技文レポート

会館【講座レポート】 3/3 プロが教える!ペンキ塗り教室 【参加者募集】2018/03/28

春、これからどんどん暖かくなりDIYの季節がやってきます。

3月3日に行われた「プロが教える!ペンキ塗り教室」の様子をご紹介します。

 

まずは座学として、上手に塗るための10か条を解説。

道具や塗料の扱い方、作業に入る前の注意点などをチェックしました。

実習では、刷毛やローラーといった道具を使い、

基本となる板・壁のような広い面・鉄柵の塗り方を学びました。

刷毛の正しい持ち方や、ペンキ溜まりのできない塗り方など、

すぐに役に立つ知識が盛りだくさんです。

次から次へと先生を呼ぶ声がとび、非常に賑やかな一日でした。

「刷毛に塗料がつくから、プロは刷毛を一定の方向に置く。

だから缶のあちこちからペンキが垂れているのはダメ」など、

職人ならではのお言葉もいただきました。

 

次回は、5月に「プロが教える!ペンキ塗り教室」を開講します。

日程を二日に増やし、より詳しく塗装について学び、

皆さんの疑問にお答えできるようになりました。

また一日目の座学の回では、

ご要望の多かった「見積もり書」についてお話していただきます!

ご家庭で作業に取り掛かる前に、プロ中のプロにペンキ塗りを教わって見ませんか?

お申込はこちら【プロが教える!ペンキ塗り教室】

講座チラシ【匠】ペンキ塗り教室(0519)[PDF:799KB]

 

平成30年3月3日開講

くらし会館横浜クラシック家具ダニエル『家具の学校』作品展・開催中!2018/03/23

当館2階の工房で、横浜クラシック家具ダニエル『家具の学校』有志による

交流作品展を開催しております。

イスなどの家具はもちろん、食器やおもちゃ、オーディオ機器まで!

木という素材の温かみや重厚感にうっとりしてしまいます。

展示は25日(日)まで。

どうぞお立ち寄りください。

 

また、9月に開催する「イス作り教室」も受講者を募集しております。

同形のスツールも展示中ですよ。

お申込はこちらから→イス作り教室~スツール編~

受講生の声しごと◆就労支援セミナー受講生の声◆(1月実施セミナーアンケートより)2018/03/20

毎月定期的に就労支援セミナー受講生の
感想を掲載していきます。
就労支援セミナーお申込時のご参考にどうぞ。
受講生皆さまのアンケートからのお声を
今後の運営の参考にさせていただきます。
横浜しごと支援センターHPはこちら
 

就労支援セミナー受講生の声(1月実施セミナーアンケートより)

1/6 「職業興味検査」で掴む自分の強み

・自分の関心、適正を改めて知ることができた。(30代男性)

・客観的な視点で自分を捉えられたこと。(30代女性)

・職探しの方向性を掴むいいきっかけになった。(20代男性)

1/13 成功する!就活

・テキストに直接記入できること。考える工程があること。(30代女性)

・応募書類、面接、心構えに関して具体的で分かり易い講義。(30代女性)

・具体的辞令を交えての講義。(30代男性)

・テキスト丸読みではなく、具体例を交えた話。(40代女性)

1/17 応募書類作成の極意

・初就活だが、執拗書類の注意点など分かり易いセミナーだった。(30代女性)

・具体的で実感のあるアドバイス。気付く点が多くあった。(40代女性)

・採用担当を経験した講師の実際の声を注意点を聞けた。(40代男性)

・履歴書の書き方の丁寧な指導。たとえ話が理解し易かった。(50代男性)

1/20 採用を勝ち取る!面接突破の極意

・質問に回答があった。模擬面接ができた。他者の様子が知れた。(30代女性)

・模擬面接で離し方などのコメントを頂き安心した。(50代女性)

・テキストだけではなく、生の講義とロールプレイを受けたこと。(40代女性)

・面接模擬が有り自分の課題が見えた。(20代男性)

1/11 女性のための就労支援セミナー

・女性専用講座だったので理解し易い。就労準備ガイドブックも見易い。(40代女性)

・自分自身を見つめなおし、そこから仕事を選べばよいと感じた。(30代女性)

・自分の、また他者と共有する時間が合ったのがよかった。具体的内容。(40代女性)

・女性限定なので、より深くわかり易く理解できた。(50代女性)

 

【横浜しごと支援センター主催】
就労支援・労働実務セミナーへのお申込はこちら

会館3/14(水) AED講習を受けました2018/03/16

今月の休館日は、AEDと心肺蘇生法の講習会を行いました。

器具の取り扱いや、心臓マッサージのやり方を詳しく教えていただき、

全員で実習しました。

技術はもちろんですが、

「周囲の人に呼びかける」

「具体的な指示を出す」

など、大事なことを教えていただきました。

中消防署予防課のみなさんありがとうございました。

 

平成30年3月14日実施

会館【お知らせ】横浜市経済局主催 技能者経営力向上講座&美容師職場体験会2018/03/10

技能職者経営力向上講座

業界の常識は非常識!?

