会館

会館【技文レポート】2023年4月15日 第18回GIBUN手づくり市2023年04月20日

第18回GIBUN手づくり市を開催しました。

ミニイベントの「SDGsリユースマーケット」

「みんなのピアノ♪」も同時開催です。

 

前回まではコロナの影響もあり、縮小版での開催でしたが、今回は規制緩和を受け、

出店ブースを増やして、よりにぎやかになりました。

バラエティ豊かで個性的な手作り作家さんが大集合です。

年2回、18回目のイベントですから、過去に何度か出店いただいた作家には、

「今年も買いに来ました!」と、すっかりお馴染みになったお客さんも

いらっしゃいました。

 

今回、思わぬ盛り上がりを見せたのは、「みんなのピアノ♪」でした。

会場となる多目的ホールのグランドピアノは、貸室利用の方しか

使用することができません。

それではもったいない!もっと多くの方に演奏してほしい!との

思いから始まったこのミニイベント。

ストリートピアノ演奏をなさる方々の目に留まったらしく、

多数の方にご参加いただきました。

お子さんとの連弾や、中にはフルートやバイオリンを一緒に演奏して下さる方も。

日頃会館を利用しない方にも、技文を知っていただくきっかけになりました。

 

ご来場いただきました皆様、楽しい一日をありがとうございました。

 

次回の手づくり市は9月ごろを予定しています。

いっそう楽しいイベントづくりを企画してまいります。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.48”副館長より 2023/4/152023年04月15日

こんにちは、副館長の大木です。
新年度もメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

先日、実に3年ぶりにクリーニング師さんから教わるアイロンがけ講座を開催しました。
皆さん楽しそうにプロの技を学んでいらっしゃいました。

匠プラザには昔のアイロンが展示されています。
もう錆びてしまっているのですが、石炭アイロン、ガスアイロン、電気アイロンと並んでいます。
お越しになる見学者様からはよく「なつかしい」という言葉が出てくる品です。
「家にあったのを見たことがある」「祖母が使っているのを見た」等々…

昔のアイロンと現在のプロが使っているアイロンには共通点があります。
それはものすごく重いこと。
この間講座でお見せいただいたアイロンは4.2kgだそうです。

プロのアイロンには、歴史の重みと物理的な重みがあります。

大木佑介

くらし会館【技文レポート】2022年3月27日 親子の旬野菜お料理教室2023年04月11日

空の色も明るくなり、昼は上着を脱げるほど暖かくなりました。

そんな春休みの一日に、「親子の旬野菜お料理教室」を開催しました。

この教室の特徴は、なんといっても横浜で採れた野菜を使っていること。

今回は卵もお米も横浜のものです。

 

メインメニューは、ピクニックや遠足にぴったりな「押し寿司」

鮭のピンク、卵の黄色、そして菜の花の緑と、彩りも華やかです。

春の味覚の菜の花は、苦みが美味しい春の味覚。ゆでて調味料をなじませます。

鮭は焼いてほぐしておいて、卵は焦げ目をつけずフワフワになるように。

エンドウ豆は筋とりして、こっちもゆでて…。

同時並行していろんな作業を進めないといけないので、

親子でコミュニケーションをとって、連係プレーが光ります。

 

「ナムル」はレンジでチンの時短レシピですが、

ちりめんじゃこを加えてカルシウムアップ。

お楽しみの「いちごのカップミルフィーユ」は、カスタードづくりに苦戦しました。

滑らかになるようにじっくりと温めるのには根気がいります。

もうツヤが出たかな?と、先生を呼ぶ声があちこちからあがります。

 

最後は押し寿司とミルフィーユをきれいにトッピングして完成!

スナップエンドウやカニカマ、いちごをきれいに飾れました。

上手にできて、嬉しそうな笑顔が溢れていました。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

次回の「旬野菜お料理教室」は5月開催です。

お申込みは【こちら】からどうぞ。

会館【クラウドファンディング】自伝が完成しました!2023年04月07日

ついに宮﨑輝生氏の半生、並びに芝山漆器の歴史を綴った

自伝の書籍が完成しました!

 

2022年11月18日から2023年1月17日まで、

当館では初の試みであるクラウドファンディングを募集しました。

ありがたくも、本クラウドファンディングは

目標金額を達成することができました。

 

書籍版では、「わが人生」(新聞掲載時)とあったタイトルを、

『貝と漆ー横浜芝山漆器と七十年ー』改めました。

また返礼品のご用意も整いましたので、順次送付させていただきます。

皆さまのお手元に届くのはもう少し先になりますが、今しばらくお待ちください。

 

改めまして、ご支援・ご協力に感謝いたします。

ありがとうございました。

 

くらし会館【技文レポート】2023年3月30日「見た目にも美しい酵素シロップ」2023年04月06日

2023年3月30日開催「目にも美しい酵素シロップ」

~まずは嬉しいお知らせから♪~
講師の杉本雅代先生の「自分で仕上げる酵素シロップ」が
女性が開発に貢献した商品(モノ・サービス)の中から
優れたものを認定する「神奈川なでしこブランド2023」に
認定されました!!

