技文レポート
会館技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.28”館長より 2013/8/252013年08月25日
『「こころ豊か」であること』市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
夏の風物詩、高校野球が終わりました。
お天気と同じく熱い熱い戦いが連日続きました。
私は、高校野球の大きな魅力の一つに、
選手の「姿勢」があると思います。
一打逆転のピンチにもかかわらず、
“笑顔”でマウンドに集まり、円陣を組み、
チーム一丸で乗り切ろうとする姿勢。
試合途中に行うグラウンド整備の方々に
“全員で深々とお辞儀をして感謝の意を表す”
大差で負けているチームの姿勢。
日常生活では余り見られない清々しい行為に
観る私たちも心洗われます。
スポーツにおける選手の心理状態と成果の関係を
研究した学問が、応用スポーツ心理学です。
そこでは、
「精神状態と結果には密接な因果関係が存在し、
心の機嫌のいい状態、こころ豊かな状態こそが
最高のパフォーマンスを引き出す」
ということを明らかにします。
応用スポーツ心理学の視点で球児達の姿勢を観察すると、
「ピンチの時でも、負けている時でも、
あえて選択する笑顔や感謝の姿勢で
こころの機嫌をとり、最高のパフォーマンスを
発揮しようと試みている」
と読み取れます。
これは、
嬉しい事があったから笑顔になる。
何かしてもらったから感謝する。
こととは根本的に異なり、
周りの環境(チャンス、ピンチ)に関わらず、
自らの意思を持って笑い、感謝する、ことです。
厳しい時、苦しい時こそ笑顔でいる。
心が折れそうな時こそ感謝する。
起きることの全てに感謝していれば、
感謝すべきことしか起こらない、そうです。
人生というパフォーマンスを向上させる
「こころ豊か」へのヒントかもしれません。
平成25年 処暑
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会館8/24(土)『匠の小学校』は明日”8/25(日)”に開校です!2013年08月24日
会館子どもアドベンチャー2013”大工さんのノコギリ・カンナ削り体験”ご来場の皆さまへ2013年08月20日
農園8/18(日)夏の技文農園には、真っ赤な実が続々と!2013年08月18日
くらし8/13(火) 【くらしの学校】手づくりの梅干講座の「梅」を干しました!2013年08月13日
6/30(日)、7/14(日)と2回に分けて
【くらしの学校】手づくりの梅干し講座を
開講しました。
2回目では赤紫蘇を加えて、
梅干しらしくなってきました。
赤紫蘇は梅と同様、
季節ものなので7月中旬のこの時期が
過ぎると店頭からも姿を消します。
今回は梅に加える以外に、
しそジュースとしても調理しました。
水で良く洗い、煮ます。
煮ていくうちに、赤紫色だった葉は、
緑に変化します。
煮立ったら、砂糖と米酢を加えますが、
米酢を加えると
とても綺麗な赤紫色になります。
しそジュースは常温で
1年以上の保存が可能で、
4~5倍の水や炭酸でいただきます。
この時期、身体に染み入る
とってもスッキリとして美味しい飲み物です。
手軽に作れ、花粉症予防にもなるそうなので、
みなさんもぜひ
お試しになってみてはいかがでしょう?
さて、梅干しです。
赤紫蘇を加えてから2週間程度、
通常だと梅雨明けのタイミングで
梅を干します。
今年の梅雨明けはとても早く
いつ干しても良い状態でした。
それが遅れた原因は、ゲリラ豪雨です!
週間天気予報から干す日を決めていても
夕方になると雲行きが怪しくなること
たびたびでしたが・・・
ようやく梅を干せました!
会館技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.27”館長より 2013/8/102013年08月10日
『温故知新(その2)』市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
ユーミンにサザン。
言わずと知れた大ミュージシャンです。
我々世代には、青春の思い出と重なります。
最近、彼らの活躍が(いつものように)目に触れます。
でも何故か、「いつも」と違う感じがします。
デビューアルバムのタイトル曲が40年の時を超え、
今夏の宮崎アニメ主題歌で蘇るユーミン。
デビュー当時の「昭和」を代表する野球スターと
タバコの銘柄の題材を素晴らしいメロディーに乗せて
5年ぶりに復活したサザン。
共に時代を過ごした私たちは、
彼らの活躍に「原点」の匂いを感じます。
何故、そのように感じるかは全く持って不明ですが、
(前号に続き独断と偏見を許されるなら、)
そこに、時代を超えてなお支持される「何か」が
あるように感じるのです。
新たなモノを生み出し続けた結果、原点に戻る。
原点にこそ道理がある、という仮説です。
進化・深化し続けるアーティストこそ、
現在(いま)と過去(原点)を行き来しながら
未来を創っていく、と。
温故知新とは、古きにこそ新しきモノがある。
それは、時代が変わった(経った)からこそ
見えてくるものかもしれません。
この夏、私たち、技能文化会館では地元職人さんの
手仕事を子供たちに体験いただくベントを開催します。
(詳細はコチラ)
手仕事とは、仕事の原点です。
企業社会の発達やIT化に伴い、働くこと、
報酬を得ることの実感が乏しくなる昨今、
まさに「はた(傍:そば)」を「らく(楽)」にする
ことが「手仕事」。
仕事の原点を未来を創る子供達に体験いただく。
有名アーティストに負けじと取組む当館の姿勢です。
ユーミン、サザンに、技能文化会館。
日本の夏、原点の夏をお楽しみください。
平成25年 立秋
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会館8/9(金)職人発!横浜発!セレクト品販売コーナー開始!2013年08月09日
職人発!横浜発!のセレクト品を揃えました!
- ◆自然・安全の食の『自遊人』より
「無添加贅沢おかき/ちょっぴり贅沢味噌/
無添加すりおろしにんじんジュース」 - ◆創業安政四年『岩井の胡麻油』の
「胡麻油/胡麻辣油/ねり胡麻」 - ◆浜生まれ、浜育ち『横浜醤油』の
「たべるしょうゆ/ハイ辛醤」 - ◆焼きたて煎りたて作りたて
『美濃屋あられ製造本舗』の
「スモークピー柿/横濱ビア柿/横浜ナポリタン」
会館8/8 料理研修室の道具が一覧表になって、わかりやすくなりました! 2013年08月08日
当館の601料理研修室には、
190種類を超える様々な料理道具を
取り揃えております。
その道具を一覧表にして、
必要な道具をお探ししやすくしました!
ホームページ
「貸室案内」の貸室紹介ページ、
601料理研修室
「貸出調理器具・食器カタログ一覧PDF」をご覧ください。
お部屋をご利用の際、
お荷物の軽減にもなりますので、
是非ご活用下さいませ!
会館8/5(月)より安全にご利用頂く為に、駐車場の掲示を増設しました!2013年08月05日
≪入庫後≫
- 運転手は右側から降車ください。
- 降車時は転倒防止柵が下がっている事をご確認ください。
- 左側からは降車できません。
上記項目を再度ご確認頂き、
他の注意事項と併せ、
安全にご利用いただければ幸いです。
農園8/2(金)技文農園の小玉スイカの顛末は・・・2013年08月02日
Wikipediaによると、
とあります。西瓜の漢字は中国語の
スイカ - Wikipedia
西瓜(北京語:シーグァ)に由来し、
スイカという日本語発音も
広東語のサイクワァが変化とした。
中国の西方(中央アジア)から伝来した
瓜とされるためこの名称が付いた。
会館8/1(木) 日本の夏。技文の夏。浴衣DAYがはじまりました。2013年08月01日
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強い日差しを浴びて
青々と茂る季節。
8月になりました。
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皆さんは
なにを思い浮かぶでしょうか?
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みなとみらいは、花火大会で賑わいます。
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今年も7/26~8/30まで
毎週金曜日に会館スタッフが
『浴衣Day』と称し、
浴衣を着て執務を行っています。

