技文レポート

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.84”副館長より 2024/10/152024/10/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今年度の横浜マイスターが選定されました。
横浜マイスターは、横浜市が選定する卓越した技を持った技能職者の方です。

今年度の横浜マイスターは建具製作の野口正男さんです。 →こちら
建具とは建物の戸や窓、ふすま、障子などの総称です。
建具職人はそれらの周りの鴨居や敷居などの枠も含めて技術を競っています。

野口マイスターは、同じく建具製作で平成27年に選定された田中利男マイスターから技術を教わったとのこと。
職人の技は脈々と受け継がれていっています。

11月10日には当館で横浜マイスターまつりが開催されます。 →こちら
特別な横浜の職人技を見にいらしてください。

大木佑介

くらし【技文レポート】2024年9月20日 見た目にも美しい酵素シロップ2024/10/11

まずは新商品のご紹介から。

杉本先生の酵素シロップを技文市で販売中です。

●「SUN」 赤いもの(ハイビスカスやサクランボなど)を集め、

      元気になるイメージでブレンド。

●「TANE」カルダモンやクローブなど8種類のスパイスを使用。

      心を落ち着かせたい時に。

どちらも「梅」を使った酵素シロップです。

 

それでは9月に開催した

「見た目にも美しい酵素シロップ」の様子をお届けします。

 

9月はリンゴのシロップを作りました。

使用したリンゴは2種類。

一つはブラムリーズシードリングという青りんご。

そして小さくて酸っぱいメイポールです。

日本ではなかなか聞きなれない品種ですが、

ヨーロッパでは加工や調理をしていただくリンゴなのだとか。

(クッキングアップルというそうです)

 

リンゴは皮やヘタもつけたままカットします。

スタンダードに串切りか、

思い切って輪切りでもOK。

メイポールは中身も赤くてきれいなので、

外側に向けたいところ。

今回はハイビスカスコーンフラワーマリーゴールドと、

お花も赤・青・黄色そろって、ひときわ華やかに仕上がりました。

 

寒暖差が激しく調子を崩しがちな季節です。

酵素シロップをおいしくいただいて、

楽しく体をメンテナンスしてくださいね。

次回は11月に開催いたします。

会館【技文レポート】2024年9月23日 親子の旬野菜お料理教室2024/09/27

9月の後半3連休に、親子の旬野菜お料理教室を開催しました。
小学校1年生から6年生のお子さまと保護者が参加してくれました。

今回のメニューは
マーボーなす丼
中華スープ
ぶどうゼリー

料理は順番も大事!
まずは冷やした方が美味しいデザートから作ります。
横浜産のシャインマスカットが入ったゼリーです!

次にメインのマーボーなすと
中華スープに入る野菜を一気に切ります。
デモンストレーションで包丁の使い方を見てから、
実際に具材を切りました。
みんなそれぞれ、包丁の切り方を先生に見てもらい、上達していました♪
同じ調理台のお友達と協力して、
美味しそうに仕上げていきます。

 

  

 

それでは、いただきます!
なすが苦手な子もちらほらいましたが、なんとみんな完食!
スープにもたくさん野菜が入っていたので、
みんな野菜をたっぷり食べました♪
今回使った横浜産の農作物は
お米、なす、おくら、シャインマスカット
なすやおくらはシーズン最後になりますが、
これからも、横浜産の野菜を見つけたら
ぜひ手に取って、お料理したいですね。


食後は、野菜ソムリエの講師ならではの野菜のミニワークをしました。
クイズ形式で行い、盛り上がりました。
さて、ぶどうの一番甘い部分はどこか分かりますか?
ぜひ調べてみてください!

次回は12月7日(土) お正月料理を親子で作ります♪
お申込みは10月10日前後を予定しています。
ご参加お待ちしております。

くらし会館【技文レポート】2024.9.21男の家庭料理教室2024/09/25

まだ夏の暑さが残る中、「男の家庭料理教室」を開催しました。

2024年4月~9月に月1回開催し、本日は連続6回の最終回

テーマは和食の2回目。秋の食材が盛りだくさんのメニューは・・・

・鯵の南蛮漬け

・けんちん汁

・さつま芋の煮物

横浜 旬・菜・果代表。料理研究家の市原先生はレシピに

梅製品をプラスされることが多く、今回は白梅酢と梅干し。

白梅酢は、鯵にふりかけ、

梅干しは、けんちん汁とさつま芋の煮物のだし汁を取るときに使いました。

だし汁を取ったあとの鰹節と昆布や梅干しは捨てることなく、ふりかけにしました。

ひと工夫でご飯にぴったりの1品になりました。

味付けは薄味ながらも、食材そのもののうまみを活かしており、

飽きのこない美味しさでした。

今回は最終回ということで、6回連続で参加された方には会館から感謝の気持ちを込めて

皆勤賞でお祝いしました。市原先生からも参加のみなさんからも拍手が👏

今回は、なんと6名の方が皆勤です!嬉しい限りです。

次回は10月19日から毎月開催いたします。

1回目のメニューは・・・

和食!魚の西京焼き・茶碗蒸し・ほうれん草の胡麻和え・新米ごはんの予定です。

みなさん、お楽しみに。また来月お会いしましょう♪

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.83”館長より 2024/9/252024/09/25

