技文便り「館長より」

  • □■□gibun通信□■□”Vol.43”館長より 2023/1/25

    寒中お見舞い申し上げます。
    大寒となり、今年は大寒波と言われ、冷たく寒い日が続いています。

    先日、寒い寒いと言って体が凝り固まっているようなので
    鍼に行き、体をほぐしてもらいました。
    治療前に固く張っていた部分は勿論のこと、自分では気付かない凝りが各所にあり、
    鍼を打つことで、凝りが緩和され、何より体が温かくなり、軽くなったように感じました。
    実際には軽くなりませんが、なったように思うだけで気持ちは軽くなります。

    技文は昭和61年(1986年)設立で、今年で37才になります。
    私よりウンと若いのですが、それでも不具合や故障が増えてきています。
    昨日は匠プラザで水漏れの修繕を行っていますし、本日はエアコン故障の修理です。
    単発の工事以外にも、自家発電機交換工事は3月まで行っています。

    建物も人もメンテナンスが大事、人の場合は心身のメンテナンスがとても大事
    とつくづく思ったこの頃でした。

    10日もすれば立春ですが、本日が今冬一の寒さのようです。
    くれぐれも温かくして、ご自愛のうえ、お過ごしくださいませ。

    令和5年大寒 山口亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.42”副館長より 2023/1/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    昨年11月から実施していた、
    芝山漆器の宮﨑マイスターの自伝を書籍化するクラウドファンディングですが、
    ちょうど元日に目標金額を達成いたしました!
    ご支援いただいた皆様、大変ありがとうございました。

    ところで芝山漆器はその名の通り、漆を使った工芸品です。
    黒や朱色の美しい漆ですが、触れるとかぶれることもよく知られていますね。
    このかぶれる成分はウルシオール(Urushiol)と言うそうです。もちろん語源は日本語の漆です。
    ウルシオールのアレルギー反応で、重症の場合は全身がかぶれてしまうそうです。

    昔の人はよくそんな毒物を工芸に使おうと思ったものです。
    きっと最初は全身かぶれながら作業したのでしょう。

    技術は先人の命がけの試行錯誤で成り立っています。
    ありがとうございます。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.41”館長より 2022/12/25

    皆さまには、今年も当館をご利用いただき誠にありがとうございます。

    季節は冬至となり、長い夜と寒い朝が続いています。
    「冬至冬なか冬はじめ」で、少しずつ昼が長くなる「冬なか」の一方、
    1月の大寒に向け、寒さ厳しくなり「冬はじめ」と言われていることを
    実感いたします。

    さて、年の瀬ですので、今年を振り返ってみます。
    1月半ばに、「まん延防止重点措置期間」になり、3月まで続きました。
    その後、行動制限が緩和された生活に慣れるようになっていきました。
    4月以降は、各種イベントを再開し、新規取組も開始しました。
    ・手づくり市 ・馬車道マルシェに出店 ・匠の小学校
    ・よこはま技能まつり(ハマ技連様の主催)
    ・クラウドファンディングを開始!

    特に夏以降は、貸室、駐車場のご利用者様も徐々に増えてまいりましたし、
    お問合せや下見でのご来館も多く、新規のご利用者様も毎日お見かけします。
    秋以降は、建物の故障が目立ち、利用者様にご迷惑をおかけしたこともあります。

    こうして、日々色々ありますが、技文に関わる皆さまのお陰で、
    毎日懲りずに飽きずに、全般的には愉しみながら、過ごせていることに
    心より感謝しながらの、年の暮れです。

    来る年も、明るく元気に過ごせるよう願いながら、
    来年も皆さまのご来館を心よりお待ちしています。
    皆さま、どうぞ良い年をお迎えくださいませ。

    令和4年冬至 山口亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.40”副館長より 2022/12/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    早いものでもう師走です(去年も同じことを言っていますが)。
    師走は「師(お坊さん)」がお経をあげるのに忙しく走り回るから、という説があります。

    職人の名称にも「師」が使われています。
    表具師、写真師、理美容師、鍼灸マッサージ師などなど…

    ところで、職人の名称には「師」だけでなく「士」が使われている場合もあります。
    和裁士、建築士、司厨士、そもそも職人の別名である技能士もそうです。
    調べてみると、「師」と「士」の区別には色々な理由があるようで興味深いですね。

    年末はお坊さんだけではなく、職人も忙しく走り回る時期です。
    技文にいると、職人という意味での師走(士走)が身近になります。

    それでは皆様よいお年をお迎えください。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.39”館長より 2022/11/25