近年「発酵」の働きが注目されてきていますが、
今回の認定によって、ますます皆さまの注目を集め、
酵素シロップの魅力が広まっていくことを願っています♪

今回の材料
●イチゴ・レモン・湘南ゴールド・オレンジ
乾燥ハーブ・
生のお花とハーブ

酵素シロップは、旬の果物やハーブをお砂糖で発酵させて作ります。
熱を加えていない酵素の働きで腸内環境を整えてくれたり
免疫力アップにもつながるといわれています。


イチゴはまだ熟していない少しピンクになったものを農家さんから
特別に仕入れたものを使用しました。
また、酵素シロップにする際のかんきつ類の皮は苦味が出てしまうため、
剥いて使うことが多いですが、今回の湘南ゴールドは皮つきでもよい
とのことでした。

どんな味になるのか楽しみです♪


  

皮を剥いたら輪切りにして材料を砂糖と交互に瓶につめていきます。
今回は生のハーブやお花も加わって本当に美しい出来栄えになりました。
それぞれに参加者の皆様も大満足なご様子でした。

毎日よく混ぜて大体一週間ほど待ちます。発酵による泡が出てきたら完成の合図です♪。

   

先生のお話に
「二つのお皿にご飯を乗せ、一つは放置し、もう一つは毎日話しかけると
どうなるか?」という実験をした方のエピソードがありました。

結果、放置したお皿のごはんにはカビが生えましたが、毎日話しかけたものは
なんと発酵したということでした。

同じ微生物による働きでも、腐敗と発酵の違いを考えさせられる興味深いお話でした。

フルーツやハーブの豊かな香りと自然の色や形が見た目にも美しく
発酵による奥深さが加わった魅力あふれる講座です♪ 皆さまも体験してみませんか?

次回は梅とハーブを使った酵素シロップを作ります。詳しくはこちら

くらし会館【技文レポート】2023年3月25日 男の家庭料理教室2023年04月04日

今年度最後の男の家庭料理が開催されました。
中華料理3品

・中華炊き込みおこわ
・イカと菜の花の炒め物
・海老焼売

 

今回は山場が2回ありました。

1回目は中華炊き込みおこわの水加減です!
うるち米にもち米を混ぜていましたのでいつもと水加減が違いました。
炊飯器のメモリを使わずに計量しなくてはならず
皆さん間違えてはならぬと真剣!!
こんなに緊張感をもって計量することになるとは予想外でしたが
やはり水加減は大切美味しく炊きあがりました~。

 

  

 

 


2回目の山場は海老焼売の包みです!



「餃子は家で作るけど焼売は作らないという方が多いですが
餃子より簡単です」と言いながら講師の市原先生は簡単そうに
具材を包んでおりましたが先生の手元を見る皆さんの目は真剣!!
餃子はとじるけど焼売はとじなくていいからと仰っておりました。
なるほど~納得!しかし、いざ包むととなると一層真剣に・・
これでいいのかなぁ?といった表情で包んでおられる方も多かったですが
蒸し上がれば、これでよかったのですの出来上がりでした。

 


   

 


イカと菜の花の炒め物はサラっと出来上がっておりました。
炒める作業は6回目ともなると慣れたものでした!!

 


終了時には最終回恒例の6回全て参加された方の皆勤賞授与式がありました。
今回はなんと5名!!
会館からは、ちょっとしたプレゼントを用意しています。
中身は受賞してのお楽しみです♪
こんなアットホームな感じも男の家庭料理の魅力かもしれませんね。





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会館NEW!関内周辺マップのご案内2023年04月03日

当館で配布している「関内周辺MAP」が新しくなりました。

 

手書きのやさしい文字と、愛らしいイラストの地図は、

会館のスタッフが手づくりしてくれました。

関内駅を中心に、東は中華街、西はランドマークタワーまで

主要なランドワークはしっかりと書かれています。

すっかりと春になり、気持ちのいいお天気が続いています。

この地図をおともに、関内散策を楽しんでください!

 

「関内周辺MAP」は、当館1階にて配布中です!

会館【技文レポート】2023年3月26日 上手なアイロンのかけ方2023年03月28日

クリーニング師さんに教わるアイロンの上手なかけ方、

約3年ぶりの開催となりました。

 

講座の特徴は、先生方全員が神奈川県内のクリーニング店で

お仕事をなさっていること。

身近で働くプロに指導してもらえる貴重な機会です。

 

まずは先生のデモンストレーションから始まります。

実際にお仕事で使っているプロ用のアイロンをお持ちいただきました。

「ワイシャツを10分で仕上げるのがクリーニング師の試験なんだよ」

とお話しながら、手元はスルスルと進んでいきます。

肩の仕上げラインから始めて、次にカフス、袖、襟、背中のひだをなくさないように、

前身ごろにうつって、ボタンを留めて、襟を整えて。

気が付けば畳みこんで完成。あっという間です。

 

 

お次は各テーブルに分かれて、実技の時間。

こちらは家庭用のアイロンを使います。

お持ちいただいたワイシャツやブラウスを広げて、緊張しながら手順通りに。

「アイロンは生地が二重になっている所から」

「ボタンはタオルを敷いて、裏側からかけると引っかからずにすむ」

「レーヨンが入っているから温度は下げて」

「伸ばそうとして引っ張るとかえって皺になる。サッサッととなでるようにして伸ばす」

先生方の一言ひとことがためになるアドバイスです。

なにげない言葉も聞き逃せません。

 

