会館

会館【ハマの職人 第3号】 ~この横浜に継承したい技の話~2018年03月08日

<鍼灸師> 荒井 務氏

<創業秘話>

昭和54年、弘明寺(南区大橋町)で荒井鍼灸院創業。
鍼灸師のお父様の影響で、鍼でさまざまな不調を治すことに魅力を感じ、
また地元で生きていくという思いもあって現在の鍼灸院を開業されています。

<職人のしごととアイテム>


鍼灸マッサージ師の荒井先生にお話を伺います。
荒井先生は、肌はつやつや、とってもお元気でなんだかほっとする雰囲気です。

鍼治療とは、経路に沿って経穴に鍼をさしていくことで、
自らの治癒能力を高めることです。
先生の施術は、置鍼(ちしん)という手法です。はじめに、足首付近の三ヶ所のうち、
1番2番3番のどこが痛いかを確かめます。そしてお腹を触診し、スタートです。
鍼はチクッとし、悪いところはジーン。そして深いところはズシーンと響きます。
ただ鍼は痛いものではありません。
施術後は、診断前に痛かった部分がなくなります。本当に不思議です。

 
鍼灸で難しいところを伺うと、

  • 即効性を求められる事
  • 症状のつらいところが軽くなると、別の場所が痛くなってきたと訴える人がいること

という答えでした。
これは、自分でも気づいていなかった隠れた症状や痛みを感じたということです。
そのため、まずは全身を診てもらうことをオススメします

「一言で職人とは」という問いに対して、
“自分の目標を持ち、こだわりを持って極めること”という答えが返ってきました。
鍼一本での治療にこだわり、先生は定期的に勉強会に参加され、さまざまな交流をされています。
「鍼の世界は、奥が深い世界なんだ。一生勉強だよ」と、言葉の重さがとても響きます。

また、鍼灸師とは国家資格が必要な仕事であることを知って欲しいとの事。
一般社団法人 横浜市鍼灸マッサージ師会では、
スポーツ鍼灸マッサージトレーナーとしてマラソン大会等にも参加し、啓蒙活動も行われています。

最後に「やりたい事がいっぱいあって、退屈している暇なんてないんだよっ」
おっしゃるイキイキした笑顔が印象的でした。
取材に協力していただいて本当にありがとうございました。
そういえば私の顔のコリがすっきり!感謝です!

取材日:2018年3月2日(稲葉由紀)

横浜市南区大橋町「荒井鍼灸院」荒井さま
http://www.hariq.info/arai-shinkyuin/
一般社団法人 横浜市鍼灸マッサージ師会
http://www.hamahari.com/index.html

会館第53回製図コンクール2018年03月03日

現在1階の匠プラザで「第53回製図コンクール」の展示をしています。

こちらは横浜建築高等職業訓練校が主催です。

ぜひ製図に添えられたコンセプトを読んでください。

さまざまな家族に向けての考えやアイデアが込められていて、とても面白いですよ。

3月10日(土)まで展示しています。

会館書き初めコーナーにご参加いただきありがとうございました!2018年02月18日

書き初めコーナーにご参加いただきまして、ありがとうございました。

今年の目標、

パッと思いついた言葉など、

皆さん思い思いの書を書いてくださいました。

現在は「館長賞」「スタッフ賞」「ユニーク賞」として4作品を展示中です。

お心当たりの方はスタッフまでお声かけください!

 

1階匠プラザは、開講以来の横浜を支えている職人道具を展示した「職人博物館」

横浜発の商品を扱っている「技文市」が通常営業しています。

お気軽にお立ち寄りください。

 

設置期間:平成30年1月4日~1月31日

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.95”館長より 2018/2/102018年02月10日

◆◇館長より『書初めと看板』◆◇ 

立春となりましたが、まだまだ寒い日が続いています。
とはいえ、梅の花も開花し始め、春に向かっています。
本格的な春が待ち遠しいですね。

さて、匠プラザでは1月中「書初めコーナー」を設置しておりました。
昨年に続き、選ばせていただきましたのでご紹介します。
◆館長賞「空」
のびのびした大きな文字に気持ちも大きくなるような感じがしました。

◆スタッフ賞「夢をもって」
今年1年「夢をもって」なんてステキだなと思いました。

◆ユニーク賞「おめでとう」
ほっとする感、ゆったり感、素朴感がなんとも言えず。
思わず微笑むめでたさ。絵と書が一体になって面白い。 

ご協力ありがとうございました!上記の賞の文字を書かれた方は、
お申し出いただきたくお待ちしています。

続いて、前号に続き技能職のご紹介です。
今月は「屋外広告美術協同組合」いわゆる「看板屋」さんです。
屋外広告技能職の三村さんと大川さんからお話を伺いました。
→詳しくはこちら https://gibun.jp/category/report/more.html

印象的だったのは
一言で言うとどういう仕事ですか?とお聞きしたところ「何でも屋」とのこと。
「何でも」ってスゴイ!!