    季節は、先月の「霜降」から「小雪」に移りました。
    と書いて、くしゃみをしました!
    木々も落葉し寒そうです。いよいよ冬の入口というところでしょうか。

    先月からのひと月の間にも色々な事がありましたが、
    10月31日~11月3日の4日間は、馬車道まつりのマルシェで販売をしていました。
    2015年から参加しているイベントですが、期間中、雨に降られなかったのは
    初めてかもしれません。寒い年は毛糸の帽子を被っていました....。
    今年は秋らしい好天に恵まれ、賑わい心地良いイベントになりました。

    そして、先週のことですが、新たな取り組みを開始しました!
    「クラウドファンディング」です!
    横浜の伝統技能「芝山漆器」職人の横浜マイスター宮﨑氏の自伝が
    昨年、神奈川新聞の「わが人生」で、連載されました。
    横浜芝山漆器の貴重な技能を後世に残すための書籍化です。

    この10年くらいで拡大され成長中の「クラウドファンディング」ですが、
    資金調達のみならず、新しい顧客や人との繋がりが生まれ、商品やサービスなど
    知らないことを知らせる・知ることが出来るツールとして様々に活用されています。
    それはわかるけれど、私たちが?! と思っていましたが、思い切ってトライ!
    してみることにしました。

    11月18日から約2か月が募集期間ですが、その間、より多くの方々に
    横浜の技能や技文の取り組みに、1人でも多くの方にご興味を持ってもらえたら、と思っています。
    詳細はこちら

    寒くなり、体調を崩される方も多いようです。
    皆さまには日々暖かくして、ご自愛くださいませ。
    次回は冬至の頃、年末のご挨拶をさせていただきますね。

    令和4年 小雪 山口 亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.38”副館長より 2022/11/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    久々?の道具紹介シリーズです。
    今回はウチマルカンナ・ソトマルカンナです。

    木工に使うカンナの種類で、漢字で書くと内丸・外丸となります。
    会館には桶の職人が使用していたものが展示されています。
    桶の内側・外側にカンナをかけるため、刃の当たる面が内側に丸く、外側に丸くなっています。
    この呼び名がなかなかややこしいのです。

    ウチマルカンナは、桶の外側を削るために内側にへこんでいます。
    ソトマルカンナは、桶の内側を削るために外側に丸くなっています。

    桶の外側を削るからソトマル、内側を削るからウチマルと言いたい所ですが、それは逆。
    ソトマルの見た目がいくらウチマルっぽくても逆なのです。

    これを読んだ皆さんはもう覚えましたね。
    私はしばらくしたらいつも混乱してわからなくなりますが。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.37”館長より 2022/10/25

    季節は「霜降」になりました。
    横浜で霜はもう少し先ですが、来週になれば「霜月」ですし、
    朝の冷え込みとともに、水道の水も少し冷たく感じられるようになってきました。

    一昨日、全館で「第41回技能まつり」が開催されました。
    振り返ると、10年前の33回から関り、当時は横浜公園で開催。
    私どもは、おでんやぜんざい、焼餅など、前々日から仕込み、
    前日は準備に大忙し、当日は朝から搬入、昼過ぎには完売になるなど、
    「まつりだっ!!」という意気込みで対応していました。

    それから10年。
    今年は3年ぶり、そして会館で開催することになりました。
    スペースに限りがあるため、出展団体数も絞られましたが、
    100名を優に超える職人さんたちが集結しました。
    みなさん、半被が良く似合いますし、搬入の際には重い道具たちを軽々と運びカッコイイです。
    何より行動が早い! 時間厳守! 見習わなければ....苦笑

    ステージでは和太鼓の演奏がありました。
    会館で和太鼓教室を主催されている団体さんですが、
    きりっとした掛け声に、バチさばき、軽快なリズムに力強い音は
    振動とともに響き渡り、迫力あるパフォーマンスでした。
    …とほんの一部をお伝えしましたが、もっともっとたくさんの体験がありました。

    秋はイベントの季節で、各所で様々なイベントが開催されていますが、
    どこのイベントにも負けない「技能まつり!!」と思いました!

