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会館【技文レポート】2023年10月8日 横浜マイスター塾 実践!上手な壁紙の張り替え方2023年10月12日

山﨑マイスター01表装(壁装)のマイスター山﨑隆氏をお招きし、

「横浜マイスター塾 実践!上手な壁紙の張り替え方」を開催いたしました。

プロによる壁紙の張り替え方を実践的に学び、DIYに活かすべく

たくさんのお申し込みがありました。

 

午前中、まずは壁に見立てた板を使い、

道具の使い方や工程の説明とデモンストレーションをご覧いただきます。

昨年度横浜マイスターに認定されたばかりの山﨑マイスターは、山﨑マイスター02

緊張したご様子ながらとても丁寧に参加者の質問にお答えしていました。

 

午後は今回の講座の目玉である、館内の廊下の壁を使っての実践です。

実際に古くなった壁紙を皆さんで張り替えていただきます!

 

まずは古い壁紙を剥がすところから。

皆さんで協力して剥がしていきます。

この工程が一番楽しいという方もいらっしゃいました。

 

そして糊のついた新しい壁紙に張り替えます。山﨑マイスター04

一人一枚、天井から床まで2メートル以上の長さの壁紙を貼りました。

プロから道具の使い方やコツを教わりながらの作業なので安心です。

皆さん時間通りにきれいに張り替えることができました。

 

参加された皆さんからは、

「本物の壁を使って練習できる講座は他にない!」

「家で自分でやるときの参考になった」山﨑マイスター05

「優しく丁寧に教えてくれてよかった」など大変好評でした。

 

会館にはまだまだ壁紙の古くなった壁がたくさんあります。

皆さんにもご好評で、ぜひ今後も続けていきたい講座となりました。

山﨑マイスターとアシスタントのお二方、大変ありがとうございました!

 

 

山﨑マイスター03

Befor

山﨑マイスター06

After

会館【技文レポート】2023年10月3日 フレイル予防~食べて元気に!~2023年10月05日

フレイル予防~食べて元気に!~を開催しました。

会館初の大人のための食育講座です。

管理栄養士の山本さんを講師にお招きし、

健康にご興味のある参加者のみなさんと一緒に、

毎日の食事について考えました。

 

まず「フレイル」という言葉をご存じでしょうか。

フレイルとはfrailityからきた言葉で、虚弱や老衰を意味します。

まだ介護はいらないけれど、だんだんと弱っていく。そんな状態を指す言葉です。

フレイル予防には「栄養」「身体活動」「社会参加」

3つのポイントがあります。

 

今回の講座では「栄養」

それも、筋肉を作るたんぱく質を中心にお話していただきました。

 

たんぱく質と言えば、お魚やお肉ですが、

主菜だけで取ろうとするとなかなか難しく、理想的な量に足りません。

そこで、いつもの食事にチョイ足しできる食材や、工夫を教えていただきました。

例えば、コーヒーにミルクを入れる。

これだけでもたんぱく質はアップします。

 

講座の後半は、グループに分かれてワークの時間。

先ほどの講義をヒントに、食事メニューを考えます。

副菜に冷ややっことじゃこをトッピング、卵はハムエッグに変更など、

ムリなく楽しく続けられるメニューを発表されていました。

 

初のフレイル予防講座は、とても和やかな雰囲気で終了。

「こうして講座に参加することも、フレイル予防につながります」

というお言葉が、とても印象的でした。

山本先生、そして参加された皆さん、ありがとうございました!

会館【技文ポート】すっかり秋の坪庭2023年09月26日

一気に秋がやってきましたね。

当館の坪庭も、一足お先に秋の装いです。

 

ソラナムパンプキン

まず真っ先に目を奪われるのが、小さなカボチャ。

手のひらに乗せてあまるくらい小さい!

オレンジ色をしていて、まるでハロウィンの飾りのようです。

こんなカボチャがあるの?と思いきや、実はナス科の植物です。

パンプキンツリーとも言われ、ちょうどハロウィンの時期に実を付けます。

 

桔梗トルコキキョウ

以前からたびたび坪庭に登場する桔梗ですが、

今回はトルコキキョウと一緒にお目見えです。

てっきり同じ種類かと思っていたのですが、なんとまったくの別種。

しかも原産国もトルコではありません😲

調べたところ、トルコ人のターバンのような見た目から「トルコ」。

見た目や色合いが似ているから「キキョウ」の名がつけられたとか…。

日本の桔梗は星のような形をしていますが、

トルコキキョウは花びらがひらひらとしています。

並べてみると違いが良く分かりますね。

 

日日草

白い花が良く目立ちます。

強い日差しや乾燥に強く、夏の庭園をにぎわせてくれます。

次から次へと花が咲くので、長く楽しめるのも魅力です。

お花の形もかわいいのですが、葉っぱもツヤツヤとしていて、

色が濃くてきれいだなと思いました。

水やりをすると、より葉っぱがきれいに見えます。

 

他にも、ガーデンマムリンドウなど、秋冬に姿を見せてくれる植物が植えられています。

どうかお手を触れずに見守って下さい。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.59”館長より 2023/9/252023年09月25日

