技文レポート

くらし【講座レポート】 2019/1/12(土)・1/19(土) 横浜クラシック家具「ダニエル」のイス作り教室2019年02月05日

2回にわたり、横浜クラシック家具「ダニエル」のイス作り教室
開催いたしました。今回製作したのは小さな木のイスです。

お子さまに、お孫さまに、インテリアとして、
皆さまイス作りに取り組まれていました。
背もたれのデザインは自由です。電動のこぎりで四角から
形を切り取り、穴をあけたり自分だけのデザインを考えます。

イスが出来上がるまでに、切ったり、組み立てたりと
いくつか工程があるのですが、
一番時間をかけるのが「やすりがけ」です。
家具として家に迎えいれるためには
引っ掛かりやガタつきがあってはいけません。
滑らかにするために角を取り除き、入念に紙やすりをかけます。
やすりを丁寧にかけると手で触った感触が柔らかくなり、温かみが生まれます。
そして、綺麗になっていくと、愛着と喜びが沸いてきます。
手間を惜しまず、良いものを作ることの醍醐味ですね。
皆さま、素敵なイスが完成いたしました。
家に帰ってから、塗装をしていただきます。
オイルでの仕上げ、色をつける方法も教えていただきました。
最後はイスを並べて記念撮影。
どれも本当に素敵です。

次回の「ダニエル」のイス作り教室は布張りも行うスツールを製作します。
残念ながら、次回が最後のイス作り教室になります。
お見逃しなくご参加ください。お待ちしております。
イス作り教室の詳細・お申込みはこちら
https://gibun.jp/koza/124/

【講座レポート】 2019/1/26(土) 清水マイスターの家庭で愉しむフランス料理2019年01月28日

西洋料理の横浜マイスターである清水郁夫さんに教えていただく、
料理教室を開講しました。

毎回、当館料理室がライブ感溢れるダイナミックな厨房になる印象です。
今回のメニューは、帆立貝のポワレと赤ピーマンのスープ。
鮮やかで元気いっぱいの赤パプリカや、肉厚でプリプリッの帆立貝を
ご用意いただき、デモンストレーションの開始です!

まずは、野菜を切ります。
マイスターの正確かつスピード感溢れる包丁捌きに息をのむほどです。
切る、炒める、焼く、など、次々と進めていきます。
いつも思うのですが、素晴らしく早い手際で、作業が美しいのです。
そして、調理台が常に整理されています。

道具や材料を置く場所が決まっていて、迷いがありません。
プロ中のプロ!を肌で実感します。
そして、目に美しく、舌に美味しく、心に響くお料理が出来上がりました。

ご好評いただいている「横浜マイスター塾」や「匠の学校」は
その道のプロに身近に教えて教えていただける貴重な機会として
今後も開催してまいります。次回もお愉しみに!

技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.106”館長より 2019/1/102019年01月16日

◆◇館長より◆◇ 「新年」
 

新しい年が始まりました。

暮れから新年にかけて「平成最後の●●」というフレーズをよく耳にしました。
今年は時代が大きく変わっていく新年ですね。
昭和から平成に変わった時の記憶がありますので、初めての感覚ではないですが
自分にとって次の時代はどのような時代になるのだろう?と考えます。

今年も仕事始めの日に近くの横浜辨天様にお詣りに行き、おみくじを引きました。
「心急ぐことなく、花咲く春の訪れを待ちましょう」というような内容です。
「丁寧に過ごしなさい」と解釈し、丁寧に過ごすことで豊かになる!?と
前向きに捉えました(笑)


さて、年末に和裁士の加藤さんを訪ねてまいりましたので、ご紹介いたします。
和裁士さんを訪ねた影響もあったのか、年末には久し振りに着物を着ました。
着物は、身に付けるものが多く順番も大事なので、身に付けるものを事前に
揃えておくことが必須です。また、着用には時間がかかります。
日頃慌ただしく過ごしているので着物を身に付けるための時間は、
実に丁寧な時間と思いました。

おみくじを引く前の出来事でしたが、きっと今、必要なことだったのだろう
と思っています。

最後になりますがご案内です。
1階の匠プラザでは1月中「書初めコーナー」を設置しており、
1月終わりには「館長賞」や「スタッフ賞」を選びたいと思っています。
筆と墨で表現してみると、なんとなくスッキリするような気がするので不思議です。
お気軽にお立ち寄りいただけますと嬉しく思います。

それでは、皆様のご来館を心よりお待ちしております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成31年 小寒
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

※ご協力ありがとうございました♪
山本和裁研究所 加藤様
https://gibun.jp/report/2019010800010/
http://yamamotowasai.com/index.html

会館【ハマの職人 第9号】 ~この横浜に継承したい技の話~2019年01月08日

 

 

<和裁師>加藤 憲一氏 横浜和裁専門学院 山本和裁研究所 代表取締役

 

<創業歴史> 

明治36年横浜市中区に初代、山本 勘四郎氏が山本和裁所を創立。 
昭和62年横浜市港南区に新設移転 横浜和裁専門学院設立。 
平成17年加藤 憲一が株式会社山本和裁研究所代表となる。 

 


 
<ものづくりを支える職人アイテム> 

<和裁師の業と技> 


横浜市洋光台にある山本和裁研究所を訪れました。 
着物は日本の伝統的な衣装であり、お正月や結婚式、成人式、七五三などおめでたい席には 
華があるけれど、慎ましやかで目をひく美しい姿は注目の的です。 
考えてみれば、洋服を自分で作る人はいるけれど、着物を趣味で作る人の話はあまりききません。 
着物に興味のある私は、和裁の世界ってどんなところだろうとわくわくしながら出かけました。 
未知の世界を知る面白さがありましたが、山本和裁研究所のホームページに書かれていた 
「輸入品に頼ることにより、日本で培われた伝統が近い将来には失われてしまうことも考えられます」 
の意味を考えさせられる取材となりました。 
 