時間をたっぷり使って演習し、充実した時間を過ごすことができました。

クリーニング師の先生方、受講者の皆様、ありがとうございました。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.47”館長より 2023/3/252023年03月25日

季節は春分になり、本日(3/22)は初夏の陽気です。
昼夜の長さがほぼ等しくなり、これから3か月後の夏至まで
陽のあたる時間が長くなっていきます。

毎年3月の年度末は慌ただしく過ごしています。
最近のことでは
数か月続いた自家発電機の入替工事が完了し、
不具合が目立っていた冷暖房の部品入替も実施。
そして、全館にWifiを導入をしました!
また、貸室のご利用では新規や見学の方も増えています。

3年前の3月は初めての「閉館」でした。
会館のシャッターを閉め、毎日出勤していましたが、
電車は空いていて、駅ホームや通勤路も人はまばらです。
たった3年、もう3年、どちらにも思えますが、
振り返ると環境が変わり続けていることを実感いたします。

個人的には、WBCに目が釘付けの2週間でした。
感銘を受けましたが、とにかく痺れました!
年度末の慌ただしさも吹き飛ぶ思いでしたが、吹き飛んでいってはくれないので、
気を引き締めて年度末と新年度を迎えたいと思います(笑)

菜種梅雨と桜の満開を迎え、寒暖差も続いています。
皆さま、くれぐれもご自愛のうえお過ごしください。

令和5年春分 山口亜紀

 

紫色のムスカリと後ろの赤いデイジー

くらし会館【技文レポート】2023年3月9日 ハイジの白パン&ハンバーガーバンズ2023年03月20日

今年度最後のパン教室が開催されました。
今回はハイジの白パンハンバーガーバンズでした。
ハンバーガーバンズは生地から作り、
その発酵時間に講師が予め仕込んできた生地を利用して
ハイジの白パンを作ります。
ハンバーガーバンズに挟むパテも手作りし、野菜をカットしてと
内容盛りだくさんでした!

とてもお天気のよい暖かな日でしたので、パンをこね始めると暑くなり
息も上がってる様子でした。ここからが頑張りどころです!
講師の石毛先生は各調理台をまわりながら、個々の様子をみて下さいます。
全員のこね具合を確認し「あと3分こねましょう!頑張って!」と声が掛かると
あと3分!まだ3分もかぁ~!思いはそれぞれかもしれませんが
みなさんの表情がパッと変わったのが印象的でした。


1次発酵はオーブン内に熱湯を入れた湯呑を数個入れて行います。
ホームベーカリーがなくても、発酵機がなくてもご家庭でパン作りが
楽しめるように作るのがこのパン教室の魅力です。
この発酵時間に、これまでの作業や材料、配合についての解説をして下さいますので
作業に一生懸命で何が何だか分からなくなっていたことを、ここで整理して
まとめることができます。
他にもその時々で石毛先生の話すパンや素材に纏わる話や体験談が
興味深くとても面白いです!
今回は薄力粉と強力粉が判らなくなってしまった際の見分け方をお話しくださいました。
こんな話を聞きながら少しひと休みしたところで、講師が仕込んできたハイジの白パン生地が配られました。
石毛先生は生地をまるめると菜箸を押し付け簡単に割れ目をつけておりましたが
いざ作業開始しますと「菜箸で押しても直ぐに割れ目が戻ってしまう~!!」
2時発酵後も「割れ目が戻っている~」とあちらこちらで・・
意外にコツのいる作業のようでした。


そうこうしているとハンバーガーバンズの生地発酵もあがり、こちらも形成。
玉ねぎをみじん切りにしてひき肉をこねてパテ(ハンバーグ)を焼く・・
パン教室は後半になると急にバタバタと・・

    

 

気付けば2種類焼き上がり完成です!!

  

 

ハンバーガーは食べやすい少し小ぶりなタイプかと思いきやハンバーグを挟むと肉厚でボリューム満点!!​​​​​​
ハイジの白パンも真っ白できれいにフワフワに焼きあがりました!!


4月からはパン教室が新しくなり、3回連続コースとなりました。
1回ごとにステップアップしたパンを作っていくので上達を感じられるお教室になりそうです。
現在、キャンセル待ちとなっておりますがお申込みをお待ちしております♪
お申込みはこちら↓
パン教室 | 横浜市技能文化会館 (gibun.jp)
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会館パソコン室のディスプレイ変更のお知らせ2023年03月17日

パソコン室に大型ディスプレイを設置しました!

大きさは大迫力の75インチです。

 

これまでのパソコン教室では、

プロジェクターから投影された画面が薄かったり、

角度によって見辛かったりといったご不便をおかけしてきました。

これからはこのディスプレイに表示されるため、

そういった見辛さは解消され、はっきりと画面を見ることができます。

こちらのディスプレイは、

当館のパソコン教室をご受講の方に利用していただけます。

 

パソコンにご興味がおありの方、

初心者向け講座から始めてみませんか?

 

 

パソコンのキホン

パソコンの基本操作を1日で学びます!