職場と現場にお邪魔させていただきましたが、「百聞は一見にしかず」
新しいデジタルの道具(パソコンや大型プリンターなど)もあれば、
画像でご紹介している年代ものの糸のこのような機械もありました。

文字や画のデザインもすれば、看板枠の溶接や電気工事、
取付には高所作業車で操作、シートを貼る作業は内装屋さんのようです。

クリエイティブからガテンまで。だから「何でも」
柔軟な発想で器用に「一人何役も!」という印象でした!

次号もまた違った職種の職人さんをご紹介します。

一雨ごとに春になってまいりますが、寒暖差の日々ですのでご自愛ください。
次回、啓蟄の頃にまたお便りさせていただきます。

平成30年 立春
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

※ご協力ありがとうございました♪
中区富士見町「有限会社三村看板店」三村さん
中区共進町 「大川レタリング」大川さん

会館【ハマの職人 第2号】 ~この横浜に継承したい技の話~ 2018年02月09日

  

<屋外広告士> 三村 嘉延氏 、三村 光一氏

<創業歴史>

中区富士見町にある三村看板店は四代目の三村嘉延氏、五代目の三村光一氏で営んでいる。  
戦時中は場所を移した事もあったが、現在まで、富士見町で看板店を続けている。

<ものづくりを支える職人アイテム>

    

今回「看板店」の作業所と運良く、看板の取り付け現場(新規店舗の看板取り付け)を見学することができ、
「クリエイティブでフットワークが良い」「面白い仕事!」という印象を持ちました。  

まず、何故「クリエイティブ」なのか!  
「看板」は様々な種類があり、 
掲示板・店舗の看板・施設や学校の看板、及び表示物(サイン)と種類をあげれば沢山。  
ずっと長く使うものもあるけれど、イベントなどその日だけのものもある。  
素材、形状、大きさもさまざまです。  
文字がプリントされているものもあれば、文字が浮きだしているのもある。  
看板の役割も異なります。店舗を代表するサインもあれば、無機質な表示もある。  
職人は、お客さまが求めるイメージを1点1点形にしていきます。  
同じものを大量につくるのではなく、全てオリジナルのオーダーメイドです。  
光一氏に「印象に残っているお仕事」を伺うと、「今まで扱ったことがない材料を使って  
看板を作った時の事」という答えでした。  
常に違うもの、新しいものに柔軟に向き合い、形にする看板職人の仕事は本当にクリエイティブです。  

そして、「フットワーク」について!  
今回、新店舗の看板の取り付け作業現場を見せていただきましたが、  
あっという間に高い足場にのぼっていき、2階の外壁に看板を取り付けてしまいました。  
迷いがなく、さすが職人です。さらに内装の作業まで短時間でこなしていました。  
「看板店は何でも屋」なのだそうです。取り付け作業では電気配線の知識も必要ですし、  
高い場所の設置もあれば、地面を掘って取り付ける事もある。  
もちろん、細かい手先の作業も出来てしまう。  
何でも臨機応変にそしてスピーディーに仕事をこなしていくのです。  
今回は、三村さまのフットワークの軽さもあり、急きょ近くにある共進町の看板製作店、  
大川レタリングにも伺わせていただきました。  
大川レタリングは困ったときは三村氏にとって「助け合う」存在なのだそうです。  
時には競合する存在でもあるけれど、お互いに良いやり方を教えあったりするそうです。  
大川レタリングではとても大きな看板を製作している最中でした。  
突然の訪問に対しても、快く今まで製作した看板を紹介してくださりました。  
多岐にわたる看板や取り付けのお話など驚きの連続でした。  

最後に、嘉延氏の「どう作るかわからなくても、仕事を請けちゃうんだ!!」という笑顔が  
とても格好良かったです。その言葉の裏には自分はどんなものでも作れるという自信と  
挑戦する心
が見えました。  
取材した私にとって、今まで知らなかった看板職人の世界でしたが、大変面白く  
ぜひ皆さまに「看板」に興味を持って見ていただきたいと思いました。  

取材日:2018年2月7日 (近江玲奈)


横浜市中区富士見町 「三村看板店」 三村さま 
 電話: 045 261 2263
 横浜市南区共進町 「大川レタリング」 大川さま 
 電話: 045-731-2555

会館1月23日(火)大雪の翌朝 足元にお気をつけてご来館ください2018年01月23日

1月22日(月)は天気予報通りの大雪になりました。


交通にも影響が出て、移動にご苦労された方も
多かったと思います。

本日は氷点下の寒い朝となりましたが、雪は止み
お日様のお陰もあって、少しづついつもの風景に戻ろうとしています。

当館では、開館前に雪かきをして通常営業となっております。

 

本日も皆様のご来館をお待ちしております。
ご来館の際には、足元に注意されお越しください。

 

会館書き初めコーナー設置中2018年01月16日

書き初めコーナーにご参加いただきまして、ありがとうございます。

コーナーは1月いっぱい設置します。ちょうど折り返しとなりました。

英語の書、イラスト入りの書、水墨画のような作品まで、

個性豊かな作品が並んでいます。

皆さん自由に、和気あいあいと参加していただいています。

まだ書いていない方、もっと書きたい!と言う方も、どうぞお楽しみください。

筆を持つと、気分もしゃっきりして、案外はまってしまいますよ。

技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.94”館長より 2018/1/102018年01月11日

 

◆◇館長より『新年』◆◇ 

新しい年が始まり、松の内も過ぎ、寒の内となりました。
仕事始めは静かな会館でしたが、少しづつ日常に戻ってまいりました。

みなさんはどのような年末年始をお過ごしでしたでしょうか?

