技文レポート

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.99”館長より 2025/5/252025/05/25

こんにちは。館長の山口です。
皆さまにはメルマガをご受信いただき、誠にありがとうございます。

季節は「小満」、陽気がよくなり草木が成長して茂る頃です。
確かに、大通り公園の木々も青々を越えてモサモサしてきた印象です。
本日(5月24日)は梅しごと教室があり、立派に育った青梅が眩しいほどでした。

このひと月は、沖縄ごはん、あんこづくり教室と興味深い講座があり、
5月7日~9日に馬車道マルシェがありました。
マルシェは1年半ぶりの出店と出店場所が関内ホール前に移動したこともあり、
お天気さえ良好であれば!と楽しみにしていました。
そのため3日間フル出動するなど、やりすぎ感もありましたが、
薫風の馬車道を肌で感じて心地よい時間となりました。
「また出てるのねー」「場所が変わったのね」などとお声がけいただき嬉しかったです。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
講座とマルシェの様子は技文レポートでも報告していますので、ご一読いただけますと幸いです。

これからは、8月3日(日)の「匠の小学校」に向けて動いていきます。
6月中旬には申込開始、その後、運営のお手伝いをしていただくボランティアさんも募集いたします。
技文HPでお知らせしてまいりますので、チェックをお願いします!

日々の寒暖差があり湿度も高くなってきました。
熱中症にくれぐれもご留意いただき、ご自愛ください。
それでは、また来月「夏至」の頃、お便りさせていただきます。

令和7年小満 山口亜紀

会館【技文レポート】「あんこづくり教室」5月17日(土)を開催しました!!2025/05/23

和菓子職人(和菓子意匠石原商店) 石原勝利さん、石原マサミさん を講師にお迎えし『あんこづくり教室』を開催しました。
 
 

 

募多数により、追加開催(午前・午後の2回開催)となりました。

石原先生よりご家庭でも簡単に再現しやすい『基本のつぶあん』作りのコツを教えていただきました。先生のデモンストレーションの後、テーブルごとに協力してあんこづくりがスタート!

小豆を煮ている間、お汁粉の試食、テーブルごとに先生が見て回り、受講者からの質問にもお答えいただきました。受講者の皆さんあんこ好きの方が多く、各テーブルであんこの話で盛り上がりました。

小豆の香りや小豆が膨らむ様子を楽しむことができ、あっという間に時間が過ぎました。

出来上がったあんこ(300g)はお持ち帰り♪

受講後のアンケートには「簡単に作れて、すごく楽しかったです」「丁寧に教えていただき、わかりやすかった」「家でも作ります」と大変好評でした。

是非、ご家庭でも今回の「あんこづくり」を再現して、楽しんでください!

                                           

 


 

   

 

会館【技文レポート】馬車道マルシェに出店しました!2025/05/19

  

5月7日(水)~9日(金)と3日間にわたって、当館の【技文市】が1年半ぶりに【馬車道マルシェ】に出店しました!

 

前日の空模様はどんよりとしていて、お天気が心配でしたが開催日当日は晴天に恵まれました。

直射日光から商品を守るため、傘も大活躍!   エプロン姿のスタッフも気合十分です。

出店場所は関内ホール前で、広々として人通りも多く最高です!!

関内ホールにご来場者の方や技文市リピーターの方にもお立ち寄りいただき、技文のワゴンは賑わいました。ご来店いただき嬉しく思います。

最終日の9日は、【あいすくりーむの日】

アイスクリームチャリティ会場には長蛇の列が続き5000個のアイスクリームが配布完了になりました。

アイスクリームを美味しそうに召し上がる方が  あちらこちらにいらっしゃいました。

 

準備していたセール商品も飛ぶように売れていき、目が回る繁忙ぶり!?商品の補充も追いつかないほどでした!

 

 

当日ご来場いただいた多くのお客様、また馬車道商店街の皆様にも支えられ、薫風の馬車道を楽しく過ごせた3日間でした。

「技文市」は横浜発職人発技文発の小さなセレクトショップとして【イイモノココニ】がコンセプトです。これからも皆さまに親しまれ、喜ばれるショップづくりをしていきます。

当館にお越しの際は、1階匠プラザ内の技文市にもぜひお立ち寄りください。皆さまのご来場をお待ちしております。

 

会館【技文レポート】横浜野菜を使った「親子の旬野菜お料理教室」5月4日開催 2025/05/17

ゴールデンウィークに横浜野菜を使った「親子の旬野菜お料理教室」を開催しました。

小学生のみんなは元気いっぱい!