子ども向けイベントが目白押しです。
◆子どもアドベンチャー2013 8/20(火)~8/21 (水)
◆匠の小学校 8/25(土)
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皆さまのご来館を
心よりお待ちしております。
匠7/28(日)【匠の学校】お豆腐屋さんから教わる贅沢手づくり豆腐2013年07月28日
手づくり豆腐の冷奴、たまりませんね~
豆腐は、安価であって
生でよし、煮てよし、焼いてし、揚げてよし
春夏秋冬いつでも使われ、
味がないようで味があり、
多くの人に好まれる日本独特の食品です!
※人気料理研究家、豆腐マイスターでもある
Citronヨーコさんのブログにも
ご掲載いただいています♪
【Citronヨーコさんのブログはこちら】
匠収蔵庫整理作業日誌③ 赤い靴、はいてた、女の子2013年07月26日
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収蔵庫を整理していたら
小さな女の子が履きそうな
赤い靴が2足見つかった。
完成品1足、作りかけが1足。
サイズを実測してみたら、
完成品が18.5センチで、
作りかけの方は19センチであった。
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何の飾りもないシンプルな可愛い靴である。
靴底も踵もすべて革製で
ビニールやゴムは一切使われていない。
寄贈されてから四半世紀の時間が
経過しているが
鮮やかな赤は色あせていない。
実に丁寧な作りである。