    技文のHPやSNSでは、日々の技文をお伝えしています。
    ぜひ、覗いてみてください。 →こちら

    次回は霜から雪に変わり「小雪」の頃、またお便りいたします。
    秋も深まり夜寒の覚え、くれぐれもご自愛ください。

    令和4年 霜降 山口 亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.36”副館長より 2022/10/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    10月23日(日)に第41回よこはま技能まつりが開催されます。
    この横浜の職人によるお祭りはコロナの影響で3年ぶりの開催となります。

    しかも今回は初めて技能文化会館が会場となります!
    当日は会館を貸し切り、各部屋で職人体験や展示・販売などが行われます。
    詳細はこちら
    よこはま技能まつり 横浜市
    第41回よこはま技能まつり | Peatix

    開催にあたり、ポスターやパンフレットもデザインが一新されています。
    富嶽三十六景の神奈川沖浪裏をバックに町人たちが大騒ぎしています。

    その中の一人が棒にお団子を挿したようなものを持っています。
    何か職人道具的なもの? それとも本当にお団子? メルマガのネタになるかも!
    などと調べてみたら何のことはない、太鼓のバチのようです。

    太鼓のバチを作る職人さんはいませんが、当日はなんとホールで和太鼓の演奏があります!
    ハマの職人さんと出会えるお祭りです。皆様ぜひお越しください。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.35”館長より 2022/9/25

    季節は秋分になりました。
    台風が来て、過ぎて、また来て・・・のシルバーウイークですが、
    暑さ寒さも彼岸まで、で、秋までやってきました。

    9月23日は、今年2回目の「手づくり市」を開催しました。
    手づくり・ものづくりがベースですが、
    1つの会場で3つの要素を楽しめるイベントです。

    主催者は技能文化会館ですが、出店者は参加者の皆さま方ですので、
    当日は私たちスタッフも一利用者として、各ブースを巡ります。
    何度となく出店いただいている方や、初めて参加の方もいらっしゃいます。
    今回はどんな作品と出会えるのか、とても楽しみなのです。

    また、「リユースマーケット」も併催し、
    何があるのかわからないけれど、何かありそう!こんなものがある!
    と思いがけない物との出会いがあります。

    そして、もう一つ。
    「みんなのピアノ」として、グランドピアノを開放します。
    今回は、連弾で参加された方や、ラジオ体操の曲を弾いてくださる方がいらっしゃいました。
    それぞれの方が優しい選曲で、会場の雰囲気と良く合って良かった、とのお声を多数頂戴しました。

    私たちは、お申込みの受付や会場の図面づくり、机や椅子を準備したり、
    風船を膨らませて装飾したりと、イベントを手づくりしています。
    ですので、毎回「みんなで楽しむ手づくり市」で「モノと人の出会いの場」と感じています。

    半年に一度開催しています。
    次の機会に、また素敵な方々とモノたちと出会い、再会したいと思います。
    ご来場、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

    令和4年秋分 山口亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.34”副館長より 2022/9/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    8月に今年の横浜マイスターが選定されました。
    横浜市は、市民の生活・文化に寄与する卓越した技能職者の方を横浜マイスターとして選定しています。
    今年のマイスターは、活字鋳造の大松初行さん、表装(壁装)の山﨑隆さんの2名が選定されました。
    横浜市の記者発表

    活字鋳造は活版印刷の原稿に使用する、ハンコのような『活字』を作成する仕事です。
    その活字をたくさん並べて印刷用の1ページを作るので、全て同じ大きさにする必要があります。
    大松さんが勤務されている株式会社築地活字さんのサイトがまた素敵なデザインです。→こちら

    表装(壁装)は部屋の内装の壁紙(クロス)貼りです。
    以前別の方の作業の様子を見学させていただいたことがありますが、
    むき出しの壁に手際よくクロスを貼り、隙間なく合わせていく様子は見ていてとても気持ちがいいです。
    まるで包装紙でラッピングしているかのような作業です。

    どちらも今までの横浜マイスターにない職種です。
    これからのお二人のご活躍をお祈りいたします。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.33”館長より 2022/8/25

    季節は処暑になりました。
    夏休みもそろそろ終わり、暑さがおさまるという頃です。
    確かに、夜の帰り道に蝉の声が聞こえない日が出てきました。
    あれ?あんなに響き渡っていたのに・・・

    前号で副館長が「匠の小学校」について触れています。
    私も、今夏の思い出は「匠の小学校」と思っています。
    3年ぶりに開催し、子ども達が興味津々にものづくりに取り組む姿を見ることが出来、
    開催して良かった!と心から感じました。
    勿論、準備には骨が折れ、当日は何事もないよう緊張だらけです。
    それでも、楽しそうに帰っていく姿を「また来てね」と見送ると
    「来年に向けて!」と次の事を、先の事を思うのです。

    利用者の皆さまや講座の参加者の方々の皆さまに「また来週」「また次回」
    「またのご来館を」などと、お声がけします。
    先はわからない、またはない、という方もいらっしゃいますが、
    やはり、次や先のように「また」があると良いな、と思います。

    夏が終わる頃、猛暑の疲れも出ると思います。
    くれぐれもご自愛いただき、お過ごしくださいませ。
    また、来月お便りさせていただきます。

    令和4年処暑 山口亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.32”副館長より 2022/8/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    先週の8月7日、技能文化会館最大のイベント「匠の小学校」を開催しました。
    無事、事故もなく終えたことで、ほっとしております。
    ご来場の皆様、職人の皆様、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました!