とても活気がある楽しいお教室でした。

 

講師は野菜ソムリエ&はまふぅどコンシェルジュの活動をされているので

横浜野菜をたっぷりつかったメニューです!!


今回のメニューは

旬の横浜産の立派なトマトや初夏の野菜をたっぷり使って・・・

「フライパンナポリタン」

「野菜たっぷりスープ」

「横浜たまごを使ったプリン」


の3品を協力して作りました。

みんな大好きなメニューではないでしょうか!?


野菜スープは具沢山!

試食をした際に、コンソメを使わないのにとても美味しい!!

と驚かれていました。

素材のうまみが合わさって、美味しくなるのですね。


フライパンだけでつくるナポリタンも

プリンも家庭で手軽に作れるので

ぜひまた作っていただけたら嬉しいです。

 

\ みんな調理台ごとによくがんばりました /

次回は秋に開催を予定しております!

ご参加お待ちしております。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.98”副館長より 2025/5/152025/05/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今回は左官屋さんの「コテ(鏝)」を紹介します。

コテは皆さんが左官屋さんを思い浮かべると必ず出てくるであろう道具です。
薄い金属の板に取っ手が付いているあの形。
昔は木製だったそうですが、形はほとんど変わらずにあのままです
左官屋さんのコテは世界中見ても大体あの形をしていますが、その種類はたくさんあります。
特に日本は種類が多くあり、中にはどういう場面で使うのかわからないものもあります。
会館にも100点ほどのコテが収蔵されています。

なんとなく既視感を感じたので、過去のコメントを調べてみたところ、
ちょうど1年前の5月に「ノミ」についてもほぼ同じようなことを言っていました。→こちら

どんな場面でも対応できるよう、道具の種類は膨大なものになります。
どの職人さんの道具にも、完璧を求めるこだわりを感じられます。

大木佑介

会館【技文レポート】2025年4月30日 沖縄ごはん2025/05/14

 

🌺🌺約1年ぶりの開催「沖縄ごはん」🌺🌺

久しぶりの沖縄ごはん講座です。今回は3品作ります。

 

〈沖縄そば 麺打ち〉


麺は、粉から作ります!ります!

粉とかん水を混ぜ、こねて、生地をねかせます。

ねかせた生地を伸ばし、2~4mmに切っていきます。

太さがまちまちなのも楽しいですね。                    深めの鍋でさっとゆでたら出来上がり!

 

 

   〈三枚肉の煮付け〉

 皮付き三枚肉を塊から茹でることがポイントです!

 つやつやになるまで短時間で煮付けます。

 とっても簡単!

 沖縄の家庭でもよく作るそうですよ。


 

 

 〈手づくりちんすこう〉


 沖縄のお菓子のといえばちんすこうですね。

 材料はとてもシンプルですが、

 さくっとして、やさしい味に出来上がりました。

 かたちも色々。 手作りならではですね!!

 

 

 

 

 

 〈最後は試食!〉

 出汁骨でとったそば出汁に、三枚肉、

 沖縄かまぼこ、紅ショウガ、ネギをトッピング。

 三枚肉の煮付けはトロットロッです。

 美味しくいただきました! 完食!

 

   

 

★お料理を教えてもらいながら沖縄の歴史や食文化等のお話を伺えるのもこの講座の魅力です★

次回は秋頃開催予定です。

お楽しみに!!

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.97”館長より 2025/4/252025/04/25

こんにちは。館長の山口です。
皆さまにはメルマガをご受信いただき、誠にありがとうございます。

季節は「穀雨」になりました。
春の柔らかな雨に農作物がうるおい、よく成長すると言われています。
確かによく雨が降りますね。
大通り公園のメタセコイア並木は秋には真っ赤に染まりますが、
今は青々とした新緑が雨でより潤い、まぶしいほどに綺麗です。

先月からのひと月は、4月19日の「手づくり市」の準備・開催、
そして、5月連休明けの「馬車道マルシェ」の準備とイベントが続いています。
夏のイベント「匠の小学校」の準備も始まりましたし、昨年度の事業報告もあります。
と、変わらずなところです。
そんな中、なんと!鬼の霍乱です。
窓から見える大通り公園の新緑に癒されつつ(今だけ)粛々としています。

それでは、お時間ありましたらぜひ馬車道のマルシェにもお運びくださいませ。
現地でお待ちしております!

