技文レポート

農園5/22 技文農園の作物たちが急成長中です!2013/05/22

昨年植えたラズベリーの苗が遂に
いくつもの実を結び始めました!
駄目かもしれないと
あきらめていただけに、
発見したスタッフの喜びもひとしおです。



黄色い花の脇には、
いつのまにか小さなトマトの実が
できていました。


最近の暖かな気候のせいか、
少し見ない間に、
キャベツも急激に
葉を広げはじめました。


スタッフが植えたスイカは、
今年の夏、
無事に実を結ぶでしょうか?

技文農園のスクスクと育つ作物たちに
負けないよう、
我々スタッフも皆さんに
より喜んでいただける会館を目指して
『さらなる成長を目指していこう』と、
心が引き締まる思いでした。

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.21”館長より 2013/5/102013/05/10

『立つ心』

市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

先日、「心の師」と密かに仰ぐ方と1年ぶりに会いました。
和やかな半日を共に過ごし、心がとても癒されました。
その時の私は、ある“わだかまり”を持っていました。

彼は、大手企業の役員を務めたキャリアを持ちますが、
集まる目的は、彼のライフワークである深層心理学・宗教・
量子物理学・医学と広範囲に渡る知識の共有と、
決して偉ぶらない泰然自若とした人間性に触れることにあります。

彼は、常々「問題は外ではなく内に在る」と言います。
問題の本質とは外の出来事ではなく、それにわだかまりを持つ、
自らの心の闇(シャドー*心理学用語)が原因であると。
そして、
そこに向き合わなければ、問題は解決しない。
問題を解決できるのは、自らの心でしかない、とも。

自らの心に向き合うとは、省みること。
自分の心をあるがままに感じ観ること。

古くは座禅、最近では、瞑想などの手法がありますが、
総じて内観(仏教用語)と言うそうです。

師匠との半日に及ぶ対話を通じ、自らを感(観)じ続ける。
すると、わだかまりの正体がおぼろげながら分かり、
不思議に癒されていました。

同時に、外の出来事の良し悪しに囚われていた自分に
初めて気づいたのです。

「問題は外ではなく内に在る」

五月病と言われて久しいですが、
環境変化の激しい現代こそ、心に向き合う時間と場所が
必要なのかもしれません。

季節は立夏。夏の始まりです。
「立つ」とは「自然界の現象が目立って現れる」
との意味があります。
季節の変化と共に「立つ心」に向き合うこと。
大切にしたいと思います。

平成25年 立夏

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会館5/10(金)馬車道マルシェ最終日レポート!2013/05/10

当館が”技文市”として出店している
馬車道マルシェも5/10(金)が
最終日となりました!


たくさんの品物を取り揃えていたのですが、
ご来場いただいた皆さまのおかげで、
多くのものが売り切れてしまいました。


これからの暑い季節にぴったりの、
吸湿性・防臭性・消臭効果のある
畳職人さんお手製のゴザも
多くの方にご購入いただき、
完売となりました。


今回しか買えない1点ものの商品も多く
取り揃えていました。
ご来場いただいた皆さま
本当にありがとうございます。
次回の馬車道マルシェにも参加予定です。
その際は、ぜひ足をお運びください。
皆さまのご来場を、
我々スタッフも楽しみにお待ちしております!

会館5/8 馬車道マルシェ(1日目)がはじまりました!2013/05/08

5/8(水)~5/10(金)の3日間、
横浜の馬車道商店街にて、
馬車道マルシェが開催されています。
当館も関内ホールのすぐ傍に、
ワゴンをかまえ出店しています!


当館のブースは"技文市"ということで、
横浜にゆかりのある厳選品を
数多く揃えました。
また、当館ならではといえる、
横浜の職人さんの匠の技で作られた品物や、
当館講座に関係するてづくりの品物などを、
販売しています!


明治2年5月9日に日本で初めての
アイスクリームが町田房蔵という人によって
横浜馬車道で製造販売されました。
これを記念して馬車道商店街では、
毎年このようなイベントを行っています。


馬車道マルシェでは当館以外にも、
さまざまなお店が出店をしています。
明日2日目となる5/9(木)には、
チャリティー募金にご協力いただいた方へ、
馬車道あいすが配られるイベントがあります。
お近くにお寄りの際には、
ぜひ当館ブースに足をお運びください!
横浜発の厳選品を揃えて、
皆さまをお待ちしております!