取材をした加藤氏は5代目です。 
学生時代の20歳の時に、和裁所を継ぐことを決意され、修行の道に入ったそうです。 
親から和裁士になるように強要されることなく、景気が良かった当時は仕事がたくさんあり 
家族の姿を見て、自ら志願したそうです。 
加藤氏は和裁士には根気が必要とお話されました。 
修行時代は1番上手な人を目指して修行を積み重ねていったそうです。 
修行は5年間和裁所に通い、最初の1ヶ月はひたすら運針(まっすぐ縫う)だけを行います。 
縫い目が揃ってきたら、少しずつ縫わせてもらい、ようやく浴衣を仕立てるのだそう。 
丁寧かつ細心の注意が必要な仕事なので一人前になるまで厳しく教わりながら経験を積むのだと想像します。 
昔は「1日1枚着物を仕立てる」と言われていたというお話には驚きでした。 
今は3~4日で1枚仕立てるのだそうですが、それでも私はプロの仕事の速さに驚きでした。 
作業場所を見せていただきましたが、これから仕立てていくお客さまの反物が想像以上にずらりと並んでいました。 
和裁士は高価なものをじっくり扱う仕事と思っていましたが、目の前の反物を 
スピーディーに形にしていく早業と正確で美しく仕上げる卓越した職人技が必要なのだと初めて知りました。 
 

 

<着物の伝承と後進の育成>

 
和裁業界は今後どうなってほしいか伺ったところ 
「後継者を、和裁士を育てていかなければいけない」という答えでした。 
和裁士が高齢化しているのと、多くをアジアで縫製をしている現状があるそうです。 
ひと昔と比べて、若い人が希望して和裁士の修行に入ることが少ないとのこと。 
生活スタイルが変化した今、若いときから着物に触れる機会がありませんので 
和裁士という仕事に関心を持つこと自体、難しいことは納得です。 
加えて、「針仕事は昔の女性の仕事」、「針仕事は趣味」という考えが強いのではないでしょうか。 
着物は伝統衣装で海外からも評価されているものなのに、 
それについて知る機会や直接的な経験が少なく、和裁士が減っているのは残念です。 
世界の式典などでは日本の代表として着物を着る人を多く目にしますし、 
オリンピックでは着物は伝統美として、夢のある存在になることと思います。 
世界を舞台に活躍したいと考える多くの若い人達から 
「着物を縫うことを仕事にしたい!」と軽やかに手をあげる人が増えれば 
未来は変わるのではないかと感じました。 
 
和裁組合の皆さまには、毎年開催している、会館一大イベントの小学生向けの「匠の小学校」で 
小学生向けにお手玉人形づくりの教室を開催いただいたり、技文市での販売にも協力をいただいています。 
今後も日本ならではの美しい手しごとを広め、盛り上げていただきたいです。 
 
取材日:2018年12月17日 
職人名 加藤 憲一氏 
HPアドレス 横浜和裁専門学院 山本和裁研究所 
 http://yamamotowasai.com/index.html

会館新年のご挨拶2019年01月04日

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 

日頃より当館をご愛顧頂き、
 誠にありがとうございます。

会館は1月4日(月)より通常運営を行っております。
本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

謹賀新年 平成31年 1月4日(金)
 横浜市技能文化会館

会館【お知らせ】年末年始の営業日2018年12月28日

2018年12月29日(土)~2019年1月3日(木)まで、

全館が休館となります。

2019年1月4日(金)から通常営業となりますので、お気をつけください。

※1階・喫茶MM21は1月5日(土)、地下1階・居酒屋匠は1月7日(月)からの営業です。

 

 

1月4日からは、匠プラザにて、お正月恒例の「書初めコーナー」を設置します。
参加は25日まで自由となっておりますので、何枚でもチャレンジしてくださいね。

また素敵な作品は表彰させていただきますので、お楽しみに!

 

 

クリスマスが終わると、すっかり年末という雰囲気で、

町中が大慌てで後片付けに追われています。

華やかな装飾がなくなるからでしょうか、一年が終わる寂しさが強調されるようです。

年末を詠んだ和歌にこんなものがあります。

 

今年また 暮れぬと思へば いまさらに 過ぎし月日の 惜しくもあるかな

 

今年は「平成最後の大晦日」ということもあり、年末の特別感もひとしおです。

過ぎた時代を懐かしみながら、未来に向けて元気に歩き出したいところですね。

 

 

本年の営業は、本日が最後となります。

一年間大変お世話になりました。

来年もよろしくお願いします。良い新年をお迎えください。

 

平成30年12月28日

【講座レポート】 2018/12/8(土) 和の小物づくり~巾着袋~2018年12月25日

水守マイスターによる初めての小物づくり講座です。
前回の「帯のリフォーム講座」で、
水守マイスターがさりげなく持っていた信玄袋(もちろんマイスターの手づくり)が
素敵だったので、巾着袋を作る講座をやってみたら、という話で盛り上がり
和の小物づくり講座を開催することになりました。
今回は帯の講座ではないけれど、巾着袋を作りながら水守マイスターの仕事を
多くの方に知っていただきたいという思いがありました。

水守マイスターが事前に準備された生地の組み合わせを
巾着袋に仕立てていきます。
マイスターのこだわりで、講座であっても良い生地を揃えていただきました。
絞り留袖縮緬大島紬、貴重な木綿など
柄の配置や色合わせはマイスターらしい粋な組み合わせです。
裏布も凝っていて細部まで配慮されているのは
プロの仕事を感じるところです。

どれも素敵で、選ぶ時からワクワクして楽しい。
触ってみると、手触りが気持ちよくてうっとりします。
ミシンで縫っていくのは初めは緊張しますが、
きちんとアイロンがけされた正絹はなめらかに針が進み
意外と苦労することなく仕立てていくことができました。

プロが作ったようにはいかないけれど
少しのゆがみもご愛嬌。
自分で作ったものだから、気兼ねなく使えるのが良いところです。
素敵なものができたと皆さん大変喜ばれていました。

マイスターが使っている道具、アイロンのかけ方
針の打ち方など、段差がでないような工夫など
講座も中でもプロの丁寧な仕事を垣間見ることができ
時々で気持ちが締まる思いがしました。

次は帯作りに挑戦したい!という声もありましたので
また企画したいと思います。

平成30年12月8日開講

会館年末大掃除 2018/12/12(水)2018年12月20日

朝晩の冷え込みはもちろん、乾燥もつらい季節がやってきました。

 

今年も12月の休館日に大掃除を行いました。

 

皆様が使用するお部屋はもちろん、備品が置いてある倉庫や、

匠プラザ内もスッキリしましたよ。

 