私は、忘年会、大掃除前の小掃除(笑)、お正月準備、お墓参り、
年賀状、初詣、新年会・・・など、ギュッと詰まった休暇を過ごしました。
ということで、あっという間に休暇は終わり、仕事始めとなりました。

仕事始めの日は、近くの横浜弁天様にお参りに行き、おみくじを引きました。
「振り返り、研鑽し、守って尽くして、大切にすれば新しい道が開けます」
というような内容です。「励みなさい」ということかな、と解釈しています。
ということで、
本年も多くの方々に技文ファンになっていただけるよう、尽くしてまいります。

さて、今年のメルマガは少し技能職に触れていきたいと考えています。
早速、先月はスクリーン・デジタル印刷技能職の堀内裕司さんから
お話を伺ってきました。
詳しくは、技文レポートを御覧いただけますと幸いです。
→ https://gibun.jp/report/2018011000016/

印象的だったのは
「色づくり」のこだわり
「手しごとの温かみ」
「職場の行き届いた整理整頓、清潔、清掃」でした。

ちなみに、匠プラザで販売している「技文オリジナル手ぬぐい」は
スクリーン・デジタル印刷によるものです。
その「色合い」に作り手のこわだりを感じてもらえると嬉しいです。

次号以降も、技能職の方々をご紹介していきたいと思っております。

最後になりますが、ご案内です。
1階の匠プラザでは1月中「書初めコーナー」を設けています。
ご自由にご利用いただけますので、お気軽にお立ち寄りくださいませ。

本年も皆様のご来館を心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成30年 小寒
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

※ご協力ありがとうございました♪
港南区港南「株式会社光版技研」堀内さま
http://koh-han.co.jp/company.html

会館【ハマの職人 第1号】 ~この横浜に継承したい技の話~2018年01月10日

<職人名>スクリーン印刷 堀内 裕司氏


<創業歴史>

1960年に株式会社光版技研を設立。
横浜の地場産業であるスカーフやハンカチの製版業として会社を設立。


<ものづくりを支える職人アイテム>


    

「印刷」と聞いて、思い浮かぶのは新聞やチラシなど紙に印刷されて
いるものですが、シルクスクリーン印刷の特徴は、ガラス、プラスチック、
樹脂、金属、紙など、素材・形状を問わず印刷できる
ことです。
また、堀内さんとお話していて「捺染」という言葉がよく出てきます。
染色法の一つのことですが、職人さんからすると「色を表現する」ことが
印刷であり捺染であるようです。


そしてこれだけは聞きたいこととして、“一言で職人とは”という問いに対して、
“手しごと。忍耐”という答えが返ってきました。

手しごとは手間がかかるが、ひとつひとつがオリジナル。色合わせに自分の
納得いくまでやるこだわりがいいものが出来る瞬間なんだと思いました。


取材最後に工房を見させていただきました。
清潔感があふれ、整然と並べられた道具が美しく印象的でした。
堀内さんならではの、この職業に対する愛情がそうさせるのかな!?
職人さんってずっと同じものを守るのもひとつの形だけど、時代に沿って新しいものを
取り入れながら、攻めの姿勢で守っていくのも職人さんだと感じました。


取材日:2017年12月13日(安田佳奈枝)


港南区港南「株式会社光版技研」堀内さま
http://koh-han.co.jp/company.html

会館新年のご挨拶2018年01月04日

 

あけましておめでとうございます。

当館は本日4日から通常通りの営業をしております。

今年も皆さまが快適にお使いいただける貸室、

多くの講座・イベントを運営してまいります。

どうぞよろしくお願いします。

 

さて、早速ですが、仕事始めとして

和室の座布団を新しいものに変更しました。

新しい座布団はふかふかと弾力があり、以前のものと厚みが違います。

和室をご利用の方、どうぞお使いください。

 

また毎年恒例の「書き初めコーナー」も

1階匠プラザに設置しております。

新年の抱負を書きにいらしてください。

今年は練習用と、清書用の半紙をご用意しました。

何枚か練習用に書いた後、ビシッと清書したものを貼り出してくださいね。

 

平成30年1月4日 実施

会館年末のご挨拶2017年12月28日

 

【年末年始営業のご案内】

2017年12月29()~2018年1月3日(水)まで、全館が休館となります。

来年4日から通常通りの営業となります。

 

 

 

今年も残りわずかとなりました。

技能文化会館の一年を振り返ってみると、

大きなことから些細な事まで、変化・発展の年だったように思います。

皆さまはどうでしょうか。

当館が皆さまのさまざまな活動のお役に立てていれば幸いです。

 