「日本人形の経営改革ストーリー」

横浜市では、技能職者の皆さまが抱える「後継者の育成」や

「販路拡大」などの課題に対する、情報提供や先進事例

などをしょうかいするための講座を開催しています。

第2弾となる今回は

企業向けCSコンサルティングや人材育成などを行うほか、

中所企業診断士としても活躍されている上岡実弥子氏を講師とし、

株式会社ふらここ代表取締役 原英洋氏をゲストにお迎えします。

(主催:横浜市経済局)

◆お申込方法、詳細はこちらのホームページをご覧ください *締切 平成30年3月14日(水)

http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/koyo/kinpuku/20180205170232.html

(横浜市経済局雇用労働課)

 

春休み 技能職体験―美容師―

中学生、高校生の皆さまの「憧れの美容師」職場見学&体験会

美容師になりたい!

美容業界に興味がある!

という方はぜひご応募ください。

実際に現場に行ってお仕事を見学したり、体験していただきます。

きっとお仕事に対する新しい発見!とワクワクがあります!

(主催:横浜市経済局 協力:一般社団法人一生美容に恋する会)

◆お申込方法、問合せ等はこちらのホームページをご覧ください *締切は平成30年3月14日(水)【必着】

http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/koyo/kinpuku/20180227175745.html

(横浜市経済局雇用労働課)

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.96”館長より 2018/3/92018/03/10

◆◇館長より『期末と鍼灸』◆◇ 
啓蟄が過ぎ、木蓮の蕾が日に日に膨らんできました。
ぽかぽか陽気の日もあれば、嵐のような日もあり、
今年は特に寒暖差のある日が続き、少し体に堪えますね。
「寒暖差疲労」とならないよう、過ごしたいものです。

3月は気温も上がったり下がったりと忙しいですが、
会館も期末・期初に向けて忙しい月です。
直近では、601料理室のガス台とオーブンを交換しました。
これから8階会議室の机交換や和室の畳替えも控えています!

そんな忙しさや疲れを癒す、わけではありませんが
今月は「鍼灸マッサージ師」さんをご紹介します。
今回、お邪魔したのは弘明寺にある「荒井鍼灸院」です。
鍼灸マッサージ師さんも国家資格を持つ技能職、職人さんです。
「鍼は怖い・・・」と思われる方もいらっしゃいますが、
私自身は好んでいます。施術が終わると体がぽかぽかします。
固まっていたんだな・・・(苦笑)と思います。

お話をお聞きし印象的だったのは
「一生勉強、健康」
知恵と工夫、経験を応用し「今」や「個々」に合せながら
より適切な治療を続けるためのシンプルな言葉には
深い意味と思いがあるように感じました。
当館ブログに掲載しておりますので、御覧いただければ幸いです。
https://gibun.jp/report/2018030700010/

来月は新年度がスタートし、4月7日(土)には「手づくり市」も開催いたします。
様々な手づくり品のアイディアや手仕事に感心するばかりです。
お気に入りの手づくり品を探しに、ぜひお運びくださいませ。
皆さまのご来館をお待ちしております。

次回は春先の生き生きとした清明の頃、またお便りさせていただきます。

平成30年 啓蟄
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀


※ご協力ありがとうございました!
南区大橋町「荒井鍼灸院」荒井様
http://www.hariq.info/arai-shinkyuin/

一般社団法人横浜市鍼灸マッサージ師会
http://www.hamahari.com/

会館【ハマの職人 第3号】 ~この横浜に継承したい技の話~2018/03/08

<鍼灸師> 荒井 務氏

<創業秘話>

昭和54年、弘明寺(南区大橋町)で荒井鍼灸院創業。
鍼灸師のお父様の影響で、鍼でさまざまな不調を治すことに魅力を感じ、
また地元で生きていくという思いもあって現在の鍼灸院を開業されています。

<職人のしごととアイテム>


鍼灸マッサージ師の荒井先生にお話を伺います。
荒井先生は、肌はつやつや、とってもお元気でなんだかほっとする雰囲気です。

鍼治療とは、経路に沿って経穴に鍼をさしていくことで、
自らの治癒能力を高めることです。
先生の施術は、置鍼(ちしん)という手法です。はじめに、足首付近の三ヶ所のうち、
1番2番3番のどこが痛いかを確かめます。そしてお腹を触診し、スタートです。
鍼はチクッとし、悪いところはジーン。そして深いところはズシーンと響きます。
ただ鍼は痛いものではありません。
施術後は、診断前に痛かった部分がなくなります。本当に不思議です。

 
鍼灸で難しいところを伺うと、

  • 即効性を求められる事
  • 症状のつらいところが軽くなると、別の場所が痛くなってきたと訴える人がいること

という答えでした。
これは、自分でも気づいていなかった隠れた症状や痛みを感じたということです。
そのため、まずは全身を診てもらうことをオススメします

「一言で職人とは」という問いに対して、
“自分の目標を持ち、こだわりを持って極めること”という答えが返ってきました。
鍼一本での治療にこだわり、先生は定期的に勉強会に参加され、さまざまな交流をされています。
「鍼の世界は、奥が深い世界なんだ。一生勉強だよ」と、言葉の重さがとても響きます。

また、鍼灸師とは国家資格が必要な仕事であることを知って欲しいとの事。
一般社団法人 横浜市鍼灸マッサージ師会では、
スポーツ鍼灸マッサージトレーナーとしてマラソン大会等にも参加し、啓蒙活動も行われています。

最後に「やりたい事がいっぱいあって、退屈している暇なんてないんだよっ」
おっしゃるイキイキした笑顔が印象的でした。
取材に協力していただいて本当にありがとうございました。
そういえば私の顔のコリがすっきり!感謝です!