季節は「秋分」です。
これから夜が長くなっていき、
ようやく「暑さ寒さも彼岸まで」でしょうか。

先日(9月16日)は南区のお三の宮日枝神社の秋祭りがあり、
横浜一の大神輿御巡行が行われました。
丁度、昼休憩の時間帯に当会館前の大通り公園(水の広場)で
大神輿を休ませ、関係者の皆さまが当館で休憩されました。
早速、神輿見物に行きましたが、
大きさだけではなく、荘重で精微な見事な神輿に感激しました!
また、気付けば当会館と関係する方々が同行されていて、
皆さん法被姿が粋で素敵です。

この日は当会館でも「手づくり市」を開催しており、
会館内外で賑やかで、とても嬉しくなりました。

祭りのあとは彼岸です。
秋分の日はお中日で、お墓参りや仏様に手を合わせるなど、
先祖を供養し感謝して過ごす日です。
賑やかなあとは、静かに思いを馳せたいと思います。

季節の変わり目、くれぐれもご自愛されお過ごしくださいませ。
次回は霜降の頃、またお便りいたします。

令和5年秋分 山口亜紀

会館【技文レポート】2023年9月16日 第19回GIBUN手づくり市開催!2023年09月20日

9月16日の土曜日に、第19回GIBUN手づくり市を開催しました。

雨が降らないかと心配していましたが、終日くもりのお天気でした。

 

手作り品の販売・ワークショップ含め33ブースが出店。

お知り合い同士で参加される方が多く、和気あいあいとした雰囲気になりました。

 

着物のリメイク・ポーチ・ビーズ・アクセサリーに版画など、

個性豊かなハンドメイド作品は、見ているだけでも楽しいもの。

気が付くと何周もぐるぐるとしています。

作家さんとお話ししながら、作り方やポイントを聞くのも醍醐味ですね。

 

すっかりおなじみとなった「みんなのピアノ♪」も、会場を盛り上げてくれました。

歌謡曲・クラシック、連弾に小さなお子さんのご参加も!

いろんな方が演奏されるので、選曲もバラバラで面白かったです。

 

SDGsリユースマーケットにも多くの方がお買い物に来てくださいました。

今回は出品数も多かったため、みなさん時間をかけて、

じっくりと品物を吟味されていました。

 

手づくり市は、普段会館を利用しない方もいらっしゃるイベントです。

多くの方と交流できて、スタッフとしても楽しい一日でした。

ご参加&ご来場いただきまして、ありがとうございました!

次回の手づくり市は、来年4月を予定しています。

またのご参加をお待ちしています。​​​​​​

 

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.58”副館長より 2023/9/152023年09月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

『大工の七つ道具』というものがあります。
指金、ゲンノウ(カナヅチ)、カンナ、ノミ、ノコギリ、チョウナ、そして墨壺(すみつぼ)の七つです。
その中でも現代で大きく形状が変わってきているのが墨壺です。

墨壺は糸に墨をつけて引っ張り、糸を弾いて木材にまっすぐな線を引く道具です。
昔は木で出来ていて、その飾りに趣向を凝らして大工さんは腕を競っていたとのこと。
匠プラザに展示されている墨壺も、鶴と亀の彫刻が施されています。
その他の七つ道具はその機能を追い求めた形状をしていますが、墨壺だけは工芸品のような美しさがあります。

現代の墨壺は、墨のついた糸を引くという機能は同じですが、
プラスチックで出来ていて、見た目がとてもスタイリッシュ!
これはこれで機能に特化したかっこいい道具となっています。

さらには墨すら使わずに、レーザーで疑似的に線を引く道具もあります。
もはや墨でも壺でもない墨壺です。
未来の職人は「なんでこれが墨壺っていうんだろう」と疑問に思うのでしょうか。

大木佑介

 

会館令和5年度の横浜マイスターが選定されました!2023年09月11日

横浜市では、市民の生活・文化に寄与する卓越した技能職者の方を「横浜マイスター」に選定しています。

今年は2名の方が「横浜マイスター」に選ばれました。


鉄道模型製作稲見 行雄

蒸気・電気機関車等の鉄道模型を設計から完成までの受注製作。

主に国内向けに、オリジナル製品の受注やパーツ製作・販売を行う。

他業種からも加工法のヒントを得ながら、新しい表現方法を提案。

毎年、東京で開催される「日本鉄道模型ショー」に参加するなど、

鉄道模型の技術と魅力を伝える活動にも力を入れている。


美容師吉永 範明

国内のコンテストで多数受賞。

現在は、全国美容講師会に所属し、全国へ向けてヘアデザインを発表している。

髪質やパーソナルカラーに合わせたヘアデザインの提案。

パーマの技術・ヘアケアリストとしての経験から、多くの指名を得ている。

後進の育成に熱心に取り組んでおり、

神奈川県美容業生活衛生同業組合主催のアカデミーで指導している。

 

おめでとうございます。

お二人の今後のご活躍を楽しみにしております。

横浜マイスター事業のページはこちらから。

くらし会館【技文レポート】2023年7~9月「夏の陶芸教室」2023年09月03日

8/12(土)テレビ神奈川「ハマナビ」で当会館の「夏の陶芸教室」が紹介されました!
動画はこちら→https://youtu.be/VN28MYGnC1Y

テーマは「好きを探そう!ハマの自由研究」♪
お子さまから大人まで夏でも涼しい屋内でじっくり作品づくりに親しんでいただきたい
当教室とピッタリのテーマでした。

実際の「夏の陶芸教室」に体験に来ていただき、宮崎麗奈レポーターが「手びねり」
での作品づくりに挑戦!

