンワーク」でした。
ルーチンワークと聞くと、決まりきった仕事や日課で、どちらかと
言うと工夫がなくつまらない仕事と感じてしまいがちですが、
実はルーチンワークが「基本のき」と思っています。
基本に立ち返って、基本に忠実に、という表現もあるとおり
そこから始まっていると思うのです。
私自身も、特に大事や苦手なことに向かうときは
自分なりのルーティンを行っていると思います。
また、日頃の業務でも自分なりにルーチンにしていることがあります。
ルーティンをして、澄んだ秋空にトライを決める、逞しく清々しい選手たち
にはまだまだ釘付けになりそうです。
これから朝夕冷えてまいりますので、くれぐれもご自愛ください。
次回、立冬の頃、またお便りさせていただきます。
平成27年 寒露
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀
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□■□技文便り□■□”Vol.66”館長より 2015/9/10
仲秋のご案内
いつも当館をご利用いただき、またメルマガをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
前号では立秋の頃でしたが、白露が過ぎ「仲秋」となりました。
そして、中秋と言えば「名月」です。
今年の名月は、9月27日(日)。
そして、28日(月)満月。
しかも、この日は今年1回だけのスーパームーンだそうです。
名月と大きな満月。
二夜連続というのも珍しいようです。
月末には、秋の長雨もおさまり、美しい月が観えることを
期待したいですね♪
さて、前館長より引き継いだメルマガですが、
今号でちょうど1年(12回目)になりました。
気持ちは、少し慣れてきましたが、
文章力の向上となると、中々難しいところです。
メルマガを書き始めた時は、悩みの種でしかありませんでした。
何を書こう、どう書こう、と悶々としました。
今でも困ることは多いですが、
「技文便り」というメール名なので
「お便り、お手紙」と思い、気張らずに色々な方の顔を
思い浮かべながら、書くようにしています。
便りがないのは良い便り、とも言いますが、
今後も、月に一回、おつきあいいただければ幸いです。
夏の間、お休みしていた各種講座ですが、
9月以降は、
・岩井の胡麻油社長の「胡麻と胡麻油について学ぶ会」
・造園の荒川マイスターによる「横浜マイスター塾」
・クリーニング組合の「上手なアイロンのかけ方」
・小泉麹屋の「高級味噌と塩こうじづくり」
・「三本コーヒー教室」
・横浜クラシック家具「ダニエル」のイスづくり
・ロングセラーの「陶芸教室」
・各種パソコン教室
と人気講座を続々開講予定です!
お申し込みはこちら
皆さまにお目にかかれますこと、心待ちしております。
暑さ寒さも彼岸まで。
季節の変わり目、みなさま、くれぐれもご自愛ください。
来月、寒露の頃、またお便りさせていただきます。
平成27年 白露
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀
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□■□技文便り□■□”Vol.65”館長より 2015/8/10
館長より『残暑お見舞い申し上げます』
いつも当館をご利用いただき、またメルマガをご清覧いただき
誠にありがとうございます。前号では「早いもので立秋の頃」と書きましたが、立秋を過ぎ
厳しい残暑の日々です。特に今夏は猛暑が続き、毎日グッタリ
しております。(苦笑)そんな中ですが、「梅しごと教室」でつくった梅を干し、
とってもキレイで美味しそうな梅干しが出来上がりました。
「ゆかた着付け教室」も開催し、夏の装いを楽しみました。
大好評の「男の料理教室」は毎回楽しみな講座です。
⇒ https://gibun.jp/archives/category/kurashi暑い時期は少し講座をお休みさせていただいているのですが、
代わりに、夏休み子どもイベントを開催します!
◆8/18(火)~19(水)「子どもアドベンチャー」大工体験
◆8/23(日)「匠の小学校」職人体験
⇒https://gibun.jp/takumi/takumi_primaryschool2015.html普段は大人の方のご利用が多い当館ですが、この日ばかりは
子ども達が大勢来館し、職人さんの手しごとを体験します。
体験内容のほとんどを私自身も体験していますが、大人も
楽しめると言うか、実は、大人の方が楽しめるかもしれません。
あぁ、懐かしい、こういうことやった!と思ったり、
あれ?こんなに出来ないの?子ども達の方が出来てる・・・と
思ったりするかもしれません。
いずれにしても「手づくりの楽しさ」を感じることができます。話は変わり、当館内にある小さな売店「技文市」ですが、
8月で2周年になります。ご利用いただき誠にありがとうございます。
お蔭様でリピーターの方もいらっしゃり、少しづつ品揃えを
増やして、皆さまに楽しんでいただいています。
技能文化会館だから、職人さんの手づくり品を販売しよう!と
開店しました。開店時から販売している畳職人さんの「ゴザ」や
「花瓶敷」は隠れた人気商品です。
一度食べれるとやみつきになる!横浜のものづくり企業発の
美味しい商品たちは、指名買いも多くなってまいりました。
どの商品も「作り手の自信やこだわり」を感じます。暑い日々ですが、ご来館の際には1階「匠プラザ」で涼んでいただき
当館での催しや「技文市」に気を留めていただけると幸いです。残暑厳しき折、くれぐれもご自愛ください。
来月は白露の頃、またお便りさせていただきます。
平成27年 立秋
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀 -
□■□技文便り□■□”Vol.64”館長より 2015/7/10
館長より 『窓』
いつも当館をご利用いただき、またメルマガをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
前号では「梅雨明けが待ち遠しい小暑の頃」と書きました。
本日は久しぶりに晴れて、夏らしい陽射しです。
本格的な梅雨明けになりましたら「梅しごと教室」で
作っている梅干を当館ベランダに干す予定にしています。
さて、当メルマガは今号で3周年となりました。
当初200通の配信から始めましたが、今では2000通超の配信を
させていただいています。
ご清覧いただいている皆さまに心から感謝を申し上げます。
1年毎にメルマガテンプレートを少しづつ変えています。
今回は、技文号という列車に乗ると『車窓』から様々な景色に出会え、
最後までお読みいただくことで下車となり、ホームにたどり着きます。
下車された後は、また別な列車に乗ったり降りたりされながら
ひと月を過ごされ、またひと月後に技文号に乗る、というイメージです。
いかがでしょうか?