取材日:2018年3月2日(稲葉由紀)

横浜市南区大橋町「荒井鍼灸院」荒井さま
http://www.hariq.info/arai-shinkyuin/
一般社団法人 横浜市鍼灸マッサージ師会
http://www.hamahari.com/index.html

会館第53回製図コンクール2018/03/03

現在1階の匠プラザで「第53回製図コンクール」の展示をしています。

こちらは横浜建築高等職業訓練校が主催です。

ぜひ製図に添えられたコンセプトを読んでください。

さまざまな家族に向けての考えやアイデアが込められていて、とても面白いですよ。

3月10日(土)まで展示しています。

農園【技文農園】春遠からじ2018/02/26

2月もあと三日のはずですが、今日も最高気温は10℃に届かず・・・。

本当に春が来るのだろうか?と疑問に思うような気温が続いています。

 

技文農園は、年末に植え替えを行いました。

一つはアジサイの苗。去年の技能まつりでいただいたものです。

花壇の手前にはチューリップ矢車菊。こちらは両方とも芽が出て伸びだしています。

どれも植え付け時期は10月~12月とあり、そのとおりにしてみたものの、連日の寒さと強い風。

そしてまさかの雪に不安になっていました。しっかりした芽と葉に一安心です。

「寒い寒い」と口々に行っていましたが、季節は変化しているようです。

開花の時期を楽しみに待ちたいと思います。

受講生の声しごと◆就労支援セミナー受講生の声◆(12月実施セミナーアンケートより)2018/02/21

毎月定期的に就労支援セミナー受講生の
感想を掲載しています。
就労支援セミナーお申込時のご参考にどうぞ。
受講生皆さまのアンケートからのお声を
今後の運営の参考にさせていただきます。
【横浜しごと支援センターHPはこちら】


就労支援セミナー受講生の声(12月実地アンケートより)

12/2 「職業興味検査」で掴む自分の強み

・興味ある職業がグラフ化され、可視できるようになった。(20代男性)

・興味と希望が異なっていることを知れた。(30代女性)

・VPIは初めて。自分のまた違った特性を知ることができた。(20代男性)

12/9 成功する!就活

・自分のことを噛み砕くきっかけになった。(40代女性)

・自己棚卸、深くて具体的だった。書類に書く内容が分かった。(40代女性)

・具体的で役に立つ内容でとても良かった。(50代男性)

12/16 応募書類作成の極意

・3点書類、それぞれの要点が良く分った。(30代男性)

・基本的なこと、NGなこと、また採用側視点が分かりとても役立った。(30代女性)

・書き方の文例があり良かった。採用側視点を聞け勉強になった。(40代女性)

・具体例多く説明丁寧で分りやすかった。採用側の意見も聞けたこと。(40代男性)

12/22 採用を勝ち取る!面接突破の極意

・適切な質問例のあるテキストをもらえたこと。ポイントを押さえた内容ある講義だった。(40代女性)

・模擬面接が実践的であったこと。(60歳以上男性)

・面談練習。他者から学べた。(40代女性)

・面接ロールプレイができてとても有意義だった。(60歳以上女性)

 

【横浜しごと支援センター主催】
就労支援・労働実務セミナーへのお申し込みはこちら

会館書き初めコーナーにご参加いただきありがとうございました!2018/02/18

書き初めコーナーにご参加いただきまして、ありがとうございました。

今年の目標、

パッと思いついた言葉など、

皆さん思い思いの書を書いてくださいました。

現在は「館長賞」「スタッフ賞」「ユニーク賞」として4作品を展示中です。

お心当たりの方はスタッフまでお声かけください!

 

1階匠プラザは、開講以来の横浜を支えている職人道具を展示した「職人博物館」

横浜発の商品を扱っている「技文市」が通常営業しています。

お気軽にお立ち寄りください。

 

設置期間:平成30年1月4日~1月31日

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.95”館長より 2018/2/102018/02/10

◆◇館長より『書初めと看板』◆◇ 

立春となりましたが、まだまだ寒い日が続いています。
とはいえ、梅の花も開花し始め、春に向かっています。
本格的な春が待ち遠しいですね。

さて、匠プラザでは1月中「書初めコーナー」を設置しておりました。
昨年に続き、選ばせていただきましたのでご紹介します。
◆館長賞「空」
のびのびした大きな文字に気持ちも大きくなるような感じがしました。

◆スタッフ賞「夢をもって」
今年1年「夢をもって」なんてステキだなと思いました。

◆ユニーク賞「おめでとう」
ほっとする感、ゆったり感、素朴感がなんとも言えず。
思わず微笑むめでたさ。絵と書が一体になって面白い。 

ご協力ありがとうございました!上記の賞の文字を書かれた方は、
お申し出いただきたくお待ちしています。

続いて、前号に続き技能職のご紹介です。
今月は「屋外広告美術協同組合」いわゆる「看板屋」さんです。
屋外広告技能職の三村さんと大川さんからお話を伺いました。
→詳しくはこちら https://gibun.jp/category/report/more.html

印象的だったのは
一言で言うとどういう仕事ですか?とお聞きしたところ「何でも屋」とのこと。
「何でも」ってスゴイ!!