マウスの操作、文字の打ち方、作ったデータの保存の仕方…。

「パソコンを使ってみたいけど、よくわからない」

という方にオススメです。

不安なこと、わからないことを解消しましょう。

ひとりひとりのペースに合わせて丁寧に指導します。

次 回

4月1日(土)

9:30~16:30

受講料 9,000円+1,000円(テキスト代)
環 境 Windows10、Office2019

詳しくは【こちら】をクリックしてください。

 

文字入力の基本

キーボードの操作に特化した講座です。

ローマ字入力に不慣れな方や、より効率的に操作したい方にオススメです。

しっかりタイピングの練習を行い、3時間でタッチタイピングを目指します!

次 回

4月8日(土)

①9:30~12:30

②13:30~16:30

受講料 3,500円+900円(テキスト代)
環 境 Windows10、Office2019

詳しくは【こちら】をクリックしてください。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.46”副館長より 2023/3/152023年03月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

会館の受付がある匠プラザ。
その入口の横に大きな版画が掲示されています。

職人道具を展示している匠プラザの目的を書いてあるこの版画。
たまたま会館の図面を見ていたところ、手掛けたのは版画家の原田維夫氏だということがわかりました。

原田氏は1964年の東京オリンピックのピクトグラムデザインに携わり、
様々な時代小説等の表紙や新聞連載小説の挿絵を担当したりと活躍する版画家です。
図面にあったコンセプトには、
「かつて商業デザインに携わっていたことがあるので、展示訴求上の条件をよく理解し、
最も効果的な構想の展開を期待できる作家である」とありました。

こんなに身近に有名な方の作品があるとは思いませんでした。
意外な発見があった今日この頃です。

大木佑介

くらし会館【技文レポート】2023年2月25日 男の家庭料理教室2023年03月04日

『男の家庭料理教室』が開催されました。
今回は洋食メニュー
●ロールキャベツ
●フルーツサラダ
●黒胡椒とチーズのバケット

ロールキャベツなんて難しくない?
と思う方もおられるかもしれませんが
料理はじめての方でもできてしまうのが『男の家庭料理教室』です。
​​​​​​
​​​先ずは、キャベツを丸ごと茹でるところからです。
講師の市原先生は説明が丁寧でわかりやすいと好評です。
キャベツを丸ごと茹でる前に芯の部分をくり抜きます。
ここまでをデモンストレーションし「みなさん、先ずはここまでやって下さい」
といつもながらに丁寧な始まりでした。


次に中身のお肉についての説明がありました。
玉ねぎのみじん切りの仕方、炒め方、炒め具合なども
デモンストレーションをしながら細かく解説・・。
特にロールキャベツの最大の難関であるお肉をキャベツで
包むところは注目のデモンストレーションでした!!
きれいに無駄なく包むコツなどもお話下さり
みなさんの​​​​​​リアクションの大きさが印象的でした。

各自キャベツを巻いてみるとデモンストレーションどおりとはいきませんが
ちゃんとロールキャベツの形に出来上がっており
スープで煮込み上がるととても美味しそうにできておりました。


  

 

各班4名で作業を行いますが和気あいあいとしており
初めての方も自然と仲間入り♪
とても微笑ましいく、思わず写真を沢山撮ってしまいます(≧▽≦)

フルーツサラダはマヨネーズの他にヨーグルトも入りとても爽やか。
中に入るりんごの皮むきも講師のデモンストレーションに「おぉ~」と歓声が上がていました。

  

 

黒胡椒とチーズのバケットはご自宅で焼き立てを楽しんでいただくために焼かずにお持ち帰りいただきました。


受講者のみなさまには当会館で用意いたしました容器でお持ち帰りいただいておりますが
講師より「帰宅したらこのまま食べずに器に盛り付け直して召し上がってくださいね!」と
最後に必ず一言が添えられて終了いたします。
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​​​​​​4月からのお教室は早くもキャンセル待ちとなっておりますが
ご興味のある方はキャンセル待ちでのお申込みをしてみませんか?

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.45”館長より 2023/2/252023年02月25日

季節は立春から雨水になりました。
雪から雨へと変わり、降り積もった雪も溶け出す頃なのですが、
今年はまだ雪深い地も多いようです。
とは言え、早春を通り越して春の陽気という日もあります。
寒暖差が大きく毎日の服装に頭を悩ませます。

先日の朝、技文の花壇で足を止められている方を見かけました。
就学前くらいの男の子と若いパパさんです。
花の名前が書かれたプレートを指さして、一つ一つの花を見ていました。

その数日後、今度は長く連れ添われているだろうご夫婦が同じように
足を止めて、花の名前を確認していました。

今は「魚柳梅」「シクラメン」「アリッサム」「葉ぼたん」「金魚草」
「デイジー」「ヒューケラ」「ゴールテリアビッグベリー」「マーガレット」
「ゴールドクレスト」「パンジー」「ネメシア」等が咲いています。
私はあまり花の名前を知らず、花と名前が一致するのは半分くらいですが、
折角、名札が付いているので、毎月数種類づつでも覚えていきたいと思っています。

街の方にも利用者の方にも、私にも喜びを与えてくれる花壇。
あぁ、この花壇にして、毎月手入れをしていただいて本当に良かった、と思いました。
皆さんもぜひ覗いてみてくださいね。

