会館

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.41”館長より 2022/12/252022年12月25日

皆さまには、今年も当館をご利用いただき誠にありがとうございます。

季節は冬至となり、長い夜と寒い朝が続いています。
「冬至冬なか冬はじめ」で、少しずつ昼が長くなる「冬なか」の一方、
1月の大寒に向け、寒さ厳しくなり「冬はじめ」と言われていることを
実感いたします。

さて、年の瀬ですので、今年を振り返ってみます。
1月半ばに、「まん延防止重点措置期間」になり、3月まで続きました。
その後、行動制限が緩和された生活に慣れるようになっていきました。
4月以降は、各種イベントを再開し、新規取組も開始しました。
・手づくり市 ・馬車道マルシェに出店 ・匠の小学校
・よこはま技能まつり(ハマ技連様の主催)
・クラウドファンディングを開始!

特に夏以降は、貸室、駐車場のご利用者様も徐々に増えてまいりましたし、
お問合せや下見でのご来館も多く、新規のご利用者様も毎日お見かけします。
秋以降は、建物の故障が目立ち、利用者様にご迷惑をおかけしたこともあります。

こうして、日々色々ありますが、技文に関わる皆さまのお陰で、
毎日懲りずに飽きずに、全般的には愉しみながら、過ごせていることに
心より感謝しながらの、年の暮れです。

来る年も、明るく元気に過ごせるよう願いながら、
来年も皆さまのご来館を心よりお待ちしています。
皆さま、どうぞ良い年をお迎えくださいませ。

令和4年冬至 山口亜紀

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.40”副館長より 2022/12/152022年12月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

早いものでもう師走です(去年も同じことを言っていますが)。
師走は「師(お坊さん)」がお経をあげるのに忙しく走り回るから、という説があります。

職人の名称にも「師」が使われています。
表具師、写真師、理美容師、鍼灸マッサージ師などなど…

ところで、職人の名称には「師」だけでなく「士」が使われている場合もあります。
和裁士、建築士、司厨士、そもそも職人の別名である技能士もそうです。
調べてみると、「師」と「士」の区別には色々な理由があるようで興味深いですね。

年末はお坊さんだけではなく、職人も忙しく走り回る時期です。
技文にいると、職人という意味での師走(士走)が身近になります。

それでは皆様よいお年をお迎えください。

大木佑介

会館【技文レポート】 2022年11月19日 京白味噌&高級味噌2022年12月03日

今年初の味噌仕込みの講座を終えましたので、ご報告いたします。

午前に「京白味噌づくり」、午後に「手づくり高級味噌」を開講!

技文恒例の講座です。

 

講師は、創業明治元年の麹屋さん「小泉麹屋」のお二人に来ていただきました。

国産の材料をたっぷり使って、超贅沢な「手前味噌」をつくります。

まずはビニール袋の中で、大豆をつぶしていく作業から。

体重をかけて丁寧につぶしていきます。

 

味噌仕込み講座は体育会系!

人によってはもう汗だくになっています。

塩切麹を入れて、再度混ぜ&つぶし作業の開始。

米麹が大豆の水分を吸って、固く重くなってきました。

煮汁を加えて、柔らかくしてもう一回。

ようやく味噌らしくなってきましたが、「まだやることありますよ!」の声が。

運動はもう終わりかと思っていた参加者の皆さんからは、

思わずといった様子で「えっ!」と声が上がりました。

味噌仕込み教室名物の味噌エクササイズの時間です。

味噌の入ったビニールの両端をもって、顔まで持ち上げてブンブン回します。

つぶした大豆を一つの味噌玉にするのが目的なのですが、これがキツイ!

みなさん腕まくりして、汗をかきながら仕上げに入られました。

参加されたみなさん、お疲れ様でした。

 

味噌の講座はこの冬いっぱい開講します。

初めての方も、リピーターの方もお待ちしています。

運動不足になりがちな冬に、運動したうえ味噌まで仕込める講座はいかがでしょうか?

【技文の味噌仕込み教室はこちらから】

会館【技文レポート】リメイクで楽しむ帯の仕立て~横浜マイスター塾~2022年12月01日

名古屋帯を1本仕立てる「リメイクで楽しむ帯の仕立て」
全5回の横浜マイスター塾を修了しました。

この講座は帯仕立ての横浜マイスターでいらっしゃる水守先生に
直接教わることができるスペシャルな内容です。
ほとんどの方が「帯の仕立て」は未知の世界ではないでしょうか。
参加くださった方も、お着物は好きだけれど
仕立てるのは初めてです。
(リピーターの方は再挑戦!!)