会館5/7 馬車道マルシェ(5/8~10開催)に当館が出店します!2013/05/07

手づくり・ものづくり・人づくりの当館が、
馬車道マルシェに『技文市』として出店します!
身土不二・地産地消をテーマに、
横浜発!職人発!会館発!ということで、
横浜の名産品や、横浜の職人の手づくりの品、
また当館講座にゆかりのある品々を
販売します!


商品ラインナップを少しだけ紹介すると・・・
■横浜発!
・都筑ファームの各種新鮮野菜!
・杉田梅の梅干し・ゆかり・梅塩
・横浜醤油
 たべる醤油・ハイ辛辛辛醤・あわせ醤油
・岩井の胡麻油
 胡麻油・ねり胡麻・胡麻辣油
・美濃屋あられ製造本舗
 横浜ナポリタン・ビア柿・スモークピー柿


■職人発!
・横浜畳組合連合会
 畳小物各種
・"自遊人"ブランドの各種食品
 せんべい・野菜ジュース・味噌
■会館発!
・日本そば打ち名人会
 そば粉・そば茶・乾麺各種!
・レース編みのコサージュやブレスレット
などなど
皆様のご来場をお待ちしています!
詳細はこちら

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.20”館長より 2013/4/252013/04/25

『和式スタイル』

市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

筍、さやえんどう、ホタルイカ、春かつお、
“春の旬”をいただきました。
旬のよさは、“美味しい”“安い”に加え
“身体にいい”ことです。

最近、「食養」という言葉を知りました。

栄養学が確立されていない明治の時代、
急速な食文化の西欧化に対して、
石塚左玄という高名なお医者さんが提唱した、
「日本人には古来の食べ物と食べ方が一番」
「医食同源」「病気は食べ物から」
の考えが食養です。

つまり、和式の栄養学とも言えます。

左玄は、食養の基本的な考えを5つにまとめます。
その一つが「身土不二(しんどふじ)」です。

身(自分の身体)と土(生まれた土地、大地)は、
不二(ふたつならずや:分かち合うことはできない)と、
生まれ育った“地のもの”をいただくことが
健康への第一歩、ということです。

旬をいただくことは、
私たちが生まれ育った
四季折々の変化に富む日本
山川海に囲まれ恵まれた日本
の恵みをいただく、ということ。
だから、理にかない身体にいいのです。
いかがでしょう?

当館では、左玄が唱えた和式の栄養学を
基本にした企画と講座を展開しています。

手作りの「味噌と塩糀」「豆腐」「蕎麦」
「梅ジュース」「梅干し」に、
かつお節の隠れた秘密に迫る「鰹節講座」など、
和式の良さを体験いただけます。
(詳しくは【コチラ】

また、5/8(水)~5/10(金)関内馬車道マルシェでは、
野菜、工芸品などの「地もの(物産)」の
販売を行います。

健康を考える前に、食べ物と調理を考える。
外に目を向ける前に、自らの住む地元を見る。

宝物は足元に。

左玄に相通じる当館オリジナルの和式の考えを
どうぞお楽しみください。

平成25年 穀雨

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4/14(日)【匠の学校】クリーニングのプロから教わる上手なアイロンのかけ方2013/04/15

職人・プロから教わる匠の学校。
今回は、
神奈川県クリーニング生活衛生同業組合の
クリーニング師から教わるアイロンがけです。




まずはマイスターによるデモンストレーション。
プロの手にかかると、
シワシワのワイシャツもピシッと
仕上がります!
プロの手仕事を目の当たりにして、
思わず拍手です。



「同じようにできるかなぁ・・・。」
クリーニング師の皆さんに
丁寧に教えていただきながら
今までとは違う仕上がりに満足です。



受講生からは
「忘れないうちに、家庭で役立てたい」
という感想もありました。
次回は『しみ抜き』を検討中です!
ぜひご参加ください!