    今回は出展もしていただいている横浜市写真師会様に、
    参加していただいた職人さん達の集合写真を撮っていただきました。
    撮影していただいた写真を見ると、やはり私やスタッフが撮る写真と何かが違います。
    何が違うんでしょうか。それもわかりません。

    また、ある会館スタッフが写真師会様の体験コーナーで写真を撮ってもらっていました。
    まるで雑誌に掲載されている一枚のようだとスタッフ一同大絶賛です。
    やはりプロは違います。

    写真師は横浜発祥の職業です。
    何かの折には、その歴史ある横浜の写真館での記念撮影をぜひともお勧めします。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.31”館長より 2022/7/25

    暑中お見舞い申し上げます。

    今年は戻り梅雨があり、二度目の梅雨が明け、
    猛暑の期間も二度目に入ったように思います。

    今は、8月7日(日)「匠の小学校」を目前に控え、ヒートアップ中です。
    感染症と熱中症予防に努めて開会と閉会を迎えたいと思っています。

    感染拡大中のため、利用者の皆さまの利用中止も増えてまいりました。
    「支払期限延長」手続きを上手にご利用ください。

    また、猛暑が続き、当館の電力使用もピークを迎えています。
    節電対策として、2階ホール屋上の散水や、一部のトイレは人感照明などにしています。
    皆さまにも、節電にご協力・ご理解いただけますと幸いです。

    体に堪える暑さが続いていますので、皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。

    令和4年大暑 山口亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.30”副館長より 2022/7/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    梅雨も早々に終わり、毎日暑い日が続いています。
    夏の暑さは、屋外で活動する職人の皆さんにはとてもつらいことだと思います。

    主に建築関係の職人は空調のない屋外でのお仕事です。
    ただ、職人はそのほとんどが長袖で活動しています。
    理由としては、肌が露出していると危険だから、ということはもちろんですが、
    袖が汗を吸って水分の気化熱で涼しい、直射日光に当たらないので体温が上がりにくい等、
    逆に長袖でいることが涼しいということもあるようです。

    また最近ほとんどの現場で見るようになったファン付き作業着。
    小さなファンで内側に空気を送り込むあの作業着は画期的ですね。
    職人さんの中には、あれがないともう外で作業はできないと仰っている方もいました。

    まだまだ夏も序盤。
    職人さんを見習ってファンのついた服を着て暑さを乗り切るのも手かもしれません。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.29”館長より 2022/6/25

    季節は芒種から夏至に変わりました。
    1年の中で昼間の時間が最も長い時期です。
    確かに、窓口営業を終了した19時の時点では、まだまだ明るさの残る空色です。
    夏至から半年後の冬至に向けて、日々昼間の時間が短くなっていきます。
    東京では、夏至と冬至では日照時間が5時間程度違うそうです。
    空色もかなり違っていきますね。
    曇り空が続き、キレイな夕暮れ後の夏至の空を見ることが出来ていませんが
    本日(6月24日)あたり、期待したいところです。※画像は6月25日19:30の東の空

    先月から1か月の間に、夏から秋口にかけてのイベント企画をしました。
    8月7日(日)の「匠の小学校」と、9月23日の「手づくり市」です。
    チラシも出来上がり、HPにも掲載していますので、ご確認いただけると幸いです。

    個人的には、「梅の酵素シロップ」と「梅ジュース」をつくり、旬を楽しみました。
    我ながら美味しく出来た!と喜んでおります。

    次回は大暑の頃です。
    「匠の小学校」を目前に控え、ヒートアップ!?しているかもしれません。
    熱中症予防に努めて過ごしたいと思います。

    皆さまも時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。

    令和4年夏至 山口亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.28”副館長より 2022/6/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    今回はまた個人的に好きな道具を紹介いたします。
    今回は『エンマ』です。

    エンマはヤットコの一種です。
    ヤットコとは交差させた金属で物を挟む、いわゆるペンチみたいなものです。
    エンマは先端の挟む部分が幅広で薄く、支点に近いため強い力で物を掴むことができます。

    大工では釘の頭を掴んで引き抜くために使われていました。
    エンマを使用する職種は多岐にわたり、大工のような木材加工の職種の他に彫金、革細工などでも使われています。
    「細く小さい物をしっかりと掴む」ということに特化した機能美が素敵です。