多数の道具や工具も収蔵されていて
靴職人が丹精込めて作ったことがうかがえる。
かつては手作業で作られていた
日用品の多くは今や工場で
大量生産されていて、
安価に入手できる。

快適な生活ができるようになった。
しかし、
かつて使用者一人ひとりのために心を込めて
ものづくりを行なっていた
職人気質を忘れてはならない。
「赤い靴、見るたびに、考える」
ことにしたい。
(収蔵庫整理担当者:製造業出身)
会館技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.26”館長より 2013/7/252013年07月25日
『温故知新』市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
いつも不思議に思うことがあります。
現代は昔に比べ進歩進化したと言われますが、
反面、不思議に思う事も多く、
その典型が現代病で、
最近、盛んにケアが呼びかけられている熱中症も
その一つに思います。
独断と偏見ではありますが、現代病の多くは、
信じて疑わない利便性効率性追求を是とする姿勢に
その原因がある気がしてなりません。
言わば進歩・深化の盲点とも言えます。
熱中症の拡大と汗をかかない生活時間の
拡大とは無縁ではないのではないかと。
夏と言えば、、、、
よしず、簾、打ち水、扇子、花火、風鈴、蚊取り線香、
夕涼み、浴衣、鰻の蒲焼、ソーメン、ネバネバ系食品、
がイメージされますが、これら全てが生活の知恵として
古く江戸時代から続く夏対策です。
その活用意図を調べると、
・自然の理に適い自然を活かす工夫
・人間の五感(触、味、嗅、視、聴)に訴える
自然と人間を熟知しているかの如く、
驚くほどの知恵に長けていることが分かります。
もちろん江戸時代にはクーラーはありませんが、
熱中病もなかったと思われます。
温故知新とは論語の言葉で、
「前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、
新たな道理や知識を見い出し自分のものとする」
ことだそうです。
毎年夏になると、都市部でのヒートアイランド現象や
電力不足などが話題に上りますが、
こんな時代だからこそ、先人の知恵に学ぶ必要性を
痛感するのは、私だけでしょうか。
当館では、昨年に続き、職員による浴衣でお迎え、
朝顔や風鈴など目と耳で感じ取る「涼」の演出、
農園での取れたて朝野菜のご提供、
日本古来の優れたゴザの販売、など
先人の知恵と工夫を会館運営に活かしていきます。
日本の夏、当館の夏、
私たちの温故知新の取組をぜひお楽しみください。
平成25年 大暑
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農園7/20(土) 紫キャベツを収穫しました!2013年07月20日

かなり虫に食い荒らされましたが、
根気よく除去して、
キャベツらしくなりました。
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葉が引き締まっていて美味しそうです。
気温が高すぎて、
一部キャベツ自身が日焼けして
壊死してしまった部分が出来てしまいました。