こんにちは。館長の山口です。
メルマガをご受信いただきありがとうございます。

季節は「秋分」になりました。
今年は半年くらい夏のようでしたが、少しずつ日が短くなってきたと
感じています。ようやく夏の終わりでしょうか。

前号でお伝えしましたが、9月14日に「手づくり市」を開催し、
多くの方にご来場いただきました。ありがとうございました!
技文レポートにも掲載していますので、ぜひご一読ください。

私事ですが、9月は技文で働き始めた月です。
13年前のことになります。そして、館長として10年が経ちます。
同じ職場(同じ仕事)を続けているわけですが、
長い社会人生活の中でも貴重な時間、体験と思っています。

日々色々なことがあり、様々な方々と接し、毎日が瞬く間に過ぎたと言っても
大袈裟ではなく、お陰様で飽きることなどありません。
これでいいのだろうか?と思いつつ、行ったり来たりしながら、少しずつ進みながらの日々です。
今後はどうなのか?わかりかねますが「今」を大切に積み重ねていきたいと思っています。

季節の変わり目、くれぐれもご自愛されてください。
霜降の頃、またお便りさせていただきます。

令和6年秋分 山口亜紀

会館【技文レポート】2024年9月14日 第21回GIBUN手づくり市2024/09/17

第21回GIBUN手づくり市を開催しました!

9月も半ばとはいえ、まだまだ暑い土曜日の開催となりました。

今回初の試みとして、抽選で出店者を決めさせていただきました。

たくさんの方にご応募いただきまして、本当にありがとうございました。

 

当日は、予想外の大盛況。

なんと30分以上前から開会を待っている方がいらっしゃいました。

気になって声をかけたところ、お目当てのサークルがあったようです。

今回初出店の方で、ぬいぐるみの着せ替え服が人気の様子。

手が込んでいて、とてもかわいかったです。

遠方から来てくださった方もおり、ハンドメイド作品への熱量に驚かされました。

 

好評企画「みんなのピアノ♪」では、

小学生の男の子がジャジーな演奏をして注目の的に。

会場からも思わず拍手が上がりました。

YOUTUBEで聞いた曲を練習しているのだとか。

自由に演奏していただく企画なので、

毎回「思いもよらない演奏」が出てくるのが面白いです。

 

前回から引き続き、ラウンジでのワークショップリユースマーケット

ハズレなし抽選くじもイベントを盛り上げてくれました。

ホールの中も外も人があふれていて、とても賑やかで楽しい一日となりました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

次回の開催は、4月を予定しています。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.82”副館長より 2024/9/152024/09/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

匠プラザの木型職人道具のコーナーに定規がたくさん並んでいます。
同じものばかり展示しなくてもいいのに、と思うかもしれませんが、全部違うものです。

この定規は鋳物尺(いものじゃく)と言って、金属の鋳物の原型を作るときに使う定規です。
金属は固まるときに収縮するので、その縮み幅を考えて原型を大きめに作らなければなりません。
その縮み幅の分、あらかじめ少し長くしてあるのがこの鋳物尺です。

金属の種類によって縮み幅が違うので、それぞれの金属の種類にあった鋳物尺があります。
その種類は10/1000や22/1000と表記されていて、
1000mmの定規が実際は1010mmや1022mmで作られています。
途中で別の種類の鋳物尺と取り違えてしまうと大変なことになりますね。

このように、一見同じものがたくさん並んでいるようでも、みんな微妙に違っています。
何が違っているのか、間違い探しのように楽しんでみてください。

大木佑介

会館【技文市】技文オリジナルバッグ販売中2024/08/26

技文市ではエコバッグとしてお使いいただける

2種類のバッグを販売中です。

 

1つは以前に大好評をいただき、

即完売となったお買い物用バッグ

不織布製で軽く丈夫。汚れにも強いので、

お買い物にお役立てください。

 

2つ目は今回初登場の保冷バッグです。

技文オリジナルデザインのこちらは、

ランチバッグより少し大きい目のサイズ。

こちらも軽く、エコバッグとして忍ばせておけば

冷蔵品のお持ち運びに便利な一品です。

 

どちらも当館1階・技文市にて販売中です。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.81”館長より 2024/8/252024/08/25

こんにちは。館長の山口です。
メルマガを受信いただきありがとうございます。

季節は処暑となりました。
暑さが和らぎ、蝉の声から虫の声に変わる頃になります。
確かに夜の帰り道は、蝉の大合唱が小声になってきました。

前号で副館長が「匠の小学校」について書いていますが、
私自身も夏の思い出!?と言えば、「匠の小学校」です。
このイベントが終わると夏が終わった気にさえなります。
技文レポートに報告してありますので、ご一読いただけますと幸いです。
→こちら

次のイベントは9月14日(土)の「第21回手づくり市」です。
出店者の皆さまをお迎えし、各店を覗き、
皆さんの手仕事、工夫、器用さに感心し、
お買い物をすることをとても楽しみにしています。
ちなみに、私の担当は「SDGsリユースマーケット」です。
現在、断捨離?をしながら、出品の物色中です。
掘り出し物もあるかもしれません。ぜひお立ち寄りくださいませ!