令和7年穀雨 山口亜紀

会館【技文レポート】4月19日開催 第22回技文手づくり市2025/04/21

第22回GIBUN手づくり市を開催しました!

4月ですが手づくり市当日はなんと夏日!

日中は汗ばむ陽気でしたが

GIBUN手づくり市は室内で開催したので、快適にじっくり

お店を回ることが出来たのではないでしょうか。


34の手づくりのお店とつのワークショップのお店が

出店くださり、ハンドメイドの楽しさに溢れた1日になりました。


お気に入りを見つける楽しみはもちろん!

みなさん、お店の方と会話を楽しんでいる様子でした。

作り手と買い手が交流できるのが素敵ですよね。

帰り際にスタッフにも笑顔で「楽しかったわ!」と声をかけてくださり

とても嬉しかったです。


手づくり市開催中に行ったミニ企画の「みんなのピアノ♪」は

会場ホール舞台上のフルコンピアノを自由に弾くことができる企画です。

SNSを見て弾きに来てくださったり、姉妹でとっても上手に演奏してくたり

生演奏に拍手が湧きました。


「リユースマーケット」や13時からの「抽選会」も大好評で賑わいました。


出店者のみなさま、ご来場くださったみなさまありがとうございました。

次回は秋9月の開催予定です。ぜひ楽しみにしてください!!


 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.96”副館長より 2025/4/152025/04/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

来月5月17日に、当館で「あんこづくり教室」を開催いたします。
歴史の古いあんこ、和菓子ですが、匠プラザにも和菓子職人の道具が収蔵されています。

見つけたのはあずき色で印刷された「アンコアメ包装紙」です。
おそらくあんこを飴で包んだ、昔ながらのあんこ飴のことでしょう。
記録には「少し長く切ったアンコアメにオブラートをかけてから包んだ」とあります。

この包装紙には、星が散りばめられた中に変体仮名で「あんこ飴」とあり、
「榮養百パーセント」「美味」と謳い文句が書かれています。
上下には湯気の立つお茶の絵が描かれていて、なかなか思いつかないデザインです。
以前お伝えした「ダルマアメ包装紙」同様、とても味がありますね。

ちなみに私は甘党であんこも好きですが、一番好きな和菓子はすあまです。

大木佑介


 

会館【匠の学校】お豆腐屋さんから教わる手づくりの木綿豆腐を開催しました!R7.3.222025/03/27

「匠の学校~地域の職人・ものづくりのプロから学ぶ~ お豆腐屋さんから教わる手づくり木綿豆腐」

講座を開催いたしました。

普段、何気なく食べているお豆腐ですが、実際に自分の手で作る機会はなかなかありません。

今回の講座では熟練のお豆腐職人さんから、直接教わりながら、みんなで和気あいあいと作業を楽しみました。

 

最初に職人さんによるデモストレーション!

「大豆からこんな風に豆乳をしぼるんだ」「にがりのタイミングってこんなに繊細なんだ」

目の前で職人技を見せていただき、みなさん興味津々。

質問の飛び交う中、職人さんも笑顔で答えてくれて和やかな雰囲気で進みました。

そして、職人さんの作った出来立てお豆腐を口に運んだ時の驚き

「市販のお豆腐とは違う」「大豆の甘みがすごい」とみなさんの感動の声を聞けました。

  

そして、いよいよ実践!

グループごとに分かれ、各調理台に職人さんがついて丁寧に指導してくださるので安心。

「にがりの加え方って難しい~」「もう少し固まるまで待った方が良いかな?」

と試行錯誤しながらも、みんな真剣そのもの。

ちょっとした失敗も笑い合いながら楽しく作業が進んでいきました。

    

ついに、自分で作ったお豆腐が完成!

型からそっと取り出す瞬間、ぷるんとした感触が手のひらに伝わり、ふわりとした重み。

手作りならでではの嬉しさを実感した瞬間だったのではないでしょうか。

 

ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた職人の皆さま、ありがとうございました!