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.19”館長より 2013/4/102013/04/10

『「育つ」は「巣立つ」』

不思議な夢を見ました。

ずいぶん前に他界されて以来、
思い出すこともなく忘れていた
新入社員時代の直属の上司が
夢の中に現れました。

偶然にも夢を見たその日は、
28年前に配属された日と同じ
4月1日の月曜日だったのも驚きでした。

上司の口癖は
「何処へ行っても通用する人間になれ」
「自分を高め磨くことを忘れるな」
「給料はサラリーでなく自分の価値への対価だ」
でした。
組織内であっても個人で生きていくことの大切さを
常に説き、実践していた方でした。

そんな上司がかっこよくて、大好きで、
皆が尊敬していました。
私のビジネスマンとしてのベースは、
彼が創ってくれました。

元々、私は洋服職人の息子でしたが、
一人親方の家業に嫌気がさし、跡を継がずに進学。
組織で生きることを選択しました。

今になって思えば、そんな私が彼の部下になり、
個人で生きていくことの大切さを説かれたのは、
不思議なご縁としか言いようがありません。

以来私は、組織の中で偉くなるより、
世の中に通用する自分の価値は何か?を
常に追い求めてきたように思います。
ビジネスの職人のように。

上司が亡くなる1か月ほど前、見舞いに行った時の事。
私をまじまじと見ながら、
「お前は俺が育てたんだよな~」と、
絞り出すような声でしたが、
満足気にかけていただいた言葉が今でも忘れません。

そうです、私は貴方に育てられたからこそ、
今、ここにいるのです。

“育つ”という言葉は、“巣立つ”とも言い
ひとり立ちできるまで助け導く、意味があるそうです。

夢に現れた上司は、もしかすると、
「ひとり立ちするまで目を離すなよ」との
メッセージだったのか、、、

4月1日は、
過去と未来が行き来する日かも知れません。

「Nさん。分かりました。貴方と同じように、
 ひとり立ちするまで助け導きます!」

皆さま、当館スタッフの「育つ」にご期待ください。

平成25年 清明


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くらし4/9 『5/25 楽しく・美味しい!そば打ち教室』のご紹介2013/04/09

各地で活動している日本そば打ち名人会が、
横浜市技能文化会館【くらしの学校】にて
そば打ち教室を実施します!

日本そば打ち名人会さんは
各地で実施しているそば打ち教室だけでなく、
湯島天神入口にて、
そば屋『十八割蕎麦』を営業しています。
TVなどでも紹介された、このお店では
「本格蕎麦」が食べられます。


そばを賞味するには
『三たて(挽きたて・打ちたて・茄でたて)が
 一番良い』と言われています。
新鮮で美味しいそばの香りや風味と共に、
そばを打つ楽しさを、
存分に味わってみませんか?

お一人さま4人前のそばを打ちますので、
お土産にお持ち帰りいただけます。
ぜひ、ご自身で打ったそばを、
ご家族・ご友人の皆さんとお楽しみください!

>>【くらしの学校】お申込はこちら



会館4/8 『かなたび』と『楽らくたび』に当館が紹介されました!2013/04/08

日本全国で『技能文化会館』という呼称の施設は、
当館が唯一なことを、
皆さんご存じでしょうか?

今回、横浜の観光地を紹介するサイト
神奈川県 観光情報サイト『かなたび』
かながわ バリアフリーの旅『楽らくたび』
に当館が紹介されました。

 

 

 


掲載サイトでは
当館3つの設立目的や、
横浜文化の歴史と技能職の関係性など、
当館の魅力が紹介されています。
また当館のバリアフリー情報を
お知りになりたい際は、
ぜひご参照ください。

 

 

 

 


◆職人さんから直接、
 技能職の楽しさと素晴らしさを教えていただく
 【ものづくり】の体験教室
◆心を豊かにする各種【てづくり】の教室
◆ビジネススキルを磨く【人づくり】の教室
など、当館では様々な講座をご用意しています。

初めて当館をお知りになられた皆さま、
ぜひ一度当館にいらしてみてください。
きっと新たな発見があると思います。

 

 

