技文レポート

くらし3/21 はじめてのヘアピンレース編み講座のご紹介2013年03月21日

クリップ式の
ヘアピンレース編み器です。
これを使用して。。



前回は、春の装いに似合う
ふわっと軽くあたたかな
モヘアのまきものを作成しました。


皆さん熱心に編み器使用して、
まきものを作成している様子です。
ヘアピンレース編みは、
専用の編み器に糸を巻きながら、
かぎ針やレース針で止めて編み地を
作り上げる技法で、初めて編み物をする方にも
お楽しみいただけます。


次回の講座では、
涼しげな初夏のショールを作成します!

皆さんのご参加をお待ちしています!

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.17”館長より 2013/3/102013年03月10日

『“命”に向き合う月』

市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

個人的な話ですが、
昨年から3月を“命”に向き合う月としています。

今から68年前の3月10日は、東京大空襲のあった日です。
10万人を超す方々がお亡くなりになられました。

翌11日は、東日本大震災の日。
死者行方不明者1万5千人を超える悲惨で過酷な災害でした。
今でも避難生活を余儀なくされる被災者の方々、
現地で懸命に復旧作業に携わっていただいている方々
がおられます。

そして、
3月は私自身が2度の大病を経験した月でもあります。
昨年は、病院のベッドから祈りを捧げました。

入院中、竹内まりやさんの『命の歌』という曲に出会いました。
彼女から被災者の方々に向けたメッセージでした。
ベッドの上でこの曲を聴きながら、
「何故、私はここに存在するのだろう?」と、考えました。

2度の大病をしたにもかかわらず、病院の方々の懸命の看護、
家族、会社のスタッフ、友人、仕事のパートナーなど
多くの方々のお陰で、今も生きています。

運命とは、人間が計り知れるものではないと思いながらも、
同じ時代にあって自分が生きている奇跡を
感じずにはいられませんでした。
まるで、生かされている、如く。

彼女の曲から
人は1人では生きられない。
出会い、めぐり会い、支え、寄り添って、
生き生かされている、と強く感じました。

「“命”に向き合う」とは、その全てに感謝すること。
私自身が、「現在(いま)」「ここ」に「存在(いる)」
奇跡を感じながら、全てのご縁に感謝すること、
と気づいた瞬間でした。

私の勤める、私の愛してやまない当館が、
市民の皆さまのご縁、めぐり合い、支えあいの場として
少しでもお役にたてること。
それが、せめてものご恩返しであると。

季節は、啓蟄(けいちつ)。
陽気に誘われ土の中の虫が動き出す頃、の意味だそうです。

私も、
春の陽気にほだされ、生来の心の虫が動き始めたようです。
市民の皆さまに、驚きと感動のサービスで
愛される技能文化会館に。
春の予感と共に、私たちがお届けします。

平成25年 啓蟄

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会館3/6 手づくりラックで、カウンターがスッキリしました2013年03月06日

当館入口と匠プラザ内受付カウンターの
パンフレットや講座チラシが
見やすくなりました!


当館スタッフの力作、
手づくりのラックです。
匠プラザの雰囲気に合わせて
レンガ模様にしています。


チラシやリーフレットと共に、少しだけ足を止めて
手づくりラックもご覧いただけましたら幸いです。

会館3/3 匠プラザ入口で”甘酒サービス”を行いました!2013年03月03日

3月3日と言えば「桃の節句」ひな祭りです。
日頃、会館をご利用いただいている皆様に
スタッフより感謝の気持ちを込めて
1月の鏡開きに「お汁粉」
2月のバレンタインデーに
「マシュマロチョコレート」を
サービスさせていただきました。


そして3月は「甘酒」でした!
甘酒は酒とつくので「アルコールは・・・」
とおっしゃる方もいらしたのですが、
米、米麹、少量の砂糖でつくる甘酒は
この時期、体に優しく、体が温まる飲み物です。