 

 

お知らせ

4月19日(土) / 第22回GIBUN手づくり市を開催いたします。

入場無料 / 2階多目的ホールにて / 10:00~15:00

13:00~ 参加者全員に当たる抽選くじを行います。(先着100名に達し次第終了)

 

 

 

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.95”館長より 2025/3/252025/03/25

こんにちは。館長の山口です。
皆さまにはメルマガをご受信いただき、誠にありがとうございます。

季節は「春分」になりました。
花粉症の方には辛い時期ですが、桜の開花も秒読みとなり、いよいよ春ですね。

先月からのひと月は、何をしていたんだっけ?と記憶が飛ぶほど瞬く間に過ぎました。
気づけば年度末で、またしても追われています。

そんな日々ですが、23日(日)には久しぶりに「豆腐づくり教室」を開催しました。
5年前に予定していたのですが、コロナ禍で休館したため、6年ぶりとなりました。
豆腐づくりの作業はシンプルなので、職人さんから教えていただく通りに作業すると
豆腐が出来上がります。確かな知識や経験から生まれた、確かな手順だと思います。
教えていただく中には「加減」や「コツ」が多々あり、これは中々つかむことはできません。
これが職人さんの「技」「能」とつくづく思います。
ちなみに、つくる過程で出る、おから、豆乳はもちろんのこと、
つくりたてのお豆腐は豆が香り、やわらかくとっても美味しいです。

ひと月後は穀雨です。
ゴールディンウィークを控えた新緑の頃、またお便りさせていただきます。

令和7年春分 山口亜紀

会館【技文レポ-ト】見た目にも美しい 酵素シロップ 2025.032025/03/18


3月は旬の🍓いちご🍓を使った

「見た目にも美しい酵素シロップ」の講座を開催いたしました!

 

メインのの他に無農薬のレモン🍋やオレンジ🍊シークワーサーなど

色とりどりの鮮やかな素材に思わずウキウキしてしまいます♪♪

 

 

 

 

先生の選りすぐりのスパイスやハーブと旬のフレッシュな素材を

使って、容器にお砂糖を詰めて発酵させた、熱を加えない酵素が

たっぷりと入ったシロップをつくります。

本講座は材料の揃え方や完成までのコツなど、見た目や味に

こだわった丁寧な説明が大好評です!

 

 

講座では最新の酵素シロップ「ジン」の試飲や苺の試食をしながら質問タイムなど穏やかな時間はあっという間に過ぎていきました。

 

🌟なお、杉本先生の酵素シロップ:アップルジンジャーレモン「JIN(ジン)」は当館の匠プラザ内 技文市で販売中です!

次回は5月に開催いたします。

 
 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.94”副館長より 2025/3/152025/03/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

今回は道具ではなく、道具を持ち運ぶ「腰袋」を紹介します。
たくさんの道具を入れて腰に巻いているあの入れ物です。
建築系の職人さんのほとんどが使用しているかと思います。

建築現場で作業をしている時に、
いちいち別の場所にある道具箱まで必要な道具を取りに行くのは時間の無駄です。
だったらよく使う道具は全部身につけていよう、という考でできた腰袋。
すぐに道具を取り出せるよう、細かくポケットが作られていて整理整頓されています。

腰に袋を結びつけて物を運ぶのは、人類にとって自然に使われてきた方法ですが、
特に職人さんにとっては「物をたくさん持てる上に両手が使える」というのがポイントです。

ただし、道具を入れた腰袋はだいたい10kg以上にもなるようです。
腰が弱い私には耐えられそうにないです…

大木佑介

会館冬の陶芸教室を開催しました!2025/03/13

の陶芸教室】全6回が終了しました。

冬の陶芸教室全6回が終了しましたので、その様子をお届けします📷

はじめの4回は自由制作、残りの2回で素焼き、釉薬をかけて本焼きにかけます。

今回は何を作ろうかな?先生のお話と土の感触に期待が膨らみます。

先生は型紙を使って生徒さんに【たたら作り 】を指導します。

お雛様や端午の節句にぴったりな兜が完成しました。

 

皆さんもどんどん作品を作り上げていきます。

出来上がった作品は電気窯に入れて素焼きします。

釉薬の濃度調整をして、出来上がった作品に釉掛けします。

本焼きをして作品の出来上がりを待ちます。

土の種類によって発色に差が出るので、この瞬間が一番ドキドキ🥰する瞬間です。

温度が適切に下がったら窯出しをして、皆さんで楽しい作品鑑賞会🎉!!

次は何を作ろうかな?