    名前の由来は、地獄の閻魔(えんま)様が嘘をついた人の舌を引き抜くのに使う道具だからとされています。
    ちなみにエンマの先端が刃になっている道具は『喰い切り』と言う恐ろしい名前がついています。
    嘘じゃないですよ。

    エンマや喰い切りの様に、その力強さが想像できる名前も魅力に感じます。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.27”館長より 2022/5/25

    季節は小満になりました。万物がすくすくと成長する頃です。
    技文の坪庭でも植物たちが、いきいき、のびのび育っていますが、
    最近は、梅雨の走りを感じる日もありますね。
    いつまで経っても衣替えが進みません・・・。

    本日(23日)週末に開講する「梅しごと教室」の青梅が届きました。
    そんなに早く?!と思われると思いますが、下処理をして冷凍保存します。
    ちなみにこれは梅ジュースのみの手法です。

    今年は梅の生育が遅いそうで、例年より小粒で可愛らしい青梅です。
    小さいながらも、いきいきと眩しい青さをお知らせしたいと思い、
    画像をHPに貼り付けますので、ぜひ御覧ください。

    今の時期は、梅しごとの楽しみもありつつ
    昨年度の事業報告を仕上げる時期でもあります。
    毎年、同じことをしているようでも、省略することもあれば
    進化させていることもあります。
    季節を振り返りつつ、昨年の梅の実は大きかった!と思い出しました!
    粒は小さくても、今年も美味しいジュースやシロップ、梅干しを
    つくりたいと思います。

    時節柄、体調を崩されませんよう、くれぐれもご自愛ください。
    次回は夏至の頃、お便りさせていただきます。

    令和4年小満 山口亜紀

  • □■□gibun&しごと通信□■□”Vol.26”副館長より 2022/5/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    実は去年の5月、“ギックリ背中”というのになっていました。
    ギックリ腰の背中版といったものです。

    その日は朝から背中が痛く、治る様子もなかったので、鍼灸院に行きました。
    この鍼の先生は鍼灸マッサージ師という国家資格を持ったお医者さんです。
    また、それに加えて技能職団体に名を連ねる職人でもあります。

    鍼・灸・あん摩は約3000年も昔の中国で始まりました。
    長年の経験と手の感触で症状を読み取る鍼灸マッサージ師は、まさに職人といえます。

    その時私はどうしたかというと、ギックリ背中と診断を受け、鍼を打ってもらいました。
    その後先生の言う通りに痛みが一気に押し寄せ、当日は眠れないほどでした。
    しかし、2日後には嘘のように痛みがなくなっていました。

    症状や個人によって差はあるかと思いますが、職人のすごさを体感した出来事でした。
    でももうあの痛みは体感したくありません…

    大木佑介

  • □■□gibun&しごと通信□■□”Vol.25”館長より 2022/4/25

    いつも当館をご利用いただき誠にありがとうございます。
    季節は穀雨から立夏に進もうとしています。
    雨が多い最近ですが、夏日の日もあり、陽射しも強くなってきています。
    何より、新緑が眩しく美しい季節ですね。

    前号で副館長が「桜」について書いていたので、「花」繋がりで!と思い、
    数日前に横浜公園にチューリップを観に行きました。
    終盤の様子でしたが赤白黄色の花たちに楽しませてもらいました。

    さて、先日体験したことをお伝えしたくなりました!
    以前お世話になった方に紹介されたワークショップに参加してきました。
    テーマは「自分の支え」になるものを再認識、再発見するというものでした。
    最初に、思い浮かぶ漢字一文字を4つ書くことからスタートし、
    書いた漢字は「想」「愉」「感」「忘」でした。
    3つ目まではさらさらと書き、最後の1つは少し考えて書きました。
    気づいてみれば、どの漢字にも「心」が入っていることが発見でした。

    ワークショップを進めていき、最後に残ったキーワードが
    「今」「未来」「人」「事」でした。
    ウン十年前の社会人スタートは人事部だったことを懐かしく思いました。
    自分の内外で繋がっていることなのだろう・・・と思った体験でした。

    これらは、参加者の皆さんも同様に体験し、共有し合いますが、
    全く異なっていたり、かなり近寄っていたりします。これも不思議なことです。

    ちなみに、会場はお寺でした。なぜお寺?と思い、興味を引かれました。
    技文にも立派な和室がありますので、着付け教室以外の講座も和室で行うことで
    心が落ち着いて良いのかもしれない、などと思いました。

