さて、技文農園では、
唐辛子が大きくなりました。
まだ緑ですが、
これから赤くなっていくはずなので
楽しみにしています。
通りがかりの方から、
唐辛子の葉をゴマ油で炒めると
おいしいと教えていただきました。
こういう小さな触れ合いが
あるのも農園の良さですね。
食してみると、
唐辛子の葉っぱも辛いんですね。
これ、発見でした。
これから赤くなっていくので、
取らないで見守ってあげて下さい。
画像の丸いものは、
世界一辛いと言う・・アレです。
梅しごとの季節である6月が終わり、
猛暑の夏が近づいてまいりました。
館内も風鈴や朝顔などで、
すっかり夏らしくなって、
皆さまをお出迎えしています。
朝顔やひまわりと共に、
会館講座やイベントのチラシも
ぜひご覧になってみてください。
今年の夏も、
7/6(土)技文フリーマーケットをはじめ
・8/20~8/21 子どもアドベンチャー
・8/25 匠の小学校
・7月開始予定 技文市
などのイベントが目白押しです!
詳細はこちらのチラシをご覧ください。
皆さまのご来館をお待ちしております!
はまれぽ.comの人気ライター松宮さんから
こちらの記事に取材協力をした証しとして
ステッカーを頂きました。
早速、頂いたステッカーを
ご協力をいただいた講座の受講生などに、
お配りしました。
観察力のある方は、
こちらの陶芸教室のレポート画像に、
はまれぽのステッカーが
見え隠れしていることに
お気づきでしたでしょうか?
頂いたステッカーは、
1階玄関入り口カウンターの
手づくりラックにも貼ってあります。
1階 匠プラザ内の貸室受付机にも、
実は設置してあったりします。。。
気づいた方はおられるでしょうか?
ここで告知です!実は、
7/11(木)の初級フードアナリスト講座に、
松宮さんが当館講座レポーターとして
ご参加されます。
なんと!講座レポート記事を、
当館ブログ『技文レポート』用に
執筆していただく予定です。
皆さん、楽しみにお待ちください!
梅は、この時季の「梅しごと」によって
1年間、梅干しなら100年以上も
おいしく楽しむことができる
貴重な食べ物です。
当館では、梅干しや梅酒づくりなどの
講座を毎年開講しております。
横浜生まれの「杉田梅」。
市場に出回っていない幻の梅を使用しました。
粒が大きくて香りの強い独特の品種です。
部屋に入った途端、
甘い梅の香に満たされていて、
驚く方も多かったです。
ジップロックの袋を使用した
新しい梅干しづくりです。
ヘタをとり、水で洗い、水気を拭きます。
更に、ホワイトリカーで洗い、
梅と塩を袋の中に入れて、
塩がまんべんなく付くように、
袋ごと揉みます。
あとは梅酢がいっぱいになるまで、
重石をしておきます。
袋が透明なので梅の変化がよくわかります!
毎年ご自宅で梅干しづくりをしている方も、
手軽にできるジップロック方式は初めてだったようで、
皆さん熱心にメモを執りながら聞かれていました。
梅干しづくりの後は、
梅を使用した、
セロリやキュウリの浅漬け、煮豆、
ヒレ肉のステーキのつくり方を教わって、
ワンプレート料理をいただきました。
初対面の皆様でしたが、
梅を介して会話が弾み、
和やかで楽しいひと時となりました。
新しい発見が沢山できたので、
明日からは、
梅の見方も一味違うはず!