もう一つ。
匠プラザの入口左手にある木の台の上に、折紙で作られたお雛様がいます。
こちらの雛人形もとても可愛らしいので、御覧になってみてください。

次回は春分で桜が咲き始めるかもしれません。
花粉も活発に飛んでいます。
くれぐれもご自愛のうえ、お過ごしくださいませ。

令和5年雨水 山口亜紀

くらし会館【技文レポート】2023年2月9日 作り置き教室2023年02月17日

作り置き教室が開催されました。
今回は『高たんぱく、低カロリー』
ヘルシー、美味しい、嬉しいメニューがテーマでした。

メニューはこちら↓

小松菜とキノコ、干しエビの中華炒め
(不足しがちなカルシウムを、小松菜と干しエビで補給)
高野豆腐と根菜のサラダ
(栄養価の高い高野豆腐に根菜を合わせて、食物繊維もたっぷり
・とりむね肉の焼き浸し
(高たんぱくで脂質の少ないむね肉は、筋トレダイエットにも)
・大豆とさつまいもの甘辛
(動物性たんぱく質でなく、植物性たんぱく質にも注目)

・生姜ご飯
(ジンゲロールを摂取し、身体を温めて痩せやすい身体に)  

 
 

どれもヘルシーですが物足りなさを感じさせない、しっかりと食べ応えのある美味しいメニューでした。

その中でも驚きの多かった高野豆腐と根菜のサラダ』をご紹介いたします。
生野菜サラダに揚げ焼きにした高野豆腐とごぼうを添え、オリジナル玉ねぎドレッシングで召し上がります。

    

​​​揚げ焼きにした高野豆腐を食べたことはありますか?
煮含めた一口大の高野豆腐に衣をつけて​揚げ焼きしますと
見た目は揚げ餅のようになります!
食感も高野豆腐独特のボソボソした感じもなく
お子様でも喜んで食べてくれそうな食感でした。
調理中は「高野豆腐を揚げ焼きするの?!」という驚きの声も上がっておりましたが
お持ち帰りになり、召し上がった時にも感動があったのではないかと思います。
高野豆腐なら低カロリー!揚げずに揚げ焼きだから油も少なめ!
たんぱく質もしっかり摂れるので、ヘルシー、美味しい、嬉しいメニューですね♪

ドレッシングは玉ねぎをおろして作るものでした。
おろしたての玉ねぎは辛味が強くて美味しくないからと石毛先生は予め仕込んだものを
お持ちくださいましたので、今回はそちらをお持ち帰りいただきましたが  
1週間ぐらいおいた方が美味しさが増し、長期保存も可能との説明がありましたので
是非とも自宅でも作り置きしていただきたいドレッシングでした。  
                                     
こういったお話が聞けるのも作り置き教室ならではでないでしょうか。

他のどのメニューも美味しくておススメですので、ご紹介したいところですが   
少々長くなりそうですので、これまでに・・^^

簡単なのに思いつきそうで思いつかない作り置きメニューに出会えますので
是非とも次回のご参加をお待ちしております。 
日程等の詳細は未定ですが、秋頃が予想されます。
ホームページを時々ご覧いただくか、お問合せいただけると幸いです。
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技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.44”副館長より 2023/2/152023年02月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今回は謎の道具紹介です。
理美容師の道具なのですが、何に使うものか見ただけではわかりませんでした。

ペンチの先端に金属製の筒がついていて、握ると先端の筒が何かを吸い取る動きをします。
一見手術で使うかのような物々しい器具。右の画像をご覧ください。
普段髪を切るとき、この様な道具を使われたことありません。

そこで収蔵品の台帳を確認したところ、「顔面マッサージのコンプレッサー」とありました。
別名「カップス」とも。用途は「小鼻・目の周囲に使う(美顔用)」。
美容の道具だったようです。
美顔カップスでネット検索すると、なんとなく見たことのある口の広いスポイトが出てきます。

見たことないはずです。今の物と全然違いますし、今の物だって使われたこともないです。
会館には何に使うか見ただけではわからない道具が沢山あります。
用途を想像するのも楽しいものです。

大木佑介

会館【技文レポート】2023年2月7日 オリジナルブラートブルストづくり2023年02月11日

人気のマイスター講座が3年ぶりに開催されました!!

今回は食肉加工のマイスター中山一郎氏によるブラートブルスト作りでした。

ブラートは焼く、ブルストはソーセージという意味で

ブラートブルストは「焼いて食べるソーセージ」です。

焼いて食べるソーセージとボイルして食べるソーセージは違うの?

と思う方も多いと思いますが、違うのです。

ボイルすると塩分が抜けるためボイル用の方が塩分量が多いそうです。    

こういった食肉のマイスターならではの話を交えながらソーセージ作りの

デモンストレーションが行われ、個々のオリジナル ブラートブルスト作りがスタートしました。
​​​
マイスターは簡単そうにスイスイと腸にミンチを詰めておりましたが、いざ始めてみると意外にコツがいる作業でした。

                                

セージや大葉、パセリなどの好みのものを混ぜ込み、腸詰めすると1人2メートルのソーセージが出来上がりました。                                                                         

これを好みの長さ、本数になるようにねじっていくとオリジナルソーセージの完成です。

贅沢に長いものを作ったり、家族が多いからと短めに沢山ねじって本数多く持ち帰れるように作ったりと                                                                                

みなさん思い思い個性豊かなソーセージを作りを楽しんでいらっしゃいました。

添加物が一切入っておらず、肉・塩・スパイスのみで作ったソーセージですので

お味は言うまでもないですが抜群でした!!