私の職場は技文の4階にあり『職場の窓』からは大通り公園の木々や
ランドマークタワーの頭の部分、沈んでいく真っ赤な夕陽も見えます。
夏の夜には、少し遅れた「ドーンッ」という音と共に
横浜港での花火の一部を眺めることもできます。
以前に学んだことの中に『ジョハリの窓』があります。
対人関係における研修などでよく用いられます。
人には解放・盲点・秘密・未知の窓があり、窓の開け方によって
自己の広がりや気づきに繋がるという説明を聞いた記憶があります。
『窓』は様々なところにあり、その時々や各々の気分や状況で
開閉しますし、開閉の幅もその時々異なりますが、開閉することで、
空気や気分の入換えや切換えができると感じます。
今日は久しぶりの晴れで、朝は『窓』を大きく開けて風を通しました。
最近は雨模様の日が多く外出が億劫になりがちですが、
当館では、貸室・講座・イベント・横浜しごと支援センターの
それぞれの『窓口』で、皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
暑くなってまいりますので、くれぐれもご自愛ください。
早いもので来月は立秋の頃、またお便りさせていただきます。
平成27年 小暑
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀
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□■□技文便り□■□”Vol.63”館長より 2015/6/10
『言葉遊び』
いつも当館をご利用いただき、またメルマガをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
前号では「梅雨めいてくる芒種の頃」と書きましたが
季節は進み、つい先日いよいよ入梅となりました。
先日の新聞記事に「サラリーマン川柳コンクール」の
人気投票結果が載っていました。
1.皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞
2.湧きました 妻よりやさしい 風呂の声
3.妖怪か ヨー出るヨー出る 妻の愚痴
4.壁ドンを 妻にやったら 平手打ち
5. 記念日に「今日は何の日?」「燃えるゴミ!!」
1は大きく頷きました。
2以降は、妻ネタです。妻側からすると「・・・」ですが、
「サラリーマン川柳」なので!
そして、これを読みながら、私も考えてみました。
★パソコンは 急がば回れ ウィンドウズ
★エクセルの 123で スタートライン
★ビジネスの 基礎はマナーと 数字から
★苦手だと 思っていたら 違ってた
☆いにしえの 知恵に納得 梅しごと
☆フルーツと 砂糖で発酵 じぶん菌
☆豆と塩 愛情込めて じぶん味噌
☆夏の夜 自分時間に 器焼く
☆淹れ方も 味わい深さも 茶の深さ
☆ピッと合わせて キリッと締めれば 粋ゆかた
★手しごとも 語り口調も プロの技
☆技文で 自分を みつけよう!
☆技文を みんなで 楽しもう!
お粗末ですが・・・(苦笑)
梅雨時期は体調を崩される方も多いと思います。
みなさま、くれぐれもご自愛ください。
来月、梅雨明けが待ち遠しい小暑の頃、
またお便りさせていただきます。
平成27年 芒種
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀
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□■□技文便り□■□”Vol.62”館長より 2015/5/10
『衣替え』
いつも当館をご利用いただき、またメルマガをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
前号では「次号は立夏となる頃」と書きました。
GWは好天が続き、まさに初夏の陽気でした。
ひと月で季節は変わるもの、とつくづく感じます。
変わると言えば、当館の正面玄関周辺も変えました。
今までも、ちょこちょこと変化させていたのですが
今回は、ガラリと変えました。
お気づきの方、いらっしゃるでしょうか?