どなたでもまず初心者の方には「何をつくりたいか?」をうかがいます。

宮崎レポーターは「お皿」を作りたいとの希望でしたので、
基本から先生の指導のもと、作品作りをしていただきました。

始めはとまどいながらでしたが、どんどん作品づくりに集中され
白土を使ったぬくもりあるお皿が完成♪

弁柄(べんがら)という顔料で絵付けをして、透明釉薬をかけ
本焼きした完成品は
初心者とは思えない、味のある素敵な作品に仕上がっています♪→
 

講師の大野先生はプロの陶芸家ですが
気さくに初心者の方の希望に沿って作品づくりをサポートくださいます。

全くの初心者の方でも、先生のアドバイスを受けて、満足する作品づくりが
できると好評です♪

↓夏の陶芸教室での生徒さんの作品はこちらです。

10月から開催の「秋の陶芸教室」の募集も開始しています!※申し込みは終了しました

アットホームな教室の雰囲気も魅力のひとつです。
一緒に作品づくりを楽しんでみませんか?

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.57”館長より 2023/8/252023年08月25日

「処暑」となり暑さが落ち着いてくる頃ですが、
今年はまだまだ猛暑が続いています。
長期天気予報によれば、9月は厳しい残暑、
秋雨前線や台風もやってくるそうです。

前号で、8月6日(日)開催の「匠の小学校」の準備にヒートアップ中とお知らせしました。
お陰様で多くの方にご来館いただき、無事終了いたしました。
毎年、このイベントが終わると、夏が終わる気になるのですが、
今年はそのようにはいかず、残暑と残務もあります。笑

話は変わり、先日、TVK(テレビ神奈川)のハマナビで
当館の陶芸教室が紹介されました!
粘土いじりは集中できるじぶん時間となり、気持ちが良いと思います。
6階には陶芸窯もあり、窯出しはとても楽しみです。
ぜひ、御覧になってみてください。
TVKのハマナビサイト

それでは、まだ続く暑さの対策をしながら、涼しくなった時に
影響が出ないよう過ごしたいですね。
次回は秋の夜長を感じられるようになる頃、またお便りいたします。

令和5年処暑 山口亜紀

602の机を修理しました!

会館【技文市】10周年記念!2023年08月22日

技文市が8月8日で10周年を迎えました!

 

「技文市」は、当館1階の匠プラザ内にあります。

横浜発のイイものを集めた

小さなセレクトショップです。

 

2013年に始まったこのお店は、

今年めでたくも10周年を迎えました。

日ごろご愛顧いただいているみなさんのおかげです。

本当にありがとうございます。

 

そんな技文市では、

現在、10周年記念オリジナルトートバッグを販売中!

サイズ×カラー違いで、お好みのものをお選びいただけます。

帆布製でマチもあり、しっかりとした作り。

 

ランチトートはお弁当や水筒を入れたり、

ちょっとしたお出かけに便利なサイズ。

ビッグサイズは荷物がたっぷり入るので、お買い物などに便利です。

技文市で実物を展示していますので、お手に取ってごらんください!

 

そのほか技文市では、

「岩井の胡麻油」「美濃屋あられ製造本舗」「小泉麹屋」

「にんべん」「蔦金商店」「三本珈琲」といった横浜企業の商品、

横浜・杉田の幻の品種「杉田梅」を使用した商品、

横浜の優れた技能者「横浜マイスター」の関連商品などを販売中です。

来館された際には、ぜひお立ち寄りください。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.56”副館長より 2023/8/152023年08月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今月6日に技文最大のイベント『匠の小学校』が開催されました。
昨年より体験数も増え、約1,100名の方にご来場いただきました。

ホールでは大工さんの木工体験のくぎ打ちの音が鳴り響いていました。
その音を聞いて、ある職人さんが
「この音を聞くと『匠の小学校』って感じがするねえ」と仰っていました。
20名以上の子ども達が楽しそうにトンカン鳴らしている音は活気があっていいものです。

来年もあの音を聞けるよう努力してまいります。
ご来場いただいた皆様、ご参加いただいた職人の皆さま、
そしてお手伝いいただいたボランティアの皆さま、ご協力ありがとうございました。

大木佑介

会館【技文レポート】2023年8月6日 匠の小学校20232023年08月14日

匠の小学校2023を開催しました!

 

匠の小学校は、横浜の職人さんたちを先生に、

子供たちに職人体験をしてもらう技文最大のイベントです。

コロナ禍にあって中止していましたが、

昨年復活し、今年も無事に開催することができました。

 

今年は去年より体験も増えてボリュームアップしました。

当日はときおり雨がぱらつく不安定な天気でしたが、

総体験数517名、全体では約1,100名の方にご来場いただきました。

 

参加された皆さんの感想を紹介します。

 

マッサージ師さんの親子でマッサージ体験

・「マッサージしてお母さんが喜んでくれた」

とうふ屋さんのかっぷとうふづくり

・「大好きなとうふをはじめて作ってワクワクした」

 

 

塗装屋さんの2種のペイント体験

・「えのぐをつかってたのしかった」

和裁士さんのウサギのお手玉人形づくり

・「はりを指で押すのがたのしかった!」

 