「ボロニアソーセージ」もできるよ!とマイスターが仰っておりましたので

次回も期待できそうです^^

詳細は決まり次第ホームページでご案内いたしますのでお楽しみに♪

 

 

 

 

会館【技文レポート】2023年1月 書初めコーナーへのご参加、ありがとうございました!2023年02月07日

書初めコーナーにご参加いただきまして、

誠にありがとうございました!

今年の受賞作品をご紹介します。

 

館長賞に選ばれたのは、達筆な作品ばかりです。

貸室をご利用いただいているグループの作品で、

なかには複数人でとりかかられた大作もありました。

ご参加ありがとうございました。

 

スタッフ賞は毎回票が分かれますが、今回も割れに割れました。

今年の目標となる言葉ばかりです。

スタッフ一人ひとりに、自分にも当てはまる言葉があったのでしょう。

竜頭蛇尾にならぬよう、気を付けて一年を過ごしたいところです。

 

ユニーク賞は2作品。

まずは「いなりずし」。好物なのか?なぜこの言葉を?と様々な憶測を呼んだ、この作品が入賞しました。

もう一つは、「技能文化」ですが、書道でレタリングをするとは!という驚きと意外性の作品です。

賞の名の通り、ユニークな作品が選ばれました。

 

書初めコーナーは、毎年1月中に匠プラザ内で開催します。

来年も開催いたしますので、楽しみにお待ちください。

また受賞された方は、1階受付にお申し出いただきますと、わずかながら賞品の用意がございます。

ぜひお声かけ下さい。

会館【技文レポート】2023年1月の坪庭2023年01月30日

今年もまた坪庭の植替えが行われました。

 

寒冷な気候や、乾燥に強い植物をたくさん植えていただきました。

 

今回植えていただいたのは、アネモネプリムラデージーなど。

冬の人気者、シクラメンも元気に花をつけています。

 

  

 

暖かい季節の庭は、上へ横へとすくすく成長していきましたが、冬の庭は違います。

葉が伸びていく様子はなく、みんな小さな株ごとにギュッとまとまっています。

人も動物も植物も、冬はギュッとまるくなって耐えるのは同じかもしれません。

 

ところで、植物の根元には毎回ネームプレートが添えられています。

植替えをしてくださった職人さんが書いてくださるので、

こうしてみなさんにお花の名前をお伝えできているわけです。

このようにレポートを書く際には、ネームプレートを見てお花のことを調べるのですが、

本当にさまざまな品種があります。

花が咲くものは、色や花びらの付き方ごとに名前が付けられています。

きっと職人さんが、この庭のために色味や形を選んでくださっているのだろうなと思いました。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.43”館長より 2023/1/252023年01月25日

寒中お見舞い申し上げます。
大寒となり、今年は大寒波と言われ、冷たく寒い日が続いています。

先日、寒い寒いと言って体が凝り固まっているようなので
鍼に行き、体をほぐしてもらいました。
治療前に固く張っていた部分は勿論のこと、自分では気付かない凝りが各所にあり、
鍼を打つことで、凝りが緩和され、何より体が温かくなり、軽くなったように感じました。
実際には軽くなりませんが、なったように思うだけで気持ちは軽くなります。

技文は昭和61年(1986年)設立で、今年で37才になります。
私よりウンと若いのですが、それでも不具合や故障が増えてきています。
昨日は匠プラザで水漏れの修繕を行っていますし、本日はエアコン故障の修理です。
単発の工事以外にも、自家発電機交換工事は3月まで行っています。

建物も人もメンテナンスが大事、人の場合は心身のメンテナンスがとても大事
とつくづく思ったこの頃でした。

10日もすれば立春ですが、本日が今冬一の寒さのようです。
くれぐれも温かくして、ご自愛のうえ、お過ごしくださいませ。

令和5年大寒 山口亜紀

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.42”副館長より 2023/1/152023年01月15日

こんにちは、副館長の大木です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年11月から実施していた、
芝山漆器の宮﨑マイスターの自伝を書籍化するクラウドファンディングですが、
ちょうど元日に目標金額を達成いたしました!
ご支援いただいた皆様、大変ありがとうございました。

ところで芝山漆器はその名の通り、漆を使った工芸品です。
黒や朱色の美しい漆ですが、触れるとかぶれることもよく知られていますね。
このかぶれる成分はウルシオール(Urushiol)と言うそうです。もちろん語源は日本語の漆です。
ウルシオールのアレルギー反応で、重症の場合は全身がかぶれてしまうそうです。

昔の人はよくそんな毒物を工芸に使おうと思ったものです。
きっと最初は全身かぶれながら作業したのでしょう。

技術は先人の命がけの試行錯誤で成り立っています。
ありがとうございます。

大木佑介

会館新年のご挨拶2023年01月04日

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

当館は1月4日(月)より通常営業を行っております。
本年も皆さまに気持ち良くご利用いただけるよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。


1階匠プラザでは、毎年恒例の「書き初めコーナー」を
設置しております。
ぜひ新年の抱負を書きにお立ち寄りください。
早速、スタッフも筆を持ちました。
1年のはじまりに姿勢を正して自分の中の言葉を文字に表すと
新鮮で清々しいです。