職場と現場にお邪魔させていただきましたが、「百聞は一見にしかず」
新しいデジタルの道具(パソコンや大型プリンターなど)もあれば、
画像でご紹介している年代ものの糸のこのような機械もありました。

文字や画のデザインもすれば、看板枠の溶接や電気工事、
取付には高所作業車で操作、シートを貼る作業は内装屋さんのようです。

クリエイティブからガテンまで。だから「何でも」
柔軟な発想で器用に「一人何役も!」という印象でした!

次号もまた違った職種の職人さんをご紹介します。

一雨ごとに春になってまいりますが、寒暖差の日々ですのでご自愛ください。
次回、啓蟄の頃にまたお便りさせていただきます。

平成30年 立春
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

※ご協力ありがとうございました♪
中区富士見町「有限会社三村看板店」三村さん
中区共進町 「大川レタリング」大川さん

会館【ハマの職人 第2号】 ~この横浜に継承したい技の話~ 2018/02/09

  

<屋外広告士> 三村 嘉延氏 、三村 光一氏

<創業歴史>

中区富士見町にある三村看板店は四代目の三村嘉延氏、五代目の三村光一氏で営んでいる。  
戦時中は場所を移した事もあったが、現在まで、富士見町で看板店を続けている。

<ものづくりを支える職人アイテム>

    

今回「看板店」の作業所と運良く、看板の取り付け現場(新規店舗の看板取り付け)を見学することができ、
「クリエイティブでフットワークが良い」「面白い仕事!」という印象を持ちました。  

まず、何故「クリエイティブ」なのか!  
「看板」は様々な種類があり、 
掲示板・店舗の看板・施設や学校の看板、及び表示物(サイン)と種類をあげれば沢山。  
ずっと長く使うものもあるけれど、イベントなどその日だけのものもある。  
素材、形状、大きさもさまざまです。  
文字がプリントされているものもあれば、文字が浮きだしているのもある。  
看板の役割も異なります。店舗を代表するサインもあれば、無機質な表示もある。  
職人は、お客さまが求めるイメージを1点1点形にしていきます。  
同じものを大量につくるのではなく、全てオリジナルのオーダーメイドです。  
光一氏に「印象に残っているお仕事」を伺うと、「今まで扱ったことがない材料を使って  
看板を作った時の事」という答えでした。  
常に違うもの、新しいものに柔軟に向き合い、形にする看板職人の仕事は本当にクリエイティブです。  

そして、「フットワーク」について!  
今回、新店舗の看板の取り付け作業現場を見せていただきましたが、  
あっという間に高い足場にのぼっていき、2階の外壁に看板を取り付けてしまいました。  
迷いがなく、さすが職人です。さらに内装の作業まで短時間でこなしていました。  
「看板店は何でも屋」なのだそうです。取り付け作業では電気配線の知識も必要ですし、  
高い場所の設置もあれば、地面を掘って取り付ける事もある。  
もちろん、細かい手先の作業も出来てしまう。  
何でも臨機応変にそしてスピーディーに仕事をこなしていくのです。  
今回は、三村さまのフットワークの軽さもあり、急きょ近くにある共進町の看板製作店、  
大川レタリングにも伺わせていただきました。  
大川レタリングは困ったときは三村氏にとって「助け合う」存在なのだそうです。  
時には競合する存在でもあるけれど、お互いに良いやり方を教えあったりするそうです。  
大川レタリングではとても大きな看板を製作している最中でした。  
突然の訪問に対しても、快く今まで製作した看板を紹介してくださりました。  
多岐にわたる看板や取り付けのお話など驚きの連続でした。  

最後に、嘉延氏の「どう作るかわからなくても、仕事を請けちゃうんだ!!」という笑顔が  
とても格好良かったです。その言葉の裏には自分はどんなものでも作れるという自信と  
挑戦する心
が見えました。  
取材した私にとって、今まで知らなかった看板職人の世界でしたが、大変面白く  
ぜひ皆さまに「看板」に興味を持って見ていただきたいと思いました。  

取材日:2018年2月7日 (近江玲奈)


横浜市中区富士見町 「三村看板店」 三村さま 
 電話: 045 261 2263
 横浜市南区共進町 「大川レタリング」 大川さま 
 電話: 045-731-2555

しごと1/26(金) 第17回合同就職面接会 開催!2018/01/25

横浜市、および近隣での就職を希望される方へ。

横浜仕事支援センター主催の合同就職面接会を開催します。

平成29年1月26日(金曜日)

10:00~16:00まで。

入退場は自由事前予約は不要です。

新卒・既卒・社会人の方が対象です。

 

■当日開催セミナー ※会場はすべて2階工房。定員は20名です。

成功する就活! 11:00~12:00 就職活動の流れ。新しい職場で成功するポイント。
応募書類作成の極意 13:00~14:00 人事担当者の目に留まる書類とは?
面接突破の極意 14:30~15:30 自分をしっかりアピールする面接対策。

 

■就職相談 2階で受付をしてください。

個別就職相談コーナー

10:00~17:00

(お一人30分) 

横浜しごと支援センターの専属相談員がサポート。

 

いち早い就職を目指して、皆様のご参加をお待ちしております。

 