4月から始まる🌸春の陶芸教室🌸は3月10日よりお申込みを開始しております。

皆さんのご参加を心よりお待ちしております🎵。

 

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.93”館長より 2025/2/252025/02/25

こんにちは。館長の山口です。
皆さまにはメルマガをご受信いただき、誠にありがとうございます。

季節は「雨水」になりました。
乾燥続きの関東は雨が降らず、寒波で雪深い地方は雪解けにはまだ先のことで、
春の足音も地域によってだいぶ違いがあります。

このひと月は、前号でお伝えしたとおり「横浜芝山漆器」の理解を深めた時間でした。
実演会や講演会では、芝山漆器、横浜の芝山漆器の背景を知ることができました。
また、画を描いて形にしていく構成力、硬い貝を少しずつ切り、彫る作業の根気など
毎日、漆器を眺め、時には手に取り「文化」を感じることができた日々でした。
ご協力いただきました横浜市歴史博物館、横浜芝山漆器研究会の皆さまに感謝申し上げます。

本展示会の最終日2/22は、多目的ホールを利用団体の華道展があり、拝見させていただきました。
ホールに入ると梅の香りがして、ダイナミックな華道には強さと美しさを感じました。
背景用に当館内の倉庫に眠っていた?金屏風が久しぶりに活躍させていただきました。

働く職場で様々な文化を体感できることを、改めてとても有難いことと感じました。

ひと月後は 春分です。
季節の変わり目、花粉も活発な時期です。
みなさま、くれぐれもご自愛くださいませ。
それでは、また来月お便りさせていただきます。

令和7年雨水 山口亜紀

会館【技文レポート】2025.2.16京白味噌づくり・手づくり高級味噌2025/02/16

毎回大人気の味噌づくり講座の今季全日程が終了しました。

毎年11月~2月の毎月、各1回開催し、今季も計8回開催しました。

のべ120名の皆さまにご参加いただき、とても熱心に取り組んでいただきました。

毎回、満席となり、皆さまの関心の高さを実感しました。

「初めての味噌づくりでドキドキしたけれど楽しかった」

「手づくりならではの味が楽しみ」

といった嬉しい感想をいただき、私たちスタッフもとても励まされました。

 

次期の募集はメルマガ登録者様にいち早くご案内いたします。

人気講座ですので、メルマガ未登録の方は、この機会にぜひご登録ください。

今季も小泉麹屋さんと参加者の皆さんと共に一緒に味噌づくりを楽しめたこと、

そして、仕込み中と出来上がりを待つ皆さんの笑顔に感謝いたします。

次回も皆さまとご一緒にお味噌づくりを楽しめることを心待ちにしています。

本当にありがとうございました!

大豆繋がりのご案内です。

3月23日(日)久しぶりに「お豆腐屋さんから教わる手づくりの木綿豆腐づくり」を開催します。

「無添加の贅沢な木綿豆腐をつくったその日に味わう、手づくりならではの新鮮なおいしさを!」

ぜひ、この機会にご参加ください。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.92”副館長より 2025/2/152025/02/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

2月22日(土)まで、匠プラザで展示会『横浜芝山漆器―技を伝え、美をつなぐ―』を開催しています。
その横浜芝山漆器を製作するのに使う道具の紹介です。

横浜芝山漆器を製作する工程はたくさんありますが、
特徴的な立体部分を形作る基本的な道具が彫刻刀です。

彫刻刀は横浜芝山漆器だけでなく、いろいろな職種で使用されます。
匠プラザに収蔵されている物としては、印章や木型の職人さんの彫刻刀がたくさんあります。
皆さんが想像する彫刻刀と大体同じものや、大きさや形が違うものもありました。
それぞれ握りやすいように持ち手を削ったり、使いやすいよう刃の形を整えたりしています。
全て職人さんオリジナルの一点ものです。

小学生の頃、図工で木版画を作るのに使った彫刻刀。
道具は同じでも、それを扱う技術には大きな違いがあります。

大木佑介

会館「横浜芝山漆器―技を伝え、美をつなぐー」2月9日(日)講演会を開催しました!!2025/02/10

 

 横浜市歴史博物館学芸員の小林光一郎さんを講師にお迎えし、
会館1階の匠プ ラザで開催しました。

 

小林学芸員は横浜芝山漆器の時代背景(全盛期・明治時代の工芸)や、横浜という土地が海外輸出(運搬)に適していた点、作品の鑑賞方法について等、スライドを使いながら、とても興味深いお話をお聞きすることができ、あっという間の1時間でした。


お話を伺うことで、作品対象について、より理解が深まり、作品鑑賞の楽しみが広がる内容でした。

 

熱心にメモをとる方、頷いている方が多く、とても有意義な時間になったと思われます。
解説が楽しく面白くわかりやすくて興味深かったとのお声がありました。

 

今回の展示は2月22日(日)まで行っています。


尚、開催期間中、横浜芝山漆器研究会による芝山漆器制作実演が2月15日(土)14:00~15:00当館匠プラザ1階(入場無料・事前申し込み不要)で行います
また研究会会員の作品も展示販売していますので、貴重な手づくり品をご覧ください。
是非ご来館お持ちしております。