梅の持つ様々な可能性を
改めて実感した一日でした。
梅干しづくりは、全2回の講座です。
次回は、今回作業したジップロックの中の
梅に、シソ入れをします。
赤く染まる様子を見るのも、
梅干しづくりの楽しみの一つですね。
トマトも小粒の実がつきました。
青かったものが、
みるみるうちに
赤くなっていくのがわかります。
露地ものなので、
トマト本来の酸味と
独特のツンとした香りがします。
葉が多ければ良いというものではないようで、
適度に摘まないと
養分が葉と枝ばかりに行ってしまい、
トマトの収穫量が減ってしまうそうです。
とはいうものの、当農園は、
「植物も自由に育て」なので、
比較的放任です。
さて、どうなりますか・・・・
トマトにはリコピンという物質が含まれ、
花粉アレルギーに良いとされています。
原産は、アンデス地方の山々ですが、
現在市場に流通しているものは、
品種改良されたもので、
原生種とは相当異なるようです。
『「在るがまま」の奇跡』
市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
先日、技文農園担当スタッフが
「農薬なしに育てたキャベツはすぐ虫食いになる」と、
農薬の(虫を追い払うほどの)威力と怖さを実感した
そうです。
→詳細は【こちら】
在(有)るがままとは、自然、生まれたままのことです。
農薬なしに「在るがまま」に育てる作物は、
虫食いというリスクを負います。
「在るがまま」は自然で美しく傷つきやすい、のです。
作物の中でもとても傷つきやすく、農薬なしで育てる
ことは不可能と言われているひとつがリンゴだそうです。
それを無農薬で育てることに人生をかけた方が
いらっしゃいます。それが『奇跡のリンゴ』です。
在るがままのリンゴは、自然の恵みを受け力強く、
とても美味だそうです。この物語を読むと
「在るがまま」は自然で美しくそして、、強い
ことが分かります。
この違いは、何なのでしょうか?
『奇跡のリンゴ』には、
「在るがまま」に生きられない現代の私たちに、
「在るがまま」に生きることの大切さとヒントがある
ように感じました。
在るがままでは傷つくから、と防御している事が
実は本来の強さを弱めている、、、と
私は受け取りました。
誰もが持っている「あるがまま」。
自然で美しく傷つきやすい。でも、本当は強い。
皆さんはどうお感じになられますか?
(次号に続く)
平成25年 夏至
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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陶芸教室において窯だしは、
これまで製作してきた作品の
仕上がり具合が確認できる
集大成の日となります。
当館自慢の電気窯から、
焼きあがった大皿を手に取り
眺める小髙先生です。
受講生の皆さんの作品には、
いろいろな形や色をしたものがあります。
全ての陶器を窯から出して、
机の上に並べていきます。
子豚とブドウの形をした
箸置きです。
子豚の顔がこちらを向いてる姿が
とても愛らしいです。
全ての作品が出そろったところで、
品評会です。
それぞれの作品を見比べて、
「これはすごいね」
「いい色だねぇ」と
お互いに感想を言いつつ
談笑します。
陶器に塗った釉薬(ゆうやく)は
焼き上げると、
釉薬の中の長石が焼成時に
溶け出してガラス質を形成し、
金属成分が熱による化学変化を起こして
陶器に色をつけます。
ガラス質特有の光沢と
様々な色や模様がどのような味わいを
つけているかは、
この窯だし作業で初めて
確認することができます。
受講生の皆さん、今回の作品の出来は
いかがでしたでしょうか?
品評会が終わると、
ご自身の愛着ある作品を、
大事に梱包して持ち帰ります。
陶芸教室は、
毎週火曜日の夜開催されています。
体験教室もございますので、
ぜひお気軽にお問合せください。
皆さまのお申込をお待ちしています。
【陶芸教室の申込はこちら】
皆さん当館には、
職人道具がいくつ収蔵されていると
思いますか?