4/7(日)【匠の学校】お豆腐屋さんから教わる手づくりの贅沢豆腐2013/04/07

あっという間に満席となった人気講座です。
横浜豆腐商工業協同組合の
豆腐づくり職人の皆さまが講師となり
家庭にある道具でつくる、
本格的な豆腐づくりです。


国産大豆を用い、
絞る、かき混ぜる、こす、といった
作業を繰り返し、
型に流し込みます。


同じ手順で作るのに、
見た目も味も異なる豆腐が出来上がります。
不思議ですねぇ。
出来立ての豆腐は温かく、
ふかふかと柔らかく、
とっても美味しいです。


説明がわかりやすく、
手づくりの楽しさを味わうことができたと
ご好評いただきました。
次回開催も検討中です。
お楽しみに!


会館4/6 技文フリーマーケットを開催しました!2013/04/06

技文フリーマーケットは、
定期開催を予定しているため
専用のぼりも作り、今回から登場です!


当日は、春の嵐という天気予報でしたが、
当フリマは室内なので
天候に関係なく開催です。
44区画募集のところ、
天候の影響もあり間際になって
お申込とキャンセルが相次ぎました。
しかし出店ブースはほぼ満場です。


フリマの楽しいところは、
いろーんなものが出品されているところです。
衣類、アクセサリー、雑貨、手作りのバッグや小物、
レコードなどなど、皆さん、
まずは各ブースを1周されます。
「これ、どう?」と試着をしたり、
出品者との掛け合いも楽しいのがフリマです。


今回は子どもグッズも多く出品されました。
お店番で社会勉強中?です!
このおもちゃが売れれば、
新しいおもちゃを買えるのになぁ~。
そんな思いが聞こえてきそうです。


今回は天候の影響もあり、
少し早めの閉会となりました。
出店者、ご来場の皆さま、
ありがとうございました!
次回は7月6日(土)を予定しています。
お楽しみに~!

会館4/2 「食」と「デザインの絵墨書」のコラボレーション展を開催致しました。2013/04/02

3/30~4/2の期間、
当館1階匠プラザにて、
「食」と「デザインの絵墨書」の
コラボレーション展を開催致しました。


多数の方にご来場いただき、
誠にありがとうございました。
来場された皆さんは、
興味深げに作品を見ていました。


また当日は、
東日本大震災の復興チャリティとして
募金を実施していました。
多数の方に募金をいただきました。
誠にありがとうございます。


会場では、
山本翠璋さんの作品をはじめ、
複数の賛助作品や、
書道教室の生徒さんの作品などが
飾られていました。


今回の展示を主催された
横浜書芸デザインオフィスさんは、
当館の貸室を利用して、
定期的に書道教室を開催しています。

キャリア4/1 4~7月開校のパソコン教室は・・・2013/04/01

当館のパソコン教室の特徴は3つあります。
1.少人数制でしっかり学べる
2.レベルに合わせた段階的な学習ができる
3.ご都合に合わせた時間割が選べる
連日、熱心な受講生達が集まり、
大変ご好評の講座となっています。


4~7月の期間に開催されるパソコン講座は、
受講生の皆さまの声にお応えし、
以下のようなラインナップでお届けいたします!
スキルUPを目指す!初心者向け講座の開講
大好評!PowerPoint講座の内容を拡大!
セット料金導入により、さらにお得に受講可能!
皆さまのご参加をお待ちしています!


会館3/30 「食」と「デザインの絵墨書」のコラボレーション展開催中です!2013/03/30

2013/3/30(土)~4/2(火)の期間中
横浜市技能文化会館 1階 匠プラザにて
「食」と「デザインの絵墨書」の
コラボレーション展を開催中です!
ご自由にご見学いただけますので、
ぜひお気軽にお立ち寄りください。


今回は神奈川県中日調理師会の協賛のもと
元会長であり横浜マイスターの
鄭恵淋氏の追悼展として、
「食」というテーマで展示会を開催しています。
鄭さんが生前使用されていた調理器具などが、
会場には展示されています。


「デザインの絵墨書」とは、
誰にでも親しめて解りやすいモダンでお洒落な、
部屋に飾ってホッとするような安らぎが
感じられるデザインとしての絵墨の書のことです。
日中文化交流展をテーマとして、
様々な作品が会場には展示されています。


また、会場では東日本大震災の復興チャリティ
として募金を行っております。
テーマに即した「食」の販売コーナーでは、
「日本橋古樹軒」様のご協力でふかひれ商品
(パック製品)の販売もいたします。
この期間に限り会場でご購いただけますので、
ぜひご賞味ください。

皆様のご来場をお待ちしております!