厳しい残暑が続きますので、くれぐれもご自愛いただき、
みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

令和6年処暑 山口亜紀

くらし【技文レポート】2024年8月17日 男の家庭料理教室2024/08/24

台風一過で暑かったこの日、男の家庭料理教室 中華の2回目が開催されました。

メニューは

 ・海老チリ

 ・きのこ入り中華スープ

 ・にらまんじゅう
いつものように本日のメニューの説明から始まります。

「食品」「栄養」「季節」様々なお話しを取り混ぜながら進めていくのが市原先生流。

本日のメニューでは~

きのこ入り中華スープに付けたとろみについて。

「今日のように暑い日は、とろみを薄くしのど越し良く。

寒い日は、とろみを濃くします。それは冷めにくく体が温まるのよ。」と。

同じ料理でも、季節によって変化をつけるそうです。

年齢の違いでも、それぞれが食べやすいように、形、大きさ、味も変化をつけます。

「料理は、愛情ね。」と。こういうコメントからも料理の楽しさ、大切さを学びます。

 

にらまんじゅうは、餃子の皮2枚を使って包みます。

中身のあんは、餃子とほぼ同じ材料で作りましたが、

たくさんあんが詰まっていて、肉汁をたっぷりと味わえて◎

海老チリは、海老に片栗粉をふりよくもみ、水で洗い流します。

水気を良く拭き取ったら下味をつけ、卵白を少しずつ加えてよくもみ込みます。

するとプリプリの食感になり、美味しい海老チリに!


実習後は、みなさんで試食タイム♪

愛情たっぷりの料理を目の前にして会話もはずみます。


10月からの教室は早くもキャンセル待ちとなっていますが、まだ受付中ですので、

ご興味のある方はキャンセル待ちでお申込みをしてみてはいかがでしょう。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.80”副館長より 2024/8/152024/08/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

8月4日に今年も「匠の小学校」を開催いたしました。
皆さまたくさんのご来場ありがとうございました。
また、職人の皆さま、ボランティアの皆さまありがとうございました。

今回は申込方法やお支払い方法で新しい取り組みを行いました。
外部のイベント申込受付サイトを利用し、お支払いもオンライン決済でした。
慣れない分不安でしたが、作業効率や当日の受付手順も簡略化され、大成功でした。
今後ともオンラインの利用やキャッシュレス化を進めて行こうと思います。

ちなみに毎年8月のメルマガは匠の小学校について書かせていただいています。
きっと来年もまた匠の小学校について書いていることでしょう。
来年もよろしくお願いいたします。

大木佑介

会館【技文レポート】2024年8月4日(日) 匠の小学校20242024/08/06

匠の小学校2024を開催しました!

匠の小学校は夏休みに開催の技能文化会館の一大イベント。

技能文化会館の各部屋で13の体験を1日で同時に開催します。

今年はお子さまの総体験450名!

約1,000人の方のご来場いただきました。

皆さま、暑い中ご来場くださりありがとうございました!!

 

匠の小学校の特徴は講師がハマのプロの職人さんということ。

職人さんが使う本物の道具と材料を使うことができるのが大きな魅力です。

スクリーン印刷の大きな器具

ペイントの塗料や道具

おとうふ屋さんの豆乳とにがり

子どもにとっては重くて大きいかなづちやのこぎりやさしがね

いい香りの国産イグサのタタミ

銅板の色を変色させる特殊な薬品

本物のカメラと笑顔を引き出す技

木を薄く削るカンナ

和裁ならではのコテ(アイロン)

どろだんごをピカピカにする技

親子のコミュニケーションが素敵なマッサージ方法

 

一生懸命に作品を作る姿や、やる気が溢れる表情から

面白いと感じてくれているようでした。

 

子どもたちが書いてくれたアンケートの感想には

・かわいい作品が出来てうれしかった

・ていねいに教えてもらったのでよかった

・色々な体験ができておもしろかった

・また来たい

・はじめて作れたから満足

・すごく楽しかった。いい思い出になった。

というコメントがたくさんありました。

来年も楽しみです!と保護者の方の声もいただきました。

 

体験を終えた子どもたちの素敵な笑顔から、本当に良い体験が出来たのだなと感じました。

この経験が宝物になると良いなと思います。

 

最後に、このような大きなイベントは技能文化会館のスタッフだけではできません。

職人さんは今回のイベントのために80名お集まりくださいました。

当日は25名のボランティアスタッフが笑顔でサポートくださりスムーズな運営をすることが出来ました。

その他にも多くの方にご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

また来年も開催を予定しています。また来年を楽しみにしてください。

 

 

 

 

 

 