拭き掃除や掃き掃除はもちろんですが、

物の収納場所を考えるのもなかなかに時間がとられます。

今回の大掃除では、使用していなかった棚を3つ復活させ、

ミシンなどを収納しました。

 

修繕箇所や改善点などを見つけながらの大掃除となりました。

よりいっそう快適に過ごせるお部屋を目指したいと思います。

 

平成30年12月12日実施

くらし【講座レポート】 2018/11/30(金) 沖縄ごはん2018年12月17日

独特の文化や自然を持つ、沖縄。
沖縄生まれの沖縄育ち、今も沖縄で暮らしながら
琉球料理の普及に努められていらっしゃる講師から教わる
人気講座「沖縄ごはん」です。


今回作ったメニューは「ソーメンタシヤー(チャンプルー)」
「三枚肉の煮付け」
「ちんすうこう」
の三品。

レシピはビックリするくらいシンプルです。
シンプルすぎてスタッフが心配になり、先生に大丈夫か確認したほどです。


たとえ作り方がシンプルでも、美味しく作るには少しコツが入ります。
下処理であったり、味付けのタイミングなどのポイントを気をつけるだけで
仕上がりに差がつきます。

教室では、今回初めて沖縄のスイーツ「ちんすこう」に挑戦。
みなさん、驚きの作り方と驚きの美味しさでした。
やさしくて滋味豊かな料理もさることながら、講師の沖縄暮らしの話も
楽しくて、とても心地よい時間となりました。

「沖縄ごはん」は不定期に開催しますので、次回の開催はホームページの
くらしの学校をチェックしてください。
現在受付中の講座はこちらからご覧ください。
【くらしの学校】

 

平成30年11月30日(金)

技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.105”館長より 2018/12/102018年12月10日

◆◇館長より◆◇ 「師走の音」
 

今冬は暖かい日が続いていましたが、師走に入り寒さが訪れてきました。
みなさま、風邪など召されていませんでしょうか?

さて、先日、1階の受付でご利用者様に部屋の鍵をお渡しした時のことです。
鍵は、使用時間開始5分前にお渡ししていますが、
サインをいただいている時に、ちょうど開始時間の「チャイム」が鳴りました。
チャイムを聞きながら「なんだか落ち着きます」とおっしゃっていました。
チャイムの音色は「切替の合図」なのだと感じました。

また、全館ではありませんが、有線放送で8:30~21:50まで音楽を流しています。
曜日ごとに音楽ジャンルを変えていますが、12月に入りある曜日の音楽が
クリスマスソングに変わっていました。「12月だなぁ」と感じました。
有線放送の音楽は21:50になると「蛍の光」に変わり、
「技文の1日の終わり」の合図となります。

また、先日は毎年「第九」の練習をされる団体様がいらっしゃいました。
2階ホールに大勢の方がお越しくださり、練習に励んでいらっしゃいます。
私もウン十年前に第九の合唱に参加したことがあり、
ドイツ語にカタカナでフリガナを入れて覚え、今でも覚えています。
毎年最後の講座「おせち料理教室」を担当する際、頭の中で第九が流れています(笑)
そして「今年も終わっていくなぁ」と感じます。

「音」は時間や季節を感じさせてくれますね。


みなさまには今年も当館をご利用くださり、
「技文便り」におつきあいいただき誠にありがとうございました。

少し早いですが・・・皆さま、良い年をお迎えくださいませ。
来年も当館でお目にかかれますこと、お待ちしております。

※新年は1月4日(金)から通常営業開始いたします。
匠プラザに「書初めコーナー」を設置いたしますので
ぜひお立ち寄りくださいませ。


平成30年 大雪
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

キャリア【技文レポート】 2018/11/21(水) スタッフ・社員定着研修2018年12月03日

月1回水曜19;00~21:00に上岡先生のビジネスセミナーを開講しています。

4~5人でのグループディスカッションと

上岡先生の講義を交互に進めていく参画型セミナーです。

 

11月は『-採用・定着のコツを知る-スタッフ・社員定着研修でした。

プログラムの最初は『応募者の心理を知る

自社の応募者をグループディスカッションで振り返り、

「何に興味を見出し応募してくるのか」を明確にする点からスタートです。

ディスカッションでは、みなさんとても雄弁です。

自分の考えや実感を発声し、周囲に伝えることでより整理され、

自身と違う考え方や現場を聞くことで、より柔軟に考えを持つことにつながると、いつも感じます。

 

プログラムは『面接・採用の流れのポイント』に進み

面接の場作りを理解すると、ディスカッションでは反省しきりの皆さんになっていました。

『面接時・採用時のチェックポイント』では答えより、

答え方を見て応募者を理解する質問すること傾聴することなど、

組織に加わっていただくために一番時間を費やした部分でした。

最後は『定着のために』

「新人の気持ちになってみよう!」と新人と先輩のやり取りをロールプレイングし、世代の違いをディスカッション。

自身は目配り・気配りのどの部分を付加して育成に臨むべきか整理した後、OJTの5つのステップの講義で終了でした。

 

今回印象に残ったワードです。

「変報性」(やってもらったことをやって返そうとする)という気持ちのお返しで、人間関係は成り立っている。

 

さて次回1月16日『-目標設定に!考課面接に!-面談スキル向上セミナー

決められた質問だけや、こちらの伝えたいことのみ伝える面談を行っていませんか?

1対1ならではの会話の進め方を理解し、モチベーションを高める場として面談を活用しましょう!

すでにお申込済みの中には、面談される側として面談の意図を理解したいという方もいらっしゃいました。

自身の見識を広める・深めるという考えをお持ちの方が多く参加されるビジネスセミナーです。

興味を持たれた方は当館HPキャリアの学校でセミナープログラムを覗いてみてください。

キャリアの学校のお申込はこちら

会館☆★☆クリスマスツリーを飾りました★☆★2018年11月29日

当館の冬の名物である、2メートルのクリスマスツリー

飾り付けました。

 

今年はを基調としました。

強い色の組み合わせですが、意外と落ち着きのあるツリーとなりました。

 

最近は特に寒くなってきましたが、

街はクリスマスムードでなんだかワクワクします。

寒さに負けずに冬を楽しみたいですね。

 

平成30年11月29日展示開始

 

 

 

空室案内

12月24日・25日多目的ホールが空いております。

ダンスやクリスマスパーティはもちろん、その他の利用も大歓迎です。

レイアウト等は受付までご相談ください。

多目的ホールは最大定員370名。

半面でもお使いいただけます。

【お問い合わせ】 045-681-6551

くらし【講座レポート】 2018/11/21(水) スパイスリース2018年11月26日

スパイスリース

大好評のスパイスの講座、初のクラフト回を開催しました。

講師はおなじみの峯尾朋子先生です。

「スパイスとハーブの教室」だけあって、材料はすべて本物の植物です。

 

いつもおしゃべりがとまらないスパイスとハーブの教室ですが、
今日に限っては様子が違いました。

皆さん真剣に手元に集中しています。

材料をボンドでくっつけていくだけと、作り方はとてもシンプルなのですが、

どれをどこに配置しようか?
思ったようにくっつかない!
夢中になっていて先生のお話を聞き逃しちゃった!