くらし3/28(木)「小泉麹屋さんの手づくり味噌と塩麹」講座を開講しました!2013/03/28

ちまたで密かなブームになっている
味噌づくりとあって、当講座も大盛況!
定員になったため、ご希望いただきながら
お断りせざるを得なくなってしまったこと
大変申し訳ありませんでした。


横浜に2軒だけある
「麹屋」の四代目、小泉聡さんが講師です。
麹のお話を聞きながら、
大豆をつぶして、つぶして、つぶします。
皆さん必死で、つぶします。


麹と塩を混ぜたら、味噌の出来上がりです。 
あとは、熟成を待ちます!
今回の味噌の食べ頃は
今年の8月頃~来年4月頃まで。


この味噌は糀歩合12と言って、
「超高級」味噌です。
出来上がりが楽しみです!
こちらの講座は定期開催を予定しています。
次回は秋講座の予定です!

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.18”館長より 2013/3/252013/03/25

『「たい」のエネルギー 』

市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

桜の開花が例年になく早いようですね。
三寒四温と言いますが、寒暖を交互に感じながら、
すっかり春らしくなっていきます。
暦の上では春分。春の真ん中です。
この季節を過ぎれば徐々に夏に向かいます。
季節の移り変わりは意外にも早いと感じませんか。

私たち技能文化会館では、4月からの会館講座
(匠、キャリア、くらしの各学校)とイベントの
準備で大わらわ、です。

当館主催の会館事業は、
今年1年間で昨年の4倍以上もの約5000名の
お客さまにご参加いただきました。

そのうち約7割の方が、
当館を今年になって初めてご利用いただく方々。
お客さまの輪が広がっている実感があります。

予想を上回る成果に、
スタッフ一同感謝と嬉しさを隠せません。
(まことに、ありがとうございます。
 この場を借りて、厚く御礼申し上げます)

また、人とは面白いもので、
来年は、「こうしたい」「ああしたい」
など当館スタッフの「○○たい」が
春らしさと共に自然に芽生え始めています。

「○○たい」とは、人の素直なあくなき欲求であり、
行動の源(エネルギー)です。

「お客さまに喜ばれたい」
「会館を知っていただきたい」
「会館をもっと魅力的にしたい」
「自分たちも楽しみたい」

などなど。

当館スタッフの「たい」で溢れた講座とイベントの数々。
春の訪れと共に、皆さんをお待ちしております。
どうぞご賞味ください。

平成25年 春分

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くらし3/21 はじめてのヘアピンレース編み講座のご紹介2013/03/21

クリップ式の
ヘアピンレース編み器です。
これを使用して。。



前回は、春の装いに似合う
ふわっと軽くあたたかな
モヘアのまきものを作成しました。


皆さん熱心に編み器使用して、
まきものを作成している様子です。
ヘアピンレース編みは、
専用の編み器に糸を巻きながら、
かぎ針やレース針で止めて編み地を
作り上げる技法で、初めて編み物をする方にも
お楽しみいただけます。


次回の講座では、
涼しげな初夏のショールを作成します!

皆さんのご参加をお待ちしています!

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.17”館長より 2013/3/102013/03/10

『“命”に向き合う月』

市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

個人的な話ですが、
昨年から3月を“命”に向き合う月としています。

今から68年前の3月10日は、東京大空襲のあった日です。
10万人を超す方々がお亡くなりになられました。

翌11日は、東日本大震災の日。
死者行方不明者1万5千人を超える悲惨で過酷な災害でした。
今でも避難生活を余儀なくされる被災者の方々、
現地で懸命に復旧作業に携わっていただいている方々
がおられます。

そして、
3月は私自身が2度の大病を経験した月でもあります。
昨年は、病院のベッドから祈りを捧げました。

入院中、竹内まりやさんの『命の歌』という曲に出会いました。
彼女から被災者の方々に向けたメッセージでした。
ベッドの上でこの曲を聴きながら、
「何故、私はここに存在するのだろう?」と、考えました。