 

本年は大変お世話になりました。

来年も相変わらずのご愛顧をお願い申し上げて、

歳末のご挨拶とさせていただきます。

 

平成29年12月28日

会館【会館からのお知らせ】 お忘れ物はございませんか?2017年12月21日

毎月30件ほどのお忘れ物が届いております。

最近はやはり、手袋やお帽子といった防寒具が多いようです。

なかには、長年大事に使っていたことがわかるようなお品もございます。

失せ物をしてお困りの方はいらっしゃいませんか。

当館では、お忘れ物は3ヶ月まで保管しております。

1階受付か、またはお電話にてお問い合わせください。

TEL : 045-681-6551

会館年末大掃除 12/13(水)2017年12月14日

今日の横浜の最低気温は3℃。

ピューピュー吹く風も冷たく、寒気もいよいよ厳しくなってきました。

 

皆さまはもう大掃除を済まされたでしょうか?

当館では、12月の休館日を利用して大掃除を行いました。

8階から地下1階まで、スタッフ総動員です。

備品の破損も細かくチェック。

はたいて掃いて洗濯して磨いて・・・、一年分のホコリと格闘しました。

しゃがんだり背伸びをしたりで筋肉痛にはなりましたが、

掃除のあとはなんだか空気も爽やかでした。

 

来館される皆さまに、気持ちよくお部屋をお使いいただければと思います。

またのご利用お待ちしております。

 

平成29年12月13日実施

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.93”館長より 2017/12/112017年12月11日

◆◇館長よりご挨拶『師走』◆◇ 
師走らしい寒さが続くこの頃ですが、
風邪など召されていませんでしょうか?

師走となり忘年会らしき方々をよく見かけます。

先日、古い知り合いが「中華街で忘年会だったので」と
技文に寄ってくださいました。
この会話、そういえば昨年も・・・と思い出しました。
その方にとっては、旧友と中華街でランチ後、技文に寄って
忘年の挨拶をして帰るというのがこの時期のコースのようです。
とても有難いことです。

違う日、私の担当する講座「陶芸クラブ」の今年最終日のこと。
2ヶ月の間に粘土をこねて成型、削って、乾かして、色をつけて・・・
最終日は6階にある陶芸窯から多数の作品を出し、みなさんで鑑賞会です。
想像通りだったり、想像外だったり、みなさんワクワクする日です。
鑑賞し合い、感想を伝え合い、その続きを地下1階の居酒屋さんでするため
忘年会に出かけられました。

また違う日、ある講座の参加者の方から
「●●にいらした山口さんですか?」と声をかけられました。
とても驚き、お話を聞いて納得したのですが、その話を知人にしたら
「○○ちゃん!よく知ってる!!忘年会であった!」とのこと。
忘年の繋がりです。

忘年会=宴会・飲み会と思い込む節がありましたが、
年の終わりに1年を振り返り、以前を懐かしみ、親しみ合う年忘れは
良いものだな、と改めて感じました。

皆さまには今年も当館をご利用いただき、
「技文便り」におつきあいいただき誠にありがとうございました。
時節柄くれぐれもご自愛いただき、
来年も当館で、技文便りでお会いできますこと願っております。

平成29年 大雪
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

会館☆★☆クリスマスツリーを飾りました☆★☆2017年12月07日

思わず身を縮めてしまうほど冷たい風が吹いていますが、

天気はよく日差しは暖かです。

 

 

今日はエントランスにクリスマスツリーを飾りました。

今年のツリーは飾り付けを赤と銀でまとめました。

当館のツリーは2メートル越え。

存在感があり、館内がぐっと華やかになりました。

 

 

先ほど知ったのですが、本日12月7日は「クリスマスツリーの日」らしいです。

日本で始めてクリスマスツリーが飾られたのが、明治時代の12月7日だったとか。

一説によると、その場所はなんと横浜!

横浜に滞在していた外国人の船乗りのために、

ツリーが飾られたそうです。

 

技文のツリーは本日7日から25日まで、皆さんをお迎えします。

ぜひ見にいらしてくださいね。

 

 

平成29年12月7日展示開始

会館【イベントレポート】 11/26(日)第20回記念横浜マイスターまつり2017年11月30日

横浜マイスター事業は22年、横浜マイスターまつりは記念すべき20回目となりました。

当日はさえざえとした晴天。すっきりとした天気でした。

 

今回の特別企画では、横浜スカーフ親善大使の皆さんをお招きして、

染織のマイスター山村助成氏と対談していただきました。

横浜港が開講したころ、関東では養蚕が盛んに行われていました。

海外向けにハンカチやスカーフをつくったところ、

大人気となったのが「横浜スカーフ」の始まりです。

山村マイスターはクリスチャン・ディオールから

注文を受けたときのことを話してくださいました。

スカーフの色合いや柄は、

世界中の主要都市すべてで喜ばれるようなものでないといけない。

一つの街で受け入れられただけでは足りないのだそうです。

そのためには、常に世界中の新しいものを取り入れ、

一番良いものを形にする努力が必要なのだとか。

 