くらし【技文レポート】2024年7月20日 男の家庭料理~7月~2024/07/25

今回の講座で学んだメニューは・・・

●バジルペースト           

●バジルトースト

●豚肉のマスタード焼き

●野菜スープ

●バジルペースト&バジルトースト●・・ナッツはクルミを入れました。松の実、アーモンド、カシュナッツなどもOK

どのナッツを入れてもバジルが強いので味はあまり変わらないそうです。色々なナッツで試してみて下さい。

💛ナッツはフライパンで気長に煎ると香ばしい香りがしてgoodです。💛

出来上がったペーストはバケットに塗り、パルメザンチーズをふりオーブンへ。

トーストのカリカリとした食感と、バジルの香りが組み合わさってシンプルながらも

とてもおいしかったです。

💛バジルの保存方法💛

ペーストをビンに入れオリーブオイルでペーストにフタをします。乾燥が防げてカビがつかないそうです。

●豚肉のマスタード焼き●

マスタードの香りと味が食欲を刺激し、食欲が落ちやすいこの時期でも美味しく食べられました。

マスタードソースは、どの食材でもOK。

●野菜スープ(トマト・玉ねぎ・レタス)●

さっぱりとしたさわやかな味わい。トマトの酸味と甘み、玉ねぎの甘み、レタスのシャキシャキした食感が

とても美味しかったです。

💛玉ねぎの切り方「繊維の方向」が大切💛

繊維に沿って切る(たて切り)・・・加熱しても形がくずれずにシャキシャキとした食感が残る。

繊維を断ち切る(横切り)・・・加熱するときに繊維が崩れやすく、やわらかい(クタクタ)食感になる。

目的に応じて切り方を選ぶとお料理がより一層美味しくなるそうです。

 

多めに作ったバジルペースト!!!

市原先生の提案でジャンケン大会でゲットする方を決めることになり、大いに盛り上がりました。

本日の講座もみなさんの楽しそうにお料理を作る姿、和気あいあいとした雰囲気、テキパキと動く姿

とても素敵な時間になりました。ありがとうございました。

次回(5回目)のメニューは・・・

エビのチリソース / ニラ饅頭 / きのこの中華スープ

 

※オクラに含まれる成分を「ムチン」と表記していましたが、ご指摘を受け誤りであることが判明しました。お詫びして該当箇所を削除します。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.79”館長より 2024/7/252024/07/25

こんにちは。館長の山口です。
メルマガを受信いただきありがとうございます。

季節は大暑となり、暑さ本番!の日々が続いています。
以前は「夏は暑くなくちゃ!」「暑くなってこそ夏!」などと言っていたように
思いますが、最近は猛暑が続き「危険な暑さ」となっています。
加えて、夏風邪や感染症も流行中、熱中症の心配もあり「暑すぎる夏」に悲鳴
と言ったところでしょうか。

今は、8月4日(日)の「匠の小学校」開催準備に気忙しくしています。
「準備8割」と実感していますので、前日までにいかに準備を整えることが
出来るのか、にかかっていると思っています。
と、頭でわかっていても、私自身は、まだまだやらなければならないことが
山積み状態で4割程度しか進んでおらず、こちらはこちらで自分自身に悲鳴です。

さ!嘆いていないで、進んでいきます!(と自分に掛け声)

皆さまには、会館へお越しの際は時間に余裕を持たれ、
いらしたら1階匠プラザで涼んでください。
暑い暑い今夏を乗り切るために、くれぐれもご自愛いただき、お過ごしください。

※TVK(テレビ神奈川)のハマナビ「ハマの自由研究特集」で匠の小学校を取り上げて
いただきました。お豆腐屋さんを訪ねた映像もありますので、ぜひ御覧ください。

令和6年大暑 山口亜紀

会館【技文レポート】短い梅雨の終わりの坪庭2024/07/16

7月も植替えが行われ、坪庭はいっそうカラフルになりました。

とくにポーチュラカとケイトウは、

一株の中に何色もの花をつけていて目に華やかです。

 

ケイトウこれまでにも紹介したことがありました。

当館の坪庭ではすっかりお馴染みになりましたね。

色鮮やかな花房は、炎のような形をしていますが、

他の品種ですと、ビロードのような質感で

モコモコと丸い形のものもあります。

まさに鶏頭の名の通り、鶏のトサカのような見た目で、

一見して同じ植物だと思えませんでした。

植物の世界は奥が深いです。

 

ポーチュラカも色とりどりの花をつけています。

赤ピンクオレンジ黄色と、見ているだけで元気になりそうな

可愛らしい見た目の花です。

薄い花びらとは対照的に、葉や茎はプニプニと肉厚で面白いです。

暑さと乾燥に強い植物ということで、

夏のガーデニングには欠かせないんだとか。

花言葉は「いつも元気」

見た印象と同じで驚きました。

 

他にもキキョウサルビアなどの涼しげなお花も開花しています。

今後はハイビスカスのつぼみにも注目したいところです。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.78”副館長より 2024/7/152024/07/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

ふと、英語で展示の道具のことを何と言うのか気になり、調べました。
特に気になったのが、ウチマルカンナ、ソトマルカンナです。
以前メールマガジンでも書かせていただきました。→こちら