11:30~13:00の短い時間でしたが、多くの
ご利用者様にお召し上がりいただけました。
「何のサービス?」「会館の人なの?」などと
聞かれましたが、私どもとしましては、ご利用の
皆様とのこうしたちょっとした会話も楽しく、
皆様にもお喜びいただけ嬉しかったです。
さて、来月以降は・・・・思案中です!
お楽しみに~♪




技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.16”館長より 2013/2/252013年02月25日

『素晴らしき敗者』

市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

今月は、冬のスポーツで盛り上がっています。
真央ちゃんの2年振りのトリプルアクセルで
湧いた女子フィギュア。
サッカーに続けと、女子アイスホッケー
16年ぶりのオリンピック出場権獲得。
別大マラソン、川内、中本両選手による
史上稀に見るデットヒート。
まさに手に汗を握っていました。

スポーツは見る分には楽しめますが、
当事者には非常に厳しい世界。
勝者と敗者の落差は、恐らく人が経験する中で
最も辛く厳しい、と私は思います。
ビジネスの比ではありません。
それほどに勝者と敗者に落差があります。

スポーツの世界に「Good Looser(素晴らしい 敗者)」
という言葉があることを最近知りました。
その意味は?と考えた瞬間、
NBAのスーパースターであるマイケルジョーダンの
次の言葉を思い出しました。

「選手生活の中で
 9000本以上のシュートミスをした。
 300試合ちかく負けた。
 26回、ウィニングショットを任され、ミスした。
 人生の中でなんどもなんども繰り返し“私は失敗した”。
 それが、“私が成功した”理由だ。」

勝つために負ける。
次のために負ける。
自分のために負ける。

信じる心が道を拓くように思います。

平成25年 雨水

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会館2/15 「はまれぽ.com」記事内で当館が紹介されました!2013年02月15日

『横浜のキニナル情報が見つかる!Webマガジン
「はまれぽ.com」』の記事内
「あえて観光地を旅せず
 関外&裏スポットをめぐる、
 はま旅Vol.98「関内」編」
で、
当館が紹介されました!


「はまれぽ.com」の人気ライター松宮さんから
取材を受けた当館の紹介記事は、
以下サイトに掲載されています。
皆さんの知らない
技文の情報があるかもしれません。
ぜひ、ご覧ください。
■はまれぽ.com


会館2/14 バレンタインのチョコレートをお配りしました!2013年02月14日

本日当館をご利用の皆さんに、
日頃の感謝の気持ちをこめて
技文 女子スタッフで作った
手作りチョコレートを、お配りしました。



男性の皆さんはもちろん


女性の皆さんにも・・・


100個以上用意したチョコレートですが、
ご利用者の皆さんの笑顔と共に、
あっという間に減っていきました。



3月といえば・・なんでしょう?
3月3日もお楽しみに!


会館2/13 603/801研修室の塗装、壁紙交換を行いました。2013年02月13日

2月13日(水)の休館日に、
6階603研修室と8階801研修室の
塗装と壁紙交換を行いました。
このように、キズや汚れが目立っていました。



<作業中の様子>
塗装と壁紙交換の作業中の画像です。



<603の壁紙交換後>
汚れが目立ってきていた部分も、
真っ白な美しい壁に大変身!
部屋全体が明るくなりました。




<801の壁塗装後>
キズがあった部分も、この通り綺麗になりました!
ぜひ綺麗になった研修室をご利用ください。

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.15”館長より 2013/2/102013年02月10日

『節目』
市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

今週は節分でした。
節分とは、季節の「節」を分ける春夏秋冬始まりの前日で、
都合、年に4回あります。
節分を境に暦の上では春となります。

旧暦では、春夏秋冬を24(節気:せっき)に分け、
細やかな季節の移ろいを取り入れています。
立春(春の始まり)もその一つです。

今の時期は、冬の終わりの大寒から立春、そして、
雨水(降る雪が雨に、氷が水になる、の意)へと
冬から春へと移り変わっていく時期だそうです。
旧暦の世界を紐解くと、自然と季節の変化を
感じ取ることができ、とても趣があります。
現代の暦が、何月何日とデジタルっぽく
季節の変化を感じにくい、のと対照的です。