ある程度涼しい方がよさそうです。
匠収蔵庫整理作業日誌② O氏のゾーリンゲン(西洋カミソリ)2013年07月19日
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1999年に寄贈された床屋さんの道具の中に、
西洋カミソリが14本もあった。
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刻印があるドイツ製である。
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地名がカミソリの代名詞のように使われる。
現在は包丁やナイフ、ハサミなどが
主力製品らしい。
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長年収蔵庫に置いてあったとは思えないほど
刃先がピッカピカで、
今すぐ髭が当たれそうだ。
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O氏の日常の手入れが万全だったので
長年輝き続けていたのだろう。
職人気質を感じさせる逸品だ。
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ゾーリンゲンのカミソリで
髭を当たっていた光景を思い出す。
蒸しタオルと
シェービングカップとシェービングブラシ、
そして我が家のゾーリンゲンで
至福の時間を味わってみたくなった。
(収蔵庫整理担当者)
会館7/18(木) 技文農園にはさつまいもが埋まっています。2013年07月18日
当館の駐車場並びにある側に
さつまいもの葉が大きく育っています。
6月には、ほんの数枚程度だった葉が、
7月の猛暑日に入った途端、
驚くべき速度で広がっていました。
さつまいもは、
江戸時代の享保の大飢饉(1732年)のときに、
青木昆陽が西日本から関東に
広めたことで有名です。
調べてみると、
宮古島の役人が沖縄からの帰路で
逆風のため中国に漂着してしまい
1597年に中国から宮古島に
苗を持ち帰ったということです。
1600年が関ヶ原の戦いですから、
戦国時代末期ということになります。
一方、名前の由来ともなった
薩摩(現在の鹿児島県)に
伝わったのが、1705年です。
会館7/16(火) 貸室利用報告書をリニューアルしました2013年07月16日
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『貸室利用報告書』が、新しくなりました!
裏面には、意見・要望・感想などを
自由に記入して頂く「伝言板」を新設。
些細なことでも構いません。
お客様の声をお聞かせください!

お客様の声をタイムリーに反映し、
お客様と共に歩む会館でありたいと
願っています。
また、当館からの大切なお知らせなども
掲載していく予定です。
是非、ご活用下さい。
くらし7/15(月)【くらしの学校】ゆかた着付け教室 開催!2013年07月15日
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ゆかたの着付け講座が開催されました。
最初に基礎知識として…
●ゆかたの原型は沐浴の際に着用されていた
「湯帷子(ゆかたびら)」であること。
●現在では、花火大会やお祭りなど夜の外出
以外にも朝からのお出かけ着として幅広く
着用されていること。
●通常の和服との違い
・ゆかたの下には長襦袢は着用せず、肌襦袢や
ペチコートなどを着用すると良いこと。
※上はキャミソールやタンクトップ、
下はステテコ、というのもおススメだそう!
・和服の場合は足袋を履くが、浴衣の場合は裸足であること。
などを教えていただきました。

実際に着付けを始める前に大切なのが、
必要な道具の準備とセッティング!
浴衣、帯、腰ひも、伊達締め…を
サッと効率よく使用できるよう、
半畳ほどのスペースにまとめます。

いよいよ着付けの始まりです!
先生のお手本を見た後に、
実際に自分でやってみる、
の繰り返しで練習、練習!
色、柄とりどりの浴衣姿がだんだんと
出来あがっていきます。

かわいらしい文庫結びの方法を
教えていただきました。
同じ結び方でも帯の素材や色、
ちょっとした長さの違いで個性が出て、
おもしろい!と盛り上がりました♪

技能文化会館では、今回のような
初心者の方でも楽しめる、くらしの講座を
今後も開講して行く予定です。
【くらしの学校】に乞うご期待ください!
匠収蔵庫整理作業日誌① 西洋カンナと西洋ノコギリ2013年07月11日