2度の大病をしたにもかかわらず、病院の方々の懸命の看護、
家族、会社のスタッフ、友人、仕事のパートナーなど
多くの方々のお陰で、今も生きています。

運命とは、人間が計り知れるものではないと思いながらも、
同じ時代にあって自分が生きている奇跡を
感じずにはいられませんでした。
まるで、生かされている、如く。

彼女の曲から
人は1人では生きられない。
出会い、めぐり会い、支え、寄り添って、
生き生かされている、と強く感じました。

「“命”に向き合う」とは、その全てに感謝すること。
私自身が、「現在(いま)」「ここ」に「存在(いる)」
奇跡を感じながら、全てのご縁に感謝すること、
と気づいた瞬間でした。

私の勤める、私の愛してやまない当館が、
市民の皆さまのご縁、めぐり合い、支えあいの場として
少しでもお役にたてること。
それが、せめてものご恩返しであると。

季節は、啓蟄(けいちつ)。
陽気に誘われ土の中の虫が動き出す頃、の意味だそうです。

私も、
春の陽気にほだされ、生来の心の虫が動き始めたようです。
市民の皆さまに、驚きと感動のサービスで
愛される技能文化会館に。
春の予感と共に、私たちがお届けします。

平成25年 啓蟄

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会館3/6 手づくりラックで、カウンターがスッキリしました2013/03/06

当館入口と匠プラザ内受付カウンターの
パンフレットや講座チラシが
見やすくなりました!


当館スタッフの力作、
手づくりのラックです。
匠プラザの雰囲気に合わせて
レンガ模様にしています。


チラシやリーフレットと共に、少しだけ足を止めて
手づくりラックもご覧いただけましたら幸いです。

会館3/3 匠プラザ入口で”甘酒サービス”を行いました!2013/03/03

3月3日と言えば「桃の節句」ひな祭りです。
日頃、会館をご利用いただいている皆様に
スタッフより感謝の気持ちを込めて
1月の鏡開きに「お汁粉」
2月のバレンタインデーに
「マシュマロチョコレート」を
サービスさせていただきました。


そして3月は「甘酒」でした!
甘酒は酒とつくので「アルコールは・・・」
とおっしゃる方もいらしたのですが、
米、米麹、少量の砂糖でつくる甘酒は
この時期、体に優しく、体が温まる飲み物です。


11:30~13:00の短い時間でしたが、多くの
ご利用者様にお召し上がりいただけました。
「何のサービス?」「会館の人なの?」などと
聞かれましたが、私どもとしましては、ご利用の
皆様とのこうしたちょっとした会話も楽しく、
皆様にもお喜びいただけ嬉しかったです。
さて、来月以降は・・・・思案中です!
お楽しみに~♪




技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.16”館長より 2013/2/252013/02/25

『素晴らしき敗者』

市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

今月は、冬のスポーツで盛り上がっています。
真央ちゃんの2年振りのトリプルアクセルで
湧いた女子フィギュア。
サッカーに続けと、女子アイスホッケー
16年ぶりのオリンピック出場権獲得。
別大マラソン、川内、中本両選手による
史上稀に見るデットヒート。
まさに手に汗を握っていました。

スポーツは見る分には楽しめますが、
当事者には非常に厳しい世界。
勝者と敗者の落差は、恐らく人が経験する中で
最も辛く厳しい、と私は思います。
ビジネスの比ではありません。
それほどに勝者と敗者に落差があります。

スポーツの世界に「Good Looser(素晴らしい 敗者)」
という言葉があることを最近知りました。
その意味は?と考えた瞬間、
NBAのスーパースターであるマイケルジョーダンの
次の言葉を思い出しました。

「選手生活の中で
 9000本以上のシュートミスをした。
 300試合ちかく負けた。
 26回、ウィニングショットを任され、ミスした。
 人生の中でなんどもなんども繰り返し“私は失敗した”。
 それが、“私が成功した”理由だ。」

勝つために負ける。
次のために負ける。
自分のために負ける。

信じる心が道を拓くように思います。

平成25年 雨水

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会館2/15 「はまれぽ.com」記事内で当館が紹介されました!2013/02/15

『横浜のキニナル情報が見つかる!Webマガジン
「はまれぽ.com」』の記事内
「あえて観光地を旅せず
 関外&裏スポットをめぐる、
 はま旅Vol.98「関内」編」
で、
当館が紹介されました!