話は変わりますが、進化論を唱えたダーウィンは、
生命種が生き残る力を「変化」への対応力、
と定義づけしました。
環境の変化に敏感になり、対応できた種だけに
「耐性」や「生命力」が養われる、というものです。

 私たちは、
「昔からの叡智に、現代という難しい時代を
 生き抜く技と知恵がある」と、信じています。

旧暦のある暮らし。

それは、自然の持つ深遠さ不思議さを
「季節の移り変わり」として語りかけています。
まさに、人が本来持っている鋭敏さや生命力を
呼び覚ますメッセージのように思います。

いかがでしょう?
皆さんの毎日に変化をつけてみませんか。

当館では、館内装飾や運営サービスに
季節を感じていただこうと工夫しております。
*詳しくは、【こちら】をご覧ください。

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

平成25年 立春

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くらし2/8 はじめてのヘアピンレース編み講座のお知らせ2013年02月08日

はじめてのヘアピンレース編み
すてきな春の”まきもの”講座が
以下の日時に開催されます。
2/ 8・2/22(木) 18:30~20:30
2/10・2/24 (日) 10:00~12:00
日本ヴォーグ社の雑誌
”毛糸だま”にも当館講座が掲載されました!


『2月の寒い時期は、じっくりと暖かく』を
合言葉に、
新講座のヘアピンレース編み講座をはじめとして
じっくりと取り組んでいただける
講座のラインナップをご用意いたしました!
皆さまのお申し込みをお待ちしております。


1階 匠プラザ内の受付スタッフも、
胸にヘアピンレース編みで作成された
コラージュを着用しております。
もし、受付にご用がおありの際は、
目に留めていただけますと幸いです。

農園2/7 寒さの中でも、技文農園では・・・2013年02月07日

冬の寒さの中でも、
技文農園の野菜たちは
たくましく成長しています。
葉っぱの奥底に見えるものは・・・



技文農園で初めて実ったブロッコリーです!


白だけでなく
紫のブロッコリーもできていました。
是非、当館にお越しの際は
技文農園にお立ち寄りください。
ブロッコリーが皆さまをお出迎えいたします。

会館1/28 書初めコーナーにご参加いただき、ありがとうございました!2013年01月28日

1/25に終了予定だった、
書初めコーナーでしたが
当館メルマガ『技文だより』でも
お伝えした通り、1/28まで延長しました。


作品数は徐々に増えていき、
掲示されたパネルの数は5枚になりました!



総作品数は、なんと73点!


ご参加頂いた皆さんありがとうございました!
ご自身の作品をお持ち帰りされたい方が
いらっしゃいましたら、
どうぞ受付へお申し出ください!

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.14”館長より 2013/1/252013年01月25日

『見えない世界』

市民の皆さま、いつも当館をご利用いただき
ありがとうございます。

この時期になるとインフルエンザが流行し始めます。
感染予防には、手洗い・うがいが基本ですが、
効果の有無は「見えない存在」だけに分かりません。

「見えない」存在は、他にもあります。
空気中にあるカビ菌。私たちの身体の中(特に腸)にも、
何千と言う微生物(善玉菌)が生きています。
私たちは、「見えない世界」と共存しています。

個人的な話ですが、病気にならない身体づくりとして、
1年ほど前からヨーグルトと酵素(*)を混ぜて食べています。
酵素は、当館の発酵料理教室でも酵素ドリンクを作りました
(*詳しくは【こちら】を参照ください) 

どちらも私たちの腸内微生物(善玉菌)を増やす
効果があると言われる発酵食品で、
善玉菌が悪玉菌を駆逐するそうです。
お陰で、身体の年中行事であった風邪をひかなくなりました。

最近読んだ本では、長崎で被爆された方が味噌汁を毎日
飲んでいたら放射能の後遺症が出なかった、という
話もあるそうです。味噌も発酵食品です。

本来、人間の身体は外敵から守るための耐性が
備わっていると言われます。
見えない世界の見えない力を引き出す力が
発酵食品にはあるように思います。

今年の冬は、
手洗い、うがい

「発酵食品」

見えない世界の脅威には、見えない世界の力。
微生物には、人が本来持っている「生きる力」を
呼び覚ます鍵があるように思います。

当館では、今年も発酵食品づくりに取組みます。
健康な身体づくりに、せひ当館をご利用ください。

平成25年1月

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会館1/25 のぼりとジャケットができました!2013年01月25日

横浜市技能文化会館と横浜しごと支援センターの、
のぼりを作成しました!
1/28(火)の合同就職面接会をはじめとして、
今後さまざまなイベントで活躍いたします!