当館の1階は「匠プラザ」という職人の博物館です。
そのことを知らない方がとても多いのです。
かくいう私も、当館に初めて足を踏み入れた際に
1階に立ち入ることはなく、指定の場所に直行し、
用事が済んだらそのまま帰りました(苦笑)。
「技能文化会館」という名前の通り、「技能」を感じて
いただけるようにしたい、という思いが長らくありながらも
中々できずにおりました。
当館スタッフは、器用なメンバー多く、様々なものを
出来る限り自分達で作ったり、直したりしています。
今回もアイディアから製作まで、スタッフの手づくり、力作です。
私もとても気に入っており、一人でも多くの方に
ガラスケースをショーケースとしてご覧いただき、
匠プラザを覗いていただきたいと思っています。
最近では5月は衣替えの季節となっています。
私たちもクールビズスタイルで皆さまをお迎えしますが、
玄関のガラスケースも職人バージョンに衣替えしました。
ぜひ、当館における季節の変化を感じていただければ幸いです。
来月、梅雨めいてくる芒種の頃、またお便りさせていただきます。
平成27年 立夏
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
◆館長メッセージが掲載されている
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□■□技文便り□■□”Vol.61”館長より 2015/4/10
『春は新』
いつも当館をご利用いただき、またメルマガをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
前号では「次号は桜満開の頃」と書きましたが
今年は桜の開花が早く、ソメイヨシノは既に終わってしまいました。
桜が終わると「新緑」です。
この季節「新」がつく言葉が多くあります。
「新生活」「新学期」「新入生」「新年度」「新商品」
どれも「新」がつくと眩しく、ウキウキするような
響きになるように感じます。
しかしながら「新」の時期は短いものです。
「新任」館長として6ヶ月が経ちました。
個人的にはあと半年が「新任「新米」と言っていられる期間かな、と
思っており、今は折り返し地点といったところでしょうか。
「新」だからできること、「新」なのでできないことが
ありますが、
「新」だからこそ、できることをやっておきたいと思っています。
春はそんな気持ちにさせるスタートの時期です。
当館でも新規講座を含め、春からスタートになる講座が
多々あります。
私は主にくらしの学校を担当しておりますが、
エプロン姿で皆さまのご参加をお待ちしております。
また、ゴールデンウィーク明けには、馬車道のマルシェに
出店しております。
新緑と薫風の馬車道にもぜひともお出かけください。
寒暖差が大きいこの頃です。ご自愛ください。
来月、八十八夜も過ぎ立夏となる頃、またお便りさせていただきます。
平成27年 清明
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
◆館長メッセージが掲載されている
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□■□技文便り□■□”Vol.60”館長より 2015/3/10
館長より『梅しごと』
いつも当館をご利用いただき、またメルマガをご清覧いただき
誠にありがとうございます。前号を配信した前後には、小雪が舞う日がありました。
それからひと月が経つと啓蟄も過ぎ、寒暖を繰り返しながら
春に向かっていく空気を日々感じています。私の通勤路は季節の花々が咲くよう工夫されているのですが、
その中には梅の木も20本くらいあります。
木によって花の時期が異なりますが、
2~3月にかけて、梅の香りを楽しむことができます。
梅が咲き始めると花が咲く季節になったことを実感できます。当館では「梅しごと教室」を開講しています。
元々、発酵をテーマに料理教室を企画している中で
梅干しづくりは外せない!と思い、開講にいたりました。
特に、横浜には「杉田梅」という梅があることを知り、
杉田梅ほか、神奈川産の梅を用いることが本講座の特徴です。実は、私自身は梅干しを食べません。
それでも、生まれて初めて当館で梅干しをつくりました。
作ってみると「梅」という実も花も気になってくるから不思議です。
梅の花は地味ですが、最も寒い時期に咲く強さを感じます。
花の後の青梅は梅酒、熟した黄梅は梅干しを作ることができます。
梅干しを漬けた時にできる梅酢は、クエン酸が多く含まれ
肉や魚料理のくさみ消しや旨味に使えます。
梅と一緒に漬けて干す紫蘇は、刻めばゆかりになります。
こうして、梅は捨てるところがない、と言われています。梅は、地味だけれどしっかり者、といった存在でしょうか。
当館もそんな存在でいられたら良いな、と思います。季節の変わり目、今年は花粉も多いようです。ご自愛ください。
来月、桜満開の頃、またお便りさせていただきます。
平成27年 啓蟄
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀 -
□■□技文便り□■□"Vol.59"館長より 2015/2/10
『ホッとする時間』
いつも当館をご利用いただき、
また、メールマガジンをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
前号では新年のご挨拶をさせていただきました。
それからひと月が経つと、立春も過ぎ、
日々の日差しに早春を感じるようになりました。
毎年1月から3月は、次年度の企画、計画を立てる
時期にあてています。
その中でも2月は、4月以降の予定を決める重要な時期です。
一年のうちのひと月が過ぎたばかりですが、
年内の活動をイメージしています。
個人的に、アイディアは入浴中にわくことが多く
ついつい長風呂になっています。
リラックスする時間で、ホッとする空間だからだと思います。
とはいえ、入浴していれば湧いてくるわけでもないので
様々な所へ出掛けたり、人と会ったり、新聞を読んだり
雑誌やテレビを観たり、、、とインプットの機会を持つ
ようにしています。
特に、仕事柄、人に会うことは多いですし、
ご利用の皆さまのアンケートなどからも、声は聞こえてきます。
そこには、気になること、気にさせること、
ヒントになることが多々あります。
意表を突くことも、再確認もあります。
そんなお声も聞かせていただきたく
2月はアンケート月間としました。
お声を形にしていくのは、なかなか難しいことですが、
少しづつでも輪郭を描いていきたいと思っています。
もう少し寒い日が続くようです。
貸室をご利用いただく際に、部屋が寒すぎないよう
予備暖房を実施しています。
また、簡易的なものですが、ひざ掛けもご用意しています。
これらも、関係者や利用者のお声から形になったものです。
皆さまには当館でホッとする時間を過ごしていただければと
思っております。
時節柄どうぞご自愛ください。
平成27年 立春
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
◆館長メッセージが掲載されている
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□■□技文便り□■□"Vol.58"館長より 2015/1/10
『新年のご挨拶』
いつも当館をご利用いただき、
また、メールマガジンをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
松の内も過ぎ、会館も日常に戻ってきています。
毎年、年明けはご利用も少なく静かな会館ですが、
今年も9日(金)から、賑わう会館に戻りました。
先日、朝のニュース番組でプロフェッショナル同志の
対談コーナーがあり、テーマは「地方の活性化」
そのキーワードは「自ら驚き、楽しむ」でした。
地元にあるいいものを、まず自分達で発見する。
自分達で使いこなして、楽しそうに暮らしていることを
素直に表現する。つまり、「自分達で楽しむ」
自分達が楽しい、面白いとやっていたらそこが面白くなって
外から人が集まってくるのではないか、とも言っていました。
私自身は、技能文化会館は面白く珍しい会館だと感じています。
職人の博物館である「匠プラザ」には、身近にも思える道具が
数多く展示されています。
トレーニングルーム、オーディオルーム、料理室、工芸室、
窯場、和室、と多様な貸室があります。
特に和室は、畳、左官、建具、塗装、板金、建築の職人さんが