水守マイスターは気さくなお人柄で
横浜マイスターとして、良い仕立ての帯を知ってもらうために
初心者にも優しく指導してくださります。

ですが、「仕事」に対してはとても厳しく
せっかく途中まで作業したけれど、
まっすぐに縫えていないなどで
(ほんの少しのずれもダメです!)
やり直しも多々ありました。
参加のみなさまは真剣!

たくさん苦労した分
妥協せずに取り組んだ分
完成度が高く、満足のいく作品ができました。
拍手ですね!!

仕立ての実習だけでなく
オシャレで遊び心のある先生の作品を拝見したり
締めやすいように工夫しているところ
帯芯の違い
などたくさんのお話を聞くこともでき
大変勉強になりました。

水守マイスター、ご参加のみなさまありがとうございました。

 

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.39”館長より 2022/11/252022年11月25日

季節は、先月の「霜降」から「小雪」に移りました。
と書いて、くしゃみをしました!
木々も落葉し寒そうです。いよいよ冬の入口というところでしょうか。

先月からのひと月の間にも色々な事がありましたが、
10月31日~11月3日の4日間は、馬車道まつりのマルシェで販売をしていました。
2015年から参加しているイベントですが、期間中、雨に降られなかったのは
初めてかもしれません。寒い年は毛糸の帽子を被っていました....。
今年は秋らしい好天に恵まれ、賑わい心地良いイベントになりました。

そして、先週のことですが、新たな取り組みを開始しました!
「クラウドファンディング」です!
横浜の伝統技能「芝山漆器」職人の横浜マイスター宮﨑氏の自伝が
昨年、神奈川新聞の「わが人生」で、連載されました。
横浜芝山漆器の貴重な技能を後世に残すための書籍化です。

この10年くらいで拡大され成長中の「クラウドファンディング」ですが、
資金調達のみならず、新しい顧客や人との繋がりが生まれ、商品やサービスなど
知らないことを知らせる・知ることが出来るツールとして様々に活用されています。
それはわかるけれど、私たちが?! と思っていましたが、思い切ってトライ!
してみることにしました。

11月18日から約2か月が募集期間ですが、その間、より多くの方々に
横浜の技能や技文の取り組みに、1人でも多くの方にご興味を持ってもらえたら、と思っています。
詳細はこちら

寒くなり、体調を崩される方も多いようです。
皆さまには日々暖かくして、ご自愛くださいませ。
次回は冬至の頃、年末のご挨拶をさせていただきますね。

令和4年 小雪 山口 亜紀

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.38”副館長より 2022/11/152022年11月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

久々?の道具紹介シリーズです。
今回はウチマルカンナ・ソトマルカンナです。

木工に使うカンナの種類で、漢字で書くと内丸・外丸となります。
会館には桶の職人が使用していたものが展示されています。
桶の内側・外側にカンナをかけるため、刃の当たる面が内側に丸く、外側に丸くなっています。
この呼び名がなかなかややこしいのです。

ウチマルカンナは、桶の外側を削るために内側にへこんでいます。
ソトマルカンナは、桶の内側を削るために外側に丸くなっています。

桶の外側を削るからソトマル、内側を削るからウチマルと言いたい所ですが、それは逆。
ソトマルの見た目がいくらウチマルっぽくても逆なのです。

これを読んだ皆さんはもう覚えましたね。
私はしばらくしたらいつも混乱してわからなくなりますが。

大木佑介

会館【技文レポート】秋も花盛り2022年11月04日

秋の植えかえを行いました。

植え替えたのは10月で、ご紹介が遅れてしまいました。

 

今月のお気に入りはクラスペディア

背の高い茎の上に、ポコンと咲いた球状の花。

この独特の形から別名をドラムスティックというとか。

どうしてこういう形になったんでしょうか。見れば見るほど面白いです。

 

カルーナ・ブルガリスはつぶつぶの小さな花がかわいらしいです。

カルーナは「掃く」という意味があり、箒の材料に使われたことに由来するとか。

5月に紹介したエニシダと同じルーツですね。

 

ヒューケラは葉の色が紫がかって不思議な色合い。

植物のカラフルさは、花だけではないんですね。

坪庭の記録を続けていると、いろんなことに気が付けて楽しいです。

 

シクラメンも仲間入りしました。

シクラメンが園芸店に並びだすと、いよいよ冬が来たと感じます。

特徴的でゴージャスな花を、長い冬が終わるまで楽しませてくれます。

 

寒くなれば植物はおとなしくなるものと思っていましたが、

そこからが本番の植物もたくさんあります。

秋冬の坪庭も、賑やかさは変わらないようです。

ですが、冷たい水仕事や土仕事がつらくなる季節でもあります。

園芸に携わる方を尊敬しつつ、今月のレポートを終えたいと思います。

会館【お知らせ】馬車道マルシェ出店中! 2022年10月31日~11月3日2022年10月31日

馬車道まつりの季節がやってきました。

11月3日の文化の日をめがけて開催される「馬車道まつり」。

そのなかの、ワゴンセール「馬車道マルシェ」に、

当館のセレクトショップ技文市が出店します!