   

 

会館2025年2月2日【横浜マイスター塾】実践!上手な壁紙の張り替え方講座2025/02/06

2025年2月2日(日)

表装(壁装)の横浜マイスター山﨑隆(やまさきたかし)氏から教わる

【実践!上手な壁紙の張り替え方講座】を開催しました。

前回大好評をいただき今回は2回目の開催となりました。

 

午前は座学で、色々な状況の壁紙の張り替え方のコツを学びます。

 

参加者さんの皆さんも疑問に思ったところをどんどん積極的に質問をしていきます。

 

【あおり】【下げ振り】【あて切り】【まく】など、職人さんが使う用語も飛び交い、本格的な指導になりました。

午後はついに実践です!会館内の長い通路の壁紙をはがすところから始めていきます。

 

壁紙に糊を付ける機械も登場し、ついに本番!

 

山﨑マイスターと職人さんからの熱心な指導が入り、どんどん壁紙がきれいに張り替えられていきました。

一日を通して壁紙を張ることの難しさ、それを解決するマイスターからのヒント、出来上がった時の達成感を感じ

とても充実した一日になったのではないでしょうか。

 

プロの手仕事にうなる一日でした!

 

 

会館【技文レポート】書初めコーナーへのご参加ありがとうございました!2025/02/03

「書初めコーナー」は技文の恒例の新年ミニイベントです!!

年明けから1/23日まで匠プラザで設置し、

今年も多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。

皆さまが書いてくださった作品の中から

我々技文スタッフで3つの賞を選ばせていただきました。

表彰されている作品にお心当たりのある方は

ぜひ1階受付にお声かけください。

ささやかですが、賞品をご用意しております。

☆館長賞☆

【迎春】【踊】

☆スタッフ賞☆

【宝船】【平和】【美】

☆ユニーク賞☆

【𰻞(ビャン)】【魚】【花】【捨て活】

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.91”館長より 2025/1/252025/01/25

こんにちは。館長の山口です。
皆さまにはメルマガをご受信いただき、誠にありがとうございます。

季節は「大寒」ですが、昼間はぽかぽかした陽気が続いています。
確かに、あと10日もすれば「立春」です。
とはいえ、例年以上に暖かくなるのが早いですね。
きっと桜の開花も早く、夏も早く、そして長いような気がします。

さて、本日から1階匠プラザで「横浜芝山漆器」のミニ収蔵品展を行っています。
一昨日と昨日で準備を行い、ガラスケースの中に入って展示品を移動したり、
展示ケースをピカピカに磨いたり、物販陳列棚を移動したり、と
スタッフ総出で匠プラザ内の模様替え?を行いました。
配置が変わるとだいぶ印象と気分が変わりますね。
1/26(日)、2/15(土)には横浜芝山漆器研究会の皆さんによる「実演会」がありますし
2/9日は横浜市歴史博物館の小林学芸員による「講演会」もあります。
加えて、研究会の皆さんの作品(1点もの)も販売いたします。
ご来館の皆様には、ぜひ、お立ち寄りいただければ嬉しく思います。

また、年明けからの書初めコーナーも体験いただき、ありがとうございました。
今年は個性豊かな作品が多い印象で「館長賞」「スタッフ賞」「ユニーク賞」選びも楽しく思っています。
2月早々には発表しますので、ご参加いただいた方はご確認くださいませ。

新年になり、早ひと月が経とうとしておりますが、
皆さまには本年も当館で集い、楽しみ、笑顔でお帰りいただければ、と思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和7年大寒 山口亜紀

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.90”副館長より 2025/1/152025/01/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

1月25日から2月22日まで、当館の匠プラザにて小さな収蔵品展を行います。
テーマは「横浜芝山漆器―技を伝え、美をつなぐ―」です。
→詳細はこちら

この展示会は横浜芝山漆器研究会様および横浜市歴史博物館様のご協力のもと、
長年会館に収蔵され、展示される機会が少なかった作品をご覧いただけます。
また会期中は横浜市歴史博物館学芸員による講演や、
横浜芝山漆器研究会会員による制作実演なども行います。

会期中は横浜芝山漆器研究会の会員の方の作品販売も行っています。
作品を見るだけでなく、なんと実際に手に入れることもできてしまう貴重な機会です。
皆様会館にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