 

スクリーン印刷職人さんの3色刷りトートバッグづくり

・「トートバッグづくりがたのしかった」

大工さんの木のイスづくり

・「ゆめのとんかちをつかえた」

  

 

大工さんの木の本棚づくり

・「とんかちでたたいたり、やすりをつかって本だなをつくってたのしかったです」

板金屋さんの銅板イニシャルレリーフづくり

・「じぶんのHをつくれた」

 

 

タタミ屋さんのミニタタミづくり

・「はじめて畳の作り方を知れた」

写真師さんのカメラマン体験

・「おしえてくれた人がじょうずで楽しかった」

 

 

左官屋さんの光るどろだんごづくり

・「玉がつるつるできてたのしかった」

 

そのほか、「もっとたくさん参加したい!」など、うれしい感想をいただきました。

 

みんな完成した作品を嬉しそうにみせてくれました。

作品と一緒に記念写真を撮っているご家族をお見掛けしました。

楽しい夏休みの思い出になれたなら、とても嬉しいです。

子供たちの満面の笑顔と声に、元気をもらえた一日でした。

 

最後になりますが、ご協力いただきました職人さんやスタッフの皆さん、

ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。

来年も匠の小学校は開催を予定しています。また来年をお待ちください。

会館【技文レポート】完熟梅の梅しごと2023年08月02日

完熟梅の梅しごと教室で仕込んだ
杉田梅干しが出来上がりました!

講座で仕込んだ1㎏の杉田梅を会館で干し
上手にふっくらとした梅干しが完成しました。

今年は梅雨明け後の戻り梅雨がなく
週間天気は晴れマーク一色でしたので
安心して干すことができました。
むしろ、酷暑で干し過ぎに注意です!


梅干しづくりの魅力は、
梅の変化を楽しむことではないでしょうか。
日に日に梅が愛おしく感じられます。

梅酢が出てくると、梅酢に浸かった梅が可愛らしく見え、
紫蘇入れをすると、真っ赤に染まっていく姿に驚き、
天日に干すと、こんな日差しにさらされて凄いと感心します。
最後は、美味しそう!!


梅の様子や変化を確認する毎日は、
とても楽しい時間です。
梅を仕込んだ夏の始まり(7月前半)と
夏真っ盛りの干す時期(7月後半~8月ごろ)
の季節の変化を感じるのも、情趣があります。

夏の暑い時期に完成する「梅干し」は
夏の熱中症や夏バテに効果があり
暮らしに合った食べ物ということも
魅力の1つですね。

完熟梅の梅しごと教室の講座の様子は
写真をご覧ください。
講師の市原先生から梅の魅力をたっぷり聞きながら
「梅干しの仕込み」「紫蘇もぎ」をし
「紫蘇ジュース」や「梅ジャム」も作りました。
みなさま大変楽しそうに参加されています。

 

季節はまだ先ですが、年末に市原先生による「梅おせち教室」を開催する予定です。ぜひご参加ください。

会館農園【技文レポート】盛夏の坪庭 2023年7月28日2023年07月28日

いつの間にやら梅雨も明け、季節は夏真っ盛りです。

人はまいってしまう暑さですが、植物たちは元気にのびのびと成長中。

坪庭全体がモコモコと立体的に大きくなったようです。

 

ヒマワリ

夏の人気者ヒマワリは、世界中でなんと100種類も品種があるそうです。

お花を楽しむ園芸用の他にも、種を取るための食用、そして油糧用と、

人の生活とともにある花です。

食用や油糧用のヒマワリは背高のっぽですが、

当館のヒマワリは小柄でかわいらしいサイズです。

 

ケイトウ

色とりどりのケイトウは、私たちの目を楽しませてくれます。

鶏のトサカに似ているから鶏頭(ケイトウ)ですが、

英名も「Plumed cockscomb(羽毛のトサカ)」。

日本に輸入されたのはなんと奈良時代からで、

昔は食用とされていたとか。どんな味がするんでしょうか。

 

ルドベキア

黄色い花びらと、茶色の花芯。

ヒマワリにそっくりですがキク科の植物です。

他の植物が暑さでしおれていても、

ルドベキアだけは元気に咲いているくらい、暑さや乾燥に強い植物のようです。

 

ホオズキ

ヒマワリと同じように、夏を代表する植物です。

全国で「ほおずき市」が開かれるほどの人気ぶり。

 

ほおずき市は江戸時代の愛宕神社が発祥とされています。

「ほおずきを水で鵜呑みにすると、大人は癪(しゃく)を切り、子供は虫の気を去る」。

つまり、「ホオズキの実を食べると、大人は持病が治り、子供は腹痛にならなくなる」

という民間信仰から、縁日でホオズキを売るようになったのが始まりです。

 

実際にホオズキはゴールデンベリーといって、南米でよく食べられているそうです。

高い栄養価があり、スーパーフードとしても注目されているとか。

ただしそれは食用のもので、日本の赤いホオズキはあくまで観賞用。

当館のホオズキもちょうど見ごろを迎えていますよ。

 

夏に強い植物ばかりとは言え、猛暑日が続くとやはり元気がなくなっている様子。

こまめに水やりをして、長く元気でいて欲しいですね。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.55”館長より 2023/7/252023年07月25日