もう一つの企画「和と洋のステージショー」は、

マイスターの作品を着用したモデルさんとの座談会形式で行われました。

1階の匠プラザに展示してあるバッスルドレス製作にかかわった森田さんと、

帯仕立ての水守マイスターです。

洋装の森田さんは、「流行のデザイン・ラインはあるけれど、

大事に長く着て欲しい。そういうものに流されない服をつくりたい」と、

和装の水守マイスターは「帯の生地でなくても作れないか相談してほしい。

新しいものをつくりたい」とそれぞれ語ってくれました。

なんとなく、洋服=次々と変化するもの、

和服=完成されていて動かないものだと思っていましたが、

職人さんのお心はまったく違っていました。

 

ほかにも体験教室や展示・販売など、

たくさんのお客様が参加され、にぎわいのある一日となりました。

来場された皆さん、ありがとうございました。また来年を楽しみにしております。

 

平成29年11月26日開催

会館【イベント告知】 11/26(日) 第20回記念横浜マイスターまつり2017年11月20日

今年も横浜マイスターまつりの季節がやってきました。

普段なかなか目にすることのない名人の技を間近で見たり、

お話を聞くことができる貴重な機会です。

皆様どうぞお出かけください。

【当日の内容】

日時:2017年11月26日(日)10:00~15:00

会場:横浜市技能文化会館 入場無料

  • 技能披露
  • 作品の展示および販売
  • 技能体験教室
  • 食のマイスターによる料理の提供
  • 特別企画・トークショー
    「横浜マイスターと横浜スカーフ親善大使が
    語るスカーフの魅力」

     時間:13:00~13:30 
     場所:2階多目的ホールステージ

【当日参加されるマイスター】

印象彫刻士・洋服裁縫師・木工塗装士・建築大工・調理師(中華料理)・表具師・花卉装飾・染織

食肉加工・板金技能士・畳工・和竿師・帯仕立て・建具製作・美容師・造園・ステンドグラス

【横浜マイスターって何?】

横浜市が平成8年度から行っている事業で、
市民の生活・文化に寄与する優れた技能食者を「横浜マイスター」と選定しています。
この事業は、横浜マイスターが行う後継者育成、
貴重な技能・技術の継承および普及活動を通して、技能職の進行を図ることを目的としています。

まつりのチラシなど、くわしくはこちら→ http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/happyou/h29/291027meister.html

技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.92”館長より 2017/11/102017年11月10日

◆◇館長よりご挨拶『霜月』◆◇
いつも当館をご利用いただき、またメルマガをご清覧いただき
誠にありがとうございます。

霜月になり暦の上では立冬です。
晩秋から初秋へ季節は変わっていきます。
事務所から眺める大通り公園の木々も、黄色く色づいて
落葉も始まりました。

さて、話は変わります。
個人的なことですが、1年前から苦手と自覚している「運動」を始めました。
始めるにいたった理由は色々ありますが、一言で言えば
何らかの「気づき」と「変化」を期待したのだと思います。
苦手なことは、おっかなびっくりです。
ですから先生(インストラクター)の言うことを驚くほど従順に聞きます(苦笑)
最前列で受講した方が正しい動きが見えるし、講師にも気にかけてもらえる、と
アドバイスいただければその通りにします。
しつこく言われるのは、呼吸と水分補給です。
息を止めないように、一定のリズムで深呼吸と水分補給をします。

インストラクターは、自己紹介と拍手をして
Are you ready?(準備はできた?)と確認し、
Let's go(さぁ、行こう!)と進めていきます。
ところどころで
Nice(良い!)、Perfect(完璧!)、
Excellent(素晴らしい!)、Beautiful(美しい!)
と、声がけします。
少し恥ずかしい気もしますが、その気にさせる言葉です(笑)。
そして最後も拍手で終わります。
拍手をすることで、今日もよろしくお願いします!今日もありがとうございました!
という気持ちにもなり、たくさんの汗を流し、頭と体がスッキリします。

苦手なことを新たに始めてみて、様々な「気づき」がありました。
まずは言われた通りにやってみる、そして続けてみる、こととつくづく思いました。
そのうち何かが「変化」してくるように感じてます。

当館でも多くの講座を開講していますが、
今月は新たに「キャリアデザイン講座」を開講します。
働く皆さんに、何らかの気づきのキッカケになると嬉しいです。

最後に、11月26日(日)は「第20回記念横浜マイスターまつり」が開催されます。
マイスターの技にはたくさんの感心と気づきがあると思います。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

朝夕冷え込むようになってまいりましたので、くれぐれもご自愛ください。
来月 大雪の頃、またお便りさせていただきます。

平成29年 立冬
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

会館【講座レポート】 2017/10/25(水) 紅茶を楽しむ12ヶ月2017年11月07日

 お待たせいたしました。リクエストの多かった紅茶の講座が始まりました。
「紅茶を愉しむ12ヶ月」では、紅茶のいれかたや楽しみ方を学びます。
第一回目は紅茶の誕生のお話です。