    いつもと違う体験は新鮮です。感じることや気づくことがあります。
    重い腰を上げやすい気候の季節に、また何か新しい体験をしてみたいと思いました。

    令和4年穀雨 山口亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.24”副館長より 2022/4/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    横浜はもうほとんど桜は散ってしまっているかと思います。
    唐突ですが、昨年9月に会館内で秋らしいものを探したように、会館内で桜を探してみました。

    もちろん会館に桜の木はありません。
    もしかしたら桜の木材を使ったものがあるかもしれませんが、私には見分けがつきません。
    色々探して見つけたのが、匠プラザに展示している組子のランプです。

    このランプは横浜マイスターである建具職人の田中利男氏の作品です。
    建具職人の卓越した木材加工技術で作られた組子細工のランプの中に、
    「桜」と名付けられている紋様が使われています。
    花びらの数は違うようですが、言われてみればなるほど桜です。

    技文には職人の技術によって一年中桜が咲いていました。
    ぜひ一度実物をご覧ください。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.23”館長より 2022/3/25

    季節は春分になりました。
    昼夜の長さがほぼ同じ、「暑さ寒さも彼岸まで」で寒さも和らぐ季節です。
    とはいえ、つい先日は冷たい雨に凍えました。油断は禁物ですね。
    それでも、ソメイヨシノが咲き始めましたし、春が始まった印象です。

    2年前の3月は、初めての休館になりました。
    突然の事で、どうなるのか?と不安の思いを持ちながらも
    予約をいただいている方々にとにかく電話連絡をし続けました。
    1年前の3月は、指定管理者の変更で膨大な業務の引継ぎが行われ、
    毎日毎日「終わることができるのか?」「始めることができるのか?」と追われていました。
    そして、今年の3月はメルマガ原稿締切に追われています(笑)
    いずれにしても「どうなる?!」という状態が多いようです。

    今は原稿を書きながら1年半ぶりの「手づくり市」が楽しみ~と思っています。
    今回は、グランドピアノを自由に弾ける「みんなのピアノ」や
    リユース品を集めた「SDGsリユースマーケット」も初めて併催しますので、
    どうなることか・・・が楽しみです!

    季節と同じように、どうなるかわからないことが多い3月ですが、
    変化の中でも確実に進んで行きます。それが春らしいのかもしれません。

    季節の変わり目、ご自愛のうえお過ごしください。

    令和4年 春分 山口亜紀
     

  • □■□gibun通信□■□”Vol.22”副館長より 2022/3/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    久しぶりに匠プラザの道具紹介をさせていただきます。
    今回も個人的に好きな道具の紹介です。

    石工(いしく)の道具、「ビシャン」です。
    石工とは、建築用の石材や墓石などの石を加工する職人のことです。
    割った石材の表面を平らにしたり、独特な模様をつけたりする際にビシャンを使います。
    見た目は柄の先に四角い金属が付いたような形で、
    ちょうどお肉を柔らかくするために使う「肉たたき」とそっくりです。

    どこが好きなのかというと、ビシャンで石の表面を何百回何千回と叩く時の音、
    『チャンチャンチャンチャン…』という音が心地良いのです。
    ビシャンという名前はこの音から付けられたのだと勝手に思っていたのですが、
    英語の「Bush hammer」が語源だそうです。
    結構新しい道具なのですね。

    今ではほとんど電動工具に置き換わっているため、あまりあの音を聞く機会はなさそうです。

    当館1階匠プラザにて展示していますので、ご来館の際はぜひご覧ください。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.21”館長より 2022/2/26

     
     
     
     
     
     

    季節は「雨水」です。
    降る雪が雨に変わり、氷が水になり、雪解けが始まる頃のようですが、
    今年は大雪に見舞われている地方が多く、雪解けはまだ先のようですね。

    このひと月の間の変化をお知らせします。

    ◆書初めコーナー
     投票結果を匠プラザに展示しています。ぜひご覧ください。

     ・館長賞「愛」
      美しい書きっぷりで「愛」が詰まっている印象です。
      また、書初めコーナーを初めて利用いただき有難かったです。
     ・スタッフ賞「春迎」
      新年らしい言葉と絵が描かれています。
      しかも、さらさら~と書き上げてしまったところがとても素敵でした!
     ・ユニーク賞「横浜」
      船の絵も描かれていて「港ヨコハマ」らしい海と風を感じます。
           「@」
      渦のような◎(二重丸)のような…渦かなぁ。
      まさに今!と言った印象で、ハッとする感度の高い作品と感じました!

     皆さま、ご協力ありがとうございました!また来年!