実は現在、収蔵庫を整理中です。
3500点以上にものぼる数の収蔵品を
整理するのは、大変な作業となります。
作業の様子や、収蔵品を少しづつでも
皆さんにご紹介できればと思っています。
当館の複合火災受信機こと
通称:火報盤が
新しくなりました。
火災やガス漏れなどの
緊急時の対応に備えて、
当館スタッフ・警備員・ビル管理員、
全員が使用方法や緊急時の対応方法について
説明を受けます。
最新の火報盤では、
会館内のどこで
火災やガス漏れが起きているのかを
知ることができます。
皆さまに快適に当館を利用して頂けるよう、
これからも日々安心・安全への取り組みを
行っていきます。
キャベツの葉が青虫に食い荒らされて
穴だらけになってしまいました。
葉っぱの上にある黒いツブツブは
全部青虫の糞です。
そもそも無農薬で育てているので、
覚悟の上とはいうもののちょっと残念です。
開き直ってこの際、
モンシロチョウのオアシスになれば
よいということで、
北側のキャベツは自由に
食べさせることにしました。
キャベツさんゴメンナサイ。
数日でこんなに食べるのですね。
やわらかい葉っぱは
すっかり食べられてしまいました。
店で出回っているものは
相当農薬を使っているのではないかと
ちょっと心配になりました。
唐辛子とパプリカに実がつき始めています。
パプリカは、緑、赤、黄と
3種類植えてありますので、
今後に期待下さい。
『「非常識」の妙(その2)』
市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
前号では、非常識とは常識(当たり前)を
進化・変化させていくこと、と書きました。
私たちが当たり前(常識)に感じている「水」「空気」も
「宇宙」から見た場合、それらが存在する惑星は皆無。
水と空気の存在する地球自体が奇跡であり
非常識であると言えます。
この事実は、常識・非常識の判断は、
対象とするモノや行為の中身でなく、
対象を見る「視点」「視座」「視野」によって
分かれることを示唆しています。
はるか昔、今から350年ほど前、
ガリレオの唱えた(当時)非常識な地動説をきっかけに、
地球は世界の中心ではなく宇宙の一部である、
ことに人類は気づきます。
まさに常識が覆ることで、
視点、視座、視野の大転換が起こりました。
天文学が宇宙物理学へ進化するスタートです。
現代の非常識と言えば、
スポーツ界の日ハムの大谷選手の二刀流や
陸上世界選手権男子マラソン代表選手の川内選手
の経歴(埼玉県庁)と驚異の練習方法が思い浮かびます。
彼らを「非常識」とする専門家は、
従来の経験に基づく視点で発言しているのが
よく分かります。
非常識と言われる二人のチャレンジが
「新しい常識」となった場合、、
どのような視点、視座、視野の変化が
起こるのでしょうか?
私には、
スポーツ界の誰も信じている常識を覆すような
新たな可能性があるように思えてなりません。
「内野手兼ピッチャーのスター選手」
「市民ランナーがオリンピックメダル独占」
どうでしょう。。。
わくわくしませんか?
自分の身の回りにある、
非常識だけど結果オーライなチャレンジ。
そこに、次の世界を紐解く可能性がある。
わくわくしながら感じてみたいと思います。
平成25年 芒種
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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鰹節および加工食品の製造・販売の
株式会社にんべん公式facebookページにて、
当館の
「かつお節教室」の講座が紹介されています。
5/31に開設されたばかりの公式ページ上で、
にんべんが取り組んでいる
食育活動の事例として、
当館講座が一番最初に紹介されました。
ぜひ、
【こちらのにんべん公式facebookページ】をご覧ください。
次回開催予定の
「にんべんのかつお節教室」で、
皆さまの参加をお待ちしております。

各階の給湯室に設置されている給湯器の
運用を、省エネ対策のため夏季期間に
おきまして運用を中止します。
<運用中止期間>
平成25年6月12日(水)~11月13日(水)

上記期間中は、電気ポット/IH調理器を
ご利用くださいますようお願い致します。
運用中止期間中は右写真のように
ご案内をさせていただきます。
ご不明な点はお気軽に1階受付へお尋ねください。

■これまでの置き方
~6月1日より実施しています~
602工芸研修室利用後のイスの
片づけ方法を変更しました
これまではイスを机の上に
伏せ置き頂いておりました。
(右写真)
*ご利用者様からお声をお寄せ頂きました*
・イスが重くて持ち上げにくい
・机上拭き清掃できない
⇒⇒⇒これらのお声をもとに下記のように変更しました!

■これからの置き方
これからはイス重ね置きスペース枠内に
収納下さいます様お願い申し上げます。
(右写真)
*私たちは、ご利用者様の利便性向上・
美化環境維持のためにご利用者様の
お声をもとによりよい会館づくりを
して参ります*
今回は㈱にんべん様のご協力を得て、
かつお節のすごさ!を実感いただく内容です。
まずは「かつお節ができるまで」を学びます。
みなさん知っていましたか?