 植物としてのオチャノキは北から南まで広く分布していますが、
原産地は中国・雲南省。
非常に価値があり、日常的に重要なものだったため、
人々は戦火を逃れる際に苗木とともに移動しました。
そのため、世界各地でお茶の文化が発展。
オチャノキもさまざまな進化を遂げたのでした。

「お茶」の始まりはなんと紀元前2737年ごろ!
古代の伝説に、「葉を煮出して飲んだらおいしかった」
という記述があるのだそうです。


 紅茶が生まれたのは1600年ごろ、中国の福建省での事でした。
中国国内では緑茶が主流だったのですが、海外への輸出用に、
葉に火を入れたウーロン茶や紅茶を作っていました。

当時、世界は大航海時代。
オランダやポルトガルなど、
たくさんの国が中国のお茶を買っていきます。
その中で、イギリスの硬質な水でもおいしく出る紅茶、
とくに牛乳を注いだミルクティーが大流行。
需要にこたえる形で紅茶が増産されるようになりました。

 

 歴史を勉強したあとは、いよいよ紅茶を淹れる練習です。
先生が用意してくださったのは、インドで買い付けた茶葉。
そしてお茶うけにアップルクランベルを作りました。
お湯を注ぐと、ポットの中で茶葉がふわふわくるくると踊りだします。
これが「ジャンピング」。
おいしく香り高いお茶をいれる秘訣です。

 甘い紅茶とたのしいおしゃべりで、満足なティータイムとなりました。
本講座は毎月1回、次回以降も参加をお待ちしています。
【くらしの学校:紅茶を楽しむ12ヶ月のお申込はこちら】

平成29年10月25日開講

会館【お知らせ】 2017/10/31~11/3 馬車道マルシェ出店!2017年10月30日

今年は馬車道が整備されて150周年です。

そんな記念すべき150周年馬車道まつり「馬車道マルシェ」

当館の技文市が出店いたします!

『150』にちなんだ商品を揃えておりますので、ぜひお立ち寄りください。

期間中はマルシェのほかにもたくさんのイベントが開催されますよ。

31日のガスライトフェスティバル。

3日の馬車・人力車の試乗会など、どうぞお楽しみください。

 

【馬車道マルシェ】

期間:2017/10/31(火)~11/3(金・祝)

時間:11:00~17:00

当館ブースは関内ホール近く、「中里宝石店」「とらふぐ亭」前

【馬車道商店街HPはこちら】

会館【お知らせ】 2017/10/22 「第38回よこはま技能まつり」2017年10月16日

第38回よこはま技能まつり に技文が出店します!

 

10月22日(日)

午前9時30分~午後4時まで

横浜スタジアムのすぐ隣の横浜公園で開催いたします!

 

「よこはま技能まつり」とは、

私たちの暮らしを昔から支えてきたハマの職人さんのおまつりです。

横浜公園にずらーっと様々な職人さんのテントが立ち並び、

職人技の実演、作品販売、相談コーナー、職人体験などを楽しめます。

一つひとつのブースをじっくりまわると

暮らしの知恵やモノ作りのアイデア、工夫があり、

面白い発見がたくさんあると思います。

 

技能文化会館

餅入りちゃんこ鍋ぜんざいなど

美味しいモノで出店します!

予報では雨マークですが、

雨天決行ですのでお待ちしております。

また、出店団体などの詳細が載ったチラシは

当館でも配布しています。

どうぞお持ちください。

 

横浜市経済局「よこはま技能まつり」HPhttp://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/happyou/h29/291013koyo.html

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.91”館長より 2017/10/102017年10月10日

いつも当館をご利用いただき、またメルマガをご清覧いただき
誠にありがとうございます。

不安定な天気が続きましたが、青空に秋を感じるこの頃です。
個人的なことですが、あきという名前のため(笑)、
秋の訪れは嬉しく、衣食住を愉しみます。
秋の空気はヒンヤリしてきて、羽織りもの、巻きものと
オシャレの幅が拡がります。
秋の味覚は好物ばかり。
秋の夜長は静かな心休まる時間です。

話は変わり、10/5(木)~9(月)に、会館ご利用者様の人形展が、
2階ホールで開催されていました。
連日多くの方がご来場され、会館も多いに賑わいました。
展示されていた100体以上の美しい人形たちは、動かず語らず静かに
圧倒的なエネルギーを発信していると感じました。

2階ホールで展示会を御覧になった多くの方が1階匠プラザに
立ち寄ってくださいました。
匠プラザを見学された方は
「職人の道具も懐かしい。子供の頃を思い出した。」
「ここで販売をしているの?」
「会場を使わせていただくことはできるの?」
などなど、様々な質問や感想を残されていかれました。
そして、大半の方が
「初めて来ました」
「ここはどういうところなの?」
と口々におっしゃいました。