手がけた立派なお部屋です。
最初、殺風景な廊下を曲がった所に、突如として高級旅館のような
和室があることにとても驚きました。
「くらしの学校」を担当している私は、よく料理室を使用します。
200数十もの食器、料理器具が揃っており、
年末には「おせち料理教室」を開講しましたが、
伊達巻に用いる「鬼すだれ」もあり驚きました。
2階の多目的ホールには、グランドピアノが2台もあります。
色々な設備を知るだけでも、驚いたり面白いですが、
開講している様々な講座も楽しいです。
職人さんに教えてもらう「豆腐づくり」「ペンキ塗り」や
発酵食品を作る「味噌づくり」や「梅しごと教室」
地元企業様の「コーヒー教室」「胡麻油について学ぶ会」
私は全ての講座を体験していますが、いつ体験しても楽しいです。
ん? 「自ら驚き、楽しんでいる」ことに気づきました。
ご利用いただく皆さんにも「技能文化会館に行くと楽しい」
「あぁ、今日も楽しかった」と思っていただける会館であるよう
努めてまいりたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
平成27年 小寒
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□■□技文便り□■□”Vol.57”館長より 2014/12/10
『正月事始め』
いつも当館をご利用いただき、
また、メールマガジンをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
日本大通りのイチョウの葉も散り、
冬本番になりました。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
11月のメルマガでは
マイスターまつりのご案内をさせていただきました。
大勢の方にご来館いただきありがとうございました。
年内のイベントはこれで終わり・・・と
ホッとひと息ついたところに、
当館が12月14日(日)の
衆議院総選挙投票所となることが決まりました。
会館最寄にお住まいの方には、
当館地図が掲載されたご案内が届いたと思います。
本日は第2水曜日で当館の休館日になります。
毎年12月の休館日は、
スタッフ全員で大掃除をしています。
12月13日は正月事始めで、
年神様を迎えるための準備を始めます。
私たちも、和室の障子貼り替え、倉庫の片付け、
などなど、朝からエプロン姿で動き回っています。
当館は昭和61年設立。28年が経過しており、
建物としては老朽の域に入ってきています。
だからなのか・・・「昭和っぽい」「懐かしい」と
言われることが多いのです。
また「そのわりにはキレイ」と
言っていただけることも多いです。
毎朝、当館で最初に出社するのは、
清掃スタッフの皆さんです。
皆さんが朝早くからセッセと清掃してくださり、
建物管理の皆さんがメンテナンスをしてくださり、
ご利用の皆さまに優しく使っていただけているからこそ、
と思います。
皆さまがそれぞれに、
マナーを守り、当館に愛着を持って
ご利用いただけていることに深く感謝申し上げます。
末筆ではございますが、
今年も一年当館をご愛顧いただき
ありがとうございました。
平成27年も引き続きご愛顧いただけますよう、
より愛着をもって会館運営を続けていきますので、
どうぞご期待ください。
寒い日が続いています。
皆さまにはくれぐれもご自愛いただき、
来年も当館でお目にかかれますこと、
楽しみにお待ちしております。
平成26年 大雪
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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□■□技文便り□■□”Vol.56”館長より 2014/11/10
『継続は力』
皆さま
いつも当館をご利用いただき、
また、メールマガジンをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
前号でご挨拶をさせていただきました。
それからひと月の間に、多くの方から
「ご就任おめでとうございます」と声をかけていただきました。
また「メルマガを見たので」と馬車道マルシェに
お越しいただいた方もいらっしゃいました。
気にかけていただき、大変有難く嬉しく思っております。
このひと月の間には、毎週イベントがありました。
■10/17(金)第7回合同就職面接会
https://gibun.jp/archives/5366
■10/26(日)第35回よこはま技能まつり
https://gibun.jp/archives/5375
■10/31(金)~11/3(月祝)馬車道まつり
https://gibun.jp/archives/5388
合同就職面接会は、企画、準備、当日の運営まで
自分たちで立ち上げたものです。
当初、前日の準備は夜中までかかっていましたが、
回を重ねるごとに、準備の時間短縮が図れています。
技能まつりや馬車道マルシェも、コンパクトな荷造り、
素早いセッティングが可能になってきました。
いずれも、回を重ねることで色々と進化しています。
何より、回を重ねるたびに、ご協力いただく方、
ご来場いただく方、当館を気にかけてくださる方が増え、
「拡がり」と「繋がり」そして「ご縁」を感じており、
「継続は力」を実感しています。
前号より続いている、悩みの種であるメルマガコメントですが、
このように、その間に私自身が感じたことをザックバランに
細くても長く、お伝えしていきたいと思っています。
次号配信までの間には、横浜マイスター会主催の
「第17回横浜マイスターまつり」が開催されます。
当館2階の多目的ホールをメインに、当館全フロア、
大通り公園を会場として、横浜マイスターの皆さまの
技が披露されます。
http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/happyou/h26/261010koyomeister.html
皆さまのご来館を心よりお待ちしています。
立冬も過ぎ、いよいよ秋も深まってまいりました。
朝夕の寒気が身に染みる時節になってまいりますが、
みなさまにはくれぐれもご自愛ください。
平成26年 立冬
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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□■□技文便り□■□”Vol.55”館長より 2014/10/10
『ご挨拶』
みなさま
いつも当館をご利用いただき、
また、メールマガジンをご清覧いただき
誠にありがとうございます。
早速ですが、みなさまに一つご報告があります。
9月29日より当館館長が交代いたしました。
新館長の山口と申します。
会館内を動き回っていますので、「あ、あの人」と
思ってくださる方もいらっしゃるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、館長交代の件をご説明すると必ずと言っていいほど
「では、メルマガは?」
と問われます。
「館長より」のファンが多く、大変嬉しいことであり
新館長としては悩みの種となりました。
当館メルマガは、一人でも多くの方に、
横浜市技能文化会館を
知っていただきたい
ご利用いただきたい
そこで働く私たちの取組をご理解いただきたい
できれば、ご一緒してほしい
そういう気持ちから始めたものです。
そこに前館長の時事コメントが重なり
みなさまから「楽しみにしている」というお声をいただいています。
思いもかけぬ秋の節目となりました。
今後は、みなさまにお力添えをいただきながら、工夫をしながら、
また新たなメルマガを綴っていきたいと思っています。
メルマガ創刊によせて、前館長の初回コメント(抜粋)です。
この思いは変わらず、横浜市技能文化会館が
みなさまに愛される場であり続けられるよう
努めてまいりたいと思います。
寒露となり、葉の露も霜となり寒くなる季節になりました。
台風も続いておりますが、みなさまにはくれぐれもご自愛ください。
--------------------------------------------------
※技文便り創刊号コメント抜粋
私たちは、“人手”をかける、
ものづくり、
くらしづくり、
社会に役立つ人づくり、
を通じ、
地域社会(経済・市民生活)を活性することを
私たちの使命と考えています。
行政サービスに驚きと感動を!