暑中お見舞い申し上げます。
梅雨明け前から暑い日が続き、まだまだ猛暑は続くようで、まさに「大暑」の今です。

今は、昨年同様に8月6日(日)開催の「匠の小学校」の準備にヒートアップ中です。
小学生向けの体験教室ですが、お子さんは400~500名が様々な体験を予定し、
職人さんは100名で対応いたします。
また、ボランティアの方が20~30名、私どもスタッフも総動員で行う大イベントです。
「準備8割」と思っていますが、未だ8割に到達していません。 
ということで、檄を飛ばしながらの暑い暑い夏の日々です。

体に堪える暑さが続いていますので、くれぐれもご自愛くださいませ。
次回、処暑(残暑)の頃、またお便りいたします。

令和5年大暑 山口亜紀

 

↑梅雨明けの青空と梅干し作業

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.54”副館長より 2023/7/152023年07月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

梅雨も終わりかけ、非常に暑い日々が続きます。
水分補給や涼しいところで一休みが大事な季節です。

職人さん達はお昼以外にも必ず午前10時と午後3時に15分ほど休憩します。
これはどうもどの職人さんでも共通の習慣のようです。
その時間には必ず水分補給をし、一休みします。

この休憩には体調を整えるといった目的以外にも理由があります。
危険を伴う肉体労働や、気を遣う細かい作業には集中力が必要です。
その集中力が続くのが2時間くらいだそうで、その合間に休憩をとることで効率を良くしています。
それ以外にも、休憩中に他の職人さんと段取りの確認をするなど、
職人さんにとって必要な時間です。

職人さんには休憩時間に缶コーヒーか甘いおやつを差し入れると喜ばれますよ。
もしそういった機会がありましたら思い出してください。

大木佑介

会館【技文レポート】2023年6月11日 旬の味と香りをいただきます!2023年06月26日

半年ぶりのスパイス教室を開講しました。

講師はもちろん峯尾先生です。

今回扱うスパイスは生姜茗荷

どちらも旬の食材です。特に生姜は新生姜の季節ですね。

 

生姜と茗荷は甘酢漬け(ガリ)にすると便利です。

甘酢漬けは先生が漬けてきてくれたものが大活躍しました。

今回作ったメニューは、

甘酢漬けを使用したくるくる(肉巻き)白和え、茗荷をたっぷり入れた炊き込みご飯

 

新生姜の甘酢漬けを千切りにして、豚肉をくるくるっと巻いて焼き目をつけて。

豆腐をこしたら甘酢漬けの新生姜・茗荷と枝豆も入れれば、旬満載の初夏の白和え。

たっぷりの茗荷と油揚げだけのシンプルな炊き込みご飯。

 

 

主菜・副菜・主食まで、旬のスパイスをとり入れました。

そしてデザートには和菓子の稚鮎。

稚鮎は初夏の和菓子なので、こちらも季節感満載です。

 

今まで紹介したのは、参加したみなさんがお持ち帰りする分です。

サービス精神旺盛な先生は、たくさんのレシピをご用意くださいました。

頑張って料理したみなさんをねぎらうため、

さらに追加!ジンジャーシロップ白玉をつくります。

 

ジンジャーシロップも新生姜で作ります。

スライスした生姜とお砂糖を煮詰め、レモン汁を加えます。

するとシロップがほんのりとピンク色に変わります。

シロップはもちろん、甘く煮られた生姜自体も白玉に添えていただきます。

シロップはオンザロックで。炭酸で割ればジンジャーエールになります。

 

大忙しの講座となりましたが、終わってみれば大満足。

みなさん笑顔でジンジャーエールを召し上がられました。

どんよりじめじめとしたお天気が続きますが、生姜や茗荷を調理すると

キリッとした香りが充満し、気持ちも晴れやかになるようでした。

次回のスパイスの講座は、大人気のスパイスカレーです。

お楽しみにお待ちください。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.53”館長より 2023/6/252023年06月25日

季節はめぐり、21日は「夏至」でした。夏至の空
会館の受付終了時(19時)の空は、曇っていましたが、まだ明るい空でした。
何とも言えず嬉しい気持ちになり、大通り公園の真ん中を歩いて帰りました。

先月からのひと月半は、何かと交流が多い時間でした。
初めて会う方やいつもお世話になっている方に
新しい講座の企画を相談したり、
職人さんや専門家に修繕の相談をしたり、
横浜市防災センターで防災体験をしたり、と、
会議や会合で、新しいことや知らないことを見聞きすることが多く、
濃い時間を過ごしたような気がします。

昨日24日は「梅しごと教室(梅干しづくり)」を開講しました。
熟してきた大きな杉田梅がと~っても甘い香りを放っていて、
梅雨の鬱陶しさから開放されるようなひと時でした。
また、「男の料理」では久しぶりに試食も行い、
それぞれ料理についての想いをうかがうこともでき、
皆さんで和気藹々とした良い時間でした。梅

ということで、様々な交流がありましたが、
ちょうど毎年今頃は、4~6月のスタートダッシュ?で
やや息切れをする頃です。
そんな時は夏至の空を眺めて、気持ちをゆったり持つようにしています。

それでは次回、大暑の頃、またお便りいたします。
暑くなってまいりましたので、熱中症等くれぐれもご注意いただき
ご自愛のうえ、お過ごしください。

令和5年夏至 山口亜紀

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.52”副館長より 2023/6/152023年06月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