カンナは名門スタンレイ社の製品で、
MADE IN USAのレリーフが堂々としている。

できている。

「引いて」木を削り、切る。

「押して」木を削り、切る。


寄贈された。
この大工さんはどんな家を建てたのだろうか。
(収蔵庫整理担当者)
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でてきた収蔵品や作業の様子などを
皆さまにお伝えしていきます。
会館技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.25”館長より 2013/7/102013年07月10日
『「在るがまま」の奇跡(その2)』市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
現代はストレス社会です。ストレスとは、
あるがまま(素)の自分と外とのギャップです。
「あるがままの自分は○○だけど現実は△△。」
「思い通りにならない、、、」
人はこのギャップを埋めようと、無理をします。
作物を農薬で外敵から防御するように、
自分自身を装います(心理学ではペルソナと言います)。
過度に無理をした場合、農薬の使い過ぎ同様、
心身を蝕んでいきます。
“20世紀にもっとも影響の大きかった心理療法家”
と言われるカール・ロジャーズは、
「人はみな自分の問題を自分で解決する力を持っている」
「人間にはあるがままの自然な傾向として
『適応・回復・成長』へと向かう性質がある」
と断言します。
それが、“自分が自分になる瞬間”だそうです。
また、それを支援するカウンセラーの条件として、
・否定しないで相手を全て受け入れる
・感情移入して共感する
・カウンセラー自身の真実性=自分を信じ切る
ことを挙げます。
驚くことにこの条件は、
無農薬の“奇跡のリンゴ”づくりに向かう
木村さんの姿勢とピタリと符合します。
彼も、リンゴを信じ自分を信じ切ります。
私には、リンゴも人もあるがまま全てを受け入れ、
感情移入して、自分を相手を信じれば奇跡的に強くなる、
農薬や防御(ペルソナ)がなくても問題は自然に解決する、
というメッセージに聞こえました。
そこには、
理屈より感情、
効率より手間暇かける愛情、など、
人間臭さが随所に垣間見えます。
合理主義でなく人間主義こそが奇跡への扉かと。
技能文化会館は、
“ものづくり”“くらしづくり”“ひとづくり”
を通じ地域社会を活性化していくことを
使命としています。
“私たちならでは”のサービスとは
手間暇惜しまず人の可能性を信じること。
行政サービスに驚きと感動を。そして、奇跡を!
職員一同、より一層人間臭く取り組んで参ります。
引き続き、応援よろしくお願いします。
平成25年 小暑
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農園■7/7(日) スイカの蔦がグングンと伸びて・・・2013年07月07日
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梅雨が明け、いよいよ夏本番になりました。
今年は、いきなり暑くなったという印象で、
体が暑さに慣れる時間がなく、
ことのほか厳しい年となりました。
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植物は、雨の恵みを受けて
成長することを実感します。
1日違うだけではっきりわかるくらい
大きくなっているのがわかります。
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スイカの蔦もぐんぐんのびていき・・・
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あっというまに
竿に巻きついていました!
会館7/6(土)技文フリーマーケットを開催しました!2013年07月06日
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技文フリーマーケットを開催しました!
当館フリーマーケットは、
屋内会場のため、雨の日でも安心!
暑い日ものんびりと快適にフリマを
楽しんでいただけます。
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販売はもちろん、
ご自身の手づくり品を出品される方、
来場者の似顔絵を即興で描き
販売する方もおられるなど、
会場いっぱいに出展者のお店が並び、
多彩な品物が販売されていました。
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出店者とお客さまが直接会話を楽しみながら、
交渉を行えるところにあります。
ご来場された皆さま、
掘り出し物はありましたでしょうか?
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”神奈川ドライビングスクール”から、
来場者に配布するうちわをいただきました。
当日は日差しが強く、猛暑日となったため、
多くの人がうちわを手に取られていました。
今後も協賛企業を、
当館主催の各種イベントで募集しています。
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次回の技文フリーマーケットは、
9/21(土)開催予定です!
”フリマ&手づくり市”と称しまして、
手づくり品の出店コーナーを作ります!
趣味で「手づくり」をされている方、
いちど出店されてみませんか?
皆さまのご参加をお待ちしています!
農園7/3(水) 唐辛子がぞくぞくと実をつけています!2013年07月03日
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唐辛子が大きくなりました。
まだ緑ですが、
これから赤くなっていくはずなので
楽しみにしています。
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唐辛子の葉をゴマ油で炒めると
おいしいと教えていただきました。
こういう小さな触れ合いが
あるのも農園の良さですね。
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唐辛子の葉っぱも辛いんですね。
これ、発見でした。
これから赤くなっていくので、
取らないで見守ってあげて下さい。
画像の丸いものは、
世界一辛いと言う・・アレです。
会館7/2(火)館内もすっかり夏模様です!2013年07月02日
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猛暑の夏が近づいてまいりました。
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すっかり夏らしくなって、