新しい時代の社会起業家集団として
皆さまに愛される技能文化会館を実現していきます。
どうぞ応援ください。
--------------------------------------------------
平成26年 寒露
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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□■□技文便り□■□”Vol.54”館長より 2014/9/25
『節目の美学』
市民のみなさま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
この1か月あまりのことですが、自宅に梨が届きました。
1つ目は幸水。
梨の生産地全国No1である市川の
農園の名が記してありました。
甘くて瑞々しく、「幸水」の名の通り、
とても幸せな気分になりました。
2つ目は二十世紀。
妻の実家、鳥取より届きました。
酸味のあるしっかりとした味。
「元気でやっているか?こちらは変わりないよ」
と問いかけているようです。
3つ目は新高。
梨好きを自称する友人からのおすそ分けです。
幸水、二十世紀と違った「甘味」を感じました。
「こちらも美味しいですよ」との、
友の思いやりを感じました。
主には夏~初秋にかけて出回る梨は、
品種によって出荷時期が異なり、
季節の移り変わりを感じますが、
何より「贈り手」の想いが届きます。
旧暦では、
季節の変わり目を節と言い、
節目節目に様々な習わしや行事
(お節料理、端午の節句、節分など)を
創造してきました。
梨を贈っていただいた方に通じるのは、
季節の変わり目、節目を大切にする想いです。
私たちの生活には色んな節目がありますね。
誕生日、記念日、命日、引っ越し、
人事異動などなど。
季節は既に秋です。
秋の節目こそ、夏に届けられなかった想いを
届けるチャンスなのかもしれません。
当館の秋の節目にご期待ください。
平成26年 秋分
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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・【第2回】酵素の力(後段)~グリーンスムージー&酵素シロップの秘密~
・【第3回】発酵食品で腸内環境を整える~こうじ菌のパワーを健康に生かす~
・【第4回】楽しく取り組める減塩生活 -
□■□技文便り□■□”Vol.53”館長より 2014/9/10
『素晴らしき敗者』
市民のみなさま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
テニスの全米オープン。
錦織選手残念でしたね。
日本人初の四大大会決勝進出という快挙に国中が湧き、
そして、大きなため息に包まれました。
個人的には、翌日のインタビューが印象的でした。
「固くなってしまった」と、
メンタル面の課題を挙げていました。
負けて悔しいはずでしょうが、
勝者を讃え敗因を冷静に捉えているその姿勢に、
勝つこと以上に負けて学んだことの方が多かった
ように感じました。
ふと、Good Loser(素晴らしき敗者)
という言葉を思い出しました。
結果は残念でしたが、彼はもっと強くなる、
と感じたのは私だけではないと思います。
素晴らしき敗者です。
どんなに強い選手も勝ち続けることは不可能です。
私たちの人生も、うまくいき続けることはあり得ません。
報われない努力、伝わらない誠意、
思った以上に上がらない成果、予想外の出来事など、
日々、うまくいかないリスクにさらされています。
なんで?どうして?
思わず、天を仰ぎ見たり、運命を恨んだり、です。
しかし、Good Loserの精神とは、
うまくいかない時こそ、運命の神様がくれた
「学び」「力を蓄える」チャンスかもしれない、
ということの気づきです。
彼の言動に、それを感じました。
誰の人生にも、必要な事が必要な時に
起きているのかもしれません。
皆さんは、いかがですか?
平成26年 白露
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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□■□技文便り□■□”Vol.52”館長より 2014/8/25
『祈る心』
市民のみなさま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
夏休みも終わりますね。先日、お盆のお墓参りに行ってきました。
その間、広島、長崎に原爆投下された日と
終戦記念日を迎えました。毎年恒例のことですが、
亡き恩人に、ご先祖さまに、平和な社会に、
私たちは改めて祈りを捧げます。
お盆には、久しぶりに念仏を唱えてきました。以前から個人的に感じている事ですが、
祈りながら念仏を唱え続けていると
不思議と心が落ち着くような気がします。なぜでしょう?