匠プラザの奥、スタッフ控室やバックヤードへつながる防火扉に絵が描いてあります。
昔の絵巻物を単色で印刷したような絵です。

気になって何の絵なのか調べてみました。
図面等の書類からは見つけられず、絵の特徴から地道に探しました。
見つかったのは「春日権現験記絵」「石山寺縁起絵巻」「男衾三郎絵詞」でした。
いずれも中世鎌倉時代の絵巻物で、国宝や重要文化財となっています。

匠プラザの絵は、その中に描かれている当時の職人です。
扉の向かって右側には表情豊かな大工さん達、左側には料理をする男女が描かれています。

平安・鎌倉時代の職人模様がうかがえます。
大工さんが持っている道具は、大正昭和時代中心の当館展示物とほぼ同じ形をしています。
その頃から形状的には完成されていたようですね。

まだ出展不明な絵も残っていますが力尽きました。
ご存じの方がいらっしゃいましたらお教えください。

大木佑介

会館【技文レポート】2022年5月26日 浴衣づくり2023年05月30日

4月から始まりました浴衣づくりの教室、毎回ワイワイとにぎやかに開講しています。

先日、折り返し地点の5回目を終えました。

すでに皆さん身頃はつけまして、襟つけの段階に入られました。

 

和裁では「くけ」という技術が多く使われます。

布地を折って、表から縫い目が見えないように縫うことです。

つまり手元、というか針が見えない状態で縫い進めていくことになります。

和裁はまっすぐ切って、まっすぐ縫うだけと思っていましたが、とんでもない!

やること・考えることが次から次へと出てきて、

ほんの少し見学しただけでも目が回りそうでした。

印付け一つをとっても、チャコペンで、折り目をつけて、

和裁用のヘラを使ってと、用途に合わせて様々な方法を取ります。

 

 

途中、先生がお手本を見せてくださいました。

スルスルスルと、まるで布を滑らせているように見えます。

それくらい早くて、針の運びに迷いがないのです。

実際は、反物は木綿や麻ですから、厚みもありしっかりとしています。

ですが先生が縫い始めると、とてもそうは思えません。

もしかして簡単なんじゃ?と錯覚してしまうほどでした。

 

プロの和裁士さんの技術にすっかり感激したところで、今回は終了。

だいぶ浴衣の形になってきました。

次回は、浴衣が完成したころにレポートしたいと思います。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.51”副館長より 2023/5/252023年05月25日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今回は匠プラザでも象徴的な道具の紹介です。
大工さんのコーナーにある「コビキノコ」です。

匠プラザで一番目立つこの道具はノコギリの一種で、
丸太を縦に切って板材を作るのに使用していました。
その板材を作る仕事を「木挽き」と呼んでいたそうです。

刃の部分が幅広く、ずんぐりしたクジラを思わせるシルエットがかわいいですが(個人的感想)、
一人で持つ道具としてはかなり大型のものです。

今では機械化によって、手で板材を切り出すこの道具が使われるところを見ることもなくなりました。
それでも匠プラザには残っていますので、皆さんぜひ見てあげてください。

大木佑介

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.50”館長より 2023/5/152023年05月15日

こんにちは、館長の山口です。
今月は15日が館長、25日が副館長の担当になりました。
前号(4月25日号)で10日もすると「立夏」と書きましたが、
夏のような陽気と雨が繰り返されるこの頃です。

先月からの20日間は、思いのほか慌ただしく過ごしました。
4月中に昨年度の報告書類の作成があり、
連休中は多目的ホールで「大人形展」が開催され
いつも静かな連休ですが、多くの方にご来館いただきました。
連休明けの5月9日~11日は「あいすくりーむの日」にちなんだ
馬車道マルシェに参加し、1階売店「技文市」の出張販売をしていました。
こうして、気付けば、5月前半が過ぎようとしています。

4月になってから、関内駅前に開設された大学授業が始まったようで
関内駅や大通り公園などで、大学生の集団を見かけるようになりました。
若さとフレッシュさを感じます。
関内は、長く市庁舎が中心となり「働く」人が中心の印象でしたが、
ハマスタや改装中の文化体育館、新しい大学と、
「学び」や「遊び」を含めた「暮らす」地域への変化を感じます。

技文では「手描きの関内周辺MAP」をご用意しています。
道案内をすることが多いため、よく聞かれる場所を記載しています。
薫風の季節、散策のヒントにお持ちいただければ、幸いです。

それでは、次回は「夏至」の頃、お便りさせていただきます。

令和5年立夏 山口亜紀

会館【お知らせ】馬車道マルシェに出張出店! 2023年5月9日~11日2023年05月09日

当館のセレクトショップ技文市「馬車道マルシェ」に出店します!

今回限定のセットや、お買い得商品などをお持ちしますので、

ぜひお誘いあわせのうえ、遊びにいらしてください。

馬車道マルシェ

日時:2023年5月9日(火)・10日(水)・11日(木)

   11時~18時

場所:馬車道商店街

【馬車道商店街HPはこちらをクリック】

 

本日9日は「あいすくりーむの日」ということで、

馬車道商店街では、アイスクリーム発祥記念イベントを開催しています。

チャリティー募金にご協力いただいた方には、「馬車道アイス」のプレゼントも!