初めてご来館いただいた多くの方から、たくさんのヒントを
いただいたように思います。

躍動感溢れる美しい人形たちと作り手から発信されたエネルギーが
ご来場の皆さまにも繋がったように思え、幸先よい秋の始まりと
なりました。皆様に感謝です。

これから朝夕冷えてまいりますので、くれぐれもご自愛ください。
次回、立冬の頃、またお便りさせていただきます。

 

平成29年 寒露
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

会館【お知らせ】 Wi-Fi設置しました2017年10月02日

研修室603、特別会議室で『Free Wi-Fi』がご利用可能になりました。

接続の方法については各お部屋に掲載しております。

詳しくはお問い合わせください。

 

603研修室は定員36名。各机脇にパソコンなどのために電源が設置してあります。

講義形式のセミナーなどにお使いいただけます。

特別会議室は定員25名。円卓を備えた会議室です。

壁面にホワイトボードが収納。

会議室ではお茶セットをご利用いただけます。

また、コーヒーの出前サービスもございます。

1F喫茶「MM21」へ事前にご連絡ください)

会館【参加者募集】 10/7 日本の七十二候(しにじゅうにこう)を学ぶ会2017年09月29日

10月から始まる新講座のご案内です。

日本の「暦」を学ぶ講座です。

タイトルは「日本の七十二候(しちじゅうにこう)を学ぶ会」です。

 

「七十二候」という言葉をご存知でしょうか。

1年を24つに分けた暦が「二十四節気」ですが、

さらに3つに分けたのが「七十二候」です。

つまり、1年間のうち5日ごとに季節の移ろい(暦)を現しています。

5日ごとに季節を伝える暦があるって何だか楽しい気持ちになりませんか。

講座は、映像(写真)を見ながら季節の草花や食べ物、行事を取り上げます。

先生のお話しをたっぷり聞き、感性が豊かになる楽しい講座です!

毎回ちょっとしたお菓子もお楽しみいただきます!1回目は10月7日(土)です。

興味のある方はぜひお申込ください。

 

写真は会館の花壇にさいたコスモスです。

もうひとつは(もう枯れかけていますが…)会館利用の方からいただいた、

秋明菊と水引(長い枝に紅白の小さな花がつきます)です。

くらしの学校:日本の七十二候を学ぶ会のお申込はこちら

会館【イベント】2017/9/23 技文 手づくり市2017年09月25日

 23日(土)に『技文 手づくり市を開催しました。

当館のイベントの魅力は、

お天気に左右されない室内でゆったりと過ごせること。

出展者様とお話ししながら、楽しくお買い物できました。

 

 手作り品はすべてが一点もの。どれも少しずつ違っていて、

たくさんのアクセサリーや小物を前に「どれにしよう…」

と真剣に悩む方が多く見られました。

当館スタッフも何度も会場をぐるぐる回っておりましたが、

「やっぱり欲しい!」と戻ったら売り切れていて大ショック。

手づくり市は一期一会。思い切りが大切なようです。

 

 今回出店いただいた方のなかに、第一回手づくり市に参加された方がいました。

遠方に引っ越されていたのですが、関東に戻ってきたところ、

イベントが続いていたのを知って参加されたとのこと。

「久しぶりに出店できてうれしい」と話してくださいました。

運営側にとってもうれしい出来事でした。

 

 貸室利用者様や、講座の受講生の皆様にもお立ち寄りいただき、

非常に賑わいのある一日となりました。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

次回の『手づくり市』4月を予定しております。

会館【イベント】 「技文 手づくり市」の情報が新聞に載りました2017年09月22日

本日22日(金)の神奈川新聞

「技文 手づくり市」の開催情報が載りました。

皆さんチェックしてみてください♪

 

手づくり市は

明日23日(土祝)10:00~15:00まで。

当館2階の多目的ホールが会場です。

室内なので天候を気にすることなく過ごせます。

手作り品の販売はもちろん、

ワークショップで手作り体験ができるブースも。

手作りに挑戦してみませんか。

ご来場お待ちしております!

 

出展者様の作品の一部をご覧いただけます】

 

当館には駐車場もございます。ご利用ください。

駐車場の情報はこちら

 

平成29年9月22日掲載

 

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.90”館長より 2017/9/112017年09月11日

 

 ◆◇館長よりご挨拶『長月』◆◇
いつも当館をご利用いただき、誠にありがとうございます。

先月末、朝の出勤時間には聞こえた蝉の声が
夜の帰り道では虫の声に変わっていました。
今夏の終わりを感じた時でした。
それから2週間程経ちましたが、日中は夏日でも朝晩は
初秋の空気となり、空も高く、季節の移ろいを感じます。

先日、当館の匠プラザで故本間マイスターが製作された
「バッスルドレス寄附贈呈セレモニー」が行われました。
 深紫色のベロア地とレースを用いたエレガントなドレスは
”秋の訪れ”を感じさせてくれました。
匠プラザに展示しておりますので、ぜひ御覧いただき
明治の横浜や貴婦人姿をご想像いただきたいと思います。