 

マルシェ限定のお得なセットも販売します。

横浜中のイイものをたくさん集めた当館ブースに、

ぜひ遊びに来てください。

 

馬車道まつりは、ジャズコンサートや

馬車の試乗会など、イベント盛りだくさんです。

天気の良い秋の日に、ぜひお出かけください。

 

馬車道マルシェ

期間:2022年10月31日(月)~11月3日(祝・木)

時間:11時~17時

場所:馬車道商店街

   (当館ブースは関内ホール近く)

【馬車道商店街HPはこちら】​​​​​

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.37”館長より 2022/10/252022年10月25日

季節は「霜降」になりました。
横浜で霜はもう少し先ですが、来週になれば「霜月」ですし、
朝の冷え込みとともに、水道の水も少し冷たく感じられるようになってきました。

一昨日、全館で「第41回技能まつり」が開催されました。
振り返ると、10年前の33回から関り、当時は横浜公園で開催。
私どもは、おでんやぜんざい、焼餅など、前々日から仕込み、
前日は準備に大忙し、当日は朝から搬入、昼過ぎには完売になるなど、
「まつりだっ!!」という意気込みで対応していました。

それから10年。
今年は3年ぶり、そして会館で開催することになりました。
スペースに限りがあるため、出展団体数も絞られましたが、
100名を優に超える職人さんたちが集結しました。
みなさん、半被が良く似合いますし、搬入の際には重い道具たちを軽々と運びカッコイイです。
何より行動が早い! 時間厳守! 見習わなければ....苦笑

ステージでは和太鼓の演奏がありました。
会館で和太鼓教室を主催されている団体さんですが、
きりっとした掛け声に、バチさばき、軽快なリズムに力強い音は
振動とともに響き渡り、迫力あるパフォーマンスでした。
…とほんの一部をお伝えしましたが、もっともっとたくさんの体験がありました。

秋はイベントの季節で、各所で様々なイベントが開催されていますが、
どこのイベントにも負けない「技能まつり!!」と思いました!

技文のHPやSNSでは、日々の技文をお伝えしています。
ぜひ、覗いてみてください。 →こちら

次回は霜から雪に変わり「小雪」の頃、またお便りいたします。
秋も深まり夜寒の覚え、くれぐれもご自愛ください。

令和4年 霜降 山口 亜紀

会館2022年10月23日 第41回よこはま技能まつり2022年10月24日

よこはま技能まつり』

3年ぶりに開催されました!

 

当館は「技能職の振興」を目的とした会館ということで、

初めて会場として協力しました。

 

当日はフルーツカービングや飴細工の実演といった

ステージイベントにも注目が集まります。

この祭りの特徴はとにかく職人さんと近いこと。

イスの用意もありましたが、みなさんかぶり付きでご覧になっていました。

 

飴細工は子供たちに大人気!

伸ばすたびにツヤツヤと輝く、リボンのような飴に夢中です。

無骨な野菜がスルスルと花に変わっていく、フルーツカービングの面白いこと!

夏だったらスイカでやってたんだけど、

とカボチャをハロウィン風の飾りに変えてくれました。

 

 

ホール内に突然現れた茶室は、釘を使用せずに組み立てられた宮大工さんの技。

持ち運び可能なモバイル茶室で、おもてなしのレッスンを受けました。

 

 

 

体験コーナーでは、大人も子供も混じっての大賑わいで

職人道具を一心に振るっていました。

珍しい体験はもちろんですが、庭の手入れやアイロンのコツなど、

ちょっとした相談を気軽にできるのも、技能まつりの魅力です。

 

 

 

思い思いのお土産をもって、第41回よこはま技能まつりは終了しました。

和太鼓やオカリナ&ギターライブも、イベントを盛り上げてくれました。

 

 

ご来場ありがとうございました!

また来年の開催を楽しみにしています。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.36”副館長より 2022/10/152022年10月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

10月23日(日)に第41回よこはま技能まつりが開催されます。
この横浜の職人によるお祭りはコロナの影響で3年ぶりの開催となります。

しかも今回は初めて技能文化会館が会場となります!
当日は会館を貸し切り、各部屋で職人体験や展示・販売などが行われます。
詳細はこちら
よこはま技能まつり 横浜市
第41回よこはま技能まつり | Peatix

開催にあたり、ポスターやパンフレットもデザインが一新されています。
富嶽三十六景の神奈川沖浪裏をバックに町人たちが大騒ぎしています。

その中の一人が棒にお団子を挿したようなものを持っています。
何か職人道具的なもの? それとも本当にお団子? メルマガのネタになるかも!
などと調べてみたら何のことはない、太鼓のバチのようです。

