会館技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.46”館長より 2014/5/252014年05月25日
『有難さ』市民のみなさま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
先日、私が講師を務める講座
「こころとカラダの健康クラブ」を開催しました。
新しいお客さまとも出会え、
とても楽しいひと時を過ごせました。
私が健康に興味を持ったのには、理由があります。
それを、失ったからです。
以前も書きましたが、4年前の大病により、
毎日の薬と数カ月に一度の通院が生涯続きます。
失って初めてその大切さが分かったのです。
以来、出来る限り薬に頼らない元の健康的な生活にと、
探究が続きました。
そこで得た情報や知識、自分の身体を通じた体験を
講座ではお話しします。
同時に、この探究を通じて身に染みたことは、
“当り前の奇跡”であり、大切さです。
私たちは、当り前のように、
日々食べたい時に3食を食べています。
お金さえ出せば、海外含め殆どの食材や料理を
当り前のように楽しむことができます。
子供の頃、母親から聞かされた戦時中の食糧不足など、
夢物語のようです。
また、病気や怪我にならなければ、健康は当たり前、
と信じがちです。
しかし、気づいたのは、この「当たり前の日常」、
「当たり前の健康」への無頓着、無関心が、
結局は「当たり前を損ねる最大の理由」だった
ということです。
「吾唯足知(われただたるをしる)」
枯山水で有名な京都龍安寺の蹲踞(つくばい*)に
記されている言葉です。
*茶室には入る前に手や口を清める手水を
張っておく石
失ったものは元には戻りません。
失う前に、有ることに感謝するからこそ、
大切にできる。
健康でいることの奇跡。
当り前こそが、ありがたい(有難い)=奇跡。
それを知ることが、
健康への第一歩でないか、と思う次第です。
平成26年 小満
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