また好評だった夏のポロシャツの
冬バージョンとして、
技文ジャケットを作成しました!
今回も、『技文』の文字はスクリーン印刷で、
プリントされています。
印刷・作成などのお問い合わせは、当館まで!

くらし1/20「新春スペシャル!口腔ケア講座」を開催しました2013年01月20日

歯医者さんしか知らないあんな話、こんな話

『歯医者さんしか知らないあんな話、
こんな話、、、』
皆さんも疑問は多くあるけれども、
実際にはなかなか聞けないことはありませんか?

気になるお口の疑問に現役歯科医がズバリと答える!

「気になるお口の疑問に現役歯科医が
ズバリと答える!」
ということで、当館、館長の進行により
講師の奈奈子先生には、
受講生から様々なご質問が投げかけられました。

受講生の質問に、丁寧に回答していく先生

時には図解を挟みながら、
受講生の質問に、丁寧に回答していく先生です。
ときどき受講生から漏れる「へー」の声が、
この講座の醍醐味でもあります。

講義終了後の個人相談タイム

講義終了後の個人相談タイムでは、
受講生が列を成して、質問されていました。

技能文化会館では、今後も心と体の健康に関する講座を開講していく予定です。
皆さん、楽しみにお待ち下さい!

くらし1/20 麹クッキング『酒粕としょうがでツルツルぽかぽか♪』開催2013年01月20日

当館名物の麹クッキング講座!
今回取り扱うテーマは寒いこの時期に体が温まる
『酒粕としょうが』です!
神奈川新聞紙面(1/10発行号)では、
当館麹クッキングが紹介されました!

発酵食品と新鮮な野菜を使用して、
毎回ひと味もふた味も違う、
美味しい料理をつくります!


ホワイトソースを作っているところです。
焦げないうちに牛乳を少~しずつ加え、
トロっとしたところで酒粕を投入します。


今回作成した「酒かすの餅グラタン」と、
「ベーコンと白菜の酒かす煮」です。
チーズの焦げた匂いが食欲をそそり!
体がぽかぽかするスープの味は絶品です!
デザートとして、
酒粕しょうがヨーグルトも作りました。
次回の麹クッキングは、
2/9(土)「塩糀チョコレート」です。
一味違うチョコレートを
バレンタインに贈ってみませんか?
皆さんのご参加をお待ちしています!

1/19「~ハマに技あり~横浜マイスター展」が開催されました。2013年01月19日

横浜そごう前の(地下2階)新都市プラザにて、
横浜マイスター展が開催されました。
横浜市では平成8年度から、
市民の生活・文化に寄与する優れた技能職者を
「横浜マイスター」に選定しており、
これまでに45人の横浜マイスターが
誕生しています。



ステンドグラスのマイスター平山 健雄さんの手で
修復された 横浜英和学院旧礼拝堂の
ステンドグラスです。
「横浜マイスターのことを、
もっともっと知ってもらいたい!」との思いで、
この特別展示以外にもさまざまな展示が
されていました。


石工のマイスター 神取 優弘さんが作成された
水琴窟です。
水と石が奏でる不思議な音色に、
皆さん大変興味深く耳を澄まされていました。

横浜マイスターの作品や展示を見ながら、
直接とお話もできるとあって、
来場者の皆さんは、各ブースを熱心に
見学されていました。
当館でも毎年11月に『マイスターまつり』を
開催しています。
横浜マイスターの技と作品に加え、料理まで
楽しめる絶好の機会となっておりますので、
ぜひ次回開催を楽しみにお待ちください。