お問い合わせ:横浜しごと支援センター【HPはこちら

TEL:045-681-6512  FAX:045-641-9775

会館1月23日(火)大雪の翌朝 足元にお気をつけてご来館ください2018/01/23

1月22日(月)は天気予報通りの大雪になりました。


交通にも影響が出て、移動にご苦労された方も
多かったと思います。

本日は氷点下の寒い朝となりましたが、雪は止み
お日様のお陰もあって、少しづついつもの風景に戻ろうとしています。

当館では、開館前に雪かきをして通常営業となっております。

 

本日も皆様のご来館をお待ちしております。
ご来館の際には、足元に注意されお越しください。

 

受講生の声しごと◆就労支援セミナー受講生の声◆(11月実施セミナーアンケートより)2018/01/22

毎月定期的に就労支援セミナー受講生の
感想を掲載していきます。
就労支援セミナーお申込時のご参考にどうぞ。
受講生皆さまのアンケートからのお声を
今後の運営の参考にさせていただきます。

【横浜しごと支援センターHPはこちら】

 

就労支援セミナー受講生の声(11月実施セミナーアンケートより)

11/4 「職業興味検査」で掴む自分の強み

・自分の興味分野がわかった事。(30代女性)

・六つのタイプ表示(数値、グラフ)をされて、新発見ができたこと。(20代男性)

・自分像に近い結果が出たので、悩んでいた職業を再度考えてみる。(30代女性)

 

11/11 成功する! 就活

・自己棚卸の具体的説明を受けたこと。(40代男性)

・自己分析、書類作成、心持の大切さ、等分り易い説明。(50代女性)

・要点を絞ってわかり易く教えてくれた点。(会社が求めている事等)(50代女性)

・プラスに転じる言い回しに、はっとさせられた。(30代女性)

 

11/18 応募書類作成の極意

・資料、説明もとても分り易かった。(50代女性)

・応募書類作成の極意が分った。(20代男性)

・書類ごとの目的を、採用者の視点で説明を受けたこと。(60歳以上男性)

 

11/25 採用を勝ち取る! 面接突破の極意

・面接ロールプレイ。学ぶ点が多かった。(50代女性)

・ロールプレイで質問が具体的、バラエティーに富んでいたこと。(40代女性)

・面接の個別対応、イレギュラー質問への対応。(20代女性)

・具体的なアドバイスを受けたこと。(50代男性)

 

1月のお知らせ

第17回合同就職面接会

1月26日(金) 10:00~16:00

横浜を中心とした幅広い業種の優良企業34社。採用担当者と近い距離で面接ができ、企業との相互理解が進みます。

当日は履歴書職務経歴書自己PR書などをご持参ください。

 

【横浜しごと支援センター主催】
就労支援・労働実務セミナーへのお申し込みはこちら

会館書き初めコーナー設置中2018/01/16

書き初めコーナーにご参加いただきまして、ありがとうございます。

コーナーは1月いっぱい設置します。ちょうど折り返しとなりました。

英語の書、イラスト入りの書、水墨画のような作品まで、

個性豊かな作品が並んでいます。

皆さん自由に、和気あいあいと参加していただいています。

まだ書いていない方、もっと書きたい!と言う方も、どうぞお楽しみください。

筆を持つと、気分もしゃっきりして、案外はまってしまいますよ。

技文便り「館長より」□■□技文便り□■□”Vol.94”館長より 2018/1/102018/01/11

 

◆◇館長より『新年』◆◇ 

新しい年が始まり、松の内も過ぎ、寒の内となりました。
仕事始めは静かな会館でしたが、少しづつ日常に戻ってまいりました。

みなさんはどのような年末年始をお過ごしでしたでしょうか?

私は、忘年会、大掃除前の小掃除(笑)、お正月準備、お墓参り、
年賀状、初詣、新年会・・・など、ギュッと詰まった休暇を過ごしました。
ということで、あっという間に休暇は終わり、仕事始めとなりました。

仕事始めの日は、近くの横浜弁天様にお参りに行き、おみくじを引きました。
「振り返り、研鑽し、守って尽くして、大切にすれば新しい道が開けます」
というような内容です。「励みなさい」ということかな、と解釈しています。
ということで、
本年も多くの方々に技文ファンになっていただけるよう、尽くしてまいります。

さて、今年のメルマガは少し技能職に触れていきたいと考えています。
早速、先月はスクリーン・デジタル印刷技能職の堀内裕司さんから
お話を伺ってきました。
詳しくは、技文レポートを御覧いただけますと幸いです。
→ https://gibun.jp/report/2018011000016/

印象的だったのは
「色づくり」のこだわり
「手しごとの温かみ」
「職場の行き届いた整理整頓、清潔、清掃」でした。

ちなみに、匠プラザで販売している「技文オリジナル手ぬぐい」は
スクリーン・デジタル印刷によるものです。
その「色合い」に作り手のこわだりを感じてもらえると嬉しいです。

次号以降も、技能職の方々をご紹介していきたいと思っております。

最後になりますが、ご案内です。
1階の匠プラザでは1月中「書初めコーナー」を設けています。
ご自由にご利用いただけますので、お気軽にお立ち寄りくださいませ。

本年も皆様のご来館を心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成30年 小寒
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