太鼓のバチを作る職人さんはいませんが、当日はなんとホールで和太鼓の演奏があります!
ハマの職人さんと出会えるお祭りです。皆様ぜひお越しください。

大木佑介

会館【技文レポート】秋の坪庭2022年10月11日

台風とともに一気に秋がやってきました。

急に冷え込んだり暖かい日が差したりと、気候の変化にまいってしまいます。

さて、坪庭もすっかり秋使用になっていますのでご紹介します。

 

真っ先に目を奪われるのはケイトウでしょうか。

ふさふさとしていて、暖かそうな見た目をしています。

茎も葉も見事な赤!

花に見える部分は、茎が変形した花序(かじょ)、もしくは花穂といいます。

シュウメイギクもちょうど見ごろを迎えました。

くすんだ濃いピンク色は、いかにも秋にピッタリです。

その手前に咲いているコレオプシスも菊の仲間です。

こちらは小さくて可憐な雰囲気。

 

また、今後の成長が楽しみなのはダリアとオタフクナンテンです。

ダリアはこの秋に植えられた新人さん。

ダリアと言えば、一重咲き・スイレン咲き・ボール咲きなど、花の種類がたくさんあります。

当館のダリアはどんな形をしているでしょうか。開花が待ち遠しいですね。

 

オタフクナンテンは、奥のほうにある、少し背の高い植物です。

秋になると紅葉して、葉が赤くなるとのことで、こちらも楽しみに時期を待ちたいと思います。

実はオタフクナンテンは以前から植えられていて、初夏~夏はさわやかな薄いミドリの葉をしていました。

季節による変化も計算のうちで植えられている、プロの庭づくりに感心しきりです。

会館【技文レポート】2022年9月23日 第17回技文手づくり市2022年09月28日

第17回手づくり市を開催しました。

台風が重なり、天気予報は大雨。

開催できるかな…、お客さんは来るかな…と心配していましたが、当日の天気は曇り。

快晴とはいきませんでしたが、無事に開催することが出来ました。

 

今回の手づくり市は、朝一番から来て下さる来場者が大勢いらっしゃいました。

スタッフも予想外で驚くほどです。

聞いてみると、神奈川新聞載っていたイベント情報を見て来館したとのこと。

「初めて技文に来た」、「場所を調べて来た」との声もあり、

ふだん技文とは馴染みのない方とも交流のできた、面白い一日となりました。

 

同時開催した企画も盛り上がりました。

みんなのピアノでは、会場となるホールのグランドピアノを開放しました。

SNSを見て来ました!とお言葉をいただき、大感激です。

今回は6名の方が演奏してくださいましたが、生で聞くピアノって面白い!

出店者のみなさんからも大好評でした。

リユースマーケットも多くの方にご利用いただきました。

ホール前を会場にしたことで、手づくり市と行ったり来たり。

いい相乗効果があったと思います。

 

天気に不安はありましたが、過ぎてみれば無事に一日が終了。

ご来場いただいたみなさん、出店者の皆さんありがとうございました。

また次回にむけて、企画を練っておりますので、お楽しみにお待ちください。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.35”館長より 2022/9/252022年09月25日

季節は秋分になりました。
台風が来て、過ぎて、また来て・・・のシルバーウイークですが、
暑さ寒さも彼岸まで、で、秋までやってきました。

9月23日は、今年2回目の「手づくり市」を開催しました。
手づくり・ものづくりがベースですが、
1つの会場で3つの要素を楽しめるイベントです。

主催者は技能文化会館ですが、出店者は参加者の皆さま方ですので、
当日は私たちスタッフも一利用者として、各ブースを巡ります。
何度となく出店いただいている方や、初めて参加の方もいらっしゃいます。
今回はどんな作品と出会えるのか、とても楽しみなのです。

また、「リユースマーケット」も併催し、
何があるのかわからないけれど、何かありそう!こんなものがある!
と思いがけない物との出会いがあります。

そして、もう一つ。
「みんなのピアノ」として、グランドピアノを開放します。
今回は、連弾で参加された方や、ラジオ体操の曲を弾いてくださる方がいらっしゃいました。
それぞれの方が優しい選曲で、会場の雰囲気と良く合って良かった、とのお声を多数頂戴しました。

私たちは、お申込みの受付や会場の図面づくり、机や椅子を準備したり、
風船を膨らませて装飾したりと、イベントを手づくりしています。
ですので、毎回「みんなで楽しむ手づくり市」で「モノと人の出会いの場」と感じています。

半年に一度開催しています。
次の機会に、また素敵な方々とモノたちと出会い、再会したいと思います。
ご来場、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

