10/25(日)朝方、木枯らしの吹きすさぶ中第36回「よこはま技能まつり」が開催されました。
前日よりも気温が下がって強風の中での開催でしたが、幸いにも晴天には恵まれ、絶好の祭り日和です!
まずは開会式に始まり、景気のいいとび職人さん達による木遣り(きより)歌です。
木遣りというのは民謡の一つで大木や岩を大ぜいで運ぶときにうたう仕事歌。地突き、棟(むね)上げ、祭りの山車(だし)を引くときなどにも歌われたそうですよ。
そしてステージを降りて、まとい振り込みで会場を練り歩きます。これで一気にお祭りらしい雰囲気になりました。格好いいですね!
まといとは江戸時代に町火消の各組が用いた旗印の一種だそうです。
上部に組を表す頭があり、馬簾(ばれん)と呼ばれる紙や革製の房飾りがついていて、手に持って振り上げたり回転させると踊るようになっています。
かなり重量がありそうです☆
会場ではさまざまな職人さんによる技能職の実演が行われました。
写真は建築職業訓練生の方々による建前披露です。何も無いところから徐々に木造住宅の形になっていきます。完成後には上棟式として餅まきが行われましたよ!
他にも数多くのブースで職人さん達による作品の展示や販売、体験コーナーなどがあり、大勢のお客さんが楽しまれていました。
写真は板金で出来た恐竜です。(当館1階の匠プラザにも現在、板金のウルトラマンと怪獣が展示してありますのでぜひご覧ください。)
当館は4回目の出店となり、てづくりの「焼き餅」「ぜんざい」「おでん」「たこ焼き」と
各種横浜のおいしい品々を販売いたしました。
風が冷たかったせいか特に暖かいぜんざいが好評でした。
本当にありがとうございます。来年も、皆さんのご来場をお待ちしております!