技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.66”副館長より 2024/1/152024/01/15
新年あけましておめでとうございます、副館長の大木です。
本年もよろしくお願いいたします。
匠プラザの道具の収蔵品にお正月に関係するものはないかと探してみました。
見つかったのは和菓子屋さんの「ダルマアメ包装紙」です。
説明書きに「正月など縁起物として使用」とあります。
ダルマの形をした棒付きの飴を包むのに使用していたようです。
戦前戦中まで使用していたものが大量に収蔵されていました。
縦12センチ程度の薄い一枚の紙に、
赤で上下の縁取り、中央にダルマの絵と「ダルマ」の文字があります。
このだるまさんがなかなか味のある表情をしています。
何か言いたいことがあるような顔です。
このように未だ見ぬ収蔵品がたくさんあります。
まだまだ面白いものが埋もれていそうです。
大木佑介