削り方には向きがあること
かつお節は手仕事でできること
世界一硬い発酵食品であること
などなど。
続いて、かつお節を削ります。
これが、大変!
みなさん、削り器はあるけど・・・
ということで、久しぶりのかつお節削りです。
最近では、
こんなにカワイイ削り節器も登場しています。
中身が見えて使いやすい!と大好評です。
講師の木村さんは、さすがです。
シャッ シャッ と切れ味抜群な音を立てて
ふんわりと美味しそうな削り節をどんどん作っていきます。
そして、「一番だし」をとります。
シャンパンゴールド色の一番だしは
上品で上質な味わいです。
最後に「だしから」でふりかけをつくります。
これが、ごはんが進む絶品です!
ごはん、だしから、一番だし、
そして、削りたての削り節。
それだけで、とっても贅沢な気分になるから
不思議です。
みなさん、「かつお節のすごさ!」を
実感いただけたようです。
大人気の「にんべんのかつお節教室」は
多数の方にキャンセル待ちをいただき、
今回ご案内いただけない方もいらっしゃいました。
誠に申し訳ありませんでした。
次回開講も決定しましたので、
当館HPや館内でご案内いたします!
みなさんのご参加をお待ちしています。
『皆さんは、陽軒のシウマイを
食べたことがありますか?』
『なぜそんな質問を?』と思われた皆さま、
以前当館が紹介された
『横浜のキニナル情報が見つかる!
Webマガジン「はまれぽ.com」』に
掲載された記事をぜひご覧ください。
人気ライター松宮さんの取材記事に、
当館が微力ながら協力をいたしました。
当館講座受講生の皆さま
アンケートにご協力をいただきまして、
本当にありがとうございます。
下記リンク記事を、
楽しんでいただければ幸いです。
【はまれぽ.com掲載記事はこちら】
この梅雨時に収穫時期が来るのが
ラズベリーです。
昨年晩秋に植えたものの
冬を越せるかと心配していましたが、
今年になって元気に
実をつけてくれました。
ヨーロッパ原産のヨーロッパキイチゴ系と
北米大陸原産のアメリカイチゴ系の
2派閥あるようです。
1548年に栽培されたという記録が
英国に残っています。
ラズベリーケトンという
ラズベリーの香り成分に
脂肪燃焼効果があるそうです。
唐辛子に含まれるカプサイシンに
分子構造が似ていますが、
効能はカプサイシンの3倍程度だそうです。
毎年、梅雨時期になると
果実酒用の瓶がスーパーなどの
店頭に並び出します。
当館でもこの時期は、
梅酒、梅干づくり講座を開講しています。
今年は杉田・梅塾代表の
市原由貴子先生の梅酒づくり講座です。
梅の多様性を学びつつ、
梅酒をつくりました。
梅酒づくりは簡単です。
氷砂糖、梅、ホワイトリカーを瓶に入れて、
あとは1年間待つだけです。
瓶に入れた青梅は、
とっても美味しそうで綺麗です。
会館用にも作りましたので、
しばらく目で楽しむことにします。
梅酒づくりが簡単なので、
梅にちなんだお料理もつくりました。
梅チャーハン、
スティックサラダと豆腐の梅味添え、
初夏のタコサラダなど。
梅を使った料理は
どれもサッパリと美味しくいただけました。
梅の多様性を知り、とても楽しい講座だった
との声を多数いただきました。
次回の「梅しごと」は梅干しづくりです。
6/30・7/14の2回講座で開講しますので、
みなさんのご参加をお待ちしています♪
※匠プラザ受付に「杉田梅」を
展示しています。あま~い香りを
ぜひお愉しみくださいませ。
技文農園では、
1つの茎に連なって
実をつけたトマトの先に
黄色い花が咲いています。
まだ実になりかけの唐辛子にも、
白い小さな花が咲いていました。
これからたくさんの実をつけてくれることを
スタッフ一同期待しています。
『「非常識」の妙』
市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
「非常識」とは、「常識がなくひどい」という
意味で使われますが、最近、
私は別の意味があると思っています。
非常識とは、当たり前を疑い、
当たり前を変化させることではないか、と。
非常識だった事も時代が変われば、
常識に変わります。
「昔は、大家族だったけど今は核家族が多い」
「昔は、自給自足だったけど今は外食が多い」
当たり前(常識)が時代とともに変化している、
非常識が常態化し、やがて常識化している
ことに気づきます。
知らず知らずにゆっくりと。
環境分野で初のノーベル平和賞を受賞した
ケニア人女性のワンガリ・マータイさんが、
感銘を受けた日本語「もったいない」。
今では、この言葉が世界中の合言葉だと、
公民の勉強をしていた中学生の息子に
教えられました。
MOTTAINAI(もったない)=
環境3R(Reduce:ゴミ削減、Reuse:再利用、