※ご協力ありがとうございました♪
港南区港南「株式会社光版技研」堀内さま
http://koh-han.co.jp/company.html

会館【ハマの職人 第1号】 ~この横浜に継承したい技の話~2018/01/10

<職人名>スクリーン印刷 堀内 裕司氏


<創業歴史>

1960年に株式会社光版技研を設立。
横浜の地場産業であるスカーフやハンカチの製版業として会社を設立。


<ものづくりを支える職人アイテム>


    

「印刷」と聞いて、思い浮かぶのは新聞やチラシなど紙に印刷されて
いるものですが、シルクスクリーン印刷の特徴は、ガラス、プラスチック、
樹脂、金属、紙など、素材・形状を問わず印刷できる
ことです。
また、堀内さんとお話していて「捺染」という言葉がよく出てきます。
染色法の一つのことですが、職人さんからすると「色を表現する」ことが
印刷であり捺染であるようです。


そしてこれだけは聞きたいこととして、“一言で職人とは”という問いに対して、
“手しごと。忍耐”という答えが返ってきました。

手しごとは手間がかかるが、ひとつひとつがオリジナル。色合わせに自分の
納得いくまでやるこだわりがいいものが出来る瞬間なんだと思いました。


取材最後に工房を見させていただきました。
清潔感があふれ、整然と並べられた道具が美しく印象的でした。
堀内さんならではの、この職業に対する愛情がそうさせるのかな!?
職人さんってずっと同じものを守るのもひとつの形だけど、時代に沿って新しいものを
取り入れながら、攻めの姿勢で守っていくのも職人さんだと感じました。


取材日:2017年12月13日(安田佳奈枝)


港南区港南「株式会社光版技研」堀内さま
http://koh-han.co.jp/company.html

キャリア【参加者募集】Excel講座のご案内2018/01/09

パソコン教室・Excel編をご紹介します。

当館のパソコン溶質は少人数制、質問しやすくしっかりと学べます。

パソコン初心者シリーズ

講座名 内容 次回
 はじめてのExcel

まずは

「Excelってどんな事ができるの?」を知りましょう。

かんたん家計簿をつくりながら、基本操作と機能を学びます。

1/13(土) 3/10(土)

ビジネス活用シリーズ1

講座名 内容

基礎Excel1~3

応用Excel4~6

単体、基礎3回セット、応用3回セット、全6回セットなど、お好きなように受講していただけます。

計算式の入った簡単な表から、データベース機能まで、基礎を再確認し、ブラッシュアップを目指します。

ビジネス活用シリーズ2

講座名 内容

 Excelマクロ/VBA   

 入門講座 全2回 

Excelのさらに応用編。プログラミングを学び、業務効率アップのテクニックを身につけます。
講座名 内容
MOS試験対策講座
(Excel2016)全4回

Microsoft office specoalist資格の取得を目指す試験対策講座です。

MOSとはビジネスシーンや就職・転職時に、自分のパソコンスキルを示すことができる資格です。

【パソコン教室のお申込はこちら】

会館新年のご挨拶2018/01/04

 

あけましておめでとうございます。

当館は本日4日から通常通りの営業をしております。

今年も皆さまが快適にお使いいただける貸室、

多くの講座・イベントを運営してまいります。

どうぞよろしくお願いします。

 

さて、早速ですが、仕事始めとして

和室の座布団を新しいものに変更しました。

新しい座布団はふかふかと弾力があり、以前のものと厚みが違います。

和室をご利用の方、どうぞお使いください。

 

また毎年恒例の「書き初めコーナー」も

1階匠プラザに設置しております。

新年の抱負を書きにいらしてください。

今年は練習用と、清書用の半紙をご用意しました。

何枚か練習用に書いた後、ビシッと清書したものを貼り出してくださいね。

 

平成30年1月4日 実施

会館年末のご挨拶2017/12/28

 

【年末年始営業のご案内】

2017年12月29()~2018年1月3日(水)まで、全館が休館となります。

来年4日から通常通りの営業となります。

 

 

 

今年も残りわずかとなりました。

技能文化会館の一年を振り返ってみると、

大きなことから些細な事まで、変化・発展の年だったように思います。

皆さまはどうでしょうか。

当館が皆さまのさまざまな活動のお役に立てていれば幸いです。

 

 

本年は大変お世話になりました。

来年も相変わらずのご愛顧をお願い申し上げて、

歳末のご挨拶とさせていただきます。

 

平成29年12月28日

くらし【講座レポート】 2017/12/16(土) きもの着付け教室2017/12/25

 「お正月は晴れ着で」
そんな気持ちからでしょうか。
12月のきもの教室はたくさんの方にご参加いただきました。

 和室は皆さんのお着物、帯、お道具類が並びとても華やかでした。
何度か参加されている方は、自信がついてきたようです。
ポイントを確認しながら、スムーズに着付けていきます。
初めて着物を自分で着たという方も、帯結びまで行い
初めてとは思えないお姿でした。

 毎回感じるのですが、着物を着ると何だか嬉しくて気持ちが高揚します。
一方で着物を着ている自分の姿に慣れないので、気恥ずかしい気持ちもします。
いろんな気持ちを含めてきもの教室は楽しいと感じます。
もし、お母さまやおばあさまの着物が箪笥に眠っていたら
折角なので、一人で着れるように学んでみてほしいと思います。