少し探究してみました。念仏は、マントラとも言います。
その語源はサンスクリット語です。
マントラとは、「文字」「言葉」を意味する
「真言」とも漢訳され、
特に密教では仏に対する讃歌や祈りを象徴的に
表現した短い言葉を指す、とされています。マントラの素晴らしさは、念仏として持つ言葉や
行為としての意味だけでなく、
それを唱えた音・韻が、私たち人間の日常言語や
思考をつかさどる左脳の動きを静める働きがある、
ということにあります。私たちは、社会の中での競争に勝つために、
正誤、善悪、良し悪し、優劣など論理的な認知脳
(左脳)中心の思考をしていますが、
マントラの音と韻は、感情や直感をつかさどる
直感的で非言語的認識脳(右脳)を活性化させる
というのです。悩みは認知(左脳)により生まれます。
左脳の動きを静め右脳を活性化することは、
心を静め、私たち一人一人が本来持つエネルギーを
引き出す力になります。だから、一心に祈りながら唱える念仏が
気持ちいいんだと、合点がいきました。誰かのために祈り唱える瞬間。
心静めるよい時間かもしれません。
平成26年 処暑
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□■□技文便り□■□”Vol.51”館長より 2014/8/10
『疑う心と従う心』
市民のみなさま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
暦の上では秋に入りましたが、連日の猛暑と
異常気象のニュースが頻繁に報道されています。
ご覧になられている方の中には、
「昔に比べて、おかしくないか?」と感じる方も
多いのではないでしょうか。
その一つに熱中症があります。昔は熱射病と言いましたが、
最近、富に増えている気がしています。
理由としては、昔に比べ、
・気温が上がった
・ご老人の割合が増えた
ことが挙げられますが、子供たちが
病院に運ばれるケースも珍しくありません。
何故でしょう?
個人的な感想ですが、食べ物とクーラーが
大きく影響している気がしてなりません。
調べてみると一年中日本より熱い国々では、
冷たい食べ物を食べることはあまりないそうです。
インドのカレーや東南アジアのスパイシーな料理など、
暑い国ほどホットなものを食べています。
日本人ほど、冷たいものが好きな民族は珍しいそうです。
もちろんクーラーも日本ほど普及していません。
実は、私たちの暑さをしのぐ方法が逆に暑さに弱い身体に
しているのではないか?という疑いです。
冷たいものが胃腸を弱らせ水分の摂取を妨げる、
クーラーによって、身体の発汗作用を鈍らせる、
との疑いです。
要は、「汗をかいて涼をとる」のが、暑い国々の
知恵であり、自然体なのだそうです。
文明の利器に頼りがちな私たちにとって、
自然に従うことの大切さを訴えている気がします。
疑うべきは「世間の常識」
従うべきは「自然の流れ」なのでしょう。
当館では、今年より夏の暑さ対策として、
昔からの「打ち水」に取組んでいます。
省エネだけでなく、古に学びたいとの思いからです。
当館の自然体をお楽しみください。
平成26年 立秋
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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□■□技文便り□■□”Vol.50”館長より 2014/7/25
『成長する心』
市民のみなさま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
当館のメルマガも50号になりました。
創刊から2年です。
当館同様、メルマガをご支援いただき、
本当にありがとうございます。
前号に続き「心」の話です。
今回は、成長する心です。
私達人間が持つ「成長したい」という思いは、
愛すること、認められること、などと同様に
根源的な欲求のひとつだと聞きました。
でも、絶望や不安に苛まれている時に成長願望は
起きない気がします。
それこそ、生きる証のように思います。
一方、
成長とは、変化だと知りました。
変わる、変えることです。
成長とは、良い方に向かうイメージがありますが、
実のところ変わることこそが成長であり、
そこには、“良し悪し”はないのでは?
と思うようになりました。
2号前のメルマガで、ワールドカップ予選敗退した
サッカー日本代表について
「起きている事は全て必要なこと」と評した
岡田武史(前サッカー代表監督)の言葉が
印象に残ります。
良い結果であれ、そうでない結果であれ、
変化し受け入れ乗り越えていく力こそが
成長することなんではないかと。
私たちの生きている世界は、常に変化しています。
同じように見えても、長い年月で見れば、
同じものはたったひとつもないことが分かります。
良い結果でも悪い結果でも、
絶好調でも不安でも、
希望でも絶望でも、
「起きてる事は必要なこと」と
受け入れ、変化していくことこそが
本当の意味での“生きる(活きる)証”としての
“成長する心”ではないかと。
当館も、このメルマガも、
変化することに躊躇せず、チャレンジしていきます。
それこそ、皆さまに愛される会館であり続けるために。
この夏、私たちの「成長」をご期待ください。
平成26年 大暑
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・【第3回】発酵食品で腸内環境を整える~こうじ菌のパワーを健康に生かす~ -
□■□技文便り□■□”Vol.49”館長より 2014/7/10
『“好き”を大切にする心』
市民のみなさま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
お陰さまで、
当館のメールマガジンが2周年となりました。
私の稚拙な文章も併せてお読みいただき、
ありがたい限りです。
継続は力なり、と言いますが、
続けるにもエネルギーが必要です。
時折いただく読者の方々からの
温かいメッセージが励みになり、
継続する力を後押しいただきました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
元来、飽きっぽい性格の私が
2年間休まず継続できたのは、
読んでいただける方の存在と同時に、
義務でも使命でもなく、
ましてや役割でもなく、
ただ、
書きたいこと書き、
皆さまに伝えたいことを伝え、
当館を知ってもらいたい、
という単純な思いだったかと。
行動科学という学問では、
継続する力に必要なエネルギーは、
ご褒美以上に自分自身の楽しみであり、
喜びだそうです。
賞賛を得る、お金を儲ける、褒められる
などのご褒美はもちろん原動力になりますが、
それだけに頼ると要求(欲求)が過度になり、
それが得られない時には飽きる、そうです。
一方、
自分の喜びや楽しみは、
自分だけのもので何かと比較される訳でもなく、
外の世界と無関係に楽しめ、
継続する力になります。
まさに、自分だけの世界です。
振返ると、
自分の思いを言葉や文章にすることで、
誰かに表現する楽しみを覚えていた
自分がいました。
自分だけで楽しみ
自分だけで没頭でき
自分だけでわくわくする
それが、このメッセージを書いている瞬間でした。
(この場を与えてくれる全てに感謝です)
「継続は力なり」との諺は、
「好きこそ物の上手なれ」に
相通じることが分かります。
皆さんは、どれだけ「自分だけの世界」
「好きな世界」を大切にされていますか?