ウチマルカンナは、桶の外側を削るために内側にへこんでいます。
ソトマルカンナは、桶の内側を削るために外側に丸くなっています。

英語ではウチマルカンナはHollow Plane(中空のカンナ)、
ソトマルカンナはRound Plane(丸いカンナ)でした。

英語は見た目通りの名前でわかりやすいです。
いや、よく考えたら日本語も見た目通りの名前なのか。
やはりどっちがどっちか混乱してしまいます。

大木佑介

くらし【技文レポート】2024年6月29日 完熟梅の梅しごと~2回目~2024/07/02

ようやく関東も梅雨に入り、

梅雨明けはいつになるのか心配な今日この頃です。

 

5月から始まった梅しごと教室が、6月の最終土曜日にひと段落を迎えました。

この日は前回漬けた梅干しの紫蘇入れの準備と、

同じく赤紫蘇を使ったジュース作りを行いました。

 

講座のほとんどが紫蘇をむしる時間だったかもしれません。

大きいボールに一人一杯の赤紫蘇。

各テーブル4名が使っているので、山のようでした。

みなさん声を掛け合って、手伝いながら作業を進めていましたが、

先生の「今年は1トン400束分を用意しましたよ」とのお言葉に、

聞き間違いかとどよめいてしまいました。

塩もみしてアク抜きした紫蘇は、なんと片手に乗るほどの量になりました。

作業が終われば、次は気になる天日干しのお話です。

今日は手元に梅がなく、ご自宅に戻られてから紫蘇入れをしますので、

みなさん真剣に傾聴。

つぶれた梅の整え方や、ひっくり返すタイミング、保存の仕方など、

質問も交えながらの講義となりました。

 

大粒の梅は天日干しに三日三晩以上かかります。

そのため、お天気が三日以上続く日に天日干しを始めるのが理想です。

今年はまだ梅雨に入ったばかり。

美味しい梅干しの為にも、梅雨明けは例年通りに来て欲しいですね。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.77”館長より 2024/6/252024/06/25

こんにちは。館長の山口です。
メルマガを受信いただきありがとうございます。

季節は夏至になり、例年より遅い梅雨入りとなりました。
梅雨入りした午前中は土砂降りでしたが、外出していました。
ツイていないなぁ....と思いつつ、雨に濡れても収穫がありました。
また、この日から「匠の小学校2024」の体験申込を開始しました。
今回は初めてPeatixというツールを使っての受付です。
10年前には往復はがきでの申込受付をしていましたから
時代は変わったものです(笑)
※匠の小学校2015レポート

翌日は梅しごと教室を開講しました。
こちらも10年続けている教室ですが、今年の梅は不作を通り越して凶作とのこと。
しかも、梅雨入り前に梅の収穫が終わることは滅多にないとのことで
講師の市原先生には大量の完熟梅を入手するのにご苦労いただきました。
ということで、今年つくった梅干しは貴重です!
※初回の梅しごと教室

昼の時間が長い夏至ですが、帰る時間には暗くなっています。
帰り道に撮った夜の技文画像も御覧ください。
それでは、次回「大暑」の頃、またお便りさせていただきます。

令和6年夏至 山口亜紀

会館【講座レポート】2024年6月22日 完熟梅の梅しごと~第1回目~2024/06/24

完熟梅の梅しごと教室の1回目を開催しました。

青梅が終わると、1カ月もしないうちに完熟梅で梅干しを作り始めます。

梅ジュースや梅ジャム、梅酒は青梅でも完熟梅でも

作ることができますが、「梅干し」だけは完熟梅でしか作れません。

毎年、梅干しを作る方はこの時期を逃すまい!と

完熟梅を心待ちにしていらっしゃる方は多いののではないでしょうか。

 

さて、今回は梅干しの仕込みと、完熟梅の梅ジャムを作りました。

完熟梅は香りが良いので、部屋いっぱいに梅の甘い香りに包まれながら

「梅しごと」をします。香りだけで、幸せな気分に!

梅干しを仕込むのはシンプルなので、それほど難しくはありません。

1キロの梅をジップロックで仕込みます。特別な道具を用意する必要がない

ので、とても手軽にできるのが良いですね。

 

梅ジャムづくりはみなさま和気あいあいと楽しそう。

出来たばかりの梅ジャムを味見して、「美味しーい!」

みなさん歓声をあげていらっしゃいました。

まさに一瞬で梅ジャムのファンです。

市原先生の梅ジャムは、本当に美味しいです。

そして、透き通るようなオレンジの色が美しくて惚れ惚れ!

(技能文化会館の1階にある技文市で販売もしてるのでぜひ食べてみてください)

 

ジップックで仕込んだ梅干しの方は

2日もすれば1番最初の画像の通り、梅酢がたっぷりあがり、タプタプに浸かっています。

自分で仕込んだ梅の様子は愛おしいですね。

来週の2回目の梅しごと教室では、真っ赤な梅干しにするために紫蘇の準備をします。

また「梅しごと」のレポートいたします!

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.76”副館長より 2024/6/152024/06/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

6月7日~9日に横浜市役所アトリウムで「よこはま匠フェスティバル」が開催されました。
このイベントは県内の家具職人の技術を披露するイベントです。
神奈川県家具協同組合の主催で、昨年に続き2回目の開催となりました。

家具の販売や展示、ステージイベントでの実演等が行われ、たくさんの方がご来場されていました。
普段なかなか見ることのない家具職人の技を間近で見ることができ、お手頃価格で入手もできます。

会館スタッフの中で話題になっているのが、昨年も行われていた木製の巨大ガラポンです。
何が当たるかわかりませんが、500円で職人技の品物を手に入れることができます。

昨年私は大きなクッションが当たり、今回も必ず回そうと意気込んで参加しました。
そんな中、今回当たったのは木製のトレイでした!