などと、賑やかになった次の瞬間、またシン…と静まることの繰り返しです。

 

今回はスタッフも参加させていただきました。

まず、スパニッシュモスを木枠に貼り付けるのですが、そこから上手くいきません。

このあと他の花材を挿すためにフワッとさせたいのですが、浮きすぎてまとまりがなくなってしまいます。

ハートの枠を使ったのに、ハート型が消えてしまう…ということで先生に助けを呼びました。

特徴的な枠を使う場合は、土台のハーブは少なめに、キッチリつけたほうが良いようです。アドバイスを受けて再挑戦しました。

最初はこわごわと作業を進めていましたが、ローズヒップピンクペッパーの赤とピンクが入ると、

とたんに作品らしくなりました。こうなるとやる気もアップ。

遅まきながら、センダンの実はこっちの向きがいい、このハーブをこの隙間に入れてみよう、とアイデアも出てきます。

2時間半あっという間に過ぎてしまいました。

ハート1ハート2ハート3

 

完成したリースを見比べると、同じ材料を使ったのにまったく趣が異なっています。

「シックで素敵」「華やかでいいわ」「このアイデアは思いつかなかった!」

それぞれ感想を言いながら、撮影大会になりました。

最後は先生お手製のケーキと紅茶をいただきました。

集中して疲れた体に、甘いケーキと温かい紅茶でほっと一息。
いつもの通り、楽しいおしゃべりで終了となりました。

材料教室の様子完成間近

平成30年11月21日(水)開講

第21回横浜マイスターまつりが開催されました。2018年11月15日

11月11日の日曜日に『第21回横浜マイスターまつり』が開催されました。

今年は特別ゲストとして、ラジオパーソナリティの高嶋秀武氏をお招きし、

トークショーが行われました。

笑いを誘うトークに大賑わいでした。

 

造園の荒川マイスターによる黒松の剪定実演です。

荒川マイスターいわく、「左右対称の松は飽きが早い!」とのこと。

 

花卉装飾の小泉マイスターは、今回生花をお持ちいただきました。

その場で壁掛け型のフラワーアレンジメントを作っていただけました。

 

体験教室では、大人も子供もそろって熱心に指導を受けていました。

素敵な作品はできたでしょうか。

  

 

展示コーナーで技能披露してくださるマイスターもいらっしゃいます。

作品が出来上がっていく様子に目が釘付けです。

和竿師の早坂マイスターのブースでは、男の子が張り付いて見学していました。

 

 

帯やスカーフや板金など、どれも素敵で目移りしてしまいます。

職人の方と直にお話しながら購入できるのも、マイスターまつりの魅力です。

大工さんのまな板は、その場で鉋がけをして仕上げてくれました。

  

ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

また来年の開催をお待ちください。

 

平成30年11月11日開催

技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.104”館長より 2018/11/102018年11月12日

◆◇館長より◆◇ 「装いの秋」

いつも当館をご利用いただき誠にありがとうございます。
立冬となりましたが、本日も最高気温が20℃超となり
長袖の洋服の袖をまくっております。

毎月、メルマガ原稿を書く前に、一年前はどうだったのか、と
過去の同月の文書を読み直しています。
昨年は、2年前に始めた運動、2年前は技能まつり参加など
その時々、コレ!と感じたことを綴っていました。

今回の「コレ!」はハマの職人紹介です。
https://gibun.jp/report/2018110800012/

ご協力いただいた神奈川県洋装組合連合会の皆さまには、
当館において毎月「洋裁クラブ」として洋裁講座をご担当いだいております。
特に最近は大人気となっていて、毎月定員以上のお申込みをいただき
匠プラザでの教室は賑わっています。

洋装組合の皆さまと接していて、いつも思うことですが、
先生方を「強く 愉しく 美しい」と感じます。
お好きなことがはっきりしている強さ
何もない布を形に変えていくことの大変さであり愉しさ
そして、出来上がった作品を身にまとう美しさ、です。
「好きなものは似合うの」とサラりとおっしゃり、大きく頷けました。

毎日、天気予報を見ながら、翌日の予定を考えながら
服装を決めます。
料理教室があるから、腕まくりがしやすい服。
陶芸教室があるから、洗濯しやすい服。
イベントがあるから、ポケットのついている服。
選んだ服装により、愉しく嬉しい気持ちにもなりますし、
「今日の服装は気に入らない・・・・」
となると、なんだか1日スッキリしません。
「服は大事なもの」とつくづく思います。