会館1/11 鏡開きを行いました!2013年01月11日

1/11は鏡開きの日ということで、
1階 匠プラザ入り口脇に飾っていた鏡餅で、
匠プラザ内で鏡開きを行いました。

会館御利用者の皆さんに、
日ごろのご愛顧への感謝の気持ちを込めて
お汁粉を振舞いました。


談笑しながら、つきたてのお餅の味を
堪能された皆さんは、
書初めコーナーで書初めを行う方や、
職人道具の展示物を見学される方もいて、
匠プラザ内は活気に溢れていました。


粉々に砕いた鏡餅は、当日1階に展示しました。
今後もこのような旬の企画を実施していきますので、
最新情報は、メルマガ『技文便り』や
HPをご覧ください。
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皆さんのご登録をお待ちしています。

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.13”館長より 2013/1/102013年01月10日

『明けていく干支』

市民の皆さま、明けましておめでとうございます。
今年も当館をご利用のほど、よろしくお願い申し上げます。

新年と言えば、干支(えと)の話がよく出ます。
干支は、古く数千年前から使われている、
漢字文化圏にしかない独特の暦です。

中国の古典書である四書五経の一つ「易経」や
これをベースにした陰陽五行説という思想は、
陰陽二つの元素の対立と統合により森羅万象の
変化法則を説き予測しています。
これが暦と結びついたものが干支(えと)です。

今年はへび=巳(み)年ですが、本来の干支は
その字の通り、10干(甲乙丙・・・10文字)と
12支(子丑寅・・・12文字)の組合せで表し、
今年の干支は癸巳(みずのとみ)になります。

陰陽の世界では、干支に使われる漢字には性質があり、
その関係から時代の流れを読み取ります。
今年の干支である「癸」と「巳」は性質は共に「水」。
同質で反発し合うことから、相克(そうこく)の年と言われ、
「天地の均衡が失われる」とされます。

それぞれの漢字が持つ意味合いとしては、
癸は揆(き)であり、万物を揆(はかる)
ことができるという意味だそうで、
「道理に基づき準備、計画する」ということです。

巳(=へび)の意味合いは、
「春、冬眠から目覚めて、動き出す」という、
繰り返してきた惰性的な習慣を見直したり、
新たな活動を始める時。
「脱皮」というイメージもあります。

これら干支にまつわるメッセージを読み解くと、
『様々な変化や難局が起こる年にあっても、
 道理に基づき準備や計画を怠らず、
 常に変化(脱皮)していくこと』
が今年のテーマでしょうか。

当館が大切にしている道理とは、
『人が手間と隙(ひま)をかけることにこそ、
 現代という難しい時代を生き抜く技と知恵がある』
という信念です。

手間隙を惜しまない
 「ものづくり」
 「くらしづくり」
 「人づくり」
を推奨していくことが、当館の使命であると信じています。

癸巳の今年は、
自ら信じる道理・原理に基づき準備・計画を練り、
世の中の変化を感じながら、
常に新たなことに脱皮していく
技能文化会館でありたい、と思っております。

今年1年間、私たちの活動にご注目ください。
また、引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。

平成25年1月

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会館1/7 新年もイベントが目白押しです!2013年01月07日

あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い申し上げます。


年末についた鏡餅で皆さまをお迎えしています。
1/11 には鏡開きを行いますので、
ぜひ匠プラザにお越しください!


その他にも当館では1 月からイベントが
目白押しです。
●1/7~1/19 まで お得な講座福袋販売!
●1/20 新春スペシャル!口腔ケア講座
●1/29 第2回合同就職面接会