平成26年 小暑
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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□■□技文便り□■□”Vol.48”館長より 2014/6/25
『起きている事は全て必要なこと』
市民のみなさま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
サッカーワールドカップ、日本予選敗退でしたね。
得点シーンに、一喜一憂しましたが、
厳しい現実に残念な気持ちでいっぱいです。
スポーツは、見ている分にはいいですが、
プレイヤーや関係者にとっては、
ある種の残酷さや厳しさが迫ります。
大事な初戦を落とした際、NHKの解説を担当された
前代表監督の岡田武史さんが、
「全て必要な事が起こっていると思わなくちゃダメですね。
今の日本のサッカー界に全部必要な事が起こっているんだと。
そこから、それを乗り越えてやるんだ、
という気持ちを持たないといけません」
とおっしゃっていたのが印象的でした。
どんなに強いチームでも勝ち続けることは不可能です。
今回の大会も、スペイン、イタリアなどの強豪国が
予選敗退となりました。
結果も大事ですが、それ以上に、
・残酷で厳しい結果を受け入れ
・そこから何を学び
・「次」にどう活かすか
というメッセージかと。
私たちの生活や人生も、いい事ばかりではありません。
目を覆いたくなるような事や憂鬱になるような事象も
時にはおきます。
「なんて自分は不幸なんだ」
「ついてない」
「もし、○○であれば、、」
と、思わず嘆きたくなります。
そんな時こそ、
「起きている事は全部必要なこと」
と問い続ける勇気が、その後の道を
左右するように思えて仕方ありません。
皆さんは、
その課題、苦難にどう向き合うのでしょうか?
平成26年 夏至
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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□■□技文便り□■□”Vol.47”館長より 2014/6/10
『衣』
市民のみなさま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
最近、お医者さんが着る白衣の意味に
書かれているコラムに出会いました。
汚れが目立つ、動きやすいなどの機能でなく、
仕事着としての“衣”の意味です。
衣を着る職業として3つ挙げられます。
白衣を着る医師や看護師
法衣を着る裁判官
袈裟や衣をまとうお坊さんや神官
共通するのは、どれも人の生死に関わります。
本来、神のみに許される行為を人間が代替する
ことの責任として
「衣をまとい」
「宣誓(プロフェス)する」
のだそうです。よって、
どの職業も初めて衣を身に着ける際には、
厳かな儀式があります。
また、プロを表すプロフェッショナルの語源は
ここからきています。
プロとは、神の代行者であることに通じます。
職業と衣(類)との間には、
かくも深遠な世界が存在します。
たかが仕事着、されど仕事着です。
東京も梅雨入りしましたね。
私たちの周りもすでにクールビズ一色です。
このような現代の傾向は、
職業と仕事着の「意味」「関係」について
考える深めるというより、
機能重視、機能一辺倒のような気がします。
たかが仕事着、されど仕事着。
何気ない日々のビジネススタイルや仕事着に、
どんな世界が広がるのでしょう。
皆さんは、どうお感じになられますか?
平成26年 芒種(ぼうしゅ)
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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□■□技文便り□■□”Vol.46”館長より 2014/5/25
『有難さ』
市民のみなさま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
先日、私が講師を務める講座
「こころとカラダの健康クラブ」を開催しました。
新しいお客さまとも出会え、
とても楽しいひと時を過ごせました。
私が健康に興味を持ったのには、理由があります。
それを、失ったからです。
以前も書きましたが、4年前の大病により、
毎日の薬と数カ月に一度の通院が生涯続きます。
失って初めてその大切さが分かったのです。
以来、出来る限り薬に頼らない元の健康的な生活にと、
探究が続きました。
そこで得た情報や知識、自分の身体を通じた体験を
講座ではお話しします。
同時に、この探究を通じて身に染みたことは、
“当り前の奇跡”であり、大切さです。
私たちは、当り前のように、
日々食べたい時に3食を食べています。
お金さえ出せば、海外含め殆どの食材や料理を
当り前のように楽しむことができます。
子供の頃、母親から聞かされた戦時中の食糧不足など、
夢物語のようです。
また、病気や怪我にならなければ、健康は当たり前、
と信じがちです。
しかし、気づいたのは、この「当たり前の日常」、
「当たり前の健康」への無頓着、無関心が、
結局は「当たり前を損ねる最大の理由」だった
ということです。
「吾唯足知(われただたるをしる)」
枯山水で有名な京都龍安寺の蹲踞(つくばい*)に
記されている言葉です。
*茶室には入る前に手や口を清める手水を
張っておく石
失ったものは元には戻りません。
失う前に、有ることに感謝するからこそ、
大切にできる。
健康でいることの奇跡。
当り前こそが、ありがたい(有難い)=奇跡。
それを知ることが、
健康への第一歩でないか、と思う次第です。
平成26年 小満
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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『主役』
市民のみなさま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
「宿命」と「運命」。
つい最近、この2つの言葉について、
深く考えさせられました。
何が違うのでしょうか?