さて、明日は「横浜マイスターまつり」が開催されます。
本日に続き好天のようですので、ぜひともお出かけください。
皆さまの来館をお待ちしております。

朝夕は冷え込むようになってまいりました。くれぐれもご自愛ください。
来月 大雪の頃、またお便りさせていただきます。

平成30年 立冬
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

会館【ハマの職人 第8号】 ~この横浜に継承したい技の話~2018年11月09日

洋裁クラブ講師の皆さま

〈洋裁師〉山本美恵子先生、渡辺美智恵先生、丸小野和子先生

お写真左から、渡辺先生、石塚先生、山本先生、砂山先生、丸小野先生。

〈神奈川県洋装組合連合会について〉

神奈川県洋装組合連合会は昭和38年(1963年)に創立、

平成25年(2013年)に50周年を迎えました。

平成8年(1996年)に横浜市技能職育成団体に選定され、

平成20年(2008年)には厚生労働大臣技能振興優良団体として表彰されています。

洋装技術の向上や経営基盤の強化にますます力を入れ、実技講習会・国家技能検定・認定教室合同修了式などを開催し、

高度なものづくり団体として技能習得・意欲の高揚を図り、技能向上の推進、人材育成を行っています。

〈職人としごと〉

以前は注文服が多かったのですが、最近は洋裁教室が中心となっています。

既製品の服ではものたりず、個性をいかしたい、自分なりのものを作りたいという希望が多いです。

横浜市技能文化会館では、毎月洋裁の講座「洋裁クラブ」を開催しています。

洋裁初心者から経験者までものづくりの時間を愉しんでいます。

洋裁師になったキッカケを伺うと皆さん同じく、「女性も手に職」「自立」という時代背景で、

女性の職業の選択肢として食か衣ならば、断然!ファッションに興味があるので衣服の道!だったそうです。

〈一言で職人とは〉

「商品になるお金になるものをつくる人」

「身につけたとき、動いたときに美しく見える服をつくること」

着心地(機能)を伴ってこそデザインであり、『美しい服をつくる』ことが【職人】です。

洋裁の難しさは、流行などを敏感に取り入れ、時代のニーズに合わせて、柔軟に取り組んでいく事です。

また、後進育成に最も力をいれています。そのため、組合では多くの人に技能検定の指導と講習会を行い

国家検定の合格者を多数出しています。

〈洋裁教室のやりがい〉

ある生徒さんは、市販のズボンが体型にあわず着心地がいまいち。

どうしても気に入らないと洋裁教室で学び、自分に合ったズボンをつくりました。

その結果、出来上がった作品は座っても皺になりにくく、立ち姿も綺麗で

美しい仕上がりになったと、キラキラと喜びを伝えくれます。

色々と大変だけれども、生徒さんから作品完成を嬉しそうに伝えられた時は、やりがいを感じます。

裁断 指導 手本

〈洋服とは〉

人が生まれて初めて身につける『産着』。

民族衣装を紹介する書籍には、『衣は身を守るものでとても大切です』という言葉もあります。

洋服は、衣として大切な役割はもちろんのこと、

技能を活かした『美しい服』は、人の印象にも大きく影響を与えます。

「洋服は大事よね」とみなさんが笑顔でおっしゃいました。

確かにそうです。着ていて美しい服を意識して洋服選びをしたいと思いました。

先生方、取材にご協力をくださり、ありがとうございました。

【講座レポート】10/28(日)ハンコを彫ろう~石のハンコ編~2018年11月05日

印章の横浜マイスター國峯伸之氏から教わる
「ハンコを彫ろう~石のハンコ編~」講座を開講しました。

昼休憩をはさんで10時~15時の予定です。
つくる内容によって製作時間が異なると聞いておりましたが、
全員時間内(少し早め)に作り上げることができました。

まずは、刻む文字を決め、どの字体にするか字典で選びます。
続いて、文字の下書きを行います。
下書きにはいくつかの工程があり、
まずはトレッシングペーパーに書いて
裏側(反転)の文字を、選んだ台の印面に鉛筆で書き写します。
印面は約1cmまたは1.5cmです。
この小さな世界の中で、「文字を表現」します。
ですので、バランスが重要になります。
何度となく先生に見ていただき、指導を受けながら進めます。

続いて、朱液と墨汁を用いて、
印面の文字の形を整えていきます。
久しぶりに細筆を持ち、小さな印面に集中します。
たった一文字ですが、大きさ、太さ、カーブや直線の使い方など、
文字とつくり手の個性が表現されます。

いよいよ、彫っていきます。
鉄筆という道具を用い彫り進めますが、
「あっ!」とならないよう緊張感が伴います。

試しに何度か押印をして、微調整を繰り返し、最後にOKをいただいて完成です。

先生からは、みなさん上手にできました。という言葉をいただけ
専用の箱にハンコを収め、みなさん大切そうにハンコをお持ち帰りになりました。

プロ中のプロである横浜マイスターから分かりやすく、丁寧なご指導をいただけ
技術の深さを知り、個性の広さを体験できた貴重な時間となりました。
緊張感と達成感と安堵感の講座でした!

次回は12/2(日)に開講予定です。

平成30年10月28日・12月2日開講

会館【お知らせ】 馬車道マルシェ出店! 2018/10/31(水)~11/3(土)2018年10月31日

天高く馬肥ゆる秋がやってきました。

当館の「技文市」は10月31日から馬車道マルシェに出店します!

いつもよりお得になった商品もありますので、ぜひ遊びに来てくださいね。

初日の31日は『ガスの日』ということで、ガスライトフェスティバルも同時開催。

ほかにも馬車道・文明開会にちなんだイベントが盛りだくさんです。

期間中は秋晴れの気持ちよい天気が続くようです。皆さんでお出かけください。

 

馬車道マルシェ

期間:2018年10月31日(水)~11月3日(土)

時間:11時~17時

場所:馬車道商店街

    (当館ブースは関内ホール近く「中里宝石店」「とらふぐ亭」前)

【馬車道商店街HPはこちらをクリック】

会館平成30年度 横浜マイスター称号授与式 2018/10/18(木)2018年10月22日

平成30年度横浜マイスター称号授与式にお邪魔させていただきました。

今年は、美容師・着付けの世界から、
中区で美容室を営んでおられる中田眞知子さんが選ばれました。

中田さんは婚礼衣装の着付けを得意とされ、
花嫁支度の全工程をお一人で行うことができます。
ご自身の美容院では結婚式・成人式・七五三の着付けをされ、
市民にも親しまれている方です。
また、美容学校で後進育成も努められています。

中田さんのご挨拶の中で、以下の言葉が印象的でしたので、紹介します。

「民族衣装を着るための学校があるのは世界中で一つ、日本だけです。
私は着付けが世界文化遺産になればいいと思っています。

美容学校では、もし勤めた先で自分しか着付けができない場合、
第一礼装を、一番大事な場所へ出て行くための服を、
自分が手がけるということを考えて欲しいと教えています。」

着物は日本を代表する文化ですが、
「着付け」をそのように考えたことがなかったので、目からうろこでした。
若手技能者の育成をするとともに、
人から求められる技術を身につけたい、と熱心なご様子でした。

横浜マイスターとは
「横浜マイスター」とは、横浜市が選定した、市民の生活・文化に寄与する優れた技能職者のことです。
地域の技能職者の代表として、後継者育成・技能の継承・技能職の振興のため活動されています。