大木佑介

会館寒中お見舞い申し上げます2025/01/09

寒中お見舞い申し上げます。

旧年中はご利用いただき誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

1階の匠プラザでは1月24日まで【書初めコーナー】を開催しております。

新年の抱負や、好きな言葉、日本語だけでなく外国語でもOK。

墨絵にチャレンジしても面白いかもしれませんね。

奮ってご参加いただきたく、皆様のご来館をお待ちしております。

最後に掲載している坪庭のお花は『ラナンキュラス』

花言葉は
『晴れやかな魅力』『光輝を放つ』

2025年が皆さまにとって晴れやかに輝く一年になりますこと

心よりお祈り申し上げます

会館【お知らせ】年末年始の営業について2024/12/28

 

2024年12月29日(日)~2025年1月3日(金)まで、

全館休館とさせていただきます。

 

来年は1月4日(土)より、通常営業いたします。

 

年末年始の休館中は、駐車場・館内テナント様も休業となります。

お手続きのある方は、開館日の受付時間内(9:00~19:00)に

ご来館いただきますようお願いいたします。

 

新年は匠プラザ内に「書初めコーナー」を設置しております。

新年の抱負や、好きな言葉、イラストなど、

どなた様も自由にご参加ください。

 

 

 

 

 

 

2024年も横浜市技能文化会館をご利用いただき

誠にありがとうございました。

新年も皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

 

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.89”館長より 2024/12/252024/12/25

こんにちは。館長の山口です。
皆さまには本年も当館をご利用、メルマガをご受信いただき、
誠にありがとうございました。

季節は「冬至」になり、柚子湯が思い浮かびます。
私もカピバラさんのように、じんわりと柚子湯に浸かりました。
昼間の時間が短く、16:30にはすっかり暗く、淋しい気持ちにもなりますが、
冬来たりなば春遠からじ。ですね。

私自身は、未だクリスマスも年末もまだピンと来ていない
ズレっぷりですが、気付けば年の暮れです。
特に今週は、最後のオマケのような雰囲気で、
ようやく暮れを感じるような気がしていますが、
26日は団体様のご利用あり、27日はおせち料理教室
28日は土曜ということもあり夜間までご利用があります。
最後までご利用いただき、有難く思います。

毎年、最終日の28日は閉館を確認して、近くの厳島神社に行きます。
今年も無事に終わりました。とお伝えします。
今年も同様に伝えられるよう、残り数日、気を抜かずにまいります!

それでは、みなさま良い年をお迎えくださいませ。
来る年も皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

令和6年冬至 山口亜紀

会館【技文レポート】 12月14日 スパイス香るクリスマス~スペシャル~2024/12/23

🎄🌟スパイス香るクリスマス~スペシャル~を開催しました🌟🎄

今回は特別にスペシャルバージョンとしてクリスマスに向けた
メニュー「チキンパプリカ」「シュトレン」「ジンジャークッキー」
「ミルクティー」そして当日急きょ足されたメニュー
「お手軽ナンパン」を作りました。

今回は何が特別なの?かというと、先生はヨーロッパ各地を巡って
おられしばらく講座はお休みとなっていました。とっても久しぶり
だったのでずっと待ってくださっていたみなさんの気持ち+
メニューの多さ+楽しい講和+イギリスのクリスマスには欠かせない
伝統菓子「クリスマスプデイングGB」のご試食+当日サプライズと
先生からのサービスたっぷりのスペシャルバージョンとなりました👍

みなさん長い時間でお疲れでは…との心配もなんのその
もっと教えてほしい!おいしい!楽しい!との声が
あちこちから聞けてとても嬉しかったです!

「チキンパプリカ」は、パプリカパウダーをたっぷり!味の決め手は、ブラックソルト。

「シュトレン」は、ナツメグ、シナモン、アーモンドのパウダーに1カ月ほどラム酒につけた先生オリジナルラムレーズンが贅沢なお味♪

「ジンジャークッキー」は、クリスマスイメージの型で抜きました。可愛すぎて食べるのがもったいない…!

どれもこれも先生の手にかかれば簡単に、おいしく、おしゃれに仕上がります。
ご参加のみなさん、峯尾先生、楽しい時間をありがとうございました。

会館【技文レポート】2024年12月10日【横浜マイスター塾】オリジナルナッツケーゼづくり開催2024/12/18


2024年12月10日(火曜) 

「横浜マイスター塾」

食肉加工の横浜マイスター中山一郎氏から教わる「オリジナルナッツケーゼづくり」講座を開催しました!

