技文便り「館長より」

  • □■□gibun&しごと通信□■□”Vol.128”副館長より 2026/8/15

    こんにちは、副館長の大木です。
    メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

    匠プラザの収蔵品の中に、一風変わったノミと焼きごてがあります。
    ノミは大きなヤスリの先端を研いで作られたオリジナルの物で、
    焼きごては電気工事や板金加工などで金属同士を接合するのに使われているものです。
    これらは、実は洋菓子職人から寄贈されたものです。

    洋菓子職人がこの道具を何に使っていたかというと、氷彫刻です。
    氷彫刻は洋菓子の世界大会でも競技が行われるほど、洋菓子職人にとって重要な技術です。
    大きな氷のかたまりからノミで削り出し、焼きごてで細部を整えていたのでしょう。

    洋菓子を作るのとはまた別の技術が必要かと思いますが、
    氷彫刻で必要な芸術的な感覚は、普段の洋菓子作りでも活かされるそうです。

    夏なので涼しげな氷の道具をご紹介しました。
    まだまだ暑い日が続きますので、お近くに寄られましたら会館に涼みに来てください。
    ただし、氷彫刻はありません。

    大木佑介

「館長より」バックナンバー