【イベント】 第21回横浜マイスターまつり
2018年11月11日(日) 10:00~16:00
名人の技能披露や作品の展示即売をします。
食事の提供や技能体験教室もございます。(事前予約制)
【詳しくはこちらをクリック】

くらし【講座レポート】 2018/10/13(土)・14(日) 男の料理&シーズン料理2018年10月19日

10月から始まる「男の料理教室」「男のシーズン料理」を開講しました。
男の料理教室は初心者向けの教室で4台の調理台ごとにクループで協力して
基本的なメニューを作ります。
10月は初回とのことで、新しいメンバーが揃いました。

先生がはじめにお話されたこと。
「食事を一緒にするということは、相手に心を開くこと。
誰だって、親しい人とは食事をするのは楽しいけれど、
知らない人だと抵抗があるもの。
料理教室に参加するということは、一緒に調理して
一緒に食事をすることなので、みなさんは心が健康ということよ!」

はじめは緊張気味でしたが、調理が始まると、緊張どころではなくなり
食べるころには打ち解けて和やかな様子でした。
メニューは、新米(魚沼産コシヒカリとあきたこまちの食べ比べ)と
秋刀魚の塩焼きほうれん草のお浸し出汁がきいたお味噌汁でした。
日本人で良かったな、と思えるシンプルだけど美味しい秋の献立です。

「男のシーズン料理」は馴染みの方が揃い、新しい方も加わり、
和気あいあいとした雰囲気です。料理が好き、食べることが好きな方が集まったら
楽しくないわけはないですよね。

技文の料理教室に参加して
「料理も美味しいし、楽しかったな!」と思っていただけたら嬉しいです。

 

平成30年10月13日・14日開講

【講座レポート】 2018/10/7(日) 上手なアイロンのかけ方2018年10月15日

最近は一気に秋になり、涼しくなりましたね。

もう衣替えも済まされたでしょうか。

当館では毎年春と秋、衣替えの季節に

「上手なアイロンのかけ方講座」を開催しています。

 

講師は横浜のクリーニング師の皆さんです。

受講者の方にはアイロンがけの基本となるワイシャツをお持ちいただき、

きれいにかけるポイントや手順を解説していただきながら、全員が実習を行います。

 

まずは先生のデモンストレーションです。

皆さんメモを取ったり、動画を撮影されたりと真剣です。

先生にはお仕事で使用されるプロ用のアイロンをお持ちいただきました。

説明しながらも流れるように作業され、あっという間に仕上がってしまいました。

あまりの早業に、周囲からは「もう一回やってください!」と声が上がりましたが、

その後は自分のテーブルにつき、先生のアドバイスを交えながらの実践です。

 

シワになり易い袖や襟の整え方、

汗染みになり易い季節の洗濯時のワンポイントなど、皆さん熱心に質問されていました。

ワイシャツのほかにも、柔らかいカーディガンや、ズボンのプレス、

日ごろアイロンがけに困っている服をお持ちいただき、

時間いっぱいまで実習を行いました。

 

回は春の開催を予定しています。

 

平成30年10月7日開催

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.103”館長より 2018/10/102018年10月12日

 ◆◇館長より◆◇ 「深まる秋」
いつも当館をご利用いただき、誠にありがとうございます。

先月からのひと月の間は、雨と台風が多く不安定な気候が続きました。
特に9月最後の日は大型台風の通過で、当会館も営業時間を短縮しました。
ご利用の皆さまにはご不便をおかけし、申し訳ございませんでした。
翌朝、前の大通り公園では木が倒れており驚きましたが、それほどの強風でした。
強風の影響もあり、今年は木々の落葉が早く感じ、秋の深まりを感じます。
さて、9月18日(火)に市内の一部地区に新聞折込チラシを実施いたしました。
御覧になった方もいらっしゃると思います。
折込チラシを実施いたしますとコールセンターのように電話が鳴ります。
対応は大変ですが、有難いですし、嬉しい響きです。

10月~3月の講座やセミナーは8月中に決めます。
それからチラシをつくり、掲載漏れがないか確認します。
チラシは様々な方に見ていただくために、たくさん印刷し配布します。
配布した際に、皆さんの反応を見るのは楽しみです。
よく言われるのは
「アイロンのかけ方って、珍しいですね」
「いろんなことやっているんですね~」
「〇〇が気になっていたんです!」など。
目移りしながら、皆さんが見て下さる姿も嬉しい限りです。
10月~11月にかけては、会館内外でイベントが目白押しです!

◇10月12日(金)第19回合同就職面接会(当館)
◇10月21日(日)第39回よこはま技能まつり(日本大通り公園)
◇11月3日・10日(土)大通り公園に寄り道しよう。(大通り公園)
◇10月31日~11月3日 第33回馬車道まつり(馬車道商店街)
◇11月11日(日)第21回横浜マイスターまつり(当館)

皆さまそれぞれの○○の秋をお愉しみいただければ、と思います。

秋が深まり朝夕冷えてまいりましたので、
風邪など召されませんよう、ご自愛ください。
次回、立冬の頃、またお便りさせていただきます。

平成30年 寒露
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

くらし【講座レポート】 日本の年中行事と習わしを学ぶ会&日本の七十二候を学ぶ会2018年10月02日

日本の年中行事と習わしを学ぶ会の4月~9月までの6回が終了しました。

どんな講座かというと、「日本文化の良さ」を発見する講座です。

 

私たちの暮らしは季節の行事がたくさんあり、お祝いをしたり、感謝をしたり

自然に寄り添いながらさまざまなことをを工夫して暮らしています。

 

4月~9月まで、節句の話、雑節の話、梅雨や夏の風物詩などの話

月の満ち欠けの話、お祭りの話、日本人とお米の話、伊勢神宮の話など

盛りだくさんの季節の話題を取りあげてきました。

 

時に、名作や名歌に触れます。研ぎすまされた感覚に心が動かされます。

 

日本の暮らしと年中行事の意味を知ると

生きるには自然と切り離せないことを改めて思わされ

おおらかな気持ちになります。

昔の人の知恵に学ぶことも多いです。

昔の人の工夫や努力があって今の豊かな生活があるんですね。

 

参加者の声をご紹介します。

  • 日ごろから気になりながら、調べられなかったことを教えていただけて楽しい!
  • 幅広く学べ、知識が広がるのが嬉しい!
  • 学校や家庭で教わらないことを知ることが楽しい!