※配布は先着順となっております。

アイスクリーム発祥の地である商店街を散策しながら、お買い物を楽しんでください。

会館【技文レポート】花の盛りの春の坪庭2023年05月02日

桜の季節は終わりましたが、春はやっぱりお花の季節です。

当館の坪庭が植え替えられ、色とりどりの植物が目を楽しませてくれています。

 

パンジー

庭園の人気者・パンジーは春に咲きますが、上手に育てれば半年以上も開花するとか。

色合いも豊富で、春の庭先には欠かせない存在です。

食べられるお花「エディブルフラワー」としても人気で、

ケーキの上に登場することも。

坪庭のパンジーはつまみ食いせずに、そっと見守って下さいね。

 

デージー

ふさふさとした花びらがかわいいデージー。

day’s eye」が名前の由来とも言われています。

太陽の光に反応して黄色い花芯を見せ、夜は花びらをすぼめるところから 

「日の目」だそうです。

 

金魚草

ひらひらとした花の形が、金魚に似ていることから名づけられました。

当館の金魚草は真っ赤なので、まさしく金魚のようです。

しかし英名は「snap dragon」。なんと「嚙みつきドラゴン」!

同じ生き物にしてもずいぶん印象が違いますね。

蜜を取りに来たハチが、花びらに噛みつかれているように見えるそうです。

 

ネモフィラ

近年、SNSなどで注目されているネモフィラは、各地に名所があるとか。

一面に広がっている印象が強いので、庭園で育てられることに少し驚きました。

春の空をそのまま花びらにしたような、鮮やかで透明感のある青が特徴です。

 

4月もまた、職人さんたちのお仕事中にお邪魔しました。

植物の状態を見ながら、葉を除いたり活かしたり…。

いつもありがとうございます。

また当館の坪庭のお手入れをして下さっている、造園のマイスター木下氏の書籍は、

当館1階「技文市」でも販売中です。ぜひ一度お手に取って下さい。

 

今回紹介した以外にも、坪庭ではルピナスなどが見ごろです。

大通り公園ではバラのシーズンを迎えています。

ゴールデンウィークに、花をめぐるお散歩などいかがでしょうか。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.49”館長より 2023/4/252023年04月25日

季節は「穀雨」になり、あと10日もすると立夏になります。

草木や農作物にとって恵の雨が降るこの頃で、
大通り公園の木々も新葉が次々育っています。

今月は、クラウドファンディングでご支援いただいた書籍「貝と漆」が
出来上がり、先日より販売開始しました。
漆器写真が美しい装丁で、貴重な技能の世界が記されています。

そして「手づくり市」を開催し、いつもながら様々な手づくり品に
触れることを楽しませてもらいました。

先週は初めて「浴衣づくり」講座を開講しました。
毎週通っていただき10回で一着に仕上げる内容です。
和裁組合様にご理解ご協力をいただき、スタートすることができました!
一針一針、手で縫い上げるので当然と言えば当然ですが、
改めて手仕事は「根気がいる」と思いました。

また、8月開催の夏休み子ども体験教室「匠の小学校」の準備に入りました。

GW中には、過去ご利用いただき大盛況だった人形展が再度行われます。
躍動感のある創作人形が多数展示されるようですので、開催が楽しみです。

ということで、「手づくり・手仕事」に関わることが多く、技文らしさを
感じたひと月でした。

GW明けの9日~11日は馬車道まつりに参加しています。
お立ち寄りいただければ嬉しく思います。
次回、小満の頃、またお便りさせていただきます。

令和5年穀雨 山口亜紀

駐車場前のツツジも満開です。

会館【技文市情報】宮﨑マイスター自伝販売!2023年04月25日

 

宮﨑輝生マイスター

「貝と漆ー横浜芝山漆器と七十年ー」

当館「技文市」で販売します!

 

当館で実施したクラウドファンディング

「横浜の伝統技能『芝山漆器』職人、

横浜マイスター宮﨑輝生氏の自伝を書籍化したい!」

皆さまのご支援あって、目標金額を達成!

 

その後、4月7日には書籍完成のご報告をしました。

 

そしてこの度、完成した書籍と書籍化記念グッズを、

当館のセレクトショップ「技文市」で販売することになりました!

 

書籍

 

①    宮﨑輝生「貝と漆―横浜芝山漆器と七十年―」神奈川新聞社 1,650円(税込)

    〈内容紹介〉

    かつて横浜は漆器の一大産地だった。

    漆器には「芝山象嵌」という装飾がなされた。

    “最後の芝山師”(芝山漆器において模様を作成する職人)と呼ばれる著者が、

    自身の半生を振り返りながら、芝山象嵌の技法や歴史を語る。

 

    神奈川新聞「わが人生」欄に、2021(令和3)9月1日~11月30日まで連載されたものに加筆

    さらに8ページにわたるカラー口絵で著者の作品を紹介、また英語による抄訳も掲載。

 

自伝出版記念グッズ

自伝出版を記念して、技文オリジナルグッズを作成しました。

絵柄は、宮﨑氏の作品の下絵二種です。

 

②    ステッカー2枚セット

   【薔薇】

   【ゆりかもめ】

    100円(税込)

 

③    クリアファイル

  【薔薇】

  【ゆりかもめ】

   各300円(税込)

 

④    一筆箋 

   【薔薇】一種

   500円(税込)