 来年は1月6日(土)にきもの教室を開催いたします。
近くの神社に着物を着て新年のお参りにいく予定なので
今から楽しみです。
また、毎月1回和やかな雰囲気で教室を開催していますので
ご興味のある方はぜひご参加ください。
きもの着付け教室の詳細・お申込はこちら


平成29年12月16日(土)実施

受講生の声しごと◆就労支援セミナー受講生の声◆(10月実施セミナーアンケートより)2017/12/22

毎月定期的に就労支援セミナー受講生の
感想を掲載していきます。
就労支援セミナーお申込時のご参考にどうぞ。
受講生皆さまのアンケートからのお声を
今後の運営の参考にさせていただきます。

横浜しごと支援センターHPはこちら

 

就労支援セミナー受講生の声(10月実施セミナーアンケートより)

10/3 女性のための就労支援セミナー

・青写真の描き方、転職活動の取り組み方、講師の話が参考になった。(40代女性)

・聞くだけでなく、自分の状況を記述する時間があったこと。(40代女性)

・女性限定。悩み共有者の意見を聞けた事で内容に入り易かった。(30代女性)

・人生を振り返ったり、未来を思う貴重な時間となった。(30代女性)

 

10/7 「職業興味検査」で掴む自分の強み

・興味あることを客観的に知る事ができた。(30代女性)

・解説がわかりやすく丁寧だった。(20代男性)

 

10/10 成功する! 就活

・棚卸し作業で価値観、興味の対象を改めて見直す事ができた。(40代女性)

・講義が聞き易かった。自己棚卸が役に立った。(60代以上男性)

・自己棚卸の演習指導があり、書類作成の過程が良くわかった。(60代以上男性)

・自分で考え記入時間があったこと。具体例による説明があったこと。(50代女性)

 

10/21 応募書類作成の極意

・重要な部分を詳しく教えて貰った。(30代男性)

・書類作成時、書かねばならぬ事、書いてはいけない事をわかり易く理解できた。(30代男性)

・各項目のポイントがわかり易く良かった。(50代女性)

・職歴書、履歴書の書き方が良くわかり、大変勉強になった。(20代女性)

 

10/28 採用を勝ち取る! 面接突破の極意

・模擬面接で良いアドバイスを貰ったこと。(50代女性)

・分り易かった。ロールプレイで他者の受答えを見られた。参考になるアドバイスがあった。(30代女性)

・模擬面接を経験できたこと。(50代男性)

 

1月のお知らせ

希望の就職を目指して「女性のための就労支援セミナー」

1/11(木) 10:00~12:00
離職してから時間がたっている方、復職を希望される方。女性限定のセミナーです。
【内容】女性を取り巻く労働市場・求人の傾向と対策・求職活動のポイント…など。

 

【横浜しごと支援センター主催】
就労支援・労働実務セミナーへのお申し込みはこちら

会館【会館からのお知らせ】 お忘れ物はございませんか?2017/12/21

毎月30件ほどのお忘れ物が届いております。

最近はやはり、手袋やお帽子といった防寒具が多いようです。

なかには、長年大事に使っていたことがわかるようなお品もございます。

失せ物をしてお困りの方はいらっしゃいませんか。

当館では、お忘れ物は3ヶ月まで保管しております。

1階受付か、またはお電話にてお問い合わせください。

TEL : 045-681-6551

【講座レポート】 洋裁クラブ2017/12/18

2017年4月から始まりました「洋裁クラブ」

大変好評いただいています。

 

11月の回で先生に「地直し」を教えていただきました。

生地の横糸を探し出して、少しずつひっぱると、

横糸が引きつって線が浮き出てきます。

その線に沿ってハサミを入れれば生地をまっすぐ切る事ができます。

柄物の難しさはズレがおきてしまうこと。

それは多くの場合、裁断がうまくいっていないそうです。

仕上がりがグッとよくなるテクニックです。

 

 

 

 

 

 

今回は受講者の方が作られた作品を紹介します。

 

スカート●

シンプルなラインのスカートです。

先生はまず「原型」と言う体形に合わせた寸法の作成を教えてくださいました。

それから型紙を作るとぴったりな服が作れるそうです。

初回は一日じっくり原型作りに取り組まれ、こだわりの一品ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●キュロットのワイドパンツ●

定番になったワイドパンツ。ゆったりとしたシルエットが魅力的です。

細かく体形をはかり、自分サイズのものができました。

普段着として活躍中で、講座のときにも着てきてくださいました。良くお似合いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●コート●

春・秋に大活躍する薄手のコート。

なんと当館で販売している生地で作ってくださいました。

明るくて張りがあり、「あの生地がこうなるんだ!」と驚きでした。

とても熱心な方で、次の作品に取り掛かられています。

 

 

 

 

 

先生方は一人ひとりの体形をみて、より似合う形になるようにアドバイスしてくださいます。

作品がひとつ出来上がると、「次はあれに挑戦したい!」と1年通っておられる方も。

1階匠プラザにて、ワイワイ開講中。来年はリニューアルして開講予定です。

 

 

平成29年度 毎月第二土曜日開講

会館年末大掃除 12/13(水)2017/12/14

今日の横浜の最低気温は3℃。

ピューピュー吹く風も冷たく、寒気もいよいよ厳しくなってきました。

 

皆さまはもう大掃除を済まされたでしょうか?