Recycle:再資源化)+Respect(尊敬の念)
かけがえのない自然への「尊敬の念」が
込められている、と、環境保護の世界共通語として
広めることを彼女は提唱します。
外国の方の指摘によって、日本語という常識が
世界共通語という新たな常識に進化していきます。
非常識とは、
当たり前に気づく
当たり前を疑う・見直す・刺激を与える
当たり前を進化・変化させていく
ことかと。
常識的でいることも大切ですが、
非常識でいることも悪くないのかもしれません。
平成25年 小満
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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技文農園も暖かい日差しを受けて、
作物がすくすくと育っています。
農園のキャベツに
卵を産みに来たのでしょうか?
技文農園にモンシロチョウのお客様です。
そら豆はすくすくと育ち、
いくつもの大きな実をつけています。
当館にお立ち寄りの際は、
ぜひ正面入り口脇にある
技文農園をご覧になってみてください。
四季折々の
野菜や果実たちをご覧いただけます。
もぎたてのそら豆の皮をむき、
取り出した実をさっと茹でて、
味噌づくり講座の時に作成した塩麹を
つけて食べてみました。
新鮮な緑の味と、塩麹のほのかな塩気が、
なんとも言えない美味しさです。
ところで皆さんは、そら豆がなぜ
『空豆』というかご存知でしょうか?
その答えは、5/25(土)に発行される
当館メルマガ内でお話いたします。
【当館メルマガ『技文便り』の登録はこちら】
当館1Fコピー機横の談話コーナーの壁が
素敵なアートになっています。
レンガを積み上げて建物を建設している
左官の様子や、
港ヨコハマをイメージしたカモメや帆船、
燦々と降りそそぐ太陽が掘り込まれています。
ほっと一息つきながら、
素敵な作品をお楽しみください。
当館にお立ち寄りの際は、
是非、ご覧ください。
昨年植えたラズベリーの苗が遂に
いくつもの実を結び始めました!
駄目かもしれないと
あきらめていただけに、
発見したスタッフの喜びもひとしおです。
黄色い花の脇には、
いつのまにか小さなトマトの実が
できていました。
最近の暖かな気候のせいか、
少し見ない間に、
キャベツも急激に
葉を広げはじめました。
スタッフが植えたスイカは、
今年の夏、
無事に実を結ぶでしょうか?
技文農園のスクスクと育つ作物たちに
負けないよう、
我々スタッフも皆さんに
より喜んでいただける会館を目指して
『さらなる成長を目指していこう』と、
心が引き締まる思いでした。
『立つ心』
市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
先日、「心の師」と密かに仰ぐ方と1年ぶりに会いました。
和やかな半日を共に過ごし、心がとても癒されました。
その時の私は、ある“わだかまり”を持っていました。
彼は、大手企業の役員を務めたキャリアを持ちますが、
集まる目的は、彼のライフワークである深層心理学・宗教・
量子物理学・医学と広範囲に渡る知識の共有と、
決して偉ぶらない泰然自若とした人間性に触れることにあります。
彼は、常々「問題は外ではなく内に在る」と言います。
問題の本質とは外の出来事ではなく、それにわだかまりを持つ、
自らの心の闇(シャドー*心理学用語)が原因であると。
そして、
そこに向き合わなければ、問題は解決しない。
問題を解決できるのは、自らの心でしかない、とも。
自らの心に向き合うとは、省みること。
自分の心をあるがままに感じ観ること。
古くは座禅、最近では、瞑想などの手法がありますが、
総じて内観(仏教用語)と言うそうです。
師匠との半日に及ぶ対話を通じ、自らを感(観)じ続ける。
すると、わだかまりの正体がおぼろげながら分かり、
不思議に癒されていました。
同時に、外の出来事の良し悪しに囚われていた自分に
初めて気づいたのです。
「問題は外ではなく内に在る」
五月病と言われて久しいですが、
環境変化の激しい現代こそ、心に向き合う時間と場所が
必要なのかもしれません。
季節は立夏。夏の始まりです。
「立つ」とは「自然界の現象が目立って現れる」
との意味があります。
季節の変化と共に「立つ心」に向き合うこと。
大切にしたいと思います。
平成25年 立夏
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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当館が”技文市”として出店している
馬車道マルシェも5/10(金)が
最終日となりました!