「はまれぽ.com」の人気ライター松宮さんから
取材を受けた当館の紹介記事は、
以下サイトに掲載されています。
皆さんの知らない
技文の情報があるかもしれません。
ぜひ、ご覧ください。
■はまれぽ.com


会館2/14 バレンタインのチョコレートをお配りしました!2013/02/14

本日当館をご利用の皆さんに、
日頃の感謝の気持ちをこめて
技文 女子スタッフで作った
手作りチョコレートを、お配りしました。



男性の皆さんはもちろん


女性の皆さんにも・・・


100個以上用意したチョコレートですが、
ご利用者の皆さんの笑顔と共に、
あっという間に減っていきました。



3月といえば・・なんでしょう?
3月3日もお楽しみに!


会館2/13 603/801研修室の塗装、壁紙交換を行いました。2013/02/13

2月13日(水)の休館日に、
6階603研修室と8階801研修室の
塗装と壁紙交換を行いました。
このように、キズや汚れが目立っていました。



<作業中の様子>
塗装と壁紙交換の作業中の画像です。



<603の壁紙交換後>
汚れが目立ってきていた部分も、
真っ白な美しい壁に大変身!
部屋全体が明るくなりました。




<801の壁塗装後>
キズがあった部分も、この通り綺麗になりました!
ぜひ綺麗になった研修室をご利用ください。

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.15”館長より 2013/2/102013/02/10

『節目』
市民の皆さま、
いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

今週は節分でした。
節分とは、季節の「節」を分ける春夏秋冬始まりの前日で、
都合、年に4回あります。
節分を境に暦の上では春となります。

旧暦では、春夏秋冬を24(節気:せっき)に分け、
細やかな季節の移ろいを取り入れています。
立春(春の始まり)もその一つです。

今の時期は、冬の終わりの大寒から立春、そして、
雨水(降る雪が雨に、氷が水になる、の意)へと
冬から春へと移り変わっていく時期だそうです。
旧暦の世界を紐解くと、自然と季節の変化を
感じ取ることができ、とても趣があります。
現代の暦が、何月何日とデジタルっぽく
季節の変化を感じにくい、のと対照的です。

話は変わりますが、進化論を唱えたダーウィンは、
生命種が生き残る力を「変化」への対応力、
と定義づけしました。
環境の変化に敏感になり、対応できた種だけに
「耐性」や「生命力」が養われる、というものです。

 私たちは、
「昔からの叡智に、現代という難しい時代を
 生き抜く技と知恵がある」と、信じています。

旧暦のある暮らし。

それは、自然の持つ深遠さ不思議さを
「季節の移り変わり」として語りかけています。
まさに、人が本来持っている鋭敏さや生命力を
呼び覚ますメッセージのように思います。

いかがでしょう?
皆さんの毎日に変化をつけてみませんか。

当館では、館内装飾や運営サービスに
季節を感じていただこうと工夫しております。
*詳しくは、【こちら】をご覧ください。

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

平成25年 立春

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くらし2/8 はじめてのヘアピンレース編み講座のお知らせ2013/02/08

はじめてのヘアピンレース編み
すてきな春の”まきもの”講座が
以下の日時に開催されます。
2/ 8・2/22(木) 18:30~20:30
2/10・2/24 (日) 10:00~12:00
日本ヴォーグ社の雑誌
”毛糸だま”にも当館講座が掲載されました!


『2月の寒い時期は、じっくりと暖かく』を
合言葉に、
新講座のヘアピンレース編み講座をはじめとして
じっくりと取り組んでいただける
講座のラインナップをご用意いたしました!
皆さまのお申し込みをお待ちしております。


1階 匠プラザ内の受付スタッフも、
胸にヘアピンレース編みで作成された
コラージュを着用しております。
もし、受付にご用がおありの際は、
目に留めていただけますと幸いです。