    ◆屋外の植栽スペース
     前号で副館長からもお知らせがありましたが、
     技文レポートに工事の様子を詳しく掲載しています。→こちら
     造園家の木下マイスターのYoutubeもぜひご覧ください。→こちら

     生まれ変わった植栽スペースには、多くの技能と技術とアイディアが詰まっています。
     小さな庭ですが、夜になるとライトアップされ、静かに癒される美しい空間です。
     今のままの空間を維持していきたいと思います。


     

    次回は春分の頃ですが、今年は桜の開花が早いとの予想ですので、
    近くの厳島神社(横浜弁天)の桜も開花しているかもしれませんね。
    週末からは暖かくなるようです。
    季節の変わり目、くれぐれもご自愛ください。

    令和4年 雨水 山口亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.20”副館長より 2022/2/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    技文のある万代町2丁目の交差点の角に植栽があるのをご存じでしょうか。
    駐車場の看板が立っていて、荒れ放題だった植栽がリニューアルされました。

    前年度にマイスターに認定された
    造園の木下透マイスターにリニューアルを依頼したところ、
    今月ついに完成し、技文の新しい顔が誕生いたしました。
    特にライトアップされる夜間が素敵です。
    また、木下マイスターはYoutubeでもご活躍されています。
    Youtubeでは今回の工事の様子も紹介されていますので、ぜひご覧ください。→コチラ

    何か造園について書こうと思いましたが、
    あまり知識がないことに気付きました。
    握りの部分が大きな輪になっている植木鋏の形状はとてもかっこいい!
    と、それくらいの知識です...すみません。

    私もマイスターの動画を見て勉強します。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.19”館長より 2022/1/26

     

    寒中お見舞い申し上げます。
    大寒となり厳しい寒さが続きます。
    昨年と比べると、最高気温も最低気温も低い日が多いようです。
    先日は暖房使用による電力使用が超過寸前となりました。
    しかし、寒さ対策も換気も必要ですので、難しいところです。

    年初には、例年同様に横浜弁天様に御札の返納と参拝に行きました。
    そして、やはりおみくじを引きました。
    昨年は「大吉」でしたが、今年は「中吉」です。
    これが平常と思い、ある意味ホッとしました。
    ただし、内容は少し考えさせられました。
    かいつまむと、「焦らず」「待て」とのこと。
    もっと穏やかに、ということなのだろうか? と思った次第です。
    思い当たる節もあります…。(苦笑)

    昨年は、緊急事態から始まり、今年は何事もなく…と思っていたら
    まん延防止等重点措置期間になりました。
    油断と無理は禁物ですが、対策をとったうえで、心穏やかに活動したいと思っています。
    本年も技文をご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
    感染拡大中、そして寒中でございますので、
    くれぐれもご自愛のうえ、お過ごしくださいませ。


    令和4年 大寒
    横浜市技能文化会館 山口亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.18”副館長より 2022/1/15

    新年あけましておめでとうございます、副館長の大木です。
    本年もメールマガジンをご覧いただけると幸いです。

    あっという間に新年です。
    新年には色々な行事が行われますが、その一つに「釿始(ちょうなはじめ)」という儀式があります。
    チョウナとは大工道具の一つで、儀式ではこれを使って模擬的に大工仕事を再現します。
    現在では仕事始めに行い、建築関係の一年の無事を祈る儀式ですが、
    その昔は家を建てる前の起工式として行われていたそうです。

    チョウナは木材の表面を削るための道具です。
    形状は独特で、柄は急な曲線を描き、その先に刃がついています。
    私も一度使ってみたことがあります。
    しかしその独特な形から、狙ったところに振り下ろせない、
    深く刺さって表面どころではないなど、扱いが非常に難しかったです。

    チョウナは会館の匠プラザにも展示しています。
    儀式用ではない、実際に使用されたチョウナをご覧ください。

    それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.17”館長より 2021/12/27

     
     
     

    皆さまには、今年も当館をご利用いただき誠にありがとうございます。

    冬至になり、朝の挨拶に「寒いですね」がつくようになりました。
    昼の時間は少しづつ長くなっていきますが、真冬の寒さもやってきました。
    少し前に友人から柚子をたくさんいただき、柚子湯に入りましたが、
    その前に、柚子とりんごの酵素シロップもつくりました♪

    今日は今年最後の講座「おせち料理教室」でした。
    見た目に美しく、美味しく長持ちするおせちが出来上がり、大満足です!
    もちろん、準備や支度、調理にも時間はかかっていますが、達成感のようなものがあります。
    年の締めらしい講座と思います。

    今年は、昨年から続いた外壁工事や、緊急事態宣言から始まり、
    紆余曲折の中、オリンピックも開催されましたが、
    技文にとっては「指定管理者の変更」と「ワクチン接種会場」が大きな事だったと思います。
    そして、気付けば年の瀬、という感じです。
    大波、小波、時には荒波、そして凪も少しあったように思いますが、波立っていた1年でした。
    けして上手く乗れないけれど、なんとか波に乗って年の暮れまで辿り着いた印象です。
    皆さまにとっては、どんな1年でしたでしょうか?