宿命とは宿る命。
生まれた両親、性別、育った環境など
自分では変えることのできないもの。
運命とは運ぶ命。
運ぶとは動かす意であり、
自分で動かしてきた(選択した)結果が
運命だそうです。
外からも誰かからも、
与えられ強制されたものではありません。
ある高名な心理学者の言葉です。
“遺伝や育った環境は単なる「材料」でしかない。
その材料を使って、
どのような家を建てるかは、
あなた自身が決めればいい”
“人間は自分の人生を描く画家である。
あなたを作ったのはあなた。
これからの人生を決めるのもあなた”
人生とは、宿命にも運命にも縛られず、
自分自身で全て決めることができる。
私の人生の主役は私自身。
当り前すぎる一節ですが、深く染み入りました。
私たちは、何か上手くいかない時、
つい景気や政治、天気、自分たちの能力など
“誰か”“何か”のせいにしがちだからです。
当館は、設立以降30年近く経ち、施設の老朽化など
宿命的な問題に直面しています。
つい、「古いから」と、できない言い訳が先に
立ってしまいがちです。
しかし、これも「材料」なんですね。
どのような会館にするかは、
会館で生きる私たちの意思と選択という
運命にあるのかと。
“会館の全ては、私たち自身が決めたこと”
旧暦の上では夏。
季節の変わり目に当たり、職員一同、
創意と工夫で更に愛される運命を切り拓いていきたいと思います。
皆さんのご来館を心よりお待ちしております。
平成26年 立夏
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□■□技文便り□■□”Vol.44”館長より 2014/4/25
『節目を創る』
市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
4月も後半ですね。
あと少しでゴールデンウィークです。
先日、事務所のレイアウト変更を行いました。
年度変わりの節目に、
より仕事がしやすく使い勝手良く、と
リーダーの発案により職員総出で模様替えです。
やはり、気分が一新されますね。
受付では、お客さまから
「あれ、人が変わった?」
「見違えるようね~」と
びっくりされます。
それほどまでの驚きと感動に、
時間のない中で強硬した“甲斐”を感じます。
模様替えの効果は、
・気分や流れを変え一新する
・新たなものを生みだす
・驚きと感動を呼ぶ
ように感じました。
さらに言えば、
さなぎが蝶に脱皮するように、
「次」のステージに踏み出した感覚さえあります。
たかが模様替え、されど模様替え、です。
旧暦では、季節の変わり目を「節」と言います。
また、
季節、文節、関節、鰹節、竹の節、お節料理、
5月の節句、など
「節」とは、何かと何かをつなぐもの、
切り替えるもの、境い目との意味のようです。
そもしかすると、私たち日本人は、
ただ漫然と流されがちな日々に対して、
あえて“節”を創り、
“節目に何かをする”
ことで、進化を促していたのかもしれません。
5月の節句とは、まさに、
より良き大人へ進化するための儀式です。
“節目を創る”とは、
次への重要なキッカケづくり。
そして、そこに欠かせないのが、
驚きと感動、かと。
皆さんはどのような節目を創っているのでしょうか?
当社は、指定管理者として当館の運営に携わり、
今年で4年目になります。
私たちは、現状維持でなく常に進化し続ける
存在でありたいと願っています。
当館では、
私たち自身の進化。
お客さまの驚きと感動。
これをテーマに
今年も、節目となるイベントを多数予定しています。
▼馬車道マルシェは【こちら】
▼第6回合同就職面接会は【こちら】
皆さんのご来館ご来場を、心よりお祈り申し上げます。
平成26年 穀雨
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□■□技文便り□■□”Vol.43”館長より 2014/4/10
『所以(ゆえん)』
市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
サクラの見どころも峠を過ぎましたね。
今年は、例年に以上に短かった気がします。
それ故、儚(はかな)さをかき立て、
味わい深さを“より”感じます。
今年のサクラで特に印象に残ったのは、
大雪の被害を受けた木々が見事に開花した、
というニュースでした。
関係者の賢明な努力が実った、と言えますが、
一方、
その見事な開花ぶりには、サクラ自身の持つ
生命力を感じずには要られません。
「花は、花咲く故に、花咲く」
昔、何かと言葉遣いや文章表現にうるさい
元新聞記者の上司が、常々つぶやいていた言葉です。
花が花である所以は、
どんな障害、逆境、環境変化にあっても、
自ら花を咲かせるという宿命を
必ず全うすることにある、ということでしょうか。
被害にあったサクラ開花のニュースを聞く度、
花の儚さとは、開花の短さでなく、
毎年必ず宿命を全うする姿勢にこそ
あるのではないか、と私は感じていました。
私たちが、私たちである「所以」とは何でしょう?
技文が技文である「所以」とは何でしょう?
「所以」を見つめ、「所以」を愚直に全し、磨く。
今年度の始まりに当たり、当会館の「所以」である
“人が手間と隙(ひま)をかけることにこそ、
現代という難しい時代を生き抜く技と知恵がある”
との想いを再認識しました。
手間隙を惜しまない
「ものづくり」「くらしづくり」「人づくり」
今年度も磨き続けます。
ご支援のほど、よろしくお願い致します。
平成26年 清明
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