たくさんの品物を取り揃えていたのですが、
ご来場いただいた皆さまのおかげで、
多くのものが売り切れてしまいました。
これからの暑い季節にぴったりの、
吸湿性・防臭性・消臭効果のある
畳職人さんお手製のゴザも
多くの方にご購入いただき、
完売となりました。
今回しか買えない1点ものの商品も多く
取り揃えていました。
ご来場いただいた皆さま
本当にありがとうございます。
次回の馬車道マルシェにも参加予定です。
その際は、ぜひ足をお運びください。
皆さまのご来場を、
我々スタッフも楽しみにお待ちしております!
5/8(水)~5/10(金)の3日間、
横浜の馬車道商店街にて、
馬車道マルシェが開催されています。
当館も関内ホールのすぐ傍に、
ワゴンをかまえ出店しています!
当館のブースは"技文市"ということで、
横浜にゆかりのある厳選品を
数多く揃えました。
また、当館ならではといえる、
横浜の職人さんの匠の技で作られた品物や、
当館講座に関係するてづくりの品物などを、
販売しています!
明治2年5月9日に日本で初めての
アイスクリームが町田房蔵という人によって
横浜馬車道で製造販売されました。
これを記念して馬車道商店街では、
毎年このようなイベントを行っています。
馬車道マルシェでは当館以外にも、
さまざまなお店が出店をしています。
明日2日目となる5/9(木)には、
チャリティー募金にご協力いただいた方へ、
馬車道あいすが配られるイベントがあります。
お近くにお寄りの際には、
ぜひ当館ブースに足をお運びください!
横浜発の厳選品を揃えて、
皆さまをお待ちしております!
手づくり・ものづくり・人づくりの当館が、
馬車道マルシェに『技文市』として出店します!
身土不二・地産地消をテーマに、
横浜発!職人発!会館発!ということで、
横浜の名産品や、横浜の職人の手づくりの品、
また当館講座にゆかりのある品々を
販売します!
商品ラインナップを少しだけ紹介すると・・・
■横浜発!
・都筑ファームの各種新鮮野菜!
・杉田梅の梅干し・ゆかり・梅塩
・横浜醤油
たべる醤油・ハイ辛辛辛醤・あわせ醤油
・岩井の胡麻油
胡麻油・ねり胡麻・胡麻辣油
・美濃屋あられ製造本舗
横浜ナポリタン・ビア柿・スモークピー柿
■職人発!
・横浜畳組合連合会
畳小物各種
・"自遊人"ブランドの各種食品
せんべい・野菜ジュース・味噌
■会館発!
・日本そば打ち名人会
そば粉・そば茶・乾麺各種!
・レース編みのコサージュやブレスレット
などなど
皆様のご来場をお待ちしています!