 

同じ講師の「日本の七十二候を学ぶ会」では日本の暦や季節の話をお届けします。

こちらの講座もおすすめです。

10月から3月までの講座のお申し込みが始まりました。

ぜひご参加ください。毎回美味しい和菓子をご用意してお待ちしております。

詳しくは下記をクリック。

【日本の年中行事と習わしを学ぶ会】

【日本の七十二候を学ぶ会】

くらし【講座レポート】 男の料理教室&男のシーズン6料理教室2018年09月30日

4月からはじまった男の料理教室が9月で全6回が終了いたしました。

当館の男の料理は、「だしを取る」「お米を炊く」ことから始めます。

かつおと昆布でとっただしを使って、お味噌汁やおすましを作ると

「あ~いい匂い」「あ~美味しい」と体にしみる美味しさです。

だしを使って煮物をしたり、お浸しを作ったり、

男の料理では「だし」が大活躍します。

 

はじめは、「料理をすること」「知らない者同士で過ごす時間」に緊張するけれど、

ご飯を食べる頃にはリラックスし、毎月、楽しみに参加してくださります。

今回の参加者の皆さまは「お片づけ上手」でした。

あっという間にキレイにさっぱり片付けでくださり気持ちが良かったです!

 

男の料理教室を卒業された方や料理に慣れている方向けの

男のシーズン料理教室は毎回、和気あいあいと楽しい雰囲気で開催しています。

今月は最終回でしたので、

男の料理の皆さま、男のシーズン料理の皆さまの集合写真を撮りました!

 

 

10月から新たに男の料理教室の基礎が始まります。

よろしければご参加ください。

【男の料理教室のお申込はこちら】

【その他、料理教室はこちら】

 

平成30年4月~9月

会館【イベント】 2018/9/24(祝) 手づくり市開催! 【お知らせ】2018年09月21日

秋の手づくり市を開催します!

 

3連休最終日の9月24日(月・祝)

10:00~15:00

当館2階の多目的ホール

入場無料

室内なのでお天気に左右されず開催します。

 

ユニークな手づくり作品の販売はもちろん、

作品をつくれるワークショップも同時開催。

作家さんとお話しながら、ご自身でも手づくりに挑戦できますよ。

ご家族・ご友人もお誘い合わせの上、ぜひ遊びにきてください。

皆さんのご来場お待ちしています!

 

【出展作家さんと作品の紹介】

【アクセス・駐車場はこちら】

くらし9月の酵素シロップづくり教室 2018/9/12018年09月15日

酵素シロップが完成しました。

発酵がとても上手くいったので、皆さんにもお知らせします。

これは9月1日に「酵素シロップ教室」で仕込んだものです。

すだちをメインに、黒豆も加えました。

作り方はとても簡単で、果物をカットして、お砂糖と順々に保存容器に入れるだけ。

見た目も華やかでかわいらしいですね。

発酵が進むと、写真のようにブクブクと泡立ちます。

 

酵素シロップづくり教室は定期的に開講しています。

次回は11月。りんごを使用します。

お申込はこちらから。 【りんごの酵素シロップづくり】

 

平成30年9月1日開講

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.102”館長より 2018/9/102018年09月11日

◆◇館長より◆◇ 「お豆腐」

いつも当館をご利用いただき、誠にありがとうございます。

暑い暑い今夏も、終わりに近づいてきました。
少し前まで「暑いですね~」が挨拶の言葉でしたが、
「まだ暑いですね」に変わりました(笑)
とはいえ、朝夕は凌ぎやすくなり、陽も短くなり、
終わりゆく夏と迎えつつ秋の気配を感じます。

7、8月のメルマガでは職人さん紹介をお休みさせて
いただきましたが、今号では「お豆腐屋さん」のご紹介です。
横浜豆腐商工業協同組合理事長の石橋さんにご協力いただきました。
ブログを御覧くださいませ。
https://gibun.jp/report/2018090900016/

子どもの頃、夕方になるとお豆腐屋さんがラッパを鳴らして現れます。
ボールやお鍋を持って外に出ると、お豆腐屋さんは自転車の荷台の
木の箱からお豆腐を取り出してボールに入れてくれました。
うん十年も前のことですが、よく覚えているものです。
当時の夕方の風景だったのだと思います。

以前、豆腐組合様の事務所にお邪魔した際に、壁にかけられていた
豆腐を表現した文章が印象的です。一部抜粋してお伝えします。

『豆腐は煮られてもよし 焼かれてもよし 揚げられてもよし
生で冷奴で ご飯の菜によし
平民的であって 気品もあり 上流へも好かれる
行儀よく切って 吸物となり 精進料理によし
握りつぶして味噌汁の身となり 家庭料理に向く
四時 春夏秋冬 いつでも使われ 安価であって
ご馳走の一つに数えられ 山間に都会に ドコでも歓迎される
徹した人は 豆腐の如く柔かく しかも形を崩さぬ
味がないようで 味があり 平凡に見えて 非凡』

さて、9月以降は様々な講座やイベントが目白押しです!
9/18(火)には近隣地区の新聞折込チラシも実施します。
それぞれの「○○の秋」を当館でお愉しみいただければ、と思います。

季節の変わり目、夏の疲れも出る頃ですのでくれぐれもご自愛ください。
次回、寒露の頃、またお便りさせていただきます。

平成30年 白露
横浜市技能文化会館 館長 山口亜紀

会館【ハマの職人 第7号】 ~この横浜に継承したい技の話~2018年09月09日

 

【職人名】石橋賢一氏

 「手造りとうふ ちばや」代表 横浜豆腐商工業協同組合 理事長

〔創業歴史〕

昭和25年戸塚区中田町で創業。
東京大森に移店後、現在の地、戸塚区汲沢町に店を構える。
現在2代目。

〔職人としごと〕

夏の暑い日、朝7時にお店に伺い、取材をさせていただきました。
私が伺うと早速、豆腐作りが始まりました。豆腐を作る工程を見学しながらの取材です。

まずはその日に販売する、絹ごし豆腐を作ります。
水を含んでずっしりした大豆を機械ですりつぶし、蒸気で煮て、豆乳を絞り、
それから何度か力を入れておからを絞り、たっぷりの豆乳を型に入れる。