普段トレイに乗せて食事をしたりする習慣がないのですが、
せっかく素敵なトレイが手に入ったので試してみたいと思います。

大木佑介

くらし【講座レポート】2024年5月25日 青梅の梅しごと2024/06/06

スーパーや青果店に梅の実が並ぶ季節がやってきました。

当館でも、今年の梅しごと教室が始まりました。

 

毎年スタッフも梅の実の下処理をお手伝いしています。

そのため、この季節は頭の中が「梅」一色。

今年の梅はどうだろう。豊作かな?不作かな?

梅の実はいつ届くんだろう。前日までに冷蔵庫を空っぽにしなくちゃ!

など、心配事がつきません。

 

なんといっても季節のものですから、少しでも時期がずれると

熟しすぎてしまったり、落ちてしまったりと変動があります。

まずは無事に講座がスタートしたことに一安心です。

 

大粒で香りが良い「杉田梅」は、梅酒づくりに最適の品種。

通常のレシピでは、梅・氷砂糖・酒を1:1:1にしますが、

先生は“梅リッチ”を推奨されています。

梅をたっぷり使うため、よりエキスが出て美味しく仕上がります。

 

梅酒は1年、梅味噌は2週間、梅ジュースは1週間と、それぞれ時間は異なりますが、

「待つ時間も楽しんでね」というお言葉が印象的でした。

次回は完熟梅です。

またレポートをお待ちください。

くらし【技文レポート】2024年5月24日 見た目にも美しい酵素シロップづくり2024/06/04

 

毎回大好評の酵素シロップづくりの講座を

5月も開催しました。

徳島県産の小梅をメインに、

「梅のスパイシーシロップ」に挑戦しました。

 

酵素シロップに欠かせないスパイスとハーブですが、

今回先生が用意して下さったのは、

カルダモン

ナツメグ

ローリエ

シナモンなどなど。

まるでカレーのレシピのようですが、

この複雑な組み合わせがスパイシーな味わいの要です。

 

実は以前に、同じスパイスセットを使ったことがありました。

その時はコーラの味と香りを再現するのにスパイスを使用しました。

どちらも出席された方は、ぜひ味比べをして感想を教えて欲しいです。

 

暖かいからか、梅の発酵する力が強いのか、

仕込んでから三日で泡が出てきてしまったようですが、

果物のエキスをしっかり出すためには、

1週間は置いておきたいところです。

 

もうすぐ梅雨がやってきます。

雨が続くと滅入ってしまう事もありますが、

梅のシロップを飲んで、元気に爽やかに過ごしたいですね。

 

くらし会館【技文レポート】2024年5月25日「男の料理教室」2024/05/30

「男の料理教室」2回目)のレシピは中華

みずみずしいお野菜に

表面に光沢があり、見るからに新鮮で美味しそうなお肉

どのように変身するかな?・・・・・・

   

●1品目 人参のナムル● 

常備していることの多い人参。栄養満点の人参。

沖縄では一家に一台シリシリ器で人参を皮ごとシリシリ。

シンプルながらも風味豊かで人参の自然な甘さとごま油の香ばしさに

すりごまが加わり、どんな料理とも合わせやすいかと思います。

 

    かんたん激うま!やみつき!

●二品目 中華スープ●

具材は青梗菜、生黒きくらげ、卵

乾燥きくらげでもOK。しかし、肉厚感が生きくらげの方が

食感が良いそうです。

卵がふわふわになるポイント・・・

水溶き片栗粉でとろみをつけてから

溶き卵を入れるとふわっふわっになります。

   短時間であっという間に完成!

●三品目 チンジャオロース(青椒肉絲)●

ピーマン(青椒)、肉、筍などの食材を細切りにし炒めた料理ですが、

今回はパプリカ赤をプラスしました。

日本ではお肉は牛肉を使用することが多いですが、

中国では豚肉を使用するそうです。

ポイント・・・ピーマン、筍もシャキシャキとした食感が楽しめるように

短時間で炒めるのがGOOD。

   色どりもよくおいしそう~

で・き・あ・が・り( ^ω^)・・・

スタッフもいただきました\(^o^)/人参ナムルはやみつきです。あと10皿は食べられました。

中華スープ・・・ふわっトロふわっ、とっても優しいスープでした。

チンジャオロース・・・もう最高!ご飯がすすむ!すすむ!