令和4年秋分 山口亜紀

会館貸室にロールスクリーンを設置しました!2022年09月24日

いつも貸室をご利用いただきましてありがとうございます。

9月14日の休館日に、5階以上の貸室(601控室・703・和室を除く)のブラインドをロールスクリーンに交換しました。

ブラインドに比べてロールスクリーンは取り扱いが簡単、スタイリッュでお部屋全体が明るくなりました。

 

操作方法は、ヒモを1cm~2cm引いてから手を緩めると最後まで自動的に上がっていきます。

降ろす時は、ヒモを何回かに分けて引くと、引いた分降りていきます。

あまり乱暴に引きすぎないよう、大切にお使いください。

 

各部屋のイメージに合ったロールスクリーンになり、

さらに明るく気持ちよくお部屋をお使いいただける環境になりましたので、ぜひご利用下さい。

 

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.34”副館長より 2022/9/152022年09月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

8月に今年の横浜マイスターが選定されました。
横浜市は、市民の生活・文化に寄与する卓越した技能職者の方を横浜マイスターとして選定しています。
今年のマイスターは、活字鋳造の大松初行さん、表装(壁装)の山﨑隆さんの2名が選定されました。
横浜市の記者発表

活字鋳造は活版印刷の原稿に使用する、ハンコのような『活字』を作成する仕事です。
その活字をたくさん並べて印刷用の1ページを作るので、全て同じ大きさにする必要があります。
大松さんが勤務されている株式会社築地活字さんのサイトがまた素敵なデザインです。→こちら

表装(壁装)は部屋の内装の壁紙(クロス)貼りです。
以前別の方の作業の様子を見学させていただいたことがありますが、
むき出しの壁に手際よくクロスを貼り、隙間なく合わせていく様子は見ていてとても気持ちがいいです。
まるで包装紙でラッピングしているかのような作業です。

どちらも今までの横浜マイスターにない職種です。
これからのお二人のご活躍をお祈りいたします。

大木佑介

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.33”館長より 2022/8/252022年08月25日

季節は処暑になりました。
夏休みもそろそろ終わり、暑さがおさまるという頃です。
確かに、夜の帰り道に蝉の声が聞こえない日が出てきました。
あれ?あんなに響き渡っていたのに・・・

前号で副館長が「匠の小学校」について触れています。
私も、今夏の思い出は「匠の小学校」と思っています。
3年ぶりに開催し、子ども達が興味津々にものづくりに取り組む姿を見ることが出来、
開催して良かった!と心から感じました。
勿論、準備には骨が折れ、当日は何事もないよう緊張だらけです。
それでも、楽しそうに帰っていく姿を「また来てね」と見送ると
「来年に向けて!」と次の事を、先の事を思うのです。

利用者の皆さまや講座の参加者の方々の皆さまに「また来週」「また次回」
「またのご来館を」などと、お声がけします。
先はわからない、またはない、という方もいらっしゃいますが、
やはり、次や先のように「また」があると良いな、と思います。

夏が終わる頃、猛暑の疲れも出ると思います。
くれぐれもご自愛いただき、お過ごしくださいませ。
また、来月お便りさせていただきます。

令和4年処暑 山口亜紀

会館【季節】8月の坪庭2022年08月23日

 

夏は植物が育つのが速いですね。

モコモコと敷地を飛び出す勢いで伸びていた坪庭の植物を、

職人さんが剪定・植え替えをしてくださいました。

 

まず目につくのはツヤツヤの実をつけた唐辛子です。

食用とは違い、短く丸みのある実がなんとも可愛らしいです。

千日紅も鮮やかです。ポンポンのような形をしている部分は

花ではなく苞といいます。(つぼみを包む葉のこと)

切り花にしてもなかなか色あせないことから、千日紅の名前が付いたそうです。

ナデシコは秋の七草です。暦の上ではすでに立秋を迎えていますが、

日中の日差しの強さとひびき渡る蝉の声…。秋らしくなるのはまだまだ先でしょうね。

他にもニチニチソウやポーチュラカなど、暑さに強い植物がたくさん植えられました。

前月の庭から続いて、現在花盛りのサルビアや、クルクマは残されています。

クルクマは茎が伸びて、つぼみが膨らんできましたよ!開花は目前ですね。

 

今回は作業中のところにお邪魔させていただきました。

それぞれの植物の状態を見て、

全体のバランスを考えながら植え替えを行っていました。

暑い中作業される姿に、頭が下がる思いです。

8月の庭はこれから花や実をつける植物があります。

一緒に成長を見守ってくださいね。

 

会館【お知らせ】技文市9周年。感謝祭実施中!2022年08月15日

当館の技文市が9周年を迎えました!