これらの作業は力が必要で、次々にこなしていかなければならず、合間の時間に清掃したり
休む暇なく動いて大変な仕事という印象を受けました。そして、絹ごし豆腐をにがりで固めている間に
また休みなく、木綿豆腐を同じような作業で作っていく。
毎日その日に売るものを、こうして朝早くから作り、作業を無駄なく進めていく姿に
「職人の世界」を見た気がしました。
きっと、手の感覚や動作が身に染み付いてしなやかに仕事ができるのでしょう。

石橋氏はお父さまが豆腐屋を創業され、2代目です。子供のころから、店番をしたり
親の手伝いを嫌々してたので、豆腐屋にはなりたくないと思っていたそうです。
大学卒業後は商社マンとして働いたけれども事情があり、親の仕事を継ぐことに。
単純に見えたお豆腐屋の仕事だったけれど、実際は奥が深く、商売のやり方を考えたり
お豆腐づくりを研究したり、面白みを感じる感じるようになったのだそう。

「一言で職人とは」とたずねると、
「自分で進む道を見つけて、それに邁進できる人」という答えでした。
努力して1つでも、2つでも何かものにできれば名人になれる。力強いお言葉です。
努力は無駄にならない。努力を続けること、どれだけ実践できるかが大切
思って仕事をされているのだそう。
休暇のたびにご家族と山登りに行ったり、スキーの先生をしたお話をされながら、
「毎日楽しく仕事するのも努力!!」というお言葉。

「面白いからやってみな~」と出来上がったお豆腐のカットの体験をさせてくれました。
水槽の中で泳ぐお豆腐を捕まえて、水中でまな板にのせるとずっしり重くてバランスを取るのが難しい。
やさしく扱わなければいけないので、何だか生き物を扱っているようでした。
大豆を煮た後の甘くやさしい匂いに包まれ、ふわふわとほんのり温かい出来立てのお豆腐は
赤ちゃんのようです。石橋氏は大事そうにお豆腐を扱い、手際よく商品棚に陳列していきます。
大量生産された安価な製品はそれなり理由があるとのこと。街の豆腐屋さんの手造り豆腐は
味へのこだわりや鮮度などが違うことを知って欲しいとおっしゃっていました。
国産のこだわった大豆で作ったお豆腐は安全なもの。
作り手の思いを知ったら、これからは街の豆腐屋さんのお豆腐を選ぼうと思いました。

取材日:2018年7月14日(近江玲奈)

 

手造りとうふ ちばや
電話:045-881-0855

横浜豆腐商工業協同組合(神奈川県豆腐油揚商工組合HP内)
https://kanagawatofu.jimdo.com/

くらし【講座レポート】 2018/9/2 インドカレーとチャイの教室2018年09月04日

スパイス講座一の人気「インドカレーとチャイの教室」を開講しました。

先生がインドで買い付けた本場のスパイスで作る本格カレーです。

まずはカレーに含まれる、というよりもカレーらしさを作るスパイスを紹介します。

カレーの色をつけるターメリック

香りととろみをつけるコリアンダー

カレーらしい香りにするクミンシード

辛み付けのチリペッパー

その他シナモンや生姜など、10~30種ほどのスパイスが使われています。

 

本格的なお味ではありますが、先生の考案したレシピは作業が少なく、とても簡単です。

スパイスに玉ねぎ、にんにく、生姜、牛乳とトマトピューレ、

そして二日間スパイスに漬け込んだチキンを加えるだけ。

ハチミツや生クリームでまろやかに、ガラムマサラで味付けを調整して、

少し煮込めばマイルドでスパイシーなインドカレーの完成です。

炊き立てのご飯にかけて、カレーライスが出来上がりました。

市販されている日本風カレーのルーと違って、動物性油脂を含まないので、

コクはありますがお腹はさっぱりとして、重くありません。

副菜として、インド北部の料理「ライタ」も作りました。

野菜や果物をヨーグルトで和えて、今回は特製カレードレッシングをかけました。

カレーの刺激をヨーグルトが落ち着かせてくれ、非常にマッチしていました。

食後には先生の淹れてくれたマサラティー(チャイ)もいただき、講座は終了。

 

スパイスや紅茶を買って、より詳しく先生に作り方を聞いて、

ご自宅でも挑戦される方が多いようです。

インドカレーの講座は毎年開催しています。また来年をお待ちください。

 

平成30年9月2日開講

くらし【講座レポート】 2018/8/22 紅茶を愉しむ12ヶ月2018年08月23日

峯尾先生の紅茶の講座ですが、8月はちょっと変り種をいただきました。

 

先生が入れてくださった濃い紅茶にミルクを入れて、アイスミルクティーにしました。

お手製のラムレーズンをはさんだクッキーをお茶請けに、

先生が旅をしたインドの写真を見ながら紅茶の歴史を勉強しました。

ミルクティーは濃厚で、市販されているものとは香りも味わいも別物でした。

しかし、ラムレーズンクッキーと一緒に食べると、不思議とさっぱりいただけます。

現地の茶園で働く人々や、茶園の様子、空の高さや茶葉の色まで、

日本のものとは違う「生」の風景に皆さん感心しきりでした。

 

実習はティースカッシュバタつきパンです。

紅茶は昔のイギリスでは「薬効のある飲み物」とされており、

そのままでは強すぎるため、

バターをつけたパンを一緒に食べることが推奨されていたとのこと。

「不思議の国のアリス」のお茶会のシーンでも、このバタつきパンが登場します。

今回はパセリ&ガーリックと、シナモンシュガーの2種類をつくりました。

ティースカッシュは、その名の通り、炭酸入り紅茶です。

スパイスを混ぜた紅茶を鍋で淹れた後に冷まし、

オレンジジュースと炭酸水を2:1:1になるように割ります。

スパイスの風味とオレンジの酸味、炭酸が合わさってなんとも不思議な心地がしました。

夏にぴったりな爽やかな味わいです。

 

紅茶の講座は次回で最終回を迎えます。興味のある方はぜひご参加ください。

また峯尾先生のスパイスやハーブの教室は、毎月開講予定です。

11月はスパイスを使ったリースをつくります。こちらもどうぞ。

【紅茶を愉しむ12ヶ月のお申込はこちら】

【スパイスリースのお申込はこちら】

 

平成30年8月22日開講