美味しかった~。ごちそうさまでした。  

みなさま、お疲れ様でした。

次回(3回目)は鶏肉のチーズパン粉焼き・グリーンサラダ・ミネストローネです。

会館【技文レポート】初夏の坪庭2024/05/25

5月になり横浜ではバラの季節となりました。

日本大通公園内でも、色とりどりのバラが目を楽しませてくれます。

当館の坪庭も、季節に合わせて大きく姿を変えました。

 

中央に咲く目立つ花はカラーです。

切り花ではよく見ますが、こうやって植わっているところは初めて見ました。

赤紫の大きな花、太い茎、流れるような葉はどれも存在感があります。

その後ろには薄いピンク色のゴデチアが咲いています。

こちらの花も大きいですが、ひらひらと風にそよぐ花びらは透明感があり

チュールのスカートのような繊細さ。

 

坪庭の右側手前は、サンクエール金魚草でボリュームがあります。

サンクエールは2か月ほど植わっていると思うのですが、暖かくなって急成長しました。

白い小さな花がワッと満開になっており、なんだか迫力があります。

 

他にも色鮮やかな葉をもつヒューケラや、

花の時期は終わってしまいましたがエニシダなど、葉っぱも元気いっぱいです。

初夏は葉の色もみずみずしくてきれいですよね。

 

小さな庭ですが、本当にたくさんの植物が植えられています。

ご興味のある方は、ネームプレートで名前を確かめてみてください。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.75”館長より 2024/5/252024/05/25

季節は「小満」になりました。
陽気がよくなり草木も成長し、田植えの準備を始める頃です。
最近は陽気が良すぎて、夏?と思う日が続いています。
今年は「高温、多湿、多雨」の長い夏のようです。

最近は、「事業報告」資料を作成する日々でした。
なかなか骨の折れる作業ですが、
1年間を振り返り、自分達が何をしてきたか、
何ができなかったかを整理し、次に繋げるための時間と思っています。
しばらくしますと、横浜市のHPにも掲載されますので、
よろしければ御覧になってみてください。
あれ? そうだったの? 知らなかった。と言うことも多々あると思います。
ちなみに、5月中に人気の高い701.702.703の室内椅子を交換しています。
お気づきでしょうか?

「小満」には秋に撒いた麦の穂が付く頃で安心し「少し満足する」
という意味もあるようです。
事業報告で少し満足し、夏のイベント(匠の小学校)に向けて歩を進める
時期です。長く暑い夏にバテないように、少しずつ頑張りたいと思います。

それでは、次回、夏至の頃、またお便りさせていただきます。

令和6年小満 山口亜紀

くらし【技文レポート】2024年5月10日 沖縄ごはん2024/05/17

季節は初夏。

半年ぶりの沖縄ごはんでは、夏に食べたいゴーヤ

魅力が満載の講座となりました。

メニューはこちら

●ゴーヤーチャンプルー

●ジューシー(焚き込みご飯)

●モズクにんにくのスープ

●ゴーヤージュース

モズクは今が旬。なんと先生自ら採ってきてくださいました。

 

メニューを見ればひときわ気になるゴーヤージュース

ゴーヤってジュースになるの?と思われるかもしれませんが、

これがとても美味しくて新しい発見でした。

 

絞ったゴーヤ果汁にシークワーサージュースと

シロップを加え、水や炭酸水で割ります。

最初に広がるのはシークワーサーのさわやかな甘酸っぱさ。

「あれ?苦くない?」と思ったところでやってくるゴーヤの渋み!

ですがこのグーッと追いかけてくる渋さが不思議とクセになる、

唯一無二の味わいです。

余った実の部分は煮物、搾りかすは卵焼きと、

ゴーヤを丸ごと食べられるアレンジも教えていただきました。

 

チャンプルーのコツはそこが丸い鍋を使うこと。

普通のフライパンを用意していましたが、中華鍋にチェンジして調理スタート。

強火でザッと炒めると水っぽくならずにおいしく仕上がります。

 

ゴーヤは体を冷やす効果があり、熱中症予防が期待できるそうです。

最近はグリーンカーテンとして家庭でゴーヤを育てる方も多いと思います。

たくさん取り入れて、夏を元気に過ごしたいですね。

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.74”副館長より 2024/5/152024/05/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

日本では木工作業を行う技能職が多くあります。
木を加工する道具で一番種類が多いと言われているのが「ノミ(鑿)」です。

木工でのノミは木に穴をあけたり、溝を彫ったり細かい彫刻をしたりと多様な使い方をします。
その分種類も豊富で、大きいもの小さいもの、刃が広いもの細いものなど数百種類あるようです。

会館の収蔵品約3,500点の中でもノミが一番多く、約400点ほどあります。
匠プラザでもたくさんのノミを展示していますが、全部は展示しきれていません。

見ていると、正直どう使っていたのか想像がつかないノミもあります。
本当に多種多様のノミがありますので、匠プラザでその種類の多さをご覧ください。

大木佑介

くらし【技文レポート】2024年5月6日 親子の旬野菜お料理教室2024/05/10

今年のGWは最大で10連休になる方もいらっしゃったとか。

なかなか気温や天候も落ち着きませんでしたが、

みなさんはどう過ごされたでしょうか。

当館ではGW最終日である5月6日(月振休)に、

「親子の旬野菜お料理教室」を開催しました。

 

メニューは  オムライス & 野菜のソテー 

オムライスはトマトソースから作る本格派。

初夏に食べたい旬の野菜も盛り沢山です。

 

親子でおそろいのエプロンやバンダナをつけて準備は万端。

今回はオムライス用とソテー用と、野菜を切る作業がとても多かったです。

固いニンジンやつぶれやすいトマト、食材によって切り方も違います。

今日はじめて包丁を握る子もいました。

手を切らないように丸くして、お父さんお母さんと一緒に作業。

新玉ねぎのみじん切りも上手にできました。

 

そしてオムライスと言えば最後はたまご!