いつもご利用いただいている皆様のおかげです。

本当にありがとうございます。

 

技文市は小さなセレクトショップです。

1階匠プラザ内にあり、横浜にゆかりのある商品を販売しています。

現在の売り筋はなんとゴザ

暑い季節だからでしょうか。サラッとした触り心地のゴザが人気商品となっています。

 

そして現在、技文市では9周年を記念して感謝祭を開催中!

期間限定でお得なセットや、特別値引きの商品を販売しています。

他にも職人さんが手作りした一点物や、当館オリジナルグッズなど、他にはない商品を多数取り揃えています。

商品には限りがありますので、お早目にお立ち寄りください。

また1年、技文市をよろしくお願いします!

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.32”副館長より 2022/8/152022年08月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

先週の8月7日、技能文化会館最大のイベント「匠の小学校」を開催しました。
無事、事故もなく終えたことで、ほっとしております。
ご来場の皆様、職人の皆様、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました!

今回は出展もしていただいている横浜市写真師会様に、
参加していただいた職人さん達の集合写真を撮っていただきました。
撮影していただいた写真を見ると、やはり私やスタッフが撮る写真と何かが違います。
何が違うんでしょうか。それもわかりません。

また、ある会館スタッフが写真師会様の体験コーナーで写真を撮ってもらっていました。
まるで雑誌に掲載されている一枚のようだとスタッフ一同大絶賛です。
やはりプロは違います。

写真師は横浜発祥の職業です。
何かの折には、その歴史ある横浜の写真館での記念撮影をぜひともお勧めします。

大木佑介

会館【技文レポート】2022年8月7日 匠の小学校20222022年08月08日

匠の小学校2022を開催しました!

2019年以来3年ぶりの開催となりました。

今年はコロナ禍ということもあり、例年と異なる点がいくつもありました。

小学校へのチラシの配布と往復はがきでの申し込みをやめ、

メールでの申し込みに力を入れました。

初めてのことだらけでスタッフも毎日が反省と改善の連続。

イベントまでの2か月はとても慌ただしいものでした。

 

さて当日の様子を紹介します。

今年は9団体が参加、11種類の体験がありました。

当日は10時から体験スタートです。

時間が来ればこれは例年通り、上から下までの大騒ぎ。

職人さんからのお話を聞いて、質問したりヘルプを呼んだりと活気にあふれています。

 

カップとうふつくり 「豆腐が固まるのがおもしろかった」

2種のペイント体験 「すきないろをぬれた」

 

 

3種の裁縫体験 「先生がやさしくてないようがおもしろかった」

万能台づくり 「いっぱいくぎをうてて楽しかった」

 

 

銅板イニシャルレリーフづくり 「ふしぎな薬をぬってピカピカになった」

イグサのストラップづくり 「ストラップがたのしかった」

 

 

ミニタタミづくり 「タタミの大きなホチキスが楽しかった」

3色刷りトートバッグづくり 「えのぐをのばすところがたのしかった!」

 

 

カメラマン体験 「パパとママといっしょにとったのがうれしかったです」

親子でマッサージ体験 「子どももマッサージするんだ!とおどろいた。気持ちよかった」

 

 

一緒にご来場された保護者の皆さんも、時には子供たちとお話を聞いたり作業をしました。

親子マッサージやカメラマン体験では、一緒に体験に取り組まれました。

ニコニコの笑顔と大きな声で「ありがとうございました!!」と言ってもらえて、我々スタッフもとても嬉しかったです。

 

ケガ人や体調不良者もなく、無事に一日を終了することが出来ました。

ご来場くださった皆様、職人さんやスタッフの皆様、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました!

また来年の開催をお待ちください。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.31”館長より 2022/7/252022年07月25日

暑中お見舞い申し上げます。

今年は戻り梅雨があり、二度目の梅雨が明け、
猛暑の期間も二度目に入ったように思います。

今は、8月7日(日)「匠の小学校」を目前に控え、ヒートアップ中です。
感染症と熱中症予防に努めて開会と閉会を迎えたいと思っています。

感染拡大中のため、利用者の皆さまの利用中止も増えてまいりました。
「支払期限延長」手続きを上手にご利用ください。

また、猛暑が続き、当館の電力使用もピークを迎えています。
節電対策として、2階ホール屋上の散水や、一部のトイレは人感照明などにしています。
皆さまにも、節電にご協力・ご理解いただけますと幸いです。

体に堪える暑さが続いていますので、皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。

令和4年大暑 山口亜紀

会館【季節】技文の坪庭2022年07月22日

当館の坪庭は月に一度植え替えを行っています。

季節の植物が植えられ、毎月違った雰囲気を見せてくれます。

植え替えた直後は、それぞれの植物がポツンポツンと植わっていて、スカスカして見えます。

しかし、2週間もすると土を覆い隠すほど葉や蔓が伸びてきて、

とても生き生きとした庭になるのです。

やはりプロの仕事は違うんだな、と思わされる瞬間です。

 