本日は、「男のシーズン料理教室」を開講しました。
男の料理教室は来月には5年目に入る人気講座ですが、
本日(延べ)1,000人目の参加者をお迎えさせていただきました。
多くの方に、料理の愉しさや有難さを感じていただき嬉しく思います。
ちなみに、本日のメニューは”秋の”きのこごはんでした。

9月23日(土)”秋分の日”には、「手づくり市」を開催します。
毎回楽しみにしているイベントで、お財布を抱えて会場内を何周も
してしまいます。

来月は下半期の始まりです。
人気の「味噌づくり」「和菓子づくり」「アイロンのかけ方」を皮切りに、
新たに「暦を知る 72候」や「紅茶を愉しむ12か月」「編み物」など
「学びの”秋”」の始まりです。

上記のバッスルドレスセレモニーや手づくり市、各種講座は、
当館ホームページでご確認いただけます。
スタッフが綴るブログでは、当館花壇の植物成長記録として
今は”秋桜”の開花を待ち遠しくしています。
https://gibun.jp/report/2017090800012/


季節の変わり目、くれぐれもご自愛ください。
次回、寒露の頃、またお便りさせていただきます。

平成29年 白露
横浜市技能文化会館館長 山口あき

会館2017年9月3日(日)バッスルドレス寄付贈呈セレモニー2017年09月03日

 バッスルドレス寄付贈呈セレモニーが、当館1階匠プラザで行われました。
このドレスは、洋裁の横浜マイスターである
故・本間初恵氏が平成7年に縫製されたものです。

 スカートの膨らみをどうやってつくるか、さまざまな種類の布をどう組み合わせるか、
ドレスの作成は試行錯誤を重ねたそうです。
何度も補修して完成したドレスを、本間氏は子どものように可愛がっていた、
と製作にかかわった森田さんは語ってくれました。

 バッスルとは鳥かごのことで、腰から後ろに大きく膨らんだ
スカートの形から名づけられました。
この特徴的なドレスが流行したのは近世、19世紀半ばから20世紀初頭のこと。
日本は明治時代でした。
横浜が開港したのは1859年。横浜に訪れた西洋のご婦人方は、
この華やかなドレスを着ていました。

 ちなみに、この時代に西洋の女性が
日本の足袋職人や仕立て屋に洋裁の技術を教えたのだそうです。
これが日本における洋裁の始まりなんだとか。
横浜にとってバッスルドレスは思い出の品なんですね。

 今後は、匠プラザにてドレスを展示する予定です。
ぜひ見学に来て、横浜の職人さんや明治の横浜に思いをはせてみてください。

横浜市:日本洋裁業発祥顕彰碑http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/sighthist/etizu/33.html

 

平成29年9月3日

 

会館【匠の小学校2017】 8/13(日)開催しました2017年08月17日

 13日(日)に、技文最大のイベント「匠の小学校2017」を開催しました!
全館貸切にして、子ども達が横浜の職人さんにプロの技を教えていただくイベントです。

 教えてくれるのは、
大工さん・左官屋さん・タタミ屋さん・塗装屋さん・印刷職人さん・洋裁士さん
和裁士さん・写真師さん・おとうふ屋さん・マッサージ師さん
の10職種の先生方です。
当日はくもり空で気温は高め。
じっとりとした天気でしたが、子ども達は朝から元気いっぱい。
体験を楽しみにしてくれていたようです。

 

 参加した子ども達の声をご紹介します。

  • おてだま人形「はじめて縫えたから楽しかった」(小2)
  • 親子マッサージ教室「子どもと大人でできた」(小3)
  • どろだんご作り「ぴかぴか光るのが楽しかった」(小1)
  • 木のイス作り「本格的だった」(小6)
  • ミニタタミ「本物の職人さんになれた気分になった」(小3)
  • 多色刷りトートバッグ「色をつけるのが楽しかった」(小2)
  • メモ帳カバー「できなかったことを教えてもらった」(小4)
  • ペイント体験「自分だけのものをつくれた」(小6)
  • とうふ作り「おとうふおいしかったです!!!!」(小4)
  • 当日体験「やってみたいと思うものがたくさんあって楽しかった」(小5)

ほかにもたくさんの感想をいただきました。

 残念ながら事前申し込みに当たらなかった子も当日体験をしに来てくれたようで、
大興奮でつくりたての作品を見せてくれました。
写真師さんの体験は帰る前に参加する方が多かったようですが、
ニコニコ笑顔の良い写真が取れたのではないでしょうか。
特別企画のプチ縁日やダンボールハウスも大好評。みんなで仲良く遊んでくれました。

 家でもやりたい!と宿題キットを買っていく子ども達を見ると、
このイベントが挑戦するきっかけになったようでうれしく思います。
お盆の時期だったので心配していたのですが、
体験者680名、約1400名のご家族にご来館いただきました。

 最後になりますが、お手伝いいただいた
ボランティアの皆さん、シルバー人材の皆さん、本当にありがとうございました。

来年も匠の小学校は開催予定です。どうぞお楽しみにお待ちください。
ご協力・ご来館ありがとうございました!

平成29年8月13日開催