どなたでもご自由に参加できますので
技文にお越しの際は文字でも絵でも自由に表現してみてください。
設置期間は1月末までとなっております。                                                         
プチ企画として館長賞、スタッフ賞、ユニーク賞を選ばせていただき
こちらの技文レポートで発表いたします。

それでは皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

令和5年1月4日

会館【お知らせ】年末年始の営業について2022年12月28日

2022年12月29日(木)~2023年1月3日(火)まで、

全館休館といたします。

 

来年は2023年1月4日(水)より、通常営業いたします。

年末年始の休館中は、駐車場・館内テナント様も休業となり、

どなた様も立ち入ることができません。

貸室のお手続きのある方は、開館日の受付時間内(9:00~19:00)によろしくお願いします。

 

今年は匠の小学校や馬車道マルシェへの参加など、久しぶりのイベント開催や参加ができた年でした。

これも皆様のご理解・ご協力があってのことだと思います。

一年間ご利用いただき、ありがとうございました。

 

また新年からは、恒例の「書初めコーナー」を匠プラザに設置いたします。

会館を利用される際に、ぜひご利用ください。

一年の抱負、新年に向けた決意、あるいはお好きな言葉など、なんでもお待ちしています。

来年も、技能文化会館をよろしくお願いします。

 

令和4年12月

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.41”館長より 2022/12/252022年12月25日

皆さまには、今年も当館をご利用いただき誠にありがとうございます。

季節は冬至となり、長い夜と寒い朝が続いています。
「冬至冬なか冬はじめ」で、少しずつ昼が長くなる「冬なか」の一方、
1月の大寒に向け、寒さ厳しくなり「冬はじめ」と言われていることを
実感いたします。

さて、年の瀬ですので、今年を振り返ってみます。
1月半ばに、「まん延防止重点措置期間」になり、3月まで続きました。
その後、行動制限が緩和された生活に慣れるようになっていきました。
4月以降は、各種イベントを再開し、新規取組も開始しました。
・手づくり市 ・馬車道マルシェに出店 ・匠の小学校
・よこはま技能まつり(ハマ技連様の主催)
・クラウドファンディングを開始!

特に夏以降は、貸室、駐車場のご利用者様も徐々に増えてまいりましたし、
お問合せや下見でのご来館も多く、新規のご利用者様も毎日お見かけします。
秋以降は、建物の故障が目立ち、利用者様にご迷惑をおかけしたこともあります。

こうして、日々色々ありますが、技文に関わる皆さまのお陰で、
毎日懲りずに飽きずに、全般的には愉しみながら、過ごせていることに
心より感謝しながらの、年の暮れです。

来る年も、明るく元気に過ごせるよう願いながら、
来年も皆さまのご来館を心よりお待ちしています。
皆さま、どうぞ良い年をお迎えくださいませ。

令和4年冬至 山口亜紀

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.40”副館長より 2022/12/152022年12月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

早いものでもう師走です(去年も同じことを言っていますが)。
師走は「師(お坊さん)」がお経をあげるのに忙しく走り回るから、という説があります。

職人の名称にも「師」が使われています。
表具師、写真師、理美容師、鍼灸マッサージ師などなど…

ところで、職人の名称には「師」だけでなく「士」が使われている場合もあります。
和裁士、建築士、司厨士、そもそも職人の別名である技能士もそうです。
調べてみると、「師」と「士」の区別には色々な理由があるようで興味深いですね。

年末はお坊さんだけではなく、職人も忙しく走り回る時期です。
技文にいると、職人という意味での師走(士走)が身近になります。

それでは皆様よいお年をお迎えください。

大木佑介

会館【技文レポート】 2022年11月19日 京白味噌&高級味噌2022年12月03日

今年初の味噌仕込みの講座を終えましたので、ご報告いたします。

午前に「京白味噌づくり」、午後に「手づくり高級味噌」を開講!

技文恒例の講座です。

 

講師は、創業明治元年の麹屋さん「小泉麹屋」のお二人に来ていただきました。

国産の材料をたっぷり使って、超贅沢な「手前味噌」をつくります。

まずはビニール袋の中で、大豆をつぶしていく作業から。

体重をかけて丁寧につぶしていきます。

 

味噌仕込み講座は体育会系!

人によってはもう汗だくになっています。

塩切麹を入れて、再度混ぜ&つぶし作業の開始。

米麹が大豆の水分を吸って、固く重くなってきました。

煮汁を加えて、柔らかくしてもう一回。

ようやく味噌らしくなってきましたが、「まだやることありますよ!」の声が。

運動はもう終わりかと思っていた参加者の皆さんからは、

思わずといった様子で「えっ!」と声が上がりました。

味噌仕込み教室名物の味噌エクササイズの時間です。

味噌の入ったビニールの両端をもって、顔まで持ち上げてブンブン回します。

つぶした大豆を一つの味噌玉にするのが目的なのですが、これがキツイ!

みなさん腕まくりして、汗をかきながら仕上げに入られました。

参加されたみなさん、お疲れ様でした。

 

味噌の講座はこの冬いっぱい開講します。

初めての方も、リピーターの方もお待ちしています。

運動不足になりがちな冬に、運動したうえ味噌まで仕込める講座はいかがでしょうか?