    来る年が明るく過ごせる年となるよう願いながら、
    来年も皆さまと技文でお目にかかれますこと、心よりお待ちしています。

    令和3年 冬至
    横浜市技能文化会館 山口亜紀

  • □■□gibun通信□■□”Vol.16”副館長より 2021/12/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    もう年末ですね。
    師走と言われるくらいですので、皆様忙しくされているかと思います。
    職人さんも年末は忙しいものですが、特に忙しいのは洋菓子職人でしょうか。
    クリスマスに食べるクリスマスケーキの最盛期です。

    日本でクリスマスにケーキを食べる習慣が広まったのは、横浜からです。
    不二家の創業者、藤井林右衛門さんが最初に元町に洋菓子店を開き、
    すぐにクリスマスに向けてイチゴのショートケーキを発売したそうです。
    1910年(明治43年)のことだそうで、かなり歴史は長いですね。

    私も昔、クリスマスケーキ工場のアルバイトをしたことがあります。
    夜中、延々とベルトコンベアを流れてくるケーキにイチゴを乗せていました。
    最初は流れに追いつくのに必死でしたが、熟練すると遅く感じて余裕があったのを憶えています。
    あれを洋菓子職人とは言い難いですが、当時の私はなかなかのイチゴ乗せ職人でした。

    それでは皆様よいお年を。

    大木佑介

  • □■□gibun通信□■□”Vol.15”館長より 2021/11/25

     

    季節は小雪になりました。
    前回は霜降でしたので、霜から雪へ寒さが進みました。
    暖かい日が続いてましたが、昨日から冬日の朝となりました。
    マスクの暖かさが嬉しく感じられますね。

    先日、中消防署に消防訓練のご相談に伺いました。
    用事が済み、建物から外に出たところ、なんとなくざわざわしています。
    もしや!?と思ったら「酉の市」でした。
    すっかり忘れていたので、本当に開催しているの??と思いながらも、
    横浜橋商店街の方まで歩くことに。

    ざわざわだったところに、ぎゅうぎゅうに人が押し寄せています。
    うわぁ、すごい人出!
    昨年は提灯の設営がなく、熊手商、露天商の出店もなかったため、
    ほぼ非開催に近い状況でしたが、今年は規模縮小ながらも開催となり、
    今まで以上の「熱量」を感じました。みんな、待っていたんだなぁ、と。

    来年は、従来のようにたくさんの提灯が設営されるといいなぁ、と思いながら、
    折角だから…と小さい熊手を手に取り、買い求めました。

    小さいながらも「福」がぎゅうぎゅうに詰まった熊手は、
    1階受付のカウンターの上にちょこんと飾っています。
    ご来館の皆さまにも私たちにも「福運」が、掻き集まりますように!

    来週になるといよいよ師走です。
    そして、今年最後のメルマガの日は「おせち料理教室」です。
    まずはそこまで、また歩を進めることにします。
    寒くなっていく日々ですので、くれぐれもご自愛くださいませ。

    2021年小雪 山口亜紀 

     

  • □■□gibun通信□■□”Vol.14”副館長より 2021/11/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    横浜のイメージのアイコンの一つとしてよく使われる『ガス灯』。
    当会館にもガス灯をイメージしたであろう照明があります。

    その照明には「横浜の技能職・その世界」とあり、
    匠プラザの入り口を飾るオブジェとして左右に設置されています。

    本物のガス灯が横浜に初めて作られたのは1872年。
    ランプの部分は日本の職人が作ったとのことで、様々な職人技術が使われています。
    大部分が金属なので鋳物や板金、ひょっとしたら細かい部分は飾職人の技術。
    当然ガラス部分はガラス職人が関わっていたことでしょう。
    ガス灯という西洋の技術を実現するのに、日本の職人は大変な努力をしたことと思います。

    安全性や手入れの煩雑さから次第にガス灯は廃れていきました。
    やはり現実問題、屋内で炎を明かりにするのは怖いですね。
    もちろん当会館のガス灯には電球がつけられていますのでご安心を。

    大木佑介