5月は桔梗やアズーロコンパクトといった、

紫から青の優しい色味をメインに据えた穏やかな印象の庭でした。

6月はマックスマムやガザニアといった、キク科の花が華やかな庭でした。

7月になり、今はまた植え替えたばかりです。緑の葉が目立っています。

特徴的なのは、丸々としたコキアの木でしょうか。

てっきり刈り込んでこういう形なのかと思いきや、

自然のままであり、この形のまま大きくなるのだそうです。

また庭の左側にあるのは、ハイビスカスとクルクマです。どちらもツヤツヤとした葉を持っています。

ハイビスカスには大きなつぼみがいくつもついていて、今から開花が楽しみです。

クルクマは夏に強い熱帯植物。真ん中にある茎が伸び、花をつけます。

 

大暑を超えれば夏本番。

夏の庭がどんなものになるのか、楽しみに待ちたいと思います。

 

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.30”副館長より 2022/7/152022年07月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

梅雨も早々に終わり、毎日暑い日が続いています。
夏の暑さは、屋外で活動する職人の皆さんにはとてもつらいことだと思います。

主に建築関係の職人は空調のない屋外でのお仕事です。
ただ、職人はそのほとんどが長袖で活動しています。
理由としては、肌が露出していると危険だから、ということはもちろんですが、
袖が汗を吸って水分の気化熱で涼しい、直射日光に当たらないので体温が上がりにくい等、
逆に長袖でいることが涼しいということもあるようです。

また最近ほとんどの現場で見るようになったファン付き作業着。
小さなファンで内側に空気を送り込むあの作業着は画期的ですね。
職人さんの中には、あれがないともう外で作業はできないと仰っている方もいました。

まだまだ夏も序盤。
職人さんを見習ってファンのついた服を着て暑さを乗り切るのも手かもしれません。

大木佑介

会館【季節】梅雨明け2022年06月29日

じめじめと憂鬱だった梅雨があっという間に開けてしまいました。

なんと例年よりも20日以上も早いとのこと。

洗濯物は乾きやすくなりましたが、

あまりに強い日差しにクラクラしてしまいます。

梅雨明けが早いと、猛暑の期間が長くなる傾向があり、

体調不良や熱中症のリスクを高めるそうです。

当館にいらっしゃる際は、帽子や日傘などで日陰を作り、

こまめな水分補給をしてくださいね。

 

また、今後は「戻り梅雨」という状態が予想されています。

「戻り梅雨」とはその名の通り、梅雨のような天気に戻ってしまうこと。

大雨が降ることもあるそうなので、天気予報とのにらめっこがつづきそうですね。

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.29”館長より 2022/6/252022年06月25日

季節は芒種から夏至に変わりました。
1年の中で昼間の時間が最も長い時期です。
確かに、窓口営業を終了した19時の時点では、まだまだ明るさの残る空色です。
夏至から半年後の冬至に向けて、日々昼間の時間が短くなっていきます。
東京では、夏至と冬至では日照時間が5時間程度違うそうです。
空色もかなり違っていきますね。
曇り空が続き、キレイな夕暮れ後の夏至の空を見ることが出来ていませんが
本日(6月24日)あたり、期待したいところです。※画像は6月25日19:30の東の空

先月から1か月の間に、夏から秋口にかけてのイベント企画をしました。
8月7日(日)の「匠の小学校」と、9月23日の「手づくり市」です。
チラシも出来上がり、HPにも掲載していますので、ご確認いただけると幸いです。

個人的には、「梅の酵素シロップ」と「梅ジュース」をつくり、旬を楽しみました。
我ながら美味しく出来た!と喜んでおります。

次回は大暑の頃です。
「匠の小学校」を目前に控え、ヒートアップ!?しているかもしれません。
熱中症予防に努めて過ごしたいと思います。

皆さまも時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。

令和4年夏至 山口亜紀

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.28”副館長より 2022/6/152022年06月15日

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今回はまた個人的に好きな道具を紹介いたします。
今回は『エンマ』です。

エンマはヤットコの一種です。
ヤットコとは交差させた金属で物を挟む、いわゆるペンチみたいなものです。
エンマは先端の挟む部分が幅広で薄く、支点に近いため強い力で物を掴むことができます。

大工では釘の頭を掴んで引き抜くために使われていました。
エンマを使用する職種は多岐にわたり、大工のような木材加工の職種の他に彫金、革細工などでも使われています。
「細く小さい物をしっかりと掴む」ということに特化した機能美が素敵です。