詳細はこちら
『和式スタイル』
市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
筍、さやえんどう、ホタルイカ、春かつお、
“春の旬”をいただきました。
旬のよさは、“美味しい”“安い”に加え
“身体にいい”ことです。
最近、「食養」という言葉を知りました。
栄養学が確立されていない明治の時代、
急速な食文化の西欧化に対して、
石塚左玄という高名なお医者さんが提唱した、
「日本人には古来の食べ物と食べ方が一番」
「医食同源」「病気は食べ物から」
の考えが食養です。
つまり、和式の栄養学とも言えます。
左玄は、食養の基本的な考えを5つにまとめます。
その一つが「身土不二(しんどふじ)」です。
身(自分の身体)と土(生まれた土地、大地)は、
不二(ふたつならずや:分かち合うことはできない)と、
生まれ育った“地のもの”をいただくことが
健康への第一歩、ということです。
旬をいただくことは、
私たちが生まれ育った
四季折々の変化に富む日本
山川海に囲まれ恵まれた日本
の恵みをいただく、ということ。
だから、理にかない身体にいいのです。
いかがでしょう?
当館では、左玄が唱えた和式の栄養学を
基本にした企画と講座を展開しています。
手作りの「味噌と塩糀」「豆腐」「蕎麦」
「梅ジュース」「梅干し」に、
かつお節の隠れた秘密に迫る「鰹節講座」など、
和式の良さを体験いただけます。
(詳しくは【コチラ】)
また、5/8(水)~5/10(金)関内馬車道マルシェでは、
野菜、工芸品などの「地もの(物産)」の
販売を行います。
健康を考える前に、食べ物と調理を考える。
外に目を向ける前に、自らの住む地元を見る。
宝物は足元に。
左玄に相通じる当館オリジナルの和式の考えを
どうぞお楽しみください。
平成25年 穀雨
― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―
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職人・プロから教わる匠の学校。
今回は、
神奈川県クリーニング生活衛生同業組合の
クリーニング師から教わるアイロンがけです。

まずはマイスターによるデモンストレーション。
プロの手にかかると、
シワシワのワイシャツもピシッと
仕上がります!
プロの手仕事を目の当たりにして、
思わず拍手です。
「同じようにできるかなぁ・・・。」
クリーニング師の皆さんに
丁寧に教えていただきながら
今までとは違う仕上がりに満足です。
受講生からは
「忘れないうちに、家庭で役立てたい」
という感想もありました。
次回は『しみ抜き』を検討中です!
ぜひご参加ください!
『「育つ」は「巣立つ」』
不思議な夢を見ました。
ずいぶん前に他界されて以来、
思い出すこともなく忘れていた
新入社員時代の直属の上司が
夢の中に現れました。
偶然にも夢を見たその日は、
28年前に配属された日と同じ
4月1日の月曜日だったのも驚きでした。
上司の口癖は
「何処へ行っても通用する人間になれ」
「自分を高め磨くことを忘れるな」
「給料はサラリーでなく自分の価値への対価だ」
でした。
組織内であっても個人で生きていくことの大切さを
常に説き、実践していた方でした。
そんな上司がかっこよくて、大好きで、
皆が尊敬していました。
私のビジネスマンとしてのベースは、
彼が創ってくれました。
元々、私は洋服職人の息子でしたが、
一人親方の家業に嫌気がさし、跡を継がずに進学。
組織で生きることを選択しました。
今になって思えば、そんな私が彼の部下になり、
個人で生きていくことの大切さを説かれたのは、
不思議なご縁としか言いようがありません。
以来私は、組織の中で偉くなるより、
世の中に通用する自分の価値は何か?を
常に追い求めてきたように思います。
ビジネスの職人のように。
上司が亡くなる1か月ほど前、見舞いに行った時の事。
私をまじまじと見ながら、
「お前は俺が育てたんだよな~」と、
絞り出すような声でしたが、
満足気にかけていただいた言葉が今でも忘れません。
そうです、私は貴方に育てられたからこそ、
今、ここにいるのです。
“育つ”という言葉は、“巣立つ”とも言い
ひとり立ちできるまで助け導く、意味があるそうです。
夢に現れた上司は、もしかすると、
「ひとり立ちするまで目を離すなよ」との
メッセージだったのか、、、
4月1日は、
過去と未来が行き来する日かも知れません。
「Nさん。分かりました。貴方と同じように、
ひとり立ちするまで助け導きます!」
皆さま、当館スタッフの「育つ」にご期待ください。
平成25年 清明
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館長メッセージが掲載されている
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