 

横浜マイスターを講師にお迎えする大人気の講座で、

午前の部・午後の部と早くからキャンセル待ちになるほど毎回大好評です。

 

中山マイスターはドイツやオランダで開催される食肉加工品の

コンテストで、金賞・銀賞を数多く受賞され、

豚肉に関する知識が豊富で、肉の味と食感を生かすハム・ソーセージ

作りをされています。

 

 

今回は、この季節の食卓にぴったりなナッツが入った「オリジナルナッツケーゼ」をつくりました。

 

お肉の中にたくさんのチーズとミックスナッツ、オレンジピールなどを入れて混ぜます。

各自でナッツをトッピングしてみたり、とっても美味しそうに素敵に仕上がりました! 😋

美味しいソーセージの試食で焼き時間を待ちながら、皆さん大満足でお帰りになりました♪ 

・・・来年もまたこの季節にと願いつつ、中山マイスターはじめ参加者の皆様、今年も一年ありがとうございました。

 

技文便り「館長より」□■□gibun&しごと通信□■□”Vol.88”副館長より 2024/12/152024/12/15

こんにちは、副館長の大木です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

寒くなってまいりました。
収蔵品の中に何か暖を取る道具がないか探してみました。

見つけたのは火鉢。
「長火鉢」と「手あぶり火鉢」がありました。
長火鉢は時代劇でよく見る引き出しが付いた四角い火鉢で、「銅壺」が入っていました。
銅壺は火鉢の中に置くかまど型の湯沸かし器です。
手あぶり火鉢は一人用の小さな火鉢です。
収蔵されているものは金属製で、鶴と富士山が描かれていました。
よく見ると「記念品」と書かれているので、何かの際に贈られたものでしょうか。

しかしこれらは職人用の道具ではなく、何かの職人が使っていた物のようで、詳細は不明です。
味があっていいですが、現代の住居では炭を常に燃やしておく火鉢はなかなか使いにくいですね。

皆様も暖かくして新年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

大木佑介

会館【技文レポート】12月7日横浜野菜を使った親子の旬野菜お料理教室2024/12/14

親子の旬野菜お料理教室を開催しました。
今回のテーマは「おせち料理」です。
「フライパンお煮しめ」「白玉お雑煮」「洋風栗きんとん」
の3品を親子で作りました。
野菜を切ったり、フライパンで炒めたり
たくさんの工程をこなしました。

お煮しめは人参、しいたけ、ごぼう、里芋、たけのこ、と
野菜がゴロゴロ。
苦手な子どもが多いのでは・・・
少し心配しました。
なので試食の時のみんなの反応にドキドキ。

さて反応は・・・
「美味しい~」と思わず声が出ていました!
出汁たっぷり含んで、柔らかく煮た野菜は子どもにも大人にも大好評。
美味しくておかわりしていた子もいました!

白玉のお雑煮は
意外と食べやすいと評判が良かったです。
白玉を丸めてゆでる作業が楽しいのでお子さまと作るにはうってつけですね!

きんとんは甘すぎず、さつまいもの味がしっかり。
ちょっとしたデコレーションで可愛く仕上げました。

試食後にお正月のクイズもしました。
子どもはクイズが得意ですね。楽しんでいる様子が微笑ましかったです。

お正月になるとスーパーなどではくちなしや赤い人参などこの時期ならではの素材が並びます。
もしお買物にいったら今日作ったことを思い出してほしいなと思います。


会館【技文レポ-ト】見た目にも美しい 酵素シロップ 2024.112024/12/09

 

11月30日 (土曜日)  穏やかな晴天の午後

 

毎回大人気の「見た目にも美しい酵素シロップ」の講座を開催しました!

今回素材は"柑橘ミックス"🍋🍊

杉本先生がご用意してくださったフルーツは・・・

レモン、ヒメレモン、ゆず です。 

 その他に ナント!先生のご実家のムラサキイモも入りました!!

 

 

 

 

酵素シロップは毎回旬のフレッシュ素材を使って作ります。

今回は柑橘ミックスとのことでいろいろと組み合わさって、

色も味もどのような感じになるのか?

皆さん、ワクワクしながら、真剣に話を聞いていました 🤩

 

 

 

リピーターの方も多く、手際よくきれいに仕上がりました♪♪

 

酵素シロップは腸内環境を整えてくれたり、免疫力アップにもつながるといわれています。

これからの寒い季節に酵素シロップを美味しくいただいて、体のメンテナンスしたいですね~。

次回は3月に開催いたします!