 

⑤    タオルハンカチ

  【薔薇】

  【ゆりかもめ】

   各700円(税込)

 

「薔薇」は横浜市の花として、市民に選ばれました。

西洋バラの多くは、開港間もない横浜港から日本に上陸したと言われ、

以来一世紀以上親しまれています。

 

カモメは神奈川県の県鳥です。

とくに「ゆりかもめ」は横浜市内で見ることができます。

 

「技文市」

「技文市」は当館1階匠プラザ内で営業しております。

匠プラザでは、書籍のカラー口絵で紹介されている芝山漆器も展示されています。

皆さま、どうぞお立ち寄りください。

会館【技文レポート】2023年4月15日 第18回GIBUN手づくり市2023年04月20日

第18回GIBUN手づくり市を開催しました。

ミニイベントの「SDGsリユースマーケット」

「みんなのピアノ♪」も同時開催です。

 

前回まではコロナの影響もあり、縮小版での開催でしたが、今回は規制緩和を受け、

出店ブースを増やして、よりにぎやかになりました。

バラエティ豊かで個性的な手作り作家さんが大集合です。

年2回、18回目のイベントですから、過去に何度か出店いただいた作家には、

「今年も買いに来ました!」と、すっかりお馴染みになったお客さんも

いらっしゃいました。

 

今回、思わぬ盛り上がりを見せたのは、「みんなのピアノ♪」でした。

会場となる多目的ホールのグランドピアノは、貸室利用の方しか

使用することができません。

それではもったいない!もっと多くの方に演奏してほしい!との

思いから始まったこのミニイベント。

ストリートピアノ演奏をなさる方々の目に留まったらしく、

多数の方にご参加いただきました。

お子さんとの連弾や、中にはフルートやバイオリンを一緒に演奏して下さる方も。

日頃会館を利用しない方にも、技文を知っていただくきっかけになりました。

 

ご来場いただきました皆様、楽しい一日をありがとうございました。

 

次回の手づくり市は9月ごろを予定しています。

いっそう楽しいイベントづくりを企画してまいります。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.48”副館長より 2023/4/152023年04月15日

こんにちは、副館長の大木です。
新年度もメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

先日、実に3年ぶりにクリーニング師さんから教わるアイロンがけ講座を開催しました。
皆さん楽しそうにプロの技を学んでいらっしゃいました。

匠プラザには昔のアイロンが展示されています。
もう錆びてしまっているのですが、石炭アイロン、ガスアイロン、電気アイロンと並んでいます。
お越しになる見学者様からはよく「なつかしい」という言葉が出てくる品です。
「家にあったのを見たことがある」「祖母が使っているのを見た」等々…

昔のアイロンと現在のプロが使っているアイロンには共通点があります。
それはものすごく重いこと。
この間講座でお見せいただいたアイロンは4.2kgだそうです。

プロのアイロンには、歴史の重みと物理的な重みがあります。

大木佑介

くらし会館【技文レポート】2022年3月27日 親子の旬野菜お料理教室2023年04月11日

空の色も明るくなり、昼は上着を脱げるほど暖かくなりました。

そんな春休みの一日に、「親子の旬野菜お料理教室」を開催しました。

この教室の特徴は、なんといっても横浜で採れた野菜を使っていること。

今回は卵もお米も横浜のものです。

 

メインメニューは、ピクニックや遠足にぴったりな「押し寿司」

鮭のピンク、卵の黄色、そして菜の花の緑と、彩りも華やかです。

春の味覚の菜の花は、苦みが美味しい春の味覚。ゆでて調味料をなじませます。

鮭は焼いてほぐしておいて、卵は焦げ目をつけずフワフワになるように。

エンドウ豆は筋とりして、こっちもゆでて…。

同時並行していろんな作業を進めないといけないので、

親子でコミュニケーションをとって、連係プレーが光ります。

 

「ナムル」はレンジでチンの時短レシピですが、

ちりめんじゃこを加えてカルシウムアップ。

お楽しみの「いちごのカップミルフィーユ」は、カスタードづくりに苦戦しました。

滑らかになるようにじっくりと温めるのには根気がいります。

もうツヤが出たかな?と、先生を呼ぶ声があちこちからあがります。

 

最後は押し寿司とミルフィーユをきれいにトッピングして完成!

スナップエンドウやカニカマ、いちごをきれいに飾れました。

上手にできて、嬉しそうな笑顔が溢れていました。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

次回の「旬野菜お料理教室」は5月開催です。

お申込みは【こちら】からどうぞ。

会館【クラウドファンディング】自伝が完成しました!2023年04月07日

ついに宮﨑輝生氏の半生、並びに芝山漆器の歴史を綴った

自伝の書籍が完成しました!

 

2022年11月18日から2023年1月17日まで、

当館では初の試みであるクラウドファンディングを募集しました。

ありがたくも、本クラウドファンディングは

目標金額を達成することができました。

 

書籍版では、「わが人生」(新聞掲載時)とあったタイトルを、

『貝と漆ー横浜芝山漆器と七十年ー』改めました。

また返礼品のご用意も整いましたので、順次送付させていただきます。

皆さまのお手元に届くのはもう少し先になりますが、今しばらくお待ちください。

 

改めまして、ご支援・ご協力に感謝いたします。

ありがとうございました。