当館では、12月の休館日を利用して大掃除を行いました。

8階から地下1階まで、スタッフ総動員です。

備品の破損も細かくチェック。

はたいて掃いて洗濯して磨いて・・・、一年分のホコリと格闘しました。

しゃがんだり背伸びをしたりで筋肉痛にはなりましたが、

掃除のあとはなんだか空気も爽やかでした。

 

来館される皆さまに、気持ちよくお部屋をお使いいただければと思います。

またのご利用お待ちしております。

 

平成29年12月13日実施

技文便り「館長より」会館□■□技文便り□■□”Vol.93”館長より 2017/12/112017/12/11

◆◇館長よりご挨拶『師走』◆◇ 
師走らしい寒さが続くこの頃ですが、
風邪など召されていませんでしょうか?

師走となり忘年会らしき方々をよく見かけます。

先日、古い知り合いが「中華街で忘年会だったので」と
技文に寄ってくださいました。
この会話、そういえば昨年も・・・と思い出しました。
その方にとっては、旧友と中華街でランチ後、技文に寄って
忘年の挨拶をして帰るというのがこの時期のコースのようです。
とても有難いことです。

違う日、私の担当する講座「陶芸クラブ」の今年最終日のこと。
2ヶ月の間に粘土をこねて成型、削って、乾かして、色をつけて・・・
最終日は6階にある陶芸窯から多数の作品を出し、みなさんで鑑賞会です。
想像通りだったり、想像外だったり、みなさんワクワクする日です。
鑑賞し合い、感想を伝え合い、その続きを地下1階の居酒屋さんでするため
忘年会に出かけられました。

また違う日、ある講座の参加者の方から
「●●にいらした山口さんですか?」と声をかけられました。
とても驚き、お話を聞いて納得したのですが、その話を知人にしたら
「○○ちゃん!よく知ってる!!忘年会であった!」とのこと。
忘年の繋がりです。

忘年会=宴会・飲み会と思い込む節がありましたが、
年の終わりに1年を振り返り、以前を懐かしみ、親しみ合う年忘れは
良いものだな、と改めて感じました。

皆さまには今年も当館をご利用いただき、
「技文便り」におつきあいいただき誠にありがとうございました。
時節柄くれぐれもご自愛いただき、
来年も当館で、技文便りでお会いできますこと願っております。

平成29年 大雪
横浜市技能文化会館館長 山口亜紀

会館☆★☆クリスマスツリーを飾りました☆★☆2017/12/07

思わず身を縮めてしまうほど冷たい風が吹いていますが、

天気はよく日差しは暖かです。

 

 

今日はエントランスにクリスマスツリーを飾りました。

今年のツリーは飾り付けを赤と銀でまとめました。

当館のツリーは2メートル越え。

存在感があり、館内がぐっと華やかになりました。

 

 

先ほど知ったのですが、本日12月7日は「クリスマスツリーの日」らしいです。

日本で始めてクリスマスツリーが飾られたのが、明治時代の12月7日だったとか。

一説によると、その場所はなんと横浜!

横浜に滞在していた外国人の船乗りのために、

ツリーが飾られたそうです。

 

技文のツリーは本日7日から25日まで、皆さんをお迎えします。

ぜひ見にいらしてくださいね。

 

 

平成29年12月7日展示開始

会館【イベントレポート】 11/26(日)第20回記念横浜マイスターまつり2017/11/30

横浜マイスター事業は22年、横浜マイスターまつりは記念すべき20回目となりました。

当日はさえざえとした晴天。すっきりとした天気でした。

 

今回の特別企画では、横浜スカーフ親善大使の皆さんをお招きして、

染織のマイスター山村助成氏と対談していただきました。

横浜港が開講したころ、関東では養蚕が盛んに行われていました。

海外向けにハンカチやスカーフをつくったところ、

大人気となったのが「横浜スカーフ」の始まりです。

山村マイスターはクリスチャン・ディオールから

注文を受けたときのことを話してくださいました。

スカーフの色合いや柄は、

世界中の主要都市すべてで喜ばれるようなものでないといけない。

一つの街で受け入れられただけでは足りないのだそうです。

そのためには、常に世界中の新しいものを取り入れ、

一番良いものを形にする努力が必要なのだとか。

 

もう一つの企画「和と洋のステージショー」は、

マイスターの作品を着用したモデルさんとの座談会形式で行われました。

1階の匠プラザに展示してあるバッスルドレス製作にかかわった森田さんと、

帯仕立ての水守マイスターです。

洋装の森田さんは、「流行のデザイン・ラインはあるけれど、

大事に長く着て欲しい。そういうものに流されない服をつくりたい」と、

和装の水守マイスターは「帯の生地でなくても作れないか相談してほしい。

新しいものをつくりたい」とそれぞれ語ってくれました。

なんとなく、洋服=次々と変化するもの、

和服=完成されていて動かないものだと思っていましたが、

職人さんのお心はまったく違っていました。

 

ほかにも体験教室や展示・販売など、

たくさんのお客様が参加され、にぎわいのある一日となりました。

来場された皆さん、ありがとうございました。また来年を楽しみにしております。

 

平成29年11月26日開催