皆さまのご来館を心よりお待ちしています。。

会館1/4 601 料理研修室の調理道具が使いやすくなりました2013年01月04日

6 階601 料理研修室にある食器棚です。
実は料理研修室には、
約200 種類もの調理道具があります。


収納場所に各種調理道具を写真で表示しました。
戸棚や引き出しを開けることなく、
どこになにがあるかを確認することができます。


「こんなものもあったの?」と意外な発見があるかも知れません。
皆さまのご利用を心よりお待ちしています。

会館1/1 新年のご挨拶2013年01月01日



謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中はご愛顧を賜り、
誠にありがとうございました。




本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

謹賀新年 平成二十五年 元旦
横浜市技能文化会館 館長

会館12/26 年末のご挨拶2012年12月26日

いよいよ年の瀬が近づいて参りました。
皆さまにとってどんな1年だったでしょうか?
技能文化会館では、
さまざまなことにチャレンジした年でした。


年末年始(12/29~1/3)は
当館も休館となります。


今年も当館をご利用いただきまして、
誠にありがとうございます。
来年も、より一層のご愛顧をいただけるよう、
スタッフ一同、心よりお願い申し上げます。
皆さま、よい年をお迎えください。

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.12”館長より 2012/12/252012年12月25日

『暮れていくこと』

市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

仕事人である私たちの“暮れ”の行事と言えば、
忘年会と納会。
年末行事にちなんで「記憶」の話をします。

脳の働きからすると、人間は忘れる存在だそうです。
短期の記憶は3日ほどしか持たず、昨夜の夕食を
思い出せないのもこれに当たります。
理屈の上では、忘年会を開かずとも自然に忘れます。

一方、脳には長期記憶という機能もあります。
短期記憶がすぐ一杯になり、古いものをどんどん
捨てる(忘れる)とすれば、
長期記憶は、たまにしか使わない大きな箪笥の引き出しに
丁寧に畳んである着物のような存在、ということです。

人の記憶の仕組は、ITの世界のメモリーと
根本的に違います。
人の記憶は、事実だけでなくその時の感情や思いが
セットになって長期に保存されるそうです。
子供の頃の楽しかった記憶が今もって鮮明に思い出されるのは、
その時感じた思いや感情が一緒だからです。

起きた事実は、いずれ忘れ去られ過去になります。
忘れなくても、記憶は曖昧になり不確かになり風化します。
それが、人です。
一方、私たちの心の箪笥には、風化しない感情が残ります。

思いや感情は、過去のものでも「今」に輝きます。
思い出す度、切なくなったり嬉しくなったりするのが
その証です。
事実は過去を、感情は「今」を生き続けるのです。

だとすると、
忘年会の本当の目的は、人間本来の(忘れる)性質を
詫びる行事なのかもしれません。
納会とは、仕事や商品だけでなく、
今年起こった事実への思いや感情を、
心の箪笥に「納める」儀式ではないかと。

年の瀬に、「忘れ」を受け入れながら、
その時、あの時に感じた思いや感情を
心の箪笥に大事に「納め」ていく。
事実は、時と共に風化し過去になりますが、
納めた思いは、「今」に生き続ける。
それが“暮れていく”ことかと。

「ノーベル賞は、過去のもの」

先日、受賞した山中教授が受賞式の後で発した言葉です。
今年一番印象に残った言葉でした。

教授には、ノーベル賞受賞さえも「忘れ去るもの」。
一方、インタビューの随所で発言された
「今後、この技術をどう活かすか?」の言葉には、
受賞の事実は風化しても「難病の人を救いたい」との思いは
ずっと彼と共にある。
そう、受賞に至った思いを心の箪笥に「納めよう」
としていると感じました。
こうして、教授の素晴らしい1年が暮れていきます。

市民の皆さまには、
今年一年間、当館をご支援いただき、
まことにありがとうございます。

私どもも、暮れていく度に皆さまと共に
“思い”を重ねていく存在でありたいと
切に願っております。

よいお年をお迎えください。

平成24年12月

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会館12/19、21 利用者の集いを開催2012年12月21日

日ごろよりご利用いただいている皆さまの
ご意見・ご要望をお伺いする場として、
12/19と12/21に、利用者の集いを開催しました。


参加者の皆さまから
今後の会館運営を考えていく中で参考となる
貴重なお話をたくさん伺うことができました。
本当にありがとうございます。


さまざまなご質問に対する受け答えと共に、
職員紹介や会館の活動状況の
説明をさせていただきました。
今後も利用者の皆さまと共に、
より良い会館運営を行うため、
定期的に利用者の集いを開催します。
皆さまのご参加をお待ちしております!