皆さまをお出迎えしています。
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会館講座やイベントのチラシも
ぜひご覧になってみてください。
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7/6(土)技文フリーマーケットをはじめ
・8/20~8/21 子どもアドベンチャー
・8/25 匠の小学校
・7月開始予定 技文市
などのイベントが目白押しです!
詳細はこちらのチラシをご覧ください。
皆さまのご来館をお待ちしております!
くらし7/1(月) 当館講座レポーターとして、はまれぽ.comの松宮さんが…2013年07月01日
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こちらの記事に取材協力をした証しとして
ステッカーを頂きました。
早速、頂いたステッカーを
ご協力をいただいた講座の受講生などに、
お配りしました。
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こちらの陶芸教室のレポート画像に、
はまれぽのステッカーが
見え隠れしていることに
お気づきでしたでしょうか?
頂いたステッカーは、
1階玄関入り口カウンターの
手づくりラックにも貼ってあります。
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実は設置してあったりします。。。
気づいた方はおられるでしょうか?
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7/11(木)の初級フードアナリスト講座に、
松宮さんが当館講座レポーターとして
ご参加されます。
なんと!講座レポート記事を、
当館ブログ『技文レポート』用に
執筆していただく予定です。
皆さん、楽しみにお待ちください!
くらし6/30(日)【くらしの学校】『幻の杉田梅で「手づくり梅干し」1回目』を開催!2013年06月30日
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1年間、梅干しなら100年以上も
おいしく楽しむことができる
貴重な食べ物です。
当館では、梅干しや梅酒づくりなどの
講座を毎年開講しております。
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市場に出回っていない幻の梅を使用しました。
粒が大きくて香りの強い独特の品種です。
部屋に入った途端、
甘い梅の香に満たされていて、
驚く方も多かったです。
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新しい梅干しづくりです。
ヘタをとり、水で洗い、水気を拭きます。
更に、ホワイトリカーで洗い、
梅と塩を袋の中に入れて、
塩がまんべんなく付くように、
袋ごと揉みます。
あとは梅酢がいっぱいになるまで、
重石をしておきます。
袋が透明なので梅の変化がよくわかります!
毎年ご自宅で梅干しづくりをしている方も、
手軽にできるジップロック方式は初めてだったようで、
皆さん熱心にメモを執りながら聞かれていました。
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梅を使用した、
セロリやキュウリの浅漬け、煮豆、
ヒレ肉のステーキのつくり方を教わって、
ワンプレート料理をいただきました。
初対面の皆様でしたが、
梅を介して会話が弾み、
和やかで楽しいひと時となりました。
新しい発見が沢山できたので、
明日からは、
梅の見方も一味違うはず!
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改めて実感した一日でした。
梅干しづくりは、全2回の講座です。
次回は、今回作業したジップロックの中の
梅に、シソ入れをします。
赤く染まる様子を見るのも、
梅干しづくりの楽しみの一つですね。
農園6/27(木) トマトが赤く実っています!2013年06月27日
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青かったものが、
みるみるうちに
赤くなっていくのがわかります。
露地ものなので、
トマト本来の酸味と
独特のツンとした香りがします。
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適度に摘まないと
養分が葉と枝ばかりに行ってしまい、
トマトの収穫量が減ってしまうそうです。
とはいうものの、当農園は、
「植物も自由に育て」なので、
比較的放任です。
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トマトにはリコピンという物質が含まれ、
花粉アレルギーに良いとされています。
原産は、アンデス地方の山々ですが、
現在市場に流通しているものは、
品種改良されたもので、
原生種とは相当異なるようです。
会館技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.24”館長より 2013/6/252013年06月25日
『「在るがまま」の奇跡』市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
先日、技文農園担当スタッフが
「農薬なしに育てたキャベツはすぐ虫食いになる」と、
農薬の(虫を追い払うほどの)威力と怖さを実感した
そうです。
→詳細は【こちら】
在(有)るがままとは、自然、生まれたままのことです。
農薬なしに「在るがまま」に育てる作物は、
虫食いというリスクを負います。
「在るがまま」は自然で美しく傷つきやすい、のです。
作物の中でもとても傷つきやすく、農薬なしで育てる
ことは不可能と言われているひとつがリンゴだそうです。
それを無農薬で育てることに人生をかけた方が
いらっしゃいます。それが『奇跡のリンゴ』です。
在るがままのリンゴは、自然の恵みを受け力強く、
とても美味だそうです。この物語を読むと
「在るがまま」は自然で美しくそして、、強い
ことが分かります。
この違いは、何なのでしょうか?
『奇跡のリンゴ』には、
「在るがまま」に生きられない現代の私たちに、
「在るがまま」に生きることの大切さとヒントがある
ように感じました。
在るがままでは傷つくから、と防御している事が
実は本来の強さを弱めている、、、と
私は受け取りました。
誰もが持っている「あるがまま」。
自然で美しく傷つきやすい。でも、本当は強い。
皆さんはどうお感じになられますか?
(次号に続く)
平成25年 夏至
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