家庭によって一番違いが出るところだと思いますが、

今日は牛乳を入れてフワフワに仕上げます。

先生に教わった通り、バターの上に卵液を落として火加減を確認。

たまごをチキンライスの上に乗せた瞬間、みんなパッと笑顔になったのが印象的でした。

 

GWの楽しい思い出になれたなら嬉しいです。

また次回の開催をお待ちください。

くらし【技文レポート】2024年4月27日 男の家庭料理教室2024/05/07

 

2024年度 男の家庭料理教室 上期がスタートしました

4月~9月まで和食、洋食、中華のテーマごとのメニューを作ります。

第一回目のメニューは春の食材を使った和食の3品、

「鳥の唐揚げ」「あさりの味噌汁」「春キャベツの甘酢付け」です。

食材の話、取り扱い方、調理の仕方、

デモンストレーションを加えての市原先生の説明は丁寧でわかりやすく、

初めて参加の方にも大好評です!

 

今日の実習は時間に余裕が出来たので、                

いつもより先生のお話しがたっぷり聞けてラッキーです♪

お米の栄養素や、出汁の種類、味噌の地域性などなど

様々な話題に興味深くみなさんメモを取っていらっしゃいます。
 

今回参加されたみなさんは、お米を研ぐのも初めての方、

自己流なので基本を教わりたい方、家族のために手づくりの料理を振舞いたい方,

など参加の動機は色々ですが、みなさん生き生きと楽しそうです。

お米のとぎ方も上手です!

 

さて、実習の内容に話しを戻しましょう~

鶏の唐揚げは白梅酢をふっておくと余分な水分がでて柔らかく仕上がります。

油の温度も最初は低め→最後は高くする。一度にたくさん入れないように。

すると中はジューシー。外は衣がカラっとあがります。揚げ物の種類や特徴、コツもじっくり教わりました!

今回『国産のあさり』をご準備いただいたのですが、とても大きくて立派なあさりでした。

あさりは、水から火をかけます。

ゆらゆらと「あさりが良い気分」になるとしっかりだしが出ていい具合に殻が開くそうです。

2枚貝は春に産卵をむかえるので春が美味しいそう~その通りに、

だしがよく出たおいしいお味噌汁が作れました

 

この季節、春キャベツもたくさん店頭に出回っています。

甘酢漬けでさっぱりと、丸ごと1玉買っても作り置きしておけば、美味しく食べきれちゃいますね。

 

実習後は試食の時間が待っています。作りたてをみんなで囲む食事は美味しさ倍増です。

「おいしいね!」とあちこちから聞こえてきて、会話も弾みます♪

次回5月のテーマは中華になります。お楽しみに!

会館【技文レポート】2024年4月20日 第20回GIBUN手づくり市!2024/04/26

4月20日(土)に第20回GIBUN手づくり市を開催しました。

 

記念すべき20回目ということで、いつも以上に盛り上げたい!

という思いのもと、ゲスト作家さんをお招きしてのワークショップと、

ハズレなし抽選会を企画しました。

 

広報面にも力を入れ、初の試みとして市営地下鉄に中吊り広告を掲載しました。

ご覧になった方いらっしゃるでしょうか?

その甲斐あってか、来場者の数はなんといつもの2倍!

約730名の方にご来場いただきました。

 

ゲストとしてお招きしたのは、以前から技文とかかわりのある3名の先生です。

和紙と針金で立体的なリンドウの花をつくる折紙を楽しむ会。

 

中国発の書道&アート「花文字」を描く福々花文字。

 

アトリエMuでは、リボンを編み込んでつくるハワイアンレイをストラップに。

2階ホール前のホワイエにワークショップブースを設けたことで

イベント会場全体がボリュームUPし、賑やかになりました。

展示された作品が通りがかりに興味を引いたのか、

イベントに立ち寄ったり声をかけて下さる方も多かったです。

 

午後からは抽選くじも盛り上がりました。ピーク時は列ができるほど!

景品は技文オリジナルグッズや職人さんの作品などでした。

喜んでいただけてうれしかったです。

 

アットホームと評判なGIBUN手づくり市ですが、常連となった出店者さんが

紹介してくださったり、以前遊びに来てくれた方が出店してくださったり、

だんだんと輪が広がっていくのを感じます。

今回も、何名かの方に出店方法を質問されました。

次回の開催は9月を予定しております。6月ごろから

募集を開始いたしますのでお待ちください。

 

ハワイアンリボンレイのストラップ作りに参加したスタッフのお子さんが、

「もう一個作りたい!」とお家でも挑戦してくれました。

複雑な作りなのにすごい!😊

 

工作や手芸がお好きなお子さんは、きっと楽しめるイベントです。

ぜひ一度遊びに来て下さい。