【技文の味噌仕込み教室はこちらから】

会館【技文レポート】リメイクで楽しむ帯の仕立て~横浜マイスター塾~2022年12月01日

名古屋帯を1本仕立てる「リメイクで楽しむ帯の仕立て」
全5回の横浜マイスター塾を修了しました。

この講座は帯仕立ての横浜マイスターでいらっしゃる水守先生に
直接教わることができるスペシャルな内容です。
ほとんどの方が「帯の仕立て」は未知の世界ではないでしょうか。
参加くださった方も、お着物は好きだけれど
仕立てるのは初めてです。
(リピーターの方は再挑戦!!)

水守マイスターは気さくなお人柄で
横浜マイスターとして、良い仕立ての帯を知ってもらうために
初心者にも優しく指導してくださります。

ですが、「仕事」に対してはとても厳しく
せっかく途中まで作業したけれど、
まっすぐに縫えていないなどで
(ほんの少しのずれもダメです!)
やり直しも多々ありました。
参加のみなさまは真剣!

たくさん苦労した分
妥協せずに取り組んだ分
完成度が高く、満足のいく作品ができました。
拍手ですね!!

仕立ての実習だけでなく
オシャレで遊び心のある先生の作品を拝見したり
締めやすいように工夫しているところ
帯芯の違い
などたくさんのお話を聞くこともでき
大変勉強になりました。

水守マイスター、ご参加のみなさまありがとうございました。

 

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.39”館長より 2022/11/252022年11月25日

季節は、先月の「霜降」から「小雪」に移りました。
と書いて、くしゃみをしました!
木々も落葉し寒そうです。いよいよ冬の入口というところでしょうか。

先月からのひと月の間にも色々な事がありましたが、
10月31日~11月3日の4日間は、馬車道まつりのマルシェで販売をしていました。
2015年から参加しているイベントですが、期間中、雨に降られなかったのは
初めてかもしれません。寒い年は毛糸の帽子を被っていました....。
今年は秋らしい好天に恵まれ、賑わい心地良いイベントになりました。

そして、先週のことですが、新たな取り組みを開始しました!
「クラウドファンディング」です!
横浜の伝統技能「芝山漆器」職人の横浜マイスター宮﨑氏の自伝が
昨年、神奈川新聞の「わが人生」で、連載されました。
横浜芝山漆器の貴重な技能を後世に残すための書籍化です。

この10年くらいで拡大され成長中の「クラウドファンディング」ですが、
資金調達のみならず、新しい顧客や人との繋がりが生まれ、商品やサービスなど
知らないことを知らせる・知ることが出来るツールとして様々に活用されています。
それはわかるけれど、私たちが?! と思っていましたが、思い切ってトライ!
してみることにしました。

11月18日から約2か月が募集期間ですが、その間、より多くの方々に
横浜の技能や技文の取り組みに、1人でも多くの方にご興味を持ってもらえたら、と思っています。
詳細はこちら

寒くなり、体調を崩される方も多いようです。
皆さまには日々暖かくして、ご自愛くださいませ。
次回は冬至の頃、年末のご挨拶をさせていただきますね。

令和4年 小雪 山口 亜紀

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.38”副館長より 2022/11/152022年11月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

久々?の道具紹介シリーズです。
今回はウチマルカンナ・ソトマルカンナです。

木工に使うカンナの種類で、漢字で書くと内丸・外丸となります。
会館には桶の職人が使用していたものが展示されています。
桶の内側・外側にカンナをかけるため、刃の当たる面が内側に丸く、外側に丸くなっています。
この呼び名がなかなかややこしいのです。

ウチマルカンナは、桶の外側を削るために内側にへこんでいます。
ソトマルカンナは、桶の内側を削るために外側に丸くなっています。

桶の外側を削るからソトマル、内側を削るからウチマルと言いたい所ですが、それは逆。
ソトマルの見た目がいくらウチマルっぽくても逆なのです。

これを読んだ皆さんはもう覚えましたね。
私はしばらくしたらいつも混乱してわからなくなりますが。

大木佑介

会館【技文レポート】秋も花盛り2022年11月04日

秋の植えかえを行いました。

植え替えたのは10月で、ご紹介が遅れてしまいました。

 

今月のお気に入りはクラスペディア

背の高い茎の上に、ポコンと咲いた球状の花。

この独特の形から別名をドラムスティックというとか。

どうしてこういう形になったんでしょうか。見れば見るほど面白いです。

 

カルーナ・ブルガリスはつぶつぶの小さな花がかわいらしいです。

カルーナは「掃く」という意味があり、箒の材料に使われたことに由来するとか。

5月に紹介したエニシダと同じルーツですね。

 

ヒューケラは葉の色が紫がかって不思議な色合い。

植物のカラフルさは、花だけではないんですね。

坪庭の記録を続けていると、いろんなことに気が付けて楽しいです。

 

シクラメンも仲間入りしました。

シクラメンが園芸店に並びだすと、いよいよ冬が来たと感じます。

特徴的でゴージャスな花を、長い冬が終わるまで楽しませてくれます。

 

寒くなれば植物はおとなしくなるものと思っていましたが、

そこからが本番の植物もたくさんあります。

秋冬の坪庭も、賑やかさは変わらないようです。

ですが、冷たい水仕事や土仕事がつらくなる季節でもあります。

園芸に携わる方を尊敬しつつ、今月のレポートを終えたいと思います。