名前の由来は、地獄の閻魔(えんま)様が嘘をついた人の舌を引き抜くのに使う道具だからとされています。
ちなみにエンマの先端が刃になっている道具は『喰い切り』と言う恐ろしい名前がついています。
嘘じゃないですよ。

エンマや喰い切りの様に、その力強さが想像できる名前も魅力に感じます。

大木佑介

技文便り「館長より」□■□gibun通信□■□”Vol.27”館長より 2022/5/252022年05月25日

季節は小満になりました。万物がすくすくと成長する頃です。
技文の坪庭でも植物たちが、いきいき、のびのび育っていますが、
最近は、梅雨の走りを感じる日もありますね。
いつまで経っても衣替えが進みません・・・。

本日(23日)週末に開講する「梅しごと教室」の青梅が届きました。
そんなに早く?!と思われると思いますが、下処理をして冷凍保存します。
ちなみにこれは梅ジュースのみの手法です。

今年は梅の生育が遅いそうで、例年より小粒で可愛らしい青梅です。
小さいながらも、いきいきと眩しい青さをお知らせしたいと思い、
画像をHPに貼り付けますので、ぜひ御覧ください。

今の時期は、梅しごとの楽しみもありつつ
昨年度の事業報告を仕上げる時期でもあります。
毎年、同じことをしているようでも、省略することもあれば
進化させていることもあります。
季節を振り返りつつ、昨年の梅の実は大きかった!と思い出しました!
粒は小さくても、今年も美味しいジュースやシロップ、梅干しを
つくりたいと思います。

時節柄、体調を崩されませんよう、くれぐれもご自愛ください。
次回は夏至の頃、お便りさせていただきます。

令和4年小満 山口亜紀

会館【技文レポート】ポテトサラダの編み込みパン&ポンデケージョ2022年05月23日



二か月おきに開催されています大人気のパン教室♪

5月12日開催されました教室のメニューは、
ポテトサラダの編み込みパンとポンデケージョでした。

今回は発酵の待ち時間を使い二種類とも生地から作りました。

 

 

 

1種類目のポテトサラダの編み込みパンは、具にコーンやひき肉、
炒め玉ねぎが入ったポテトサラダが詰まったボリュームあるおかずパン。
先生いわく、生地の粉の配分は作るパンの種類によって変えているとのことで
今回は強力粉100パーセントの特にしっかりと捏ねるタイプの生地でした。
初めて参加された方もリピーターの方々も先生のサポートのもとひたすら捏ねの作業を行いました!
生地にたっぷりのポテトサラダを置いたらパンを丁寧に編み込みます。
難しいと思いきや皆さんそれぞれに美しい編み込みのパンを焼き上げて
いらっしゃいました。
具材のポテトサラダはコロッケを思わせるようなお味で
「美味しいデリ風作り置き教室」の講師でもある石毛先生ならではの納得の
美味しさでした♪

 

2種類目のポンデケージョは、ほとんど混ぜるだけで簡単にできてしまうのに
本格的な焼き上がり!香ばしいチーズの香りが食欲をそそり、表面がカリッと中は
モチモチの病みつきになる食感でちょっとした時間に作れてしまう手軽さが魅力です。プレゼントや持ち寄りにも自慢できる一品だなと感じました♪


次回7月7日(木)開催のパン教室のメニューはマヌルパンとフォカッチャです。
ガーリックバターとクリームチーズを挟んだ、今話題のマヌルパンと
アレンジも効きそうな定番のフォカッチャを一緒に作ってみませんか?
お申込みはこちらからどうぞぜ!

石毛先生の美味しいデリ風作り置き教室も好評です!!詳細はこちら!!

 

 

 

 

 

 

会館季節の植物 2022/5/212022年05月21日

大通り公園から、にぎやかな声が聞こえてくるようになりました。

過ごしやすく、散歩にちょうどよい気候になってきましたね。

当館の植栽でも、お花が見ごろを迎えていますので、いくつかご紹介いたします。

 

フランネルフラワー

優しげな白いお花です。

フランネルとは毛織物の一種のこと。

細かい毛が密集した触り心地の良い葉を持っています。

 

桔梗

万葉集では秋の七草に選ばれています。

食用の春の七草と違い、秋の七草は鑑賞が目的です。

星形の特徴的な形と、みずみずしい紫色が目印です。

 

エニシダ

黄色い花がよく目立っています。

細い枝で箒が作られることから、英名をbroom(箒)と言います。

魔女の空飛ぶ箒は、エニシダ製という逸話も。

 

ライスフラワー

白くてつぶつぶした特徴的な花を咲かせます。

その見た目がお米に似ていることから名づけられました。

花もちがよくドライフラワーとしても人気があります。

 

植物は日々変化があって面白いですね。

ぜひお